『もえたん』
確かに「もえたん」ではあったが、「もえ」が強調されて「たん」が持っている独特の味が出ていなかった。話を作る上で最低限の物語も必要とまでは言い切れるものではなかった。規制で大してエロくもないのに、ファンサービス臭だけはしっかり分かるのも辛かった。ただ、1クール作品で1度決めた話の方針を変えることも出来ないと思うし、これはこれで超ベタな味を楽しめる人には楽しめたと思う。
確かに「もえたん」ではあったが、「もえ」が強調されて「たん」が持っている独特の味が出ていなかった。話を作る上で最低限の物語も必要とまでは言い切れるものではなかった。規制で大してエロくもないのに、ファンサービス臭だけはしっかり分かるのも辛かった。ただ、1クール作品で1度決めた話の方針を変えることも出来ないと思うし、これはこれで超ベタな味を楽しめる人には楽しめたと思う。
『School Days』
感情の機微が仕草や間から見て取れる演出は良く出来ているとは思うし、狂気に関しても必要以上に怖いものだったと思う。だがしかし、物語として見た時にそれらに意味があったとは言えないだろう。
不自然な程に最低な主人公とそれを許容するヒロイン達、押し寄せる幸福と不幸に血生臭い描写。それらを過剰に現実に即して描写した所で、不愉快で気持ちの悪いものでしかない。これなら、貶められている他の願望充足作品の方がよほどまともに見える。
これは、心底不愉快で残酷な物語だ。しかしながら、僕にとっては、現実的な現実性であろうと虚構的な現実性であろうと、限度があることを学べた貴重な作品といえる。
感情の機微が仕草や間から見て取れる演出は良く出来ているとは思うし、狂気に関しても必要以上に怖いものだったと思う。だがしかし、物語として見た時にそれらに意味があったとは言えないだろう。
不自然な程に最低な主人公とそれを許容するヒロイン達、押し寄せる幸福と不幸に血生臭い描写。それらを過剰に現実に即して描写した所で、不愉快で気持ちの悪いものでしかない。これなら、貶められている他の願望充足作品の方がよほどまともに見える。
これは、心底不愉快で残酷な物語だ。しかしながら、僕にとっては、現実的な現実性であろうと虚構的な現実性であろうと、限度があることを学べた貴重な作品といえる。
限界さえもネタ
2007年9月27日 放送中のアニメの感想とか『銀魂』第75話
前回の総集編と同様のカットから始まり、やりすぎて限界を超えてしまったことをネタにしつつ、それなりに詳しい人にとってのお約束ネタを茶化しまくってコントもして、そこそこ総集編としてこれまでの話が分かるようにも作られていた。さながら、良い意味での出来レースのチキンレースを見ているようだった。
パロディーと内輪受けの見せ方や限界に挑むことが、最早定番となっているので、この先もそれがどこまで行くのかを楽しみにしつつ、乗せられておこうと思う。
前回の総集編と同様のカットから始まり、やりすぎて限界を超えてしまったことをネタにしつつ、それなりに詳しい人にとってのお約束ネタを茶化しまくってコントもして、そこそこ総集編としてこれまでの話が分かるようにも作られていた。さながら、良い意味での出来レースのチキンレースを見ているようだった。
パロディーと内輪受けの見せ方や限界に挑むことが、最早定番となっているので、この先もそれがどこまで行くのかを楽しみにしつつ、乗せられておこうと思う。
いつも通りといえばいつも通り
2007年9月26日 シリーズ全体の感想『さよなら絶望先生』
ここ何作品かで同様の手法を使っていたので、いつも通りといえばいつも通りだが、原作並の際どいネタに、色使いや演出の新しさは相変わらずあって、同じようでも洗練されている印象を受けた。いつ終わっても良い雰囲気のままで、ポッと終わったのもこの作品らしくて良かったと思う。
ここ何作品かで同様の手法を使っていたので、いつも通りといえばいつも通りだが、原作並の際どいネタに、色使いや演出の新しさは相変わらずあって、同じようでも洗練されている印象を受けた。いつ終わっても良い雰囲気のままで、ポッと終わったのもこの作品らしくて良かったと思う。
2007年10月の関西の新番組
2007年9月25日 関西の新番組 コメント (1)『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』サンテレビ:10/01(月) 24:00〜
KBS京都 : 10/03(水) 25:30〜
http://www.starchild.co.jp/special/dc2/
『BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜』KBS京都 : 10/02(火) 26:00〜
