『ガラスの艦隊』
SF要素が物理的に正しかろうと、それは瑣末なことに過ぎない。気取って気持ちの良さそうな台詞を吐くだけ、全てはそれに尽きる。フィクションにおいて、奇跡は往々にして起こる。ただし、それは奇跡に足る精神的か物理的な要素があればこそだ。それがなければ、奇跡ではなく奇跡的なものを話の都合で走らせただけだ。この作品においては、なんとなく格好良さそうという要素だけで全てを走らせた。だが、どこか潔さや我武者羅さからは遠くSF要素が弁解にも見えた。もっと突き抜ければとは思った。その点が残念だ。
SF要素が物理的に正しかろうと、それは瑣末なことに過ぎない。気取って気持ちの良さそうな台詞を吐くだけ、全てはそれに尽きる。フィクションにおいて、奇跡は往々にして起こる。ただし、それは奇跡に足る精神的か物理的な要素があればこそだ。それがなければ、奇跡ではなく奇跡的なものを話の都合で走らせただけだ。この作品においては、なんとなく格好良さそうという要素だけで全てを走らせた。だが、どこか潔さや我武者羅さからは遠くSF要素が弁解にも見えた。もっと突き抜ければとは思った。その点が残念だ。
こんな別れは悲しすぎる
2006年9月20日 シリーズ全体の感想『ハチミツとクローバー2』
誰もが何らかの形で一度は味わう別れ。それも青春と呼ぶに相応しいものとの別れ、先延ばしになった思春期との別れの感傷とも言えるものが凝縮された、箱庭のような作品であった。
この作品をテレビシリーズで追って来た者としては、仕方ないこととはいえ高度なレベルの代役であっても、それが最終回に来てしまったことは悲しい。もう、このシリーズを追って来たという形での最終回という場面は2度とない。この作品のような箱庭ではないが、そうやって過ごして来た僕の青春の1ページとしてはやっぱり悲しいし完結ではない。
極めて高度な要求だが、代役でない状態で最終回を再び演じられるのなら、そのバージョンも収録したソフト化をして欲しい。もし、願いが叶いそれを見られた時が、きっと僕の中でこの作品が真に完結する時だろう。
誰もが何らかの形で一度は味わう別れ。それも青春と呼ぶに相応しいものとの別れ、先延ばしになった思春期との別れの感傷とも言えるものが凝縮された、箱庭のような作品であった。
この作品をテレビシリーズで追って来た者としては、仕方ないこととはいえ高度なレベルの代役であっても、それが最終回に来てしまったことは悲しい。もう、このシリーズを追って来たという形での最終回という場面は2度とない。この作品のような箱庭ではないが、そうやって過ごして来た僕の青春の1ページとしてはやっぱり悲しいし完結ではない。
極めて高度な要求だが、代役でない状態で最終回を再び演じられるのなら、そのバージョンも収録したソフト化をして欲しい。もし、願いが叶いそれを見られた時が、きっと僕の中でこの作品が真に完結する時だろう。
『つよきす Cool×Sweet』
終わらせるために、デウス・エクス・マキナを惜しげもなく使用。何らのテーマを示すことのない落ちは何も生み出さない。それを使うということは珍しいことだが、それに喜んでいることは決して肯定的に褒めるといったことではない。笑わせているのではなく笑われているとでもいった所か。
酷い言い方だが、「萌えないゴミ」。
終わらせるために、デウス・エクス・マキナを惜しげもなく使用。何らのテーマを示すことのない落ちは何も生み出さない。それを使うということは珍しいことだが、それに喜んでいることは決して肯定的に褒めるといったことではない。笑わせているのではなく笑われているとでもいった所か。
酷い言い方だが、「萌えないゴミ」。
女性向けの原作もので描かれているような話は、受け手によって様々にリサイズされて「共感」に繋がっているのだろう。しかし、それは女性視点の願望充足的な話だ。
男性向けの願望充足的な話との差はそれほどない。あえて挙げるなら、前者はくっ付いてからが重要であって、後者はくっ付くまでが重要だという位だ。特に後者は現実の関係との展開時間の差が大きいことから、リアリズムが欠如していると扱われがちだ。
現代を舞台としているから、現実の我々の世界に少しだけ制約を与えて舞台を作ることになるわけだが、その制約がSFやファンタジー的であり、後者の方が非現実的要素の比率は多いだろうし、そのことが「リアリズム」から遠ざかっているかもしれない。しかし、「現実」の要素をより多く持っているから「リアリズム」なのではなく、「現実的」に感じさせる遣り取りが「リアリズム」に繋がるのではないか。その点では前者も後者も大差はない。なぜなら、どちらも展開に一喜一憂してやきもきさせられるのだから。
男性向けの願望充足的な話との差はそれほどない。あえて挙げるなら、前者はくっ付いてからが重要であって、後者はくっ付くまでが重要だという位だ。特に後者は現実の関係との展開時間の差が大きいことから、リアリズムが欠如していると扱われがちだ。
