和の雰囲気

2007年4月7日 1話雑感
『桃華月憚』第1話
音楽など、全体的に怪しげながら和の雰囲気が漂う。架空の人物が現実の世界と交錯するといった感じだろうか。正直、カット毎にどれが本当の世界か分かり難くて判断に困る。その辺も含めて今後が気になる。
『瀬戸の花嫁』第1話
久方ぶりの田舎で、人魚に助けられた少年が、人魚の掟から逃れるためにとりあえず嫁をもらうといった話。ドタバタあり、任侠ありで、全体的にコミカル調となっており、アクションよりも台詞中心のコミカルで、結構楽しい。掟を破る動機は、人助けに理由なしというものの、過去の出会いが予見される。恐らく、とりあえずが本気になっていく過程とドタバタが見所でしょう。

例外

2007年4月6日 1話雑感
『かみちゃまかりん』第1話
あまり作品外のことに触れるのもなんだが、夕方の子供向け番組のOPでALI PROJECTを聞くことになろうとは、と思ったらEDは声優で。他にも、オタ向けの作品のCMがあるかと思えば、シャンプーだかトリートメントだかのCMもあって、混沌としている。
中身は、指輪によって力を得た少女と少年がどうのこうのといった感じのシーンから、時間を逆行したようなシーンを挟んで、力を手に入れる前後の日常に移る。要するに、少女に美少年達といった作品。しかしながら、混沌具合といい、今後どうなるのか気になる。

上手い下手

2007年4月6日 1話雑感
『ひとひら』第1話
およそ演劇に向いてなさそうな主人公が、ふとしたことで才能の片鱗を見せるといった話のようだ。それが、本当に才能かどうかはさておき、巻き込まれる形で始めた主人公が自主的になる過程をどう膳立てるかが見所か。次回予告での「見ないで下さい。」は、キャラクターの性格を上手く表せていて良い。こういうちょっとしたことが、作品の完成度を高める。
また、それなりに上手い人が、下手な素人やあがり症から来る小声やどもりをやるというのは、段々と上手くなっていくということも可能なので良い。

未知数

2007年4月6日 1話雑感
『Darker than BLACK -黒の契約者-』第1話
隔離された東京で異能者や諜報員が暗躍する話のようだ。説明台詞が何回かあったが、スムーズに受け入れられた。全体的に、カット毎の切り替えが上手い。普段は明るい色調、見せ場は暗い色調とベタだけど、そういう統一感は良い。コミカルなシーンもあるので、話がいつものようにならなければいけるかなと。

逆に難しい

2007年4月6日 1話雑感
『爆丸 -バトルブローラーズ-』第1話
カードとフィギュアによるバトル。バトルの結果は、純粋な数値の差による。これは、分かり易い。だけど、見せ方として難しい。今回見た限りでは、強いのを持っている奴が勝つだけだった。気合とか持ち出すにしても、組み合わせによる相乗効果がないと見せ場を作るのが難しいと思われる。ただ、爆丸のデザイン全般は格好良いと思う。

好きですな

2007年4月5日 1話雑感
『セイント・ビースト 〜光陰叙事詩天使譚〜』第1話
天使がどうとか、ランクがどうとかの暗喩を含んだ内容。要は、それをイケメンとそれにあった演者がやるということですな。まあ、それなりのメッセージ性があれば良いなと思います。猫が可愛かったので、そういう周辺部分にも力を入れてくれればとも思います。当然ながら、最低限の作画水準が要求される作品だ。

逆手

2007年4月5日 1話雑感
『ながされて藍蘭島』第1話
簡潔に言うと「ドキ!女だらけの島。ポロリはないよ」という感じ。
今後も、テレ東規制を考慮すれば、直接的なエロはないと考えるべきで、その上で限界ギリギリや間接的なエロへのアプローチがなされていた。風呂の中で必要な時以外はタオルなしで、湯煙とかカメラワークで隠したりしていたことは、この手の作品において大いなる進歩と考えるべきだろう。正味、エロを排除できるような設定でもないのだから、エロについて規制の範囲内でいかに挑戦的な演出がなされるかに注目したい。

コンセプト

2007年4月5日 1話雑感
『一騎当千 Dragon Destiny 』第1話
バトル描写よりはバトルでのエロさに力が入ってたか。要は、エロに力を入れるのだろう。エロさと最低限の作画水準を保てれば、ありなんでしょう。あ、三国志らしさみたいな部分に力を入れるってのもありますな。まあ、それは不要か。やっぱり、エロ。これで決まり。

向かう先は

2007年4月4日 1話雑感
『ヒロイック・エイジ』第1話
文明人と野蛮人。野蛮人が救世主の模様。謎の虫型の敵。癖のある方の平井絵なので、デザイン的には見飽きた感はある。ヒーロー話と文化交流になるだろうから、そこからどこへ向かうのか、気になる。必要以上に説明がないので好感が持てる。
『アイドルマスター XENOGLOSSIA』第1話
OPから、特に説明はない。しかし、画面を見ていればどういう内容なのか分かるようになっていた。本編も概ねそんな感じ。アイドルをどういう意味で使っているのかが見所か。台詞での説明が少なく、絵で見て分かる。そのように、絵の力や演出を信じていると思えるので、好感が持てるし、今後に期待が持てる。何かミサトですかキャラがいたけど、野暮ですな。

