『しおんの王』第1話
事件のショックで失語になっている少女。将棋は心理面でのモノローグがなければ失語が気にならないものだ。ただ、失語のキャラクターが意外と心理面で饒舌であることと、その見せ方には少々がっかりした。
将棋の勝負と並行して事件の謎に迫っていくような構成が想像される内容となっていた。将棋は動きの少ないものなので、動的なものとして見せるのか静的なものとして見せるのか。その点に注目したい。
事件のショックで失語になっている少女。将棋は心理面でのモノローグがなければ失語が気にならないものだ。ただ、失語のキャラクターが意外と心理面で饒舌であることと、その見せ方には少々がっかりした。
将棋の勝負と並行して事件の謎に迫っていくような構成が想像される内容となっていた。将棋は動きの少ないものなので、動的なものとして見せるのか静的なものとして見せるのか。その点に注目したい。
『もやしもん』第1話
OPが実写とアニメの折衷で、NHK教育のショートアニメに似た雰囲気がした。それに対し、本編は菌が見えるという写実性と縁遠い設定とそれにより可視化された菌が飛び交う奇怪なものであった。このギャップには驚かされた。その設定を使ってありえる話が作られていたので、今後も期待が持てそうだ。
OPが実写とアニメの折衷で、NHK教育のショートアニメに似た雰囲気がした。それに対し、本編は菌が見えるという写実性と縁遠い設定とそれにより可視化された菌が飛び交う奇怪なものであった。このギャップには驚かされた。その設定を使ってありえる話が作られていたので、今後も期待が持てそうだ。
壁
2007年10月23日 放送中のアニメの感想とか『ひぐらしのなく頃に解』第16話
今回は、残虐さや人の心の後ろめたさが絵や息遣いで際立っていた。それは、この先越えるべき壁が越えるべきものであることとその大きさが伝わってくるものだった。こういう説明的なものがあれば、話の展開に説得力を持たせられると思う。
今回は、残虐さや人の心の後ろめたさが絵や息遣いで際立っていた。それは、この先越えるべき壁が越えるべきものであることとその大きさが伝わってくるものだった。こういう説明的なものがあれば、話の展開に説得力を持たせられると思う。
設定の話
2007年10月22日 放送中のアニメの感想とか『Yes!プリキュア5』第37話
人形みたいな小動物が人間に変身しているという設定は、方便としての側面が強いものだが、時折その設定を生かした話がある。今回はそんな話。
ぽっちゃりして見えるココは変身しても見た目には変わって見えないが、想像通りの場所が想像通りになっていて、ダイエットする。それを通して皆の心遣いが伝わってくる構成になっている。
日常描写としてあった方が良いがなくても良いタイプの話しではある。まあ、ぽっちゃりしたココが可愛かったので良し。
人形みたいな小動物が人間に変身しているという設定は、方便としての側面が強いものだが、時折その設定を生かした話がある。今回はそんな話。
ぽっちゃりして見えるココは変身しても見た目には変わって見えないが、想像通りの場所が想像通りになっていて、ダイエットする。それを通して皆の心遣いが伝わってくる構成になっている。
日常描写としてあった方が良いがなくても良いタイプの話しではある。まあ、ぽっちゃりしたココが可愛かったので良し。
目的の発見
2007年10月21日 放送中のアニメの感想とか『メイプルストーリー』第3話
平和の象徴たる世界樹が失われた世界でいがみ合う種族達、そのいがみ合いを失くすために世界樹を取り戻せば良いという気付きと優しさを見せ、異種族の少女とも友達となった。そのような草の根での友愛は今後の話の核となると思われる。また、修行して強くなりたい以上の目的も暗示され、勇者としての資質も感じられるようになった。加えて、その話の展開に破綻がないことが良い。
平和の象徴たる世界樹が失われた世界でいがみ合う種族達、そのいがみ合いを失くすために世界樹を取り戻せば良いという気付きと優しさを見せ、異種族の少女とも友達となった。そのような草の根での友愛は今後の話の核となると思われる。また、修行して強くなりたい以上の目的も暗示され、勇者としての資質も感じられるようになった。加えて、その話の展開に破綻がないことが良い。