現代を舞台としているから、現実の我々の世界に少しだけ制約を与えて舞台を作ることになるわけだが、その制約がSFやファンタジー的であり、後者の方が非現実的要素の比率は多いだろうし、そのことが「リアリズム」から遠ざかっているかもしれない。しかし、「現実」の要素をより多く持っているから「リアリズム」なのではなく、「現実的」に感じさせる遣り取りが「リアリズム」に繋がるのではないか。その点では前者も後者も大差はない。なぜなら、どちらも展開に一喜一憂してやきもきさせられるのだから。
『プリキュア』や『ふたご姫』は「夢や希望や努力」というテーマがメインの話だけど、これがもう少し上の年齢向けになると途端に「夢や希望や努力」はちょっと叶わないかもと一歩引いて「愛や絆」に落ち着く。確かにその方がリアリズムに繋がるだろうが、こと子供向けに関しては「夢や希望や努力」は叶うもの、というよりは叶えるものとして描かれるべきだ。その一線は未だに守られており、それこそが作り手の矜持と呼べるものなのだろう。
『エヴァ』10周年企画の一環としての映画化、それも最近ではパチ屋での種蒔きも行われたいたわけで、その刈り取りと見るべきか。また、映画の公開時期と制作期間から逆算しても企画自体はかなり前から進行していたと見るのが妥当か。
○月Pはインタビューで今のアニメやオタク界隈に疑問を呈するようなことを答えていたが、監督や話の上ではあの夏に自己啓発を焚き付けてその癖首を絞めるしかないと自己総括して置いてけ堀にして置きながら、このようなことを言うとは度し難い。
今度は足切りでないラストへと導いて欲しいものだ。
○月Pはインタビューで今のアニメやオタク界隈に疑問を呈するようなことを答えていたが、監督や話の上ではあの夏に自己啓発を焚き付けてその癖首を絞めるしかないと自己総括して置いてけ堀にして置きながら、このようなことを言うとは度し難い。
今度は足切りでないラストへと導いて欲しいものだ。
『吉宗』
作品内定番ネタを定着させるだけのドタバタものではあった。それ以上の中身はない。それなりに楽しめる作品。単なる予算消化以上のものはあったと思う。
作品内定番ネタを定着させるだけのドタバタものではあった。それ以上の中身はない。それなりに楽しめる作品。単なる予算消化以上のものはあったと思う。
2006年10月の新番組[2]
2006年9月14日 関西の新番組『ぷるるんっ!しずくちゃん』テレビ大阪 : 10/08(日) 10:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/shizuku/
『夜明け前より瑠璃色な Crescent Love 』KBS京都 : 10/08(日) 25:15〜
サンテレビ : 10/11(水) 26:05〜
http://www.bs-i.co.jp/anime/yoakena/
『RED GARDEN』サンテレビ : 10/08(日) 25:30〜
http://redgarden.jp/
『乙女はお姉さまに恋してる』サンテレビ : 10/09(月) 24:00〜
KBS京都 : 10/11(水) 25:30〜
http://www.starchild.co.jp/special/otome/
『金色のコルダ 〜Primo Passo〜』テレビ大阪 : 10/10(火) 25:30〜
http://www.corda-primopasso.com/
『ヤマトナデシコ七変化』テレビ大阪 : 10/10(火) 26:05〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamanade/
『すもももももも 〜地上最強のヨメ〜』ABC朝日放送 : 10/10(火) 27:06〜
http://www.tv-sumomo.com/
『スーパーロボット大戦OG 〜ディバイン・ウォーズ〜』テレビ大阪 : 10/11(水) 26:05〜
http://www.suparobo-anime.jp/
『蒼天の拳』ABC朝日放送 : 10/11(水) 26:51〜
http://www.comicbunch.com/sp/souten-tv/
『くじびき アンバランス』KBS京都 : 10/12(木) 25:30〜
サンテレビ : 10/12(木) 26:05〜
http://www.kujian.info/
『結界師』よみうりテレビ : 10/16(月) 19:00〜
http://www.kekkaishi.jp/
『DEATH NOTE』よみうりテレビ : 10/16(月) 26:29〜
http://jump.shueisha.co.jp/deathnote/
『働きマン』関西テレビ : 10/17(火) 26:00〜
http://www.hataraki-anime.com/
『BLACK BLOOD BROTHERS』MBS : 10/21(土) 26:55〜
