補充

2007年4月14日 1話雑感
『おおきく振りかぶって』第1話
チームのエースを中心とした典型的なスポーツアニメ。必殺技のないタイプの作品で、理論の真偽はさておき論理的ではある。癖のある連中がチームとして纏まっていくことと、エースの成長が見所か。まあ、本当のスポーツ周辺がどうかはさておいて、フィクションでやるスポーツは、これ位理想的な方が好きだ。不足していたジャンルの補充として期待したい。

好感度は低い

2007年4月13日 1話雑感
『風の聖痕』第1話
一族がどうとか、精霊がどうとかで悪魔退治と濡れ衣を中心とした話。ヒロインが、車中での何気ない会話で見せたやり取りにより、好感は持てそうにない。よって、残るは旧来の家制度に対する現代の個人主義がどう出るか次第か。

危ない二人

2007年4月12日 1話雑感
『ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜』第1話
巷を騒がす女盗賊と殺人者に仕立てられた姫との道中劇。その導入編。世界観やキャラクターの特徴が適度に説明的に順立てられており、第1話の引きとしても良かった。
何より、正反対の二人が巻き起こす道中劇が好きなので、期待したい。旅に、チョーさんの演じる知能戦車とくれば、たんけんぼくのまち的な要素にも期待できるのか。まあ、アドリブが面白そうではある。

何とか大戦

2007年4月12日 1話雑感
『機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ』第1話
独特のデザインのキャラクターとそれぞれのメカ毎に異なったデザイン。少女との出会いと国同士の覇権を巡る公式バトル、それに選ばれた主人公の少年。言ってみれば、スーパー何とか大戦で、第何回かの何とかファイト。それぞれのデザイナーがデザインした特徴的なロボットが実に興奮する。
ただ、そういった状況や世界観を補うだけの話の展開はされていないので、次回以降に期待したい。

そこじゃない

2007年4月11日 1話雑感
『鋼鉄三国志』第1話
武将が一騎当千の力を持つ三国志の話。アクションが優れているとも思えなかった。正直言って、僕が歴史ものや戦記ものので見たいのは、魅力的な人物もそうだが、大軍同士の戦闘や戦略なので、期待できそうにない。

移植

2007年4月11日 1話雑感
『シャイニング・ティアーズ×ウィンド』第1話
キャラクターが、疑いなくファンタジー世界を許容している様は、ファンタジー世界に転移する前に出会ったもう一人の自分と思しき存在との因縁によるものだろうと解釈できるが、違和感を感じるのは確かだ。
視聴者としての僕は、比較的容易にファンタジー世界を許容できるが、容易にファンタジー世界を許容できるキャラクターは許容しづらい。
次回予告を見る限り、物語として論理を積み上げていくことはないと推測した。真の動機は後付できるかもしれないが、当面の動機は後付できないだろう。ゲームの物語構成をそのままアニメに移植したと見た。今後どうなるか見届けたい。

寸止めと放置

2007年4月11日 1話雑感
『Over Drive』第1話
OPは良い。冒頭のツールドフランスのカットは背景も良く雰囲気が出ているが、ナレーションと実況らしき人物が安っぽく重厚さを感じない。
お次は、恐喝を堂々と見せられる。やっと終わったと思ったら、腐れ女。しかも、惚れてると来た。で、肝心の自転車は次回にお預け。
第1話の掴みとしては最悪だが、所々良い部分もあるし、原作ものなので、温まってくることに期待したい。
『DEATH NOTE』第23話
今回は、火口の表情や挙動といった細かな部分の作画、火口側とL側のカットの切り替えが上手かった。また、改めて演者の力の重要性を感じた。話自体の出来はそんなに良く出来ているとは思えないが、雰囲気をガチに作れば見られるということは喜ばしい。

アクション

2007年4月10日 1話雑感
『らき☆すた』第1話
OPは脈絡のないアクションだが、見応えはある。
本編は、短編の集合で、チョココロネの話は気になったが、特に笑える部分はない。平野綾がオタキャラをやっているだけ。今の所は、少年のコミュニティーを少女キャラクターにやらせているだけに見えて、正直いって苦笑。
モブが省作画系の記号になっていることや、どうでも良いカットの髪の毛や服がヒラヒラしないことを考えるなら、OPはアニメの顔でもあり、CDも売らなきゃいけないわけだから、OPに力を注いでいることは上手いだろう。ただ、中身が早く温まってこないと、折角のOPや作画を生かせるかどうか。モブで溜めた分の早期放出に期待したい。

新パターン

2007年4月10日 1話雑感
『sola』第1話
七尾絵にウィスパー系声質の能登が元気に演じるヒロインというのは、テレビアニメでは新しい。
カメラは書き込みを感じさせた。肝心の空は今一つ。
トマトしるこに光で追い込まれるということは、吸血鬼か。
今後予想される展開は人外キャラの設定説明と恋愛だろうか。
『幕末機関説 いろはにほへと』
各々の宿命が、幕末を舞台とした以上必然となる宿命として、終焉を迎える結末。ただ、そこへ向かう心理が、神秘の力で簡単に出来上がってしまったと見えて安い印象。男は船で女は港ってことでしょうかね。まあ、達人同士は簡単につばぜり合いしなかったり、そのためにすり足で間合いを取る、つばぜり合いで刃こぼれするといった具合に、アニメらしいアクションとは異なる方向でのガチさが伝わってきたので良し。また、この方向は、最近のアニメの殺陣に不足していたので、その点でも良し。芝居小屋での口上や芝居も良かった。

