ほんま、でかるちゃーやでこれは
2008年6月27日 放送中のアニメの感想とか『マクロスF』第12話
ブリタイ、エキセドル、カムジンのような立ち位置のキャラクター、かつてのミンメイを髣髴とさせるランカの歌。この展開で物語上の意味でもダブルヒロインと相成った。最後に出てきたマクロスの残骸に次回タイトルといい、どれだけ詰め込むんだと。こういった旧作の絶妙ななぞりと新作の混ざり具合、たまらん。
ブリタイ、エキセドル、カムジンのような立ち位置のキャラクター、かつてのミンメイを髣髴とさせるランカの歌。この展開で物語上の意味でもダブルヒロインと相成った。最後に出てきたマクロスの残骸に次回タイトルといい、どれだけ詰め込むんだと。こういった旧作の絶妙ななぞりと新作の混ざり具合、たまらん。
『仮面のメイドガイ』
新たなる陰謀と新たなる仮面のメイドの登場にこれからの展開は、といった所で上手い具合に一区切り付けた。そういうこの先も続いていく終わりなき日常として落ちを付けることが、不死身のコガラシにはよく合う。出落ち系なので、1クールで区切った方が勢いに乗って見られると思うので、今はあるであろうシーズン2に期待しつつ、お疲れ様でした。
新たなる陰謀と新たなる仮面のメイドの登場にこれからの展開は、といった所で上手い具合に一区切り付けた。そういうこの先も続いていく終わりなき日常として落ちを付けることが、不死身のコガラシにはよく合う。出落ち系なので、1クールで区切った方が勢いに乗って見られると思うので、今はあるであろうシーズン2に期待しつつ、お疲れ様でした。
偉大なる力
2008年6月25日 放送中のアニメの感想とか『RD潜脳調査室』第6話
「読み終えると誰かにラブ・レターが書きたくなる本」を軸に割と狭い範囲で話が完結していく。キャラの気付きとこちらの気付きが上手く噛み合って気持ちが良かった。特に、一見繋がっているようで繋がっていないのかと思いきや、やっぱり繋がっていたという軽いどんでん返しが上手かったなと。キャラクターの過去と年月が経過した世界で、本と世界との関係をやり取りとそこでの心の在り様で見せ、表現の難しい本の存在を成立させていた。演出だなと。
「読み終えると誰かにラブ・レターが書きたくなる本」を軸に割と狭い範囲で話が完結していく。キャラの気付きとこちらの気付きが上手く噛み合って気持ちが良かった。特に、一見繋がっているようで繋がっていないのかと思いきや、やっぱり繋がっていたという軽いどんでん返しが上手かったなと。キャラクターの過去と年月が経過した世界で、本と世界との関係をやり取りとそこでの心の在り様で見せ、表現の難しい本の存在を成立させていた。演出だなと。
久しぶりに
2008年6月24日 放送中のアニメの感想とか『おねがいマイメロディ きららっ☆』第12話
鳥の横柄なキャラクターに結構ウンザリしていた中で、久しぶりに気持ち良かった。Aパートは貧乏なバク一家のなすび城に忍者姿の面々が乗り込む内容で、皆が協力的で鳥も鬱陶しくなかった。忍者をやってみたかったからと今回は変身するマイメロの自由さや、忍者君に見えるクロミの格好、ぬかづけの罠など見所満載の活劇に仕上がっていた。Bパートものんびりするマイメロを中心とした話なので、ボケボケで微笑ましかった。とりあえず、鳥は星へ帰れと。
鳥の横柄なキャラクターに結構ウンザリしていた中で、久しぶりに気持ち良かった。Aパートは貧乏なバク一家のなすび城に忍者姿の面々が乗り込む内容で、皆が協力的で鳥も鬱陶しくなかった。忍者をやってみたかったからと今回は変身するマイメロの自由さや、忍者君に見えるクロミの格好、ぬかづけの罠など見所満載の活劇に仕上がっていた。Bパートものんびりするマイメロを中心とした話なので、ボケボケで微笑ましかった。とりあえず、鳥は星へ帰れと。
試みと話、その方向性の合致とニッチ
2008年6月23日 シリーズ全体の感想『紅』
同監督の『RED GARDEN』と直接話の繋がりはないが、主に作り方では前作での試みを踏襲していた。プレスコによるキャラクターを越えた生のやり取り、特に本格素人ミュージカルの回やアクション時の息遣いが凄かった。また、紫の振舞いを少女らしいと納得させるだけの造型と五月雨荘の古風なアパートとしての細かな色あせ具合が幼さにも似た不安定さを兼ね揃えていたことも大きい。今作は演出の試みに対し話の方向性が分かり易く共感出来るものだったので綺麗にまとまったと思う。
それでも作品自体はニッチな分類に入るだろうが、独特の作品として記憶に留めて置きたい。
同監督の『RED GARDEN』と直接話の繋がりはないが、主に作り方では前作での試みを踏襲していた。プレスコによるキャラクターを越えた生のやり取り、特に本格素人ミュージカルの回やアクション時の息遣いが凄かった。また、紫の振舞いを少女らしいと納得させるだけの造型と五月雨荘の古風なアパートとしての細かな色あせ具合が幼さにも似た不安定さを兼ね揃えていたことも大きい。今作は演出の試みに対し話の方向性が分かり易く共感出来るものだったので綺麗にまとまったと思う。
それでも作品自体はニッチな分類に入るだろうが、独特の作品として記憶に留めて置きたい。
『テレパシー少女蘭』第1話
超能力が存在していようと、蘭の周りの世界は文明の技術的な面でそれほど今と変わりな。また、人物の心理的な部分を意識して在り様を見た場合に、現代的な擦れがないのでどこか懐かしい感じがする。まあ、それでも超能力を巡る話になるとことはそう単純とも言いがたい。日常に突如テレパシーが入り込んでくる展開は掴みとして良かったので先が気になる。
超能力が存在していようと、蘭の周りの世界は文明の技術的な面でそれほど今と変わりな。また、人物の心理的な部分を意識して在り様を見た場合に、現代的な擦れがないのでどこか懐かしい感じがする。まあ、それでも超能力を巡る話になるとことはそう単純とも言いがたい。日常に突如テレパシーが入り込んでくる展開は掴みとして良かったので先が気になる。
2008年7月期関西の新番組
2008年6月21日 関西の新番組『スレイヤーズREVOLUTION』テレビ大阪 : 07/02(水) 25:20〜
http://www.starchild.co.jp/special/slayers_revolution/