http://blue-drop.jp/
『スケッチブック 〜full color’s〜』テレビ大阪 : 10/03(水) 26:25〜
http://www.sketch-full.net/
『ナイトウィザード The ANIMATION』テレビ大阪 : 10/03(水) 26:55〜
http://www.nightwizard.jp/
『灼眼のシャナII』MBS : 10/04(木) 25:25〜
http://www.shakugan.com/
『ご愁傷さま二ノ宮くん』KBS京都 : 10/05(金) 26:00〜
http://pc.webnt.jp/ninomiya/
『Myself ; Yourself』テレビ大阪 : 10/05(金) 28:05〜
http://www.anime-myyour.com/
『機動戦士ガンダムOO 第1シーズン』MBS : 10/06(土) 18:00〜
http://www.gundam00.net/
『キミキス pure rouge』MBS : 10/06(土) 26:55〜
http://www.kimikiss-pure-rouge.jp/
『メイプルストーリー』テレビ大阪 : 10/07(日) 08:30〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/maplestory/
『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』テレビ大阪 : 10/07(日) 09:00〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/shizuku/
『しゅごキャラ!』テレビ大阪 : 10/07(日) 10:30〜
http://shugo-chara.com/
『レンタルマギカ』KBS京都 : 10/08(月) 25:30〜
サンテレビ : 10/09(火) 24:00〜
http://www.kadokawa.co.jp/sneaker/magica/
『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』テレビ大阪 : 10/09(火) 25:30〜
http://www.dragonaut.com/
『ef - a tale of memories.』KBS京都 : 10/09(火) 25:30〜
サンテレビ : 10/09(火) 26:10〜
http://www.ef-memo.com/
『素敵探偵ラビリンス』テレビ大阪 : 10/09(火) 26:05〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/labyrins/
『みなみけ』テレビ大阪 : 10/09(火) 27:10〜
http://www.starchild.co.jp/special/minami-ke/
『BAMBOO BLADE』テレビ大阪 : 10/10(水) 25:55〜
http://www.bambooblade.jp/
『プリズム・アーク』サンテレビ : 10/10(水) 26:10〜
http://www.p-ark.tv/
『もっけ』ABC朝日放送 : 10/10(水) 26:51〜
http://www.avexmovie.jp/lineup/mokke/
『こどものじかん』KBS京都 : 10/11(木) 25:30〜
http://www.kojika-anime.com/
『げんしけん2』サンテレビ : 10/11(木) 26:10〜
http://www.genshiken.info/
『獣神演武』テレビ大阪 : 10/12(金) 27:35〜
http://www.jyushin.jp/
『CLANNAD -クラナド-』MBS : 10/13(土) 25:55〜
http://www.tbs.co.jp/clannad/
『しおんの王』関西テレビ : 10/23(火)26:15〜
http://www.shion-oh.com/
『逆境無頼カイジ』読売テレビ : 10/29(月)26時29分〜
http://www.ntv.co.jp/kaiji/
KBS京都 : 10/03(水) 25:30〜
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『BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜』KBS京都 : 10/02(火) 26:00〜