http://character.biglobe.ne.jp/BBB/
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/shizuku/
『夜明け前より瑠璃色な Crescent Love 』KBS京都 : 10/08(日) 25:15〜
サンテレビ : 10/11(水) 26:05〜
http://www.bs-i.co.jp/anime/yoakena/
『RED GARDEN』サンテレビ : 10/08(日) 25:30〜
http://redgarden.jp/
『乙女はお姉さまに恋してる』サンテレビ : 10/09(月) 24:00〜
KBS京都 : 10/11(水) 25:30〜
http://www.starchild.co.jp/special/otome/
『金色のコルダ 〜Primo Passo〜』テレビ大阪 : 10/10(火) 25:30〜
http://www.corda-primopasso.com/
『ヤマトナデシコ七変化』テレビ大阪 : 10/10(火) 26:05〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamanade/
『すもももももも 〜地上最強のヨメ〜』ABC朝日放送 : 10/10(火) 27:06〜
http://www.tv-sumomo.com/
『スーパーロボット大戦OG 〜ディバイン・ウォーズ〜』テレビ大阪 : 10/11(水) 26:05〜
http://www.suparobo-anime.jp/
『蒼天の拳』ABC朝日放送 : 10/11(水) 26:51〜
http://www.comicbunch.com/sp/souten-tv/
『くじびき アンバランス』KBS京都 : 10/12(木) 25:30〜
サンテレビ : 10/12(木) 26:05〜
http://www.kujian.info/
『結界師』よみうりテレビ : 10/16(月) 19:00〜
http://www.kekkaishi.jp/
『DEATH NOTE』よみうりテレビ : 10/16(月) 26:29〜
http://jump.shueisha.co.jp/deathnote/
『働きマン』関西テレビ : 10/17(火) 26:00〜
http://www.hataraki-anime.com/
『BLACK BLOOD BROTHERS』MBS : 10/21(土) 26:55〜
http://character.biglobe.ne.jp/BBB/
2006年10月の新番組[1]
2006年9月13日 関西の新番組『ポケットモンスター ダイヤモンド & パール』テレビ大阪: 09/28(木) 19:00〜
新シリーズ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_dp/
『らぶドル 〜Lovely Idol〜』サンテレビ : 10/02(月) 26:10〜
http://www.avexmovie.jp/lineup/lovedol/
『ウサハナ』テレビ大阪 : 10/03(火) 07:30〜
『キティズパラダイスPLUS』 内
http://www.sanrio.co.jp/tv/
『けろけろけろっぴ』テレビ大阪 : 10/03(火) 07:30〜
『キティズパラダイスPLUS』 内
http://www.sanrio.co.jp/tv/
『D.Gray-man』テレビ大阪 : 10/03(火) 18:00〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/dgrayman/
『BLACK LAGOON The Second Barrage』KBS京都 : 10/03(火) 25:30〜
http://www.blacklagoon.jp/
『Pumpkin Scissors』KBS京都 : 10/03(火) 26:00〜
サンテレビ : 10/03(火) 26:10〜
http://rikujyo3ka.com/
『少年陰陽師』関西テレビ : 10/03(火) 26:00〜
http://seimeinomago.net/
『ネギま!?』テレビ大阪 : 10/04(水) 17:30〜
http://www.negima.ne.jp/
『武装錬金』テレビ大阪 : 10/04(水) 25:30〜
http://www.busourenkin.com/
『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2』WOWOWノンスクランブル : 10/05(木) 18:00〜
http://www.vap.co.jp/sasami-club/
『護くんに女神の祝福を!』WOWOWノンスクランブル : 10/05(木) 24:00〜
