『ひだまりスケッチ×365』
前シリーズもそうだが、時系列の混ぜこぜは、繋がりのもっともらしさとシチュエーションによって楽しみを増すものだと思う。
内容は至って保守的なほのぼのとした日常でありながら、第1話の学校までの疾走、パースよりは陰影や空間把握による補正を狙った画面作り、突然の俯瞰といった斬新な作りも健在で、与えられた範囲内でいかに挑戦するのかといった感じの見応えがあった。
僕は迷いネコの話が好きでした。
『精霊の守り人』
画面の密度と話の内容の密度が合わさった映像の密度の高さ。それがこの作品を面白く見れた理由だろう。内容自体は薄い回も多かったが、その中でのキャラクターの細やかな心の動きや思惑の錯綜が、レイアウト、動きと声の演技、音楽で的確にかつ想像力を喚起しつつ展開されたことで、逆に濃密な印象を受けた。
それだけに楽しい作品だが、気の抜けない作品でもあり、本気の視聴を要求される作品だったと思う。
『とらドラ!』テレビ大阪 : 10/01(水) 25:20~
http://www.starchild.co.jp/special/toradora/

『ロザリオとバンパイア CAPU2』テレビ大阪 : 10/01(水) 26:25~
初回のみ26:55~
http://www.rosa-vam.com/

『黒執事』MBS : 10/02(木) 25:25~
http://www.kuroshitsuji.tv/

『キャシャーン Sins』MBS : 10/02(木) 25:55~
http://casshern-sins.jp/

『あかね色に染まる坂』KBS京都 : 10/03(金) 25:30~
http://www.mmv.co.jp/special/akasaka/

『テイルズ オブ ジ アビス』MBS : 10/04(土) 25:55~
http://www.tv-toa.jp/

『地獄少女 三鼎』MBS : 10/04(土) 26:25~
http://www.jigokushoujo.com/

『とある魔術の禁書目録』MBS : 10/04(土) 26:55~
http://project-index.net/

『ヒャッコ』テレビ大阪 : 10/04(土) 27:10~
http://hyakko.jp/

『かんなぎ』MBS : 10/04(土) 27:25~
http://www.nagisama-fc.com/

『イナズマイレブン』テレビ大阪 : 10/05(日) 09:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/inazuma/

『しゅごキャラ!!どきっ』たぶん今放送中の枠
http://shugo-chara.com/

『機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン』MBS : 10/05(日) 17:00~
http://www.gundam00.net/

『屍姫 赫』サンテレビ : 10/06(月) 24:00~
KBS京都 : 10/08(水) 25:30~
http://www.starchild.co.jp/special/shikabanehime/

『喰霊 -零-』KBS京都 : 10/06(月) 25:30~
サンテレビ : 10/07(火) 24:00~
http://www.ga-rei.jp/

『ケメコデラックス!』読売テレビ : 10/06(月) 26:24~
http://kemeko.jp/

『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』テレビ大阪 : 10/07(火) 26:05~
*主演包囲網完成
http://www.haoh.tv/

『ef - a tale of melodies.』KBS京都 : 10/07(火) 25:30~
サンテレビ : 10/07(火) 26:10~
http://www.ef-melo.com/

『今日の5の2』テレビ大阪 : 10/07(火) 27:10~
http://www.starchild.co.jp/special/gononi/

『まかでみ・WAっしょい!』サンテレビ : 10/08(水) 26:10~
http://www.macademi.tv/

『タイタニア』NHK・BS2 : 10/09(木) 23:32~
http://www.tytania.jp/

『CLANNAD ~AFTER STORY~』MBS : 10/09(木) 26:25~
http://www.tbs.co.jp/clannad/

『鉄道むすめ ~Girls be ambitious~』KBS京都 : 10/10(金) 22:30~
サンテレビ : 10/10(金) 21:30~
http://tetsudou-musume.net/

『鉄のラインバレル』サンテレビ : 10/10(金) 25:40~
http://www.linebarrels.jp/

『スキップ・ビート!』テレビ大阪 : 10/10(金) 27:35~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/s-beat/