焼き直しか

2007年4月9日 1話雑感
『ぼくらの』第1話
14人の中学生と1人の小学生の夏合宿。物語にありがちな中学生らしさとは違う、本来の中学生グループのらしさは、情報社会の現代の視聴者の視点を意識したものだろう。彼らが、ロボットに乗り地球を守る役目を与えられた。
ちょっと屈折した地球防衛組の話って所だろうが、現実味のためにフィクションの持つ甘さが失くなるかどうか。僕は、良くも悪くも甘さがあった方が好きです。
キャラクターの顔がそれぞれ別系統のデザインであることが分かって、テンポも良いOPが気に入った。キャラクターそれぞれをどこまで個として見せられるか。今後に期待が高まる。

契約

2007年4月9日 1話雑感
『神曲奏界ポリフォニカ』第1話
神曲を奏でることにより、力を発動する外見が少女の精霊と契約者の青年が事件を解決していくといった話。待ち時間に行う観光を通して、世界観やキャラクターの関係性や性格を紹介していく展開は、上手い。
少女型の精霊のように、暗喩と呼ぶには直接的過ぎる人外設定。まあ、設定こそ屈折しているものの、主人公は好感が持てそうで、今後展開されるであろう絆の話とかもすんなり受け入れられそうだ。
『キスダム -ENGAGE planet-』第1話
繁栄を続ける近未来。未知なる死者の書を巡る生物の大量発生と破壊が、終末を予感させる。初回にして、命の終焉を迎えてしまった主人公に使用される死者の書。死者の書とは何か。世界は、といったものが今後の見所か。ほとんど説明がないまま話が進むが、戦闘機は快感、虫の大群は不快感、人と人との関係といった、誰もがそれなりに説明なしに理解できる要素を中心に話が展開されているのは、上手い。
『地獄少女・二籠』
人の業深さ、人の世の罪深さ。そういった、人の持つ一面が地獄通信を通して晴らされるうらみの数々によって描かれた。
前回のシリーズは地獄少女の個人的な業の話だったが、今回のシリーズでは1人の少年を中心とした街全体を人の世に見立ててそこでの業の話。自分の手を汚さない地獄通信から、段々と自分の手を汚す手段へと変化していく過程は、強い不快感と納得できるものだった。今一度人柱になることで、地獄少女自身も業から解放されたと見せた後に、やはり人は度し難いのかと思わせるカットをあっさりとした流れの中で持ってきた。
今更、人の度し難さの話をとは思うが、安易な救いや、周知の事実の暴き立てではなく、事実を事実として描いた作風は好感が持てる。仕置き話を、うらみの持つ連鎖性に焦点を当てて連続性を持った話に仕上げたことが良かった。
『スーパーロボット大戦OG 〜ディバイン・ウォーズ〜』
スーパーロボットが、ディバイン・ウォーズするための大層な舞台を設定したものの、終盤にかけて「実は〜でした」と「実は実は〜でしたと思ったら、〜でした」が頻出した。もっとこう、世界を守らなければならない使命感というか義務感とは違った、見ていて共感できる意志が順立ててあれば、「実は」の連続もフィクション過ぎると感じることもなかったかなと。主人公についても、不快感こそないが好感が持てたわけでもない。その点も、御都合主義が気になった原因か。
『地球へ…』第1話
地球を捨てた人類、移住先での管理された文明社会、選ばれた少年少女達。文明的ながら神秘的な雰囲気を感じさせる。全体的に作画も良く、演者も異物なし。記憶とくれば、前世でしょうか。それだと、ちょっと電波な内容ですな。まあ、分からないことだらけなので、追々分かることでしょう。それに、いつも以上に変な方向と混ぜたらやばそうなので、そうならないことを願う。

冒険

2007年4月7日 1話雑感
『BLUE DRAGON』第1話
冒険ものにおいて、最初の出会いと旅立ちは欠かせない。その最初の出会いが今回。背景とか色使いが世界観を構築していて良い。悪役や年長者が上手くてそれらしいのも良い。後は、RPGほど頻発しないが必ず必要な戦闘と、それらを含めた冒険の雰囲気がどうなるのか。おっと、その前に旅立ちがありましたな。そこでどれだけ引き込めるか。

どっしり

2007年4月7日 1話雑感
『風の少女エミリー』第1話
1、2クールの作品と長期作品が大半となってしまった昨今に、かなり腰を据えた作り。テーブルの下から足と声だけでそれが誰かということと性格も見せるシーンが良かった。演者もガチだからこそできる芸当。ただ、名家の方々の服装ぐらいはちゃんとして欲しいものだ。時代考証以外の細かい美術まで凝れるかどうか。それ以外は安心して見れそうだ。

清々しい

2007年4月7日 1話雑感
『この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜』第1話
和気藹々とした日常、予め決まっている別れ。新たに加わるも、別れが辛くなるのであえて距離を置こうとする少女。主人公の少年は忘れられない思い出にしてやると言い放つ。これくらい直接的な言動をする主人公は好感が持てる、それが、極めてルート系ゲーム的な舞台と話であったとしても。

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