最初から

2007年4月4日 1話雑感
『魔法少女リリカルなのはStrikerS』第1話
予告の時からなのだが、1期とはまるで違う。2期よりも、さらに前面にバトルアクションが押し出されているように感じた。バトルヒロインによるアクションものとしての人気が確立されたということか。新キャラコンビが主役に近く、見守る立場としてなのは達が置かれているようだ。話自体も前のシリーズの続きというわけでもないので、忘れていても大丈夫みたいだ。
バトルもヒロインもアクションも一定以上の作画水準が求められることは言うまでもない。やる気ということなのだろう。今後が楽しみだ。
『京四郎と永遠の空』
介錯アニメのセルフパロディーともいえる布陣を中心に、もはや古典ともいえる表現や姫と王子とか、運命だ何だと言っても、所詮はつがいと、そこから排除されたものとが目立った。どいつもこいつもくっ付いて、それが倒錯的で排他的で祝福しようという気も起こらない。はっきりいって、鬱陶しかった。僕の立ち位置と近いキャラクターも居たものの、惨めで見てられなかった。恋愛と願望充足、そのどちらもが排他的であり、混ざった効果は絶大だった。馬鹿らしくて笑えたのが、せめてもの救いか。
『ヤマトナデシコ七変化』
最後までレディーにはならず、ホラーをこよなく愛する少女であり続けたが、何となく本質的な意味でのレディーだったのだと思わせるだけの力技はあった。正直、見せ場以外の絵が、段々とマルチョンコンテのようなものばかりになっていった。それでも、演者の力量とテンポの良さで、何とか見られるものになっていた。
改めて、演者の力と演出の力を感じさせられる作品だった。
『金色のコルダ 〜Primo Passo〜』
主人公の少女と音楽少年達の恋というか微妙な距離の青春を、音楽に縁のない少女が魔法のバイオリンを手に入れてからの生活を通して作った。表面だけを見れば、そういう作品であり、事実そういう場面も多々あった。しかしながら、話の核が最初の大技である魔法のバイオリンと、それを通しての音楽との関りへと移っていった。魔法のバイオリンだけの力ではなく、自分自身の意思と力によって音楽と関っていこうと決めること、そして、誰ともくっ付くことない上で、集大成であるコンクールでの「私は音楽に恋している。」という台詞。主人公の演奏シーンだけ審査員の台詞は無く、評価を視聴者に委ねるといった演出。本当の意味で、皆に音楽に迎え入れられるラスト。それらは、全体を通して一定上の作画を保っていたからこそ良く見えたことは間違いないだろう。そうして、願望充足のためのこじ付けをこじ付け以上のものに仕上げたことは凄い。そういう意味で、有象無象の願望充足を話に仕上げるお手本のような作品だった。番組最後に毎回あるワンポイントクラシックが、意外と勉強になったのも良かった。
『ひまわりっ!!』
謎の組織とか、異能の敵とか、明らかになる秘密といったシリアスな要素が出てきても、必要以上に暗くならずに、相変わらずの明るい雰囲気を保ったままで、それが最後まで一貫していた。あくまで、くの一コメディーの範疇から広げすぎず、手堅く纏めた。
特に目立って面白い部分があるわけでもなかったが、2期であるものの、実質1クールのテレビアニメらしい作品であった。

胸焼け

2007年4月2日 1話雑感
『ハヤテのごとく!』第1話
上手くいくからいいものの、大人が見ても、洒落になっていない話が展開される。若本御大のナレーションもだけど、作品ということへの台詞での言及や、パロディーもあるみたいで、ドタバタ作品として、今後に期待が持てそうだ。

凝縮

2007年4月2日 1話雑感
『アニメロビー』の2本

『おねがいマイメロディ すっきり♪』第1話
短編になったけど、その雰囲気は薄まっておらず、むしろ濃くなっている。悪夢魔法が解けたら、すっきり♪、が今回のテーマのようで、すっきり♪に早速笑いました。

『ロビーとケロビー』第1話
こちらも、『すっきり♪』の所が作っているようで、独特の雰囲気を放っている。例えるなら、ドロリ濃厚。ツッコミ所が満載で、勢いに乗ってきたら凄そうだ。
『天元突破グレンラガン』第1話
のっけから、穴蔵をドリルで掘るっていう、見たままの暗喩が出てきたかと思うと、地上に出るという、閉塞感の突破まで出してきた。それは、謎のメカと美少女が引き金となるけど、それでいて、自主性を失わない兄貴分の存在が、明るい雰囲気を作り出している。
さらに、全編のアクションも押さえ気味だけど、見所は失っておらず、このまま火が付いてきたら、凄いだろうと思わせる。
また、OPを見る限り、今のままでも好きだけど、主人公の風変わりなデザインのメカが、変形して格好よくなるみたいで、隙はないみたいだ。
僕は、こういうノリの作品をテレビアニメでするのを待っていた。
『ゴーストハント』
ど素人の主人公が、心霊現象に対する知識を深めて、実践していく過程と並行して、いつもの面々が構築されていった。見ているこちらも、心霊現象の復習とその想定が出来るようになった。そこからのズレを作ることによって、話が構築されており、納得しながら見られる話になっていた。こういう、たぶんそうなるなが、そうきたかと思わせる話は、好きだ。そこに、心霊現象特有のおどろおどろしさが加わって、決めのシーンは、かなり怖かった。ある意味でツッコミ所なのだけど、そういう作りでありながら、いつもの面々との馴染み深さまで構築できたのは凄い。

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