『おおきく振りかぶって』
勝負のあやとなる場面での心理をモノローグの形でくどいほどに見せることと、それを投手や打者の動作や応援者達の動きの微妙なずれなどの視覚面での写実性の追求が補強することによって、本来ならば見えないものが見えるようになり、それが論理的な筋道となって理解できた。それは、心理面が物理面に作用するという抽象的なことを可視化することによって物理的に見えるものとすることである。また、それを可能にした台詞や演者の技量、臨場感のある作画やカットの切り替えにカメラワークも冴えていた。
見方によっては、シナリオや写実性が重視されている中ではおまけ程度のことかもしれないし、カメラで撮られた実写映像からすれば出来て当たり前のことが出来ているだけにしか過ぎない。だが、アニメにおいては、描き絵の連続で作られていることで手間が掛かる。それが全話通してできていた事は賞賛に値することであった。
「素晴らしい作品をありがとう。そして、お疲れ様でした」
勝負のあやとなる場面での心理をモノローグの形でくどいほどに見せることと、それを投手や打者の動作や応援者達の動きの微妙なずれなどの視覚面での写実性の追求が補強することによって、本来ならば見えないものが見えるようになり、それが論理的な筋道となって理解できた。それは、心理面が物理面に作用するという抽象的なことを可視化することによって物理的に見えるものとすることである。また、それを可能にした台詞や演者の技量、臨場感のある作画やカットの切り替えにカメラワークも冴えていた。
見方によっては、シナリオや写実性が重視されている中ではおまけ程度のことかもしれないし、カメラで撮られた実写映像からすれば出来て当たり前のことが出来ているだけにしか過ぎない。だが、アニメにおいては、描き絵の連続で作られていることで手間が掛かる。それが全話通してできていた事は賞賛に値することであった。
「素晴らしい作品をありがとう。そして、お疲れ様でした」
注視
2007年10月19日 放送中のアニメの感想とか『げんしけん2』第2話
今回から放映されたOPはよく出来たパロディーとして目立つ。それゆえ忘れがちだが、比較的動きの少ない会議を中心とした話において、台詞や演者の力だけがそれを牽引しているわけではなく、カメラがあってそれの映し出すカットとして画面が作られていることは見逃せない。実写と比べてカット数のアニメで、会話劇を成立させるためには、単に飽きさせないために目まぐるしく切り替えるだけのカット割では成立しないはずで、音声の距離感も含めた台詞を引き立たせる角度やそれに対する他のキャラクターの反応を見せるための引きと細かな動きが必要と思われる。それらが見て取れて、かつ息遣いが伝わってきて、それによって感情の流れが感じられ引き込まれた。大きな動きが少ないが、気合の入ったものが見られたと思う。
今回から放映されたOPはよく出来たパロディーとして目立つ。それゆえ忘れがちだが、比較的動きの少ない会議を中心とした話において、台詞や演者の力だけがそれを牽引しているわけではなく、カメラがあってそれの映し出すカットとして画面が作られていることは見逃せない。実写と比べてカット数のアニメで、会話劇を成立させるためには、単に飽きさせないために目まぐるしく切り替えるだけのカット割では成立しないはずで、音声の距離感も含めた台詞を引き立たせる角度やそれに対する他のキャラクターの反応を見せるための引きと細かな動きが必要と思われる。それらが見て取れて、かつ息遣いが伝わってきて、それによって感情の流れが感じられ引き込まれた。大きな動きが少ないが、気合の入ったものが見られたと思う。
非写実の写実性
2007年10月18日 放送中のアニメの感想とか『バンブーブレード BAMBOO BLADE』第2話
剣術が凄く強くい少女やその少女の正義感、それら自体の写実性は疑わしいが、そういう設定をした上でその正義感を試される状況に置かれ、闘えば相手をやっつけられる。その論理の筋立ては心地よく、一定の写実性があると思われる。そういうものが、モンタージュや会話といった映像から見て取れる部分で綺麗に構築出来ていたと思う。作画面の充実がそれを一層引き立てる。これは、今後も期待できそうだ。当然ながら、写実性や現実感に乏しい設定を許容できない人にはお薦めできない。