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『スケッチブック 〜full color’s〜』テレビ大阪 : 10/03(水) 26:25〜
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『ナイトウィザード The ANIMATION』テレビ大阪 : 10/03(水) 26:55〜
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『灼眼のシャナII』MBS : 10/04(木) 25:25〜
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『ご愁傷さま二ノ宮くん』KBS京都 : 10/05(金) 26:00〜
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『機動戦士ガンダムOO 第1シーズン』MBS : 10/06(土) 18:00〜
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『メイプルストーリー』テレビ大阪 : 10/07(日) 08:30〜
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『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』テレビ大阪 : 10/07(日) 09:00〜
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『レンタルマギカ』KBS京都 : 10/08(月) 25:30〜
サンテレビ : 10/09(火) 24:00〜
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『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』テレビ大阪 : 10/09(火) 25:30〜
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サンテレビ : 10/09(火) 26:10〜
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『プリズム・アーク』サンテレビ : 10/10(水) 26:10〜
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『もっけ』ABC朝日放送 : 10/10(水) 26:51〜
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『こどものじかん』KBS京都 : 10/11(木) 25:30〜
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『げんしけん2』サンテレビ : 10/11(木) 26:10〜
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『獣神演武』テレビ大阪 : 10/12(金) 27:35〜
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『しおんの王』関西テレビ : 10/23(火)26:15〜
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『逆境無頼カイジ』読売テレビ : 10/29(月)26時29分〜
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英断
2007年9月25日 放送中のアニメの感想とか『ひぐらしのなく頃に解』第12話
言うまでもなく、技巧の凝らされた作品であり、それがアニメ化されたことによって、アニメの話の作りにも新たな境地があることが分かる作品である。今回はその何でもありの世界が打ち明けられた。これは、ミステリーとしてみれば、ありえない角度からの仕掛けだが、そういう仕掛けを解く作品としてみれば、立派な技巧だと分かる。決して、無駄に残虐でも残酷でもない。
まあ、直しの時間があっただけかもしれないけど、自粛せずに放送したサンテレビには賞賛を送りたい。
