『RIDEBACK』第4話
きな臭い連中のビル占拠とそれに伴ったビルの爆破がどうにも例の事件を髣髴とさせて、何だか国防を仕切っている連中が米の国のメタに思えて、それを普段着でライドして助けにいく展開で論理的破綻を感じるけど、相変わらずライドは爽快と。いよいよボタンの掛け違いが表面化してきた。
『ONE OUTS~ワンナウツ~』第8話
予告されていた3連投に20倍レートが加わって、まさかの失点が重なって取り返しがつかない所まで見せておいて、別角度からの勝負が始まるわけで……。特に、今回気付いたのだけど、固められた上手い演者の右往左往が凄く面白い。試合形式であっても勝負をしているのだという強固な信念と勝ちきることの難しさが光る回だった。しかも、決着が次回に持ち越しとは、いよいよエンジン掛かってきた。
『フレッシュプリキュア!』第1話
桃園ラブという主人公の名前が、源氏名のようで面食らったが、何のことはない中身は普通の作品だった。とはいえ、今回の戦士達は昔からの知り合いだけど別々の学校に通っているようで、おまけにババアポジションのキャラは彼氏持ちときた。フレッシュの通り名を冠した主人公からは、テーマを読み解くことはまだ出来ないが、今回の仕切り直しにも新しい要素を取り入れていて隙のない布陣ではある。
『続 夏目友人帳』第4話
卵から妖の雛が孵って巣立つまでの話。人と違う時間を生きているから、一回の放送で巣立っても違和感ないし、引きがない分だけ淡さが満ちていた。一方で、巣立ちは別れなのだけど別れではなくて、その微妙な受け取り方が巣に残った目に見えない温かみに表れていた。
『宇宙をかける少女』第4話
学園祭で恥ずかしい格好でサービスしてみたり、レオパルド戦車や零戦といった遺産の展示があったり、インターネットに興じて検索トップに来ないことに腹を立て犯行予告して個人特定されてみたり、学園の抵抗勢力が学生運動よろしくの校舎だったり、正体を隠そうともしなかったりと、やりたい放題でありながら全部が上手い具合に絡まりあって話になっていた。特に、場面毎に着替えるイモちゃんが可愛かった。前回の金玉ネタといい、悪乗りが話として機能していると一石二鳥の面白さがある。
『RIDEBACK』第3話
早速、年一のレースが登場して、確かにレースで見せるとRIDEBACKは結構格好良いものだ。かと思えば、同時進行で1話の説明に出来てきたRIDEBACKの戦争兵器としての一面が話に絡みそうな気配がしてきた。御大層にRIDEBACKの兵器としての信頼性を語るのは良いが、余程説得力のある描写を持ってこないと白けるのは必死だろう。
『鋼殻のレギオス』第3話
時系列の繋がりが今一つ分からない上に、背負っているものがどうとか不意に回想されたところで、こちらに提示された情報では推察不可能な深遠なる思いなど分かりようもない。ただ、2話までに提示された隊長の思いは少しばかり分かったので、回想を逆順に処理するにしてももう少し上手いやり方に期待したい。
『明日のよいち!』第1話
冒頭の山でのやり取りからしてギャグ要素の強い作品だが、締める所は締めてあって抜かりない。おっぱいが一杯でどうやらおっぱい好きそうな主人公が織り成す学園ラブコメのようなので期待できそう。
『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』第16話
是非はさておき、濃いオッサン二人がクーデターを通して正しき軍人のあり方を問う話は、今までの中でも最高潮の盛り上がりを見せている。一方で、何者かの意思による悲劇の序章が、制作者という神の意思とイノベーターの思惑とで上手い具合に重ね合わさって、思いのすれ違いさえも手の平の上であるかのように見えて、幾分御都合具合を緩和している。しかしながら、人知を超えた力よりもオッサンの発言の方が説得力があって面白いのは皮肉といえる。
『Yes!プリキュア5 GoGo!』
価値のあるコレクションを館中に集めても、思い人の心だけは手にすることの出来ない館長と、夢に向かう可能性の種たるプリキュアとの対比が今回のシリーズの見せ所であった。ややグダグダ感はあるが、皆の健やかなる姿と希望の未来を暗示させるエピローグがあれば、そんなに気にするほどでもない。作り物と分かっていても、夢に向かって諦めない姿は胸を打つものがあり、2年間ぶれることなく突き通したことは素晴らしい。
『続 夏目友人帳』第3話
友人と知人の中間とでもいうべき名取との怪しげな温泉旅行。もともとが妖を題材としているだけあって、温泉宿が見映えする。思惑や不和の予兆はあれど、情けは人のためならずがこの作品らしく、二人の距離が友人に近づいて心の糸が解れるのがまた良い。
『ケロロ軍曹』第247話
Aパートはリップを塗っただけで妙に色っぽくなるというかエロくなるモアの話で、落ちも含めて健気で愛らしい。打って変わって、Bパートは突然の危機的状況と分かり易くて軽い落ちでバランスが取れていた。まあ、モアはヤバイってことですな。
『ドルアーガの塔 the Sword of URUK』第3話
ギャグキャラが出てくるとなるとどうしてもギャグに寄せることになる。冒頭の『24』よろしくの雪崩ネタまでの時間表示と落ちのつまらなさまで含めた予定調和に仕立ててあって、これまでのシリアスな話の展開から浮いていることに対する措置になっていた。何だかんだで、気障と小悪党の揃い踏みは楽しかった。
『銀魂』第141話
オッサンと若者の濃いバトルがあって、話の背景も含めて盛り上げたかと思えば、週を跨いでのくないネタがあったりと、いつも通りといえばいつも通りの匙加減で本当に最終章なのか疑わしい。軽妙な掛け合いで和らげているが、最終章としての盛り上げもあって何とも。
どれだけ見入るような話が展開されても、冗談でちょっとシニカルに落としてしまうところがこの作品の強みであって弱みでもある。