剣術が凄く強くい少女やその少女の正義感、それら自体の写実性は疑わしいが、そういう設定をした上でその正義感を試される状況に置かれ、闘えば相手をやっつけられる。その論理の筋立ては心地よく、一定の写実性があると思われる。そういうものが、モンタージュや会話といった映像から見て取れる部分で綺麗に構築出来ていたと思う。作画面の充実がそれを一層引き立てる。これは、今後も期待できそうだ。当然ながら、写実性や現実感に乏しい設定を許容できない人にはお薦めできない。
漂泊
2007年10月17日 放送中のアニメの感想とか『DRAGONAUT−THE RESONANCE−』第2話
世界の命運を握る事件に巻き込まれること自体は、アニメにおいて珍しいものでもない。ただ、この作品では、キャラクターの根の部分での価値観や関係性が提示されないままに話が進行していくので、折角の良さそうな場面が名場面ダイジェストに見えてしまって、宙に浮いた印象を受ける。ただ、次回以降に説明台詞で説明するくらいなら、事件を通してキャラクターの価値観や関係性を見せたり、圧倒的な映像の物量に訴えるなりに期待したい。
世界の命運を握る事件に巻き込まれること自体は、アニメにおいて珍しいものでもない。ただ、この作品では、キャラクターの根の部分での価値観や関係性が提示されないままに話が進行していくので、折角の良さそうな場面が名場面ダイジェストに見えてしまって、宙に浮いた印象を受ける。ただ、次回以降に説明台詞で説明するくらいなら、事件を通してキャラクターの価値観や関係性を見せたり、圧倒的な映像の物量に訴えるなりに期待したい。
洒落
2007年10月16日 放送中のアニメの感想とか『レンタルマギカ』第2話
OPやEDの歌詞の表示が新しく面白い。ただ、これは非常に残念だが、EDに関しては本来の絵を背景に追いやっていて、かつその背景への被せ方に配慮が感じられない。1回見れば十分。少なくともこれを許可した価値観や美意識と僕の感性は致命的に合わないということだと思う。次回以降もこれなら、EDはスタッフチェック以外の部分を飛ばすことになると思う。本編の構成も突然過去の話になって、時系列が分かり辛いし、根っこの部分での共感できる価値観も垣間見れず、表面的には良さそうに見えるのにもったいない。
OPやEDの歌詞の表示が新しく面白い。ただ、これは非常に残念だが、EDに関しては本来の絵を背景に追いやっていて、かつその背景への被せ方に配慮が感じられない。1回見れば十分。少なくともこれを許可した価値観や美意識と僕の感性は致命的に合わないということだと思う。次回以降もこれなら、EDはスタッフチェック以外の部分を飛ばすことになると思う。本編の構成も突然過去の話になって、時系列が分かり辛いし、根っこの部分での共感できる価値観も垣間見れず、表面的には良さそうに見えるのにもったいない。
ホイホイ
2007年10月15日 放送中のアニメの感想とか『キミキス pure rouge』第2話
ヒロイン達を一通り紹介し終わったが、よくもまあ面倒臭そうなのが揃っているなという印象。それ以上に、何だろうな。一言で表すとイケメンホイホイかな。どこか、共感の持てる部分があればそれもありだろうけど、人間味が真に迫ってこないので好きになれそうにない。
ヒロイン達を一通り紹介し終わったが、よくもまあ面倒臭そうなのが揃っているなという印象。それ以上に、何だろうな。一言で表すとイケメンホイホイかな。どこか、共感の持てる部分があればそれもありだろうけど、人間味が真に迫ってこないので好きになれそうにない。
『CLANNAD』第1話
主人公のモノローグから始まり、その内容通りに色の使い方や見せ方が滅入るような内容になっていて、そんな中での出会いは強調されるだけでなく、打破の暗示にも見えて、ベタといえばベタだが、モノローグ以外の台詞では不自然な説明を避ける形で会話の中に必要な情報が散りばめられていて好感が持てる。後は、必要な情報から考えた結果と物語とが一致しているのかどうかが気になるが、単なる説明台詞による答え合わせだけは避けて欲しい。