言うまでもなく、技巧の凝らされた作品であり、それがアニメ化されたことによって、アニメの話の作りにも新たな境地があることが分かる作品である。今回はその何でもありの世界が打ち明けられた。これは、ミステリーとしてみれば、ありえない角度からの仕掛けだが、そういう仕掛けを解く作品としてみれば、立派な技巧だと分かる。決して、無駄に残虐でも残酷でもない。
まあ、直しの時間があっただけかもしれないけど、自粛せずに放送したサンテレビには賞賛を送りたい。
『ゼロの使い魔〜双月の騎士〜』
ファンサービスとシリアスとの融合が終ぞ成されぬままに終わりを迎えた。その点で残念だが、ファンサービスの質に限って言えば、この続編をやった甲斐があったのではないかと思う。
デレデレとお乳様の他に言うことはないですね。
ファンサービスとシリアスとの融合が終ぞ成されぬままに終わりを迎えた。その点で残念だが、ファンサービスの質に限って言えば、この続編をやった甲斐があったのではないかと思う。
デレデレとお乳様の他に言うことはないですね。
同じようで違う
2007年9月23日 放送中のアニメの感想とか『天元突破グレンラガン』第26話
ここ数話の展開はベタで古臭さがあり、見方によっては当番回とも取れた。それに対し、あえてベタで受けた今回。
今回は、特に名前を覚える程印象に残らなかったキャラクターも生かされていた。それによって、単に独りよがりな正義が盛り上っているものとは違う印象を受けたし、ここ数話の展開は当番回などではないと分かった。こういう活かし方ならベタだろうが良い。
ここ数話の展開はベタで古臭さがあり、見方によっては当番回とも取れた。それに対し、あえてベタで受けた今回。
今回は、特に名前を覚える程印象に残らなかったキャラクターも生かされていた。それによって、単に独りよがりな正義が盛り上っているものとは違う印象を受けたし、ここ数話の展開は当番回などではないと分かった。こういう活かし方ならベタだろうが良い。
『ドージンワーク』
Aパートのみがアニメだったが、尺はそれで丁度良かったと思う。
何かを生み出した時の感覚の追求へと帰結する終わり方は、内容の緩さとの対比が後押ししていたと思う。Bパートの内容もAパートに呼応していて、ケチったり誤魔化すためにやっていないことが伝わってきて良かった。ジャスティスの衣装がほとんどの場面でちゃんとしていたことも素晴らしかった。
Aパートのみがアニメだったが、尺はそれで丁度良かったと思う。
何かを生み出した時の感覚の追求へと帰結する終わり方は、内容の緩さとの対比が後押ししていたと思う。Bパートの内容もAパートに呼応していて、ケチったり誤魔化すためにやっていないことが伝わってきて良かった。ジャスティスの衣装がほとんどの場面でちゃんとしていたことも素晴らしかった。
根の部分への共感の価値
2007年9月22日 シリーズ全体の感想『風のスティグマ』
主人公とヒロインの捻くれ具合が最初から気になったものの、根っこの部分でどこか共感できる部分があればと思って見続けたが、どうにもそれがなかった。勝利や奇跡の許容や共感は、そういう部分から生まれてくるものだと思うので、それが見えるように描かれなかったことが残念でならない。
しかしながら、所々でキャラクターを上手く捕らえた回があったり、アクションの冴えがあったので、全く見所がなかったわけでもない。
主人公とヒロインの捻くれ具合が最初から気になったものの、根っこの部分でどこか共感できる部分があればと思って見続けたが、どうにもそれがなかった。勝利や奇跡の許容や共感は、そういう部分から生まれてくるものだと思うので、それが見えるように描かれなかったことが残念でならない。
しかしながら、所々でキャラクターを上手く捕らえた回があったり、アクションの冴えがあったので、全く見所がなかったわけでもない。
グリグリシャカシャカ
2007年9月21日 放送中のアニメの感想とか『ながされて藍蘭島』第25話
何時も通りに話の中身は薄いものの、全編に渡ってアクションが冴えていた。デフォルメが効いていたので、また不満が出るだろうとは思うが、こういうアクションの快感は確かにあって、それは個人によって違う感覚であり、それを言葉で上手く表すことは難しい。
あえていうとすれば、アニメは実写と比べてカットが多く、それによって枚数を抑えながらも動いているように見せることが多く、カメラワークを使った動きの見せ方は少ない。今回は、カットの切り替えよりは動きそのものが描かれており、カメラワークを使った動きの見せ方も多かった。
何時も通りに話の中身は薄いものの、全編に渡ってアクションが冴えていた。デフォルメが効いていたので、また不満が出るだろうとは思うが、こういうアクションの快感は確かにあって、それは個人によって違う感覚であり、それを言葉で上手く表すことは難しい。