『ヴァンパイア騎士 Guilty』テレビ大阪 : 10/11(土) 26:05~
http://www.vampire-knight.jp/

『ライブオン CARDLIVER 翔』テレビ大阪 : 10/12(日) 06:54~
http://www.live-on.jp/

『純情ロマンチカ2(に)』サンテレビ : 10/13(月) 26:10~
http://www.suzukisan.info/

『のだめカンタービレ 巴里編』関西テレビ : 10/21(火)
http://www.nodame-anime.com/
『鉄腕バーディー DECODE』
二人のそれぞれの日常が見ている側には日常と非日常であり、特に文明的にも肉体的にも上位であるバーディーからつとむへの歩み寄りが見所だった。
要は、バーディーの体で心は同居しているが、あくまでバーディーは客であって主はつとむであった。リュンカの正体が分かるにつれて、肩入れしていくことからもそれが伺える。
忘れることで関係の全てが壊れてしまうことは悲しくもあり、続きがあるからこそ、一先ずの終わりとして出来るものでもあろう。次シリーズでの完結に期待しております。
『Mission-E』
前のシリーズでは局地的な部分しか描かれていなかったが、今回のシリーズではTYPE-Eと社会全体との関りにまで踏み込んだものが、人間関係を中心にして描かれていた。また、前のシリーズの中心人物達が先輩としてかつ当事者として提示する関係が、未来の安泰を思わせる力があって良かった。
近未来だろうと人の心のありようはそうそう変わりはしないのだから、ちょっとした仕草や口調で相手を察し皆まで言わないやり取りはアニメの中ではかなり良い出来だったと思う。人を大切にするこの作品は大好きでした。
『ゼロの使い魔・三美姫の輪舞』
この作品はいつもそうだが、ツンデレラブコメがメインで闘いはあくまで話を物語りにするためのおまけ、いわば話の凝った特撮やロボットアニメの戦闘シーンのような存在だろう。なので、闘いの場面の物足りなさは今更とやかくいう所でもない。ラブコメ部分については新キャラ登場で、着エロを突き詰めた内容にも満足した。ただ、最終的に主と使い魔の関係が、騎士と姫の関係なのだと気付かない鈍感さでイライラを煽っておいた割に、ベタだからか肝心の場面が映像的にあっさりとしていたことが気に入らなかった。そこはテーマなのだから、やっぱりね。
『マクロスF』
肝心な場面のほぼ全てで歌がBGM的な役割として流れており、見せ場では映像と相まって昂揚感のあるものだった。特に、最終決戦での最初から最後までライブは圧巻だった。ただ、盛り上げるというかシリアス一辺倒に切り替える潤滑油として、キャラクターの死を効果的に使おうとしたことが、最終的な歌と愛のテーマの前にして逆に不要なように感じられたことが残念ではあった。それ以外は、大筋では特に不満も無くマクロスシリーズ全体を歴史として効果的に使ったり、シンクロさせたりしたことはニヤリとさせられたし、歌には力があるのは確かで、それを映像として作品内容として綺麗に見せられていたので良かったと思います。
『スレイヤーズ REVOLUTION』
伝説的作品の復活だが、おさらい無しにキャラの立ち居地とそれらしく見てくれることを狙って、話の進展に最大限に力を注いだことは正しい判断だったと思う。特にワイザーは最初こそただのウザキャラかと思ったが、ゼロスが出るまでの繋ぎの役割以上に狂言回しとして働いて、かつゼロス登場後は二人の意味深な笑みと対峙がゾクッとした。
あと、最終決戦で皆が力を合わせて敵を討つってのはベタだけど悪くなかった。ただ、知略を尽くして闘っているのだろうが、新シリーズの話の中で見せられる設定、特に魔法の特性についてはもっと見せて欲しかった。より設定を知っているファンだけが楽しめる内容になっていて、それがこの作品の現時点での限界ってことなのだろうなと思うと、一時代を築いた作品だけに悲しくもあった。
とりあえずは、大規模な局地災害が相手で今クールは終わったが、残りのクールでは世界規模の敵と日常が繋がっていく話が見たいなと。
『西洋骨董洋菓子店~アンティーク~』
店の皆が一体となって、店が軌道に乗って、直接的に過去の事件を解決したわけではないが、類似事件を解決することで過去を乗り越えつつ、取っ掛かりになりそうな予感を漂わせながら終わった。続きがあってもなくてもまあどちらでも良いが、特に盛り上りもないけど盛り下がりもなかった。コミカルな場面での崩しの絵を違和感無く使っていたりと、試みは面白かった。
こういうそこそこで嵌れば楽しめる作品がジャンルの層を厚くすると思うので良かったと思います。
『セキレイ』
セキレイ同士の代理戦争的な構造に否応無しに巻き込まれていくことと、弱いセキレイを逃がそうとする男への共感が、ただ優しいからそうしただけで、そこそこ強くて闘いたがりのセキレイを持つ主人公にとっては、自分を重ね合わせているでもない。それがこの作品に対する違和感の全てであり、ちょいエロ以外で特に見所もなかったし、僕にとってはそういう作品でしかなかった。