まあ、この滑り出しの感じではそんなことはないなと思った。
主人公のモノローグから始まり、その内容通りに色の使い方や見せ方が滅入るような内容になっていて、そんな中での出会いは強調されるだけでなく、打破の暗示にも見えて、ベタといえばベタだが、モノローグ以外の台詞では不自然な説明を避ける形で会話の中に必要な情報が散りばめられていて好感が持てる。後は、必要な情報から考えた結果と物語とが一致しているのかどうかが気になるが、単なる説明台詞による答え合わせだけは避けて欲しい。
まあ、この滑り出しの感じではそんなことはないなと思った。
『獣神演武』第1話
覇者の剣とそれを巡る特殊な者達の闘いの話といった所か。いきなりの襲撃と殺陣から始まって、主人公の性格や能力が伺える内容になっていた。特に殺陣は、武器が刃だけに中々に動きにキレがあってアクション寄りのものになっていた。欲をいえば、タメが見られれば嬉しかった。覇者の剣の行方と闘い、特に刃を使った殺陣に期待したい。
覇者の剣とそれを巡る特殊な者達の闘いの話といった所か。いきなりの襲撃と殺陣から始まって、主人公の性格や能力が伺える内容になっていた。特に殺陣は、武器が刃だけに中々に動きにキレがあってアクション寄りのものになっていた。欲をいえば、タメが見られれば嬉しかった。覇者の剣の行方と闘い、特に刃を使った殺陣に期待したい。
『もっけ』第1話
ざっと見た所、もののけの類が存在する田舎を舞台にもののけと遭遇することを運命付けられた姉妹の日常を描いた作品。それが、当たり前として受け止められていることと、穏やかな田舎の原風景がもはや空想の世界が和む。それをなるべく説明台詞での説明を避けて、映像で見て分かるように作ってあって好感が持てる。ただ、それほど気になるわけでもないが、妹の行き先が分かって走り出す姉が、行き先をつぶやくのは余計に思えた。まあ、理想的な原風景の質感が伝わってきたので、期待以上のものが見られると思う。
ざっと見た所、もののけの類が存在する田舎を舞台にもののけと遭遇することを運命付けられた姉妹の日常を描いた作品。それが、当たり前として受け止められていることと、穏やかな田舎の原風景がもはや空想の世界が和む。それをなるべく説明台詞での説明を避けて、映像で見て分かるように作ってあって好感が持てる。ただ、それほど気になるわけでもないが、妹の行き先が分かって走り出す姉が、行き先をつぶやくのは余計に思えた。まあ、理想的な原風景の質感が伝わってきたので、期待以上のものが見られると思う。
『げんしけん2』第1話
前のシリーズとの間の話がカットされて、唐突に始まった。話数の関係上やOVAで既に作られた話なので、それをカットしたのだろうが、増えたキャラや出戻ったキャラの説明すらないので、見ていないものには唐突としか言いようがない。
とはいえ、ある程度は想像出来るし、今展開されている話自体は分かるし、カットの切り替えや演者の息遣いを使った間の取り方は上手いので、今後見ていけば慣れていくだろう。
前のシリーズとの間の話がカットされて、唐突に始まった。話数の関係上やOVAで既に作られた話なので、それをカットしたのだろうが、増えたキャラや出戻ったキャラの説明すらないので、見ていないものには唐突としか言いようがない。
とはいえ、ある程度は想像出来るし、今展開されている話自体は分かるし、カットの切り替えや演者の息遣いを使った間の取り方は上手いので、今後見ていけば慣れていくだろう。
『こどものじかん』第1話
こどもであろうと性的なことに興味を持ったり、自分の性的な面を使って有意に物事を進めようとすることは理に反することではない。特に性的な面、要はエロ絵や際どい台詞の混じった問題クラスがこの作品の魅力なのだろう。そこには放送用に使えない表現もあるようで、自主規制されているが、原作の尊重とはいえやり方が面白くない上に量も多過ぎる。恐らくは規制の無いであろうDVD版が完成版にあたるのだろうが、今見たこの作品は少なくとも完成版と呼べる代物ではない。
まあ、不愉快であることとの対比によって面白く見られれば良いかなと。ただ、主役の3キャラの行動理念や行動が好きになれそうにないので過度の期待はしない。