あえていうとすれば、アニメは実写と比べてカットが多く、それによって枚数を抑えながらも動いているように見せることが多く、カメラワークを使った動きの見せ方は少ない。今回は、カットの切り替えよりは動きそのものが描かれており、カメラワークを使った動きの見せ方も多かった。
ギャップ
2007年9月20日 放送中のアニメの感想とか『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』第12話
ふざけているというか、ずれているというか、それでもいざ試合となれば選手は本気であるが、外野は真面目なようで狙ったかのようなボケ具合だけど全体の空気は保たれていて、それがこの作品の特徴であり面白い。
ふざけているというか、ずれているというか、それでもいざ試合となれば選手は本気であるが、外野は真面目なようで狙ったかのようなボケ具合だけど全体の空気は保たれていて、それがこの作品の特徴であり面白い。
『らき☆すた』
一見すると普通の日常でありながら、何でもありの空気と何でもある事実によって、奇抜な話、ありがちでベタな話、その境目を縫う様な話も受け入れられる土壌があって、それが踏み固められていく一方で、やり過ぎのらっきーちゃんねるやEDがあり、どこか不安定で、テーマ至上主義でも無く、独特の緩さが光った。
そうして物事が途中に放つきらめきは、途中であるからこそのものであって、実際に盛り上がりの途中で終わるのだが、その〆と呼ぶには〆らしくない終わり方であっても作品は終わりであり、矛盾していながらもかえってそのことが伝わってくる作品だった。お疲れ様でした。
一見すると普通の日常でありながら、何でもありの空気と何でもある事実によって、奇抜な話、ありがちでベタな話、その境目を縫う様な話も受け入れられる土壌があって、それが踏み固められていく一方で、やり過ぎのらっきーちゃんねるやEDがあり、どこか不安定で、テーマ至上主義でも無く、独特の緩さが光った。
そうして物事が途中に放つきらめきは、途中であるからこそのものであって、実際に盛り上がりの途中で終わるのだが、その〆と呼ぶには〆らしくない終わり方であっても作品は終わりであり、矛盾していながらもかえってそのことが伝わってくる作品だった。お疲れ様でした。
解放
2007年9月18日 放送中のアニメの感想とか『もえたん』第11話
敵とどうだとか、そのための変身も含めた厄介ごとが終わって、本来の学生それも受験生としての生活やエロ妄想がまるだしになって、やっと始まった感じがした。萌えアニメに対してもそうだが、ネタ元に対してのパロディーというかまんじゅうこわいのような感じが、ベタベタだけど良いなと思った。
敵とどうだとか、そのための変身も含めた厄介ごとが終わって、本来の学生それも受験生としての生活やエロ妄想がまるだしになって、やっと始まった感じがした。萌えアニメに対してもそうだが、ネタ元に対してのパロディーというかまんじゅうこわいのような感じが、ベタベタだけど良いなと思った。
学びなし
2007年9月17日 放送中のアニメの感想とか『ゼロの使い魔〜双月の騎士〜』第11話
コルベール先生のエピソードは単に戦争の意義を問うだけのものでなく、もっとそれぞれのキャラクターの状況や立場に訴えかけるものがあったはずだが、この期に及んで戦争や貴族との価値観差や照れ隠しで揉めるだけの話を見せられるとは……。そうやって、キャラクターが何も学ばないことで、かえってキャラクターの魅力を損ねてしまったと思う。
貴族の暗黙の了解たる家柄に対する誇りや義務感を越えて、キャラクター自身が自発的意思によってどう考えどう行動するのか。それが、まるで伝わってこない。お前らは好き合っているのではないのかと。根っこの部分での価値観差と向き合って、話の核心たる二人が幸せである選択は考えないのかと。もっとやりようはなかったのかと。
コルベール先生のエピソードは単に戦争の意義を問うだけのものでなく、もっとそれぞれのキャラクターの状況や立場に訴えかけるものがあったはずだが、この期に及んで戦争や貴族との価値観差や照れ隠しで揉めるだけの話を見せられるとは……。そうやって、キャラクターが何も学ばないことで、かえってキャラクターの魅力を損ねてしまったと思う。
貴族の暗黙の了解たる家柄に対する誇りや義務感を越えて、キャラクター自身が自発的意思によってどう考えどう行動するのか。それが、まるで伝わってこない。お前らは好き合っているのではないのかと。根っこの部分での価値観差と向き合って、話の核心たる二人が幸せである選択は考えないのかと。もっとやりようはなかったのかと。
意志の力
2007年9月16日 放送中のアニメの感想とか『風の少女エミリー』第24話