http://www.megadere.com/
『コードギアス 反逆のルルーシュ』MBS : 10/05(木) 25:25〜
たぶん……
http://www.geass.jp/
『銀色のオリンシス』ABC : 10/05(木) 26:46〜
http://www.toei-anim.co.jp/tv/olynssis/
『幕末機関説 いろはにほへと』GyaO : 10/06(金) 12:00〜
http://www.irohanihoheto.jp/
『009-1』KBS京都 : 10/06(金) 25:45〜
http://www.tbs.co.jp/anime/009-1/
『マージナルプリンス 〜月桂樹の王子達〜』サンテレビ : 10/06(金) 26:10〜
http://www.mpri-a.jp/
『Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow』KBS京都 : 10/06(金) 26:15〜
http://www.gift-er.com/
『ときめきメモリアル 〜Only Love〜』テレビ大阪 : 10/06(金) 26:30〜
http://www.tokimemo-anime.konami.jp/
『ギャラクシーエンジェる〜ん』テレビ大阪 : 10/06(金) 27:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/runeangel/
『流星のロックマン』テレビ大阪 : 10/07(土) 08:30〜
『おはコロシアム』 内
http://www.capcom.co.jp/ryusei/
『サルゲッチュ 〜オンエアー〜 2nd』テレビ大阪 : 10/07(土) 08:30〜
『おはコロシアム』 内
http://www.xebec-inc.co.jp/anime/piposaru/
『家庭教師ヒットマンREBORN!』テレビ大阪 : 10/07(土) 10:30〜
http://www.j-reborn.com/
『天保異聞 妖奇士』MBS : 10/07(土) 18:00〜
http://www.ayakashiayashi.com/
『史上最強の弟子 ケンイチ』テレビ大阪 : 10/07(土) 25:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kenichi/
『地獄少女 二籠』MBS : 10/07(土) 25:55〜
http://www.jigokushoujo.com/
『ゴーストハント』テレビ大阪 : 10/07(土) 26:05〜
http://www.ghosthunt.jp/
『はぴねす!』テレビ大阪 : 10/07(土) 26:40〜
http://www.happiness-anime.com/
新シリーズ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_dp/
『らぶドル 〜Lovely Idol〜』サンテレビ : 10/02(月) 26:10〜
http://www.avexmovie.jp/lineup/lovedol/
『ウサハナ』テレビ大阪 : 10/03(火) 07:30〜
『キティズパラダイスPLUS』 内
http://www.sanrio.co.jp/tv/
『けろけろけろっぴ』テレビ大阪 : 10/03(火) 07:30〜
『キティズパラダイスPLUS』 内
http://www.sanrio.co.jp/tv/
『D.Gray-man』テレビ大阪 : 10/03(火) 18:00〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/dgrayman/
『BLACK LAGOON The Second Barrage』KBS京都 : 10/03(火) 25:30〜
http://www.blacklagoon.jp/
『Pumpkin Scissors』KBS京都 : 10/03(火) 26:00〜
サンテレビ : 10/03(火) 26:10〜
http://rikujyo3ka.com/
『少年陰陽師』関西テレビ : 10/03(火) 26:00〜
http://seimeinomago.net/
『ネギま!?』テレビ大阪 : 10/04(水) 17:30〜
http://www.negima.ne.jp/
『武装錬金』テレビ大阪 : 10/04(水) 25:30〜
http://www.busourenkin.com/
『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2』WOWOWノンスクランブル : 10/05(木) 18:00〜
http://www.vap.co.jp/sasami-club/