何ともないぜ

2009年1月21日 1話雑感
『源氏物語千年紀 Genji』第1話
早速の濡れ場から始まって、初恋の人が義理の母でもにょもにょで、流石に国産最古のエロ小説が元ネタなだけはある。平安の世の元服直後のお子様が、関係しちゃう場面が出てくるのかどうか。まあ、流石源氏だクレームが来ても何ともないぜ、って具合なのは分かっているので、デジタルで見せる色使いや光は健在なので、デジタル時代に新たな演出の開発がなされることに期待したい。

強権

2009年1月20日 1話雑感
『黒神 The Animation』第1話
細かい部分をじっくり説明して納得をさせるというよりは、ドッペルの話とか大雑把に作品世界の決まりごとを見せて前提条件を提示するという形。なおかつ、不思議ちゃんが大暴れもすると。大暴れの場面は嫌いじゃないけど、どうも全体的に丁寧な感じがしないので馴染み辛い。
まあ、キングオブ屁垂れの一角が出ておられるので、それだけで楽しめるといえば楽しめますが……。

轟沈

2009年1月19日 1話雑感
『空を見上げる少女の瞳に映る世界』第1話
世界の危機と天上人と鍵を握る少女、まあセカイ系ですな。世界の危機と経緯が丁寧に説明されたけど、特に惹かれるものはなかった。

断絶

2009年1月18日 1話雑感
『鋼殻のレギオス』第1話
冒頭の生物の戦闘と学園編との関係性が全く分からないので、単に2つの場面を羅列しただけの印象を受けた。要は、それが1話としての引きなのだろうが、そんなことしなくても引きは出来ていたと思う。まあ、能ある鷹方式に惹かれはしないが、落ちこぼれ部隊が奮闘する展開は素直に好きだ。

前提の前提

2009年1月17日 1話雑感
『RIDE BACK』第1話
冒頭の戦争とか新型兵器がどうとかの場面で、タイヤを履いた平気が歩兵を圧倒する絵面には疑問が湧くだけだった。タイヤがパンクしないのかとか、戦車の主砲を避けられないだろうとか、近代兵器に対する優位性が見えないとか。冒頭の戦争が今後の話に絡むのならば話は別だ。そういうのを抜きにしても、中々面白い動きの出来る乗り物でそこは魅力的だ。
『夜桜四重奏』第1話
妖怪と人間の共生とはいうものの、一目で区別がつかないので何とも。見るからに妖怪と共生しているのならまだしも、見かけが人で少しだけ異形で異能の力を使えるのは、キャラクターとしてはほとんど人間と同等の扱いになるので、見せ方で区別を付けるしかない。かと思えば、人間にも異能の力を持つ者がいて、何が何だか。監督的に挑戦的な演出が見られると期待したい。

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