別れのショックが癒えない間に、別れても繋がっていたはずの気持ちまでもが離れてしまったと分かる。そんなどん底の中、次なる別れに直面する。しかしながら、落ち込みはあるものの、残していったものの大きさが感じられ、再起に繋がるのだろうと思わせる。
別れのショックが癒えない間に、別れても繋がっていたはずの気持ちまでもが離れてしまったと分かる。そんなどん底の中、次なる別れに直面する。しかしながら、落ち込みはあるものの、残していったものの大きさが感じられ、再起に繋がるのだろうと思わせる。
あえて
2007年9月15日 放送中のアニメの感想とか『School Days』第11話
「School Days」というわりには、どいつもこいつもSEX、SEX、SEXで、学校や学校生活が物語にとって全く機能をなしていないものの、それ以外の部分では不愉快極まりないものが、不愉快極まりなく演出されていて、不愉快極まりない気持ちにさせられる。「死ね」「死なすぞ、餓鬼が」「地獄に堕ちろ」「どうでもええわ」「自業自得じゃ」といった罵詈雑言を100回は言ったので、一方的に不愉快になって憂さ晴らししたい人には、かなりお薦め。
次回で最終回だが、この不愉快極まりない物語の結末自体には何ら興味が湧かないものの、整合性を保ったまま結末を迎えられるかどうかは気になる。
「School Days」というわりには、どいつもこいつもSEX、SEX、SEXで、学校や学校生活が物語にとって全く機能をなしていないものの、それ以外の部分では不愉快極まりないものが、不愉快極まりなく演出されていて、不愉快極まりない気持ちにさせられる。「死ね」「死なすぞ、餓鬼が」「地獄に堕ちろ」「どうでもええわ」「自業自得じゃ」といった罵詈雑言を100回は言ったので、一方的に不愉快になって憂さ晴らししたい人には、かなりお薦め。
次回で最終回だが、この不愉快極まりない物語の結末自体には何ら興味が湧かないものの、整合性を保ったまま結末を迎えられるかどうかは気になる。
日常の意味
2007年9月14日 放送中のアニメの感想とか『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』第23話
物語における日常の描写は現実の日常と違って意味を持たせたり読み解くことが出来るものである。特に今回は、俯瞰で見せる焼肉やバッティングセンターといった部分にかなり力の入ったものがあった。そういった日常と隣り合わせにある非日常との対比や侵食されていく様とそこでの主人公の意思。そこに見所がある。次回からはいよいよ最終局面だ。作画もそうだが、暗くなりそうな中でギリギリを保ってきた物語の結末に期待が高まる。
物語における日常の描写は現実の日常と違って意味を持たせたり読み解くことが出来るものである。特に今回は、俯瞰で見せる焼肉やバッティングセンターといった部分にかなり力の入ったものがあった。そういった日常と隣り合わせにある非日常との対比や侵食されていく様とそこでの主人公の意思。そこに見所がある。次回からはいよいよ最終局面だ。作画もそうだが、暗くなりそうな中でギリギリを保ってきた物語の結末に期待が高まる。
意地
2007年9月13日 放送中のアニメの感想とか『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』第11話
ライバル校と温泉に入浴とくれば、いつも以上におっぱいとか肌に弾力が感じられるように描かれていたりとファンサービス満載になるのは必然。まあ、肝心な部分には自主規制がされているものの、その隠し方がその場にあった擬音だったりして、逆に面白い。性的興奮を喚起するだけの作品に見えるが、こういう逆手にとったやり方でニヤリとさせられる所に、作り手の粋を見た気がする。
ライバル校と温泉に入浴とくれば、いつも以上におっぱいとか肌に弾力が感じられるように描かれていたりとファンサービス満載になるのは必然。まあ、肝心な部分には自主規制がされているものの、その隠し方がその場にあった擬音だったりして、逆に面白い。性的興奮を喚起するだけの作品に見えるが、こういう逆手にとったやり方でニヤリとさせられる所に、作り手の粋を見た気がする。
衝撃
2007年9月12日 放送中のアニメの感想とか『モノノ怪』第9話
極彩色が目立つ中で行われた、モノクロからカラーになる演出はその暗示的意味も含めて、非常に衝撃を受けた。いくら言葉で説明しようにも、こればかりは見て下さいとしか言いようがない。
極彩色が目立つ中で行われた、モノクロからカラーになる演出はその暗示的意味も含めて、非常に衝撃を受けた。いくら言葉で説明しようにも、こればかりは見て下さいとしか言いようがない。