こどもであろうと性的なことに興味を持ったり、自分の性的な面を使って有意に物事を進めようとすることは理に反することではない。特に性的な面、要はエロ絵や際どい台詞の混じった問題クラスがこの作品の魅力なのだろう。そこには放送用に使えない表現もあるようで、自主規制されているが、原作の尊重とはいえやり方が面白くない上に量も多過ぎる。恐らくは規制の無いであろうDVD版が完成版にあたるのだろうが、今見たこの作品は少なくとも完成版と呼べる代物ではない。
まあ、不愉快であることとの対比によって面白く見られれば良いかなと。ただ、主役の3キャラの行動理念や行動が好きになれそうにないので過度の期待はしない。
『バンブーブレード BAMBOO BLADE』第1話
世界観の説明に敵の出現と主人公の正義感を見せるまでの話。
世界観の説明といっても大半が絵的に分かる範囲のものと台詞を絵的に補強するもので占められていた。剣道の防具が汗臭いことを小動物の反応で示すカットが妙に浮いていることや彼氏彼女の合計点説とそれに対するベタ過ぎる結果は見ていてニヤリとさせられた。
正義感が好感を持って受け入れられそうなので問題ない。次回以降の闘いの場面が映像的な見せ場なのでその点にも期待したい。
世界観の説明に敵の出現と主人公の正義感を見せるまでの話。
世界観の説明といっても大半が絵的に分かる範囲のものと台詞を絵的に補強するもので占められていた。剣道の防具が汗臭いことを小動物の反応で示すカットが妙に浮いていることや彼氏彼女の合計点説とそれに対するベタ過ぎる結果は見ていてニヤリとさせられた。
正義感が好感を持って受け入れられそうなので問題ない。次回以降の闘いの場面が映像的な見せ場なのでその点にも期待したい。
『プリズム・アーク』第1話
大戦や騎士と姫といった設定が壮大そうだが、結局はバトルと恋模様が作品の根幹にある。
折角用意した設定なのだから、その設定から来る判断や心理があってしかるべきだと思うので、その点に期待したい。
大戦や騎士と姫といった設定が壮大そうだが、結局はバトルと恋模様が作品の根幹にある。
折角用意した設定なのだから、その設定から来る判断や心理があってしかるべきだと思うので、その点に期待したい。
『みなみけ』第1話
冒頭での説明通りに、みなみけの3姉妹の普通の日常が描かれていた。普通の日常は話の上で劇的でもないし地味で無駄も多いが、その無駄がこの作品の一番の見所だと思うので、並以上の作画が常に要求されるし、それを満たした上で、いかに見所を作るか。そのために、動かしたり止め画を綺麗に仕上げてやりすぎ感を出すのも手だと思われる。実際、全体的に並以上の作画で、所々アクションや止め画に力が入っていて、取るに足らない日常であっても十分魅力的に見られた。そういう点で期待が持そうだ。
冒頭での説明通りに、みなみけの3姉妹の普通の日常が描かれていた。普通の日常は話の上で劇的でもないし地味で無駄も多いが、その無駄がこの作品の一番の見所だと思うので、並以上の作画が常に要求されるし、それを満たした上で、いかに見所を作るか。そのために、動かしたり止め画を綺麗に仕上げてやりすぎ感を出すのも手だと思われる。実際、全体的に並以上の作画で、所々アクションや止め画に力が入っていて、取るに足らない日常であっても十分魅力的に見られた。そういう点で期待が持そうだ。
『素敵探偵ラビリンス』第1話
警察が現在捜査中の連続事件での犯人逮捕に必要な協力者探しのために訪れた旧市街地のお化け屋敷風の豪邸で遭遇した謎の少年。タイトルの「素敵探偵」は今一分からなかったが、「旧都な名探偵」の「旧都」と「名探偵」はそういうことなのだろうと思わせる内容になっていた。
こういうサブタイトルの韻は好きだが、探偵と来れば事件と推理が相場なので、そういうノリでいくのかどうかが気になる。
警察が現在捜査中の連続事件での犯人逮捕に必要な協力者探しのために訪れた旧市街地のお化け屋敷風の豪邸で遭遇した謎の少年。タイトルの「素敵探偵」は今一分からなかったが、「旧都な名探偵」の「旧都」と「名探偵」はそういうことなのだろうと思わせる内容になっていた。
こういうサブタイトルの韻は好きだが、探偵と来れば事件と推理が相場なので、そういうノリでいくのかどうかが気になる。