『護くんに女神の祝福を!』WOWOWノンスクランブル : 10/05(木) 24:00〜
http://www.megadere.com/
『コードギアス 反逆のルルーシュ』MBS : 10/05(木) 25:25〜
たぶん……
http://www.geass.jp/
『銀色のオリンシス』ABC : 10/05(木) 26:46〜
http://www.toei-anim.co.jp/tv/olynssis/
『幕末機関説 いろはにほへと』GyaO : 10/06(金) 12:00〜
http://www.irohanihoheto.jp/
『009-1』KBS京都 : 10/06(金) 25:45〜
http://www.tbs.co.jp/anime/009-1/
『マージナルプリンス 〜月桂樹の王子達〜』サンテレビ : 10/06(金) 26:10〜
http://www.mpri-a.jp/
『Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow』KBS京都 : 10/06(金) 26:15〜
http://www.gift-er.com/
『ときめきメモリアル 〜Only Love〜』テレビ大阪 : 10/06(金) 26:30〜
http://www.tokimemo-anime.konami.jp/
『ギャラクシーエンジェる〜ん』テレビ大阪 : 10/06(金) 27:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/runeangel/
『流星のロックマン』テレビ大阪 : 10/07(土) 08:30〜
『おはコロシアム』 内
http://www.capcom.co.jp/ryusei/
『サルゲッチュ 〜オンエアー〜 2nd』テレビ大阪 : 10/07(土) 08:30〜
『おはコロシアム』 内
http://www.xebec-inc.co.jp/anime/piposaru/
『家庭教師ヒットマンREBORN!』テレビ大阪 : 10/07(土) 10:30〜
http://www.j-reborn.com/
『天保異聞 妖奇士』MBS : 10/07(土) 18:00〜
http://www.ayakashiayashi.com/
『史上最強の弟子 ケンイチ』テレビ大阪 : 10/07(土) 25:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kenichi/
『地獄少女 二籠』MBS : 10/07(土) 25:55〜
http://www.jigokushoujo.com/
『ゴーストハント』テレビ大阪 : 10/07(土) 26:05〜
http://www.ghosthunt.jp/
『はぴねす!』テレビ大阪 : 10/07(土) 26:40〜
http://www.happiness-anime.com/
メモ-その終わりに訪れるもの-
2006年9月12日 メモ物語の密度が高くなる際に生じる問題
ストーリー以外の、キャラクター等が核となる作品の場合は、キャラクターの魅力やその掘り下げや別パターンの模索といったモラトリアム的な話を繰り返す。このモラトリアム的であることこそが作品の意義の大部分であることが多い。そして、特にそういう作品では、いよいよ話数が少なくなり終わりに近づいた時に、モラトリアムを終えるため物語の密度が高くなる。この時、完結した原作ものでは原作通りなのだが、連載中やオリジナルである場合には、モラトリアムの終わりや終わった後の(明確な終わりで区切らないまでも)次のモラトリアムへの繋ぎ等が必要になってくる。モラトリアムの終わりは時期が来たので終わるという単純な理由であっても、その後予想される進路を見せる必要があったり、決着をつける必要がある。この時の行動や結果にはその作品のテーマを締めくくる効果がある。また、一旦終わらせたと同様の総括を行った後に、次のモラトリアムに繋ぐという方法もある。さらに、終わらない日常として続いていくという方法もある。
これから放送終了を迎える作品はどうなるのか。これら以外の驚きの結末にも期待したい。
ストーリー以外の、キャラクター等が核となる作品の場合は、キャラクターの魅力やその掘り下げや別パターンの模索といったモラトリアム的な話を繰り返す。このモラトリアム的であることこそが作品の意義の大部分であることが多い。そして、特にそういう作品では、いよいよ話数が少なくなり終わりに近づいた時に、モラトリアムを終えるため物語の密度が高くなる。この時、完結した原作ものでは原作通りなのだが、連載中やオリジナルである場合には、モラトリアムの終わりや終わった後の(明確な終わりで区切らないまでも)次のモラトリアムへの繋ぎ等が必要になってくる。モラトリアムの終わりは時期が来たので終わるという単純な理由であっても、その後予想される進路を見せる必要があったり、決着をつける必要がある。この時の行動や結果にはその作品のテーマを締めくくる効果がある。また、一旦終わらせたと同様の総括を行った後に、次のモラトリアムに繋ぐという方法もある。さらに、終わらない日常として続いていくという方法もある。