毎度ながら、見せ方が甘くて顔がそこそこで優しいから女が寄ってくる作品に馴染めってのは無理がありますな。
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第24話
設定に則って論理に整合した内容で仕掛けていく展開は濃密でいつも以上に速く感じた。加えて、俺も引っ掛かったわって内容の仕掛けがかなり効いた。
最後の引きは最終回へ向けて最高潮で持って行くだけの力があって、その選択がこの作品のやりたかったことというか、あれだけの行為を裏付ける意志として十分なものとして見せなければならないのだから、逃げずに見せてくれることに期待せずにはいられない。
しかし、毎度ながらこの週刊誌の連載作品のような密度は疲れる。
『鉄腕バーディー DECODE』第11話
度し難くてイラ付く奴に鉄槌が降ることは、根源的に胸がスッとする。それと同時並行で、まさに審判の日そのものが生物を、やがて人だけを消していく異常な光景。全体的に高密度な作画で、中々来ないと思っていた人達を含めた少数精鋭で作られているだけのことはある。
己の体に戻り己の体で大地を踏みしめ疾走する様は引きとして十分な力があり、次回の展開と結末が待ち遠しい。
『S・A スペシャル・エー』
前期OPのヘロさとかコメディータッチでの天然ボケとか滑ってたけど、それも含めて独特の味があって、特に濃い模様を見せるようになった後半あたりから出てきた絵が淡くなって心理的時間が止まったかのように描かれる演出はかなり好きだった。
場やそこでの繋がりの大切さを全面に押し出した〆方が、この作品らしくて良かった。勢いが付くまで遅かったものの、気軽に見れる作品でした。
『マクロスF』第24話
ヴァジュラとの生存を巡る闘いと学園ラブコメの匙加減こそがこの作品の見所だったと思うのだが、思いの他SFらしさを取ってシリアスな展開の比重が増してくると一気に胡散臭さが増してきた。ラブコメのトライアングルが良く出来ていただけに、そこから世界の危機に繋がっていく展開はかなりの力技であり、確かに整合性に問題があるようには思わないが、低速から急に高速に入った時のギアの空回りのような違和感が拭えない。それでも引きは十分なので、OPのラストのような展開とまでは言わないが、ハッピーエンドであって欲しい。
『ゼロの使い魔・三美姫の輪舞』第11話
踊り子の服、色仕掛け、ヤッホーイ。それが全ての回であり、それは十分だった。眼福なり。もはや陥落したルイズの具合とか大ボス登場といった重要そうなこともあったような気もするが気のせいだろう。
『我が家のお稲荷さま。』
親から子へと受け継がれるお稲荷さまとの絆が見せ所だったが、過去と現代を行ったり来たりだと話の連続性が損なわれることもあるので、そこはそういうものだと受け取れる最低限のモンタージュで済ませてあって、それが軽めのこの作品には合っていたと思う。全体的に可愛らしく崩れず仕上げられていたのも良かった。
天然でものを壊して家計に打撃ネタだけは最後まで好きになれなかった。しかも、見せ場とばかりに派手だから堪らなかった。ただ、同じ天然でも全体的に生活に関係ない部分やずれたやり取りは好きだった。
特段に面白いことはなかったが、結構好きだった。続きがあるなら見ようと思うし、なくても別に構わない。気軽に見れる作品でした。
『To LOVEる-とらぶる-』第22話
文化祭は準備している間が一番楽しいを地で行く内容で、間に挟まれる金色の闇のハローワークや自衛隊での就職活動がずれたやり取りで面白かった。最後に見つかる居場所も見え見えながら微笑ましく見れた。話の内容は空っぽだけど勢いだけで見せる話になるとやはり強い。
『夏目友人帳』第10話
この世ならざる美しい音色。全体的に淡く儚げなこの作品では、音そのものでなく鳴ったことが印象に残るような少しだけ流れる音で表現した。どこか人間よりも人間臭い妖怪の姿と不器用さや繋がりがそれを引き立てた。相変わらず、最善ではないけど、最悪でもない話は心に来る。
『SOUL EATERレイトショー』第23話
バトル回に加え終始シリアスな展開だと流石に締まる。土壇場でのどんでん返しや一瞬の隙を突いての一撃など、見せ場を生かしたシリアスで安っぽくもなくすかしてもいない展開だけで作られた珍しい回だった。
『S・A スペシャル・エー』第23話
S・Aという突飛な設定でも2クールやれば、大事な場であるという展開に対して十分な説得力となって返ってくる。ここまで実に長かった。後は2人の恋の行方と大団円を見守るだけです。

< 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 >

 
okm

この日記について

日記内を検索