これから放送終了を迎える作品はどうなるのか。これら以外の驚きの結末にも期待したい。
卑劣なる後出しジャンケン
2006年9月11日 放送中のアニメの感想とか『コヨーテ ラグタイムショー』に対する違和感
・十二姉妹
妙齢の少女が言われるままに快楽発言と共に殺戮や戦闘を繰り返す、それもアンドロイドなので無機質に。愛らしく萌えるデザインであればあるほどそれが際立ち、最早悪趣味だ。
・美学
人を傷つけないように心掛け義賊のように振舞うミスタは十二姉妹や親玉のマルチアーノに怒るべきだ。殺戮の罰を軽いお仕置きで済まして何の義賊か。
・まとめ
今のままなら、十二姉妹が出てこない方が面白い。
物語は論理構造を成しているわけで、その中でも特にキャラクターの持つ美学や矜持や信念には最低限の論理性を持った描写が必要ではないか。それを欠いたままでは、折角の作画が泣く。
・十二姉妹
妙齢の少女が言われるままに快楽発言と共に殺戮や戦闘を繰り返す、それもアンドロイドなので無機質に。愛らしく萌えるデザインであればあるほどそれが際立ち、最早悪趣味だ。
・美学
人を傷つけないように心掛け義賊のように振舞うミスタは十二姉妹や親玉のマルチアーノに怒るべきだ。殺戮の罰を軽いお仕置きで済まして何の義賊か。
・まとめ
今のままなら、十二姉妹が出てこない方が面白い。
物語は論理構造を成しているわけで、その中でも特にキャラクターの持つ美学や矜持や信念には最低限の論理性を持った描写が必要ではないか。それを欠いたままでは、折角の作画が泣く。
結末やいかに
2006年9月10日 放送中のアニメの感想とか『韋駄天翔』は主人公が仲間がそれぞれ特化していた技術を全てマスターしてしまった。それくらいしないと勝てないボスが控えているからそうなるのは分かるが、最終決戦における仲間の存在が無意味化してしまう危険もある。しかし、この作品ならそんなこともないだろう。このまま完全燃焼で魅せてくれると期待。
駄目かも
2006年9月9日 放送中のアニメの感想とか『格闘美神 武龍 REBIRTH』は格闘も雑な作画のままに、目に見えない「気」や「宇宙の力」とかを扱いだした。この目に見えないというのは見えるのを前提とした映像で表現することが難しい。今のままだと、「空気」や「皮膚感覚」を感じさせるにはちょっと足りない。
『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』
冒頭の荒唐無稽のチェイスはまたこのパターン化と思った。全体的に盛り上りも無く、ルパンVS次元の戦いをぶった切る因縁が出てきたけどその決着は半端であり、馴れ合いのために用意されていたように見える。点が線になる構成は良かったけど、落ちへの繋ぎが悪い意味でコメディに走ってしまっていて残念。『カリ城』が面白いのは郷愁も込みだとするなら、時代の空気に作品の魅力があっていないのかもしれない。
ジャケットが赤だったので、その辺は分かってやっていたのかもしれない。そういう意味では次以降に上り調子になる可能性もある。
冒頭の荒唐無稽のチェイスはまたこのパターン化と思った。全体的に盛り上りも無く、ルパンVS次元の戦いをぶった切る因縁が出てきたけどその決着は半端であり、馴れ合いのために用意されていたように見える。点が線になる構成は良かったけど、落ちへの繋ぎが悪い意味でコメディに走ってしまっていて残念。『カリ城』が面白いのは郷愁も込みだとするなら、時代の空気に作品の魅力があっていないのかもしれない。
ジャケットが赤だったので、その辺は分かってやっていたのかもしれない。そういう意味では次以降に上り調子になる可能性もある。
匙加減の妙
2006年9月7日 放送中のアニメの感想とか『ZEGAPAIN -ゼーガペイン- 』は最後の謎を残したまま、他の謎を順々に種明かしし終えた。無駄も無く、それでいて不思議なままに運んでいくのは上手い。巨大ロボットなんて凄く嘘臭いジャンルでSF要素を生かしたドラマが展開できたことは喜ばしい。このまま走り抜けていったら記憶に残る作品になるだろう。
あう
2006年9月6日 放送中のアニメの感想とか親王様誕生に伴う特番編成により、「遊戯王」ではなく「スパイダーライダーズ」が撮れてた。
久しぶりに見たけど、千葉繁が面白い回で笑った。ちょっと得した気分。
久しぶりに見たけど、千葉繁が面白い回で笑った。ちょっと得した気分。
キャラクターを集合させたシーンのレイアウト、そこにはキャラクターの関係性だけでなく、性格も出ている。つまり、なぜその位置で、そのポーズなのか。そこにはそれなりの論理性があるだろう。そして、そういうものが出せていれば、それが作品の魅力になる。
論理的に合わせているからこそのレイアウトであるし、レイアウトに論理的に合わせているからともいえる。
・まとめ
集合って良いですね。
論理的に合わせているからこそのレイアウトであるし、レイアウトに論理的に合わせているからともいえる。
・まとめ
集合って良いですね。
メモ-ヒーローの印象-
2006年9月4日 メモ・承認欲求に無自覚な場合
世界を敵に回しても己の信念や倫理に殉じる→正統派ヒーロー
世界は自分の好む範囲の狭い世界であり、それに殉じる→ヒーローでなく悪役
・承認欲求に自覚的な場合
世界を敵に回しても己の信念や倫理に殉じる→孤高のヒーロー
世界は自分の好む範囲の狭い世界であり、それに殉じる→変化形ヒーロー
・まとめ
ヒーローはその承認欲求の自覚と行動によって印象が変わる。
世界を敵に回しても己の信念や倫理に殉じる→正統派ヒーロー
世界は自分の好む範囲の狭い世界であり、それに殉じる→ヒーローでなく悪役
・承認欲求に自覚的な場合
世界を敵に回しても己の信念や倫理に殉じる→孤高のヒーロー
世界は自分の好む範囲の狭い世界であり、それに殉じる→変化形ヒーロー
・まとめ
ヒーローはその承認欲求の自覚と行動によって印象が変わる。
卑劣漢が言うところの負け犬の遠吠え
2006年9月3日 唯一神ある作品の状況やキャラクターへ付与されたものを隠喩として見た場合、それが都合の良い状態であるからといって、その作品を好む者がそれを望んでいると心理分析もどきでメタ言及されることがある。
その時言及する側というのは、既に自意識の問題や状況から脱しており、過去の自分に言及するかのように言及する者であることが多い。
そして、言及される側は自意識の問題や状況から脱してはおらず、この先それを脱するか脱せない状況に直面するだろう。
要するに、言及する側はどこまでも彼岸から言及し、言及される側は此岸から彼岸へ渡れる保障や能力を、言及する側ができたのだから全ての者ができるだろうという想像の下にのみ担保され、好きである自分とその自分の社会的な評価との板挟みに追い込んでいる。これは、下品で卑劣な行為だ。
加えて、言及する側が自意識の問題や状況から脱していない者の場合、自虐的開き直りや未経験者が経験者の様に一般論を語っているとして、軽んじられる。また、自己陶酔や開き直りとは違う視点で好んでいる者がいた場合には当てはまらず、言いがかりでしかない。
作品が好まれる理由への言及は批評行為だろうが、その作品が好まれる理由に関連した個人の思想や状況にまで言及する行為が批評行為と言えるのか。
・まとめ
このような行いは私的な会話で行うだけなら問題ない。しかし、公共に発信するには、無責任な言葉だ。よって、そういう行いをする者は地獄の火の中に投げ込む者だ。
その時言及する側というのは、既に自意識の問題や状況から脱しており、過去の自分に言及するかのように言及する者であることが多い。
そして、言及される側は自意識の問題や状況から脱してはおらず、この先それを脱するか脱せない状況に直面するだろう。
要するに、言及する側はどこまでも彼岸から言及し、言及される側は此岸から彼岸へ渡れる保障や能力を、言及する側ができたのだから全ての者ができるだろうという想像の下にのみ担保され、好きである自分とその自分の社会的な評価との板挟みに追い込んでいる。これは、下品で卑劣な行為だ。
加えて、言及する側が自意識の問題や状況から脱していない者の場合、自虐的開き直りや未経験者が経験者の様に一般論を語っているとして、軽んじられる。また、自己陶酔や開き直りとは違う視点で好んでいる者がいた場合には当てはまらず、言いがかりでしかない。
作品が好まれる理由への言及は批評行為だろうが、その作品が好まれる理由に関連した個人の思想や状況にまで言及する行為が批評行為と言えるのか。
・まとめ
このような行いは私的な会話で行うだけなら問題ない。しかし、公共に発信するには、無責任な言葉だ。よって、そういう行いをする者は地獄の火の中に投げ込む者だ。
お待ちしておりました
2006年9月2日 放送中のアニメの感想とか『ゼロの使い魔』はついにツンデレなわけで……。
ツン無くしてデレなく、デレなくしてツンデレはないわけで……。
リビドー全開で非常に清々しく、細かな演技がエロさを引き立てているわけで……。
話の中身は空だけど、これこそが作品の全てではないのかと思うわけであります。
気持ち悪かろうとも、靄萌えした気持ちにさせる作品として、非常に宜しい。
これも力なり、褒めずしては嘘になろう。
ツン無くしてデレなく、デレなくしてツンデレはないわけで……。
リビドー全開で非常に清々しく、細かな演技がエロさを引き立てているわけで……。
話の中身は空だけど、これこそが作品の全てではないのかと思うわけであります。
気持ち悪かろうとも、靄萌えした気持ちにさせる作品として、非常に宜しい。
これも力なり、褒めずしては嘘になろう。