『鉄腕バーディー DECODE』KBS京都 : 07/04(金) 25:30〜
サンテレビ : 07/04(金) 26:10〜
http://www.birdy-tv.com/
『ストライクウィッチーズ』KBS京都 : 07/04(金) 26:00〜
サンテレビ : 07/07(月) 26:10〜
http://s-witch.cute.or.jp/
『スケアクロウマン』KBS京都 : 07/06(日) 07:30〜
http://www.vap.co.jp/scarecrowman/
『薬師寺涼子の怪奇事件簿』サンテレビ : 07/07(月) 24:00〜
KBS京都 : 07/09(水) 25:30〜
http://www.starchild.co.jp/special/yakushijiryouko/
『セキレイ』KBS京都 : 07/08(火) 25:30〜
サンテレビ : 07/08(火) 26:10〜
http://www.sekirei-tv.com/
『ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜』サンテレビ : 07/09(水) 26:10〜
http://www.zero-tsukaima.com/
『Mission-E』KBS京都 : 07/10(木) 25:30〜
http://avexmovie.jp/lineup/mission-e/
『恋姫†無双』KBS京都 : 07/10(木) 26:00〜
http://www.mmv.co.jp/special/koihime/
『夏目友人帳』テレビ大阪 : 07/12(土) 26:05〜
http://www.natsume-anime.jp/
『ひだまりスケッチ×365』MBS : 07/12(土) 26:25〜
http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/
『乃木坂春香の秘密』読売テレビ : 07/14(月) 26:29〜
http://www.nogizaka-haruka.com/
『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』関西テレビ : 07/15(火) 25:59〜
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/antique-anime/
開始日時不明
『ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜』テレビ大阪 : 7/
http://wd.sega.jp/anime/
http://www.starchild.co.jp/special/slayers_revolution/
『鉄腕バーディー DECODE』KBS京都 : 07/04(金) 25:30〜
サンテレビ : 07/04(金) 26:10〜
http://www.birdy-tv.com/
『ストライクウィッチーズ』KBS京都 : 07/04(金) 26:00〜
サンテレビ : 07/07(月) 26:10〜
http://s-witch.cute.or.jp/
『スケアクロウマン』KBS京都 : 07/06(日) 07:30〜
http://www.vap.co.jp/scarecrowman/
『薬師寺涼子の怪奇事件簿』サンテレビ : 07/07(月) 24:00〜
KBS京都 : 07/09(水) 25:30〜
http://www.starchild.co.jp/special/yakushijiryouko/
『セキレイ』KBS京都 : 07/08(火) 25:30〜
サンテレビ : 07/08(火) 26:10〜
http://www.sekirei-tv.com/
『ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜』サンテレビ : 07/09(水) 26:10〜
http://www.zero-tsukaima.com/
『Mission-E』KBS京都 : 07/10(木) 25:30〜
http://avexmovie.jp/lineup/mission-e/
『恋姫†無双』KBS京都 : 07/10(木) 26:00〜
http://www.mmv.co.jp/special/koihime/
『夏目友人帳』テレビ大阪 : 07/12(土) 26:05〜
http://www.natsume-anime.jp/
『ひだまりスケッチ×365』MBS : 07/12(土) 26:25〜
http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/
『乃木坂春香の秘密』読売テレビ : 07/14(月) 26:29〜
http://www.nogizaka-haruka.com/
『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』関西テレビ : 07/15(火) 25:59〜
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/antique-anime/
開始日時不明
『ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜』テレビ大阪 : 7/
http://wd.sega.jp/anime/
極めて
2008年6月20日 放送中のアニメの感想とか『ドルアーガの塔』第11話
正義、大義、理想、野望、それらを叶える力を手に入れるため塔を上りドルアーガを討つ。意識無意識を問わず塔を上ることはそれらへと直結していくし、その結果勇者の名声を得られる。ただ、上ることとドルアーガを討とうとするジルの行為は、行動の目的化であり仲間を危険に晒す。それでも拠り所なき行動が何時の間にか拠り所となり、そのために己を奮い立たせる。
それを踏まえて考えるとジルの葛藤は極めてメタ的な視点のものであり、それに対する答えは現実的には下の下な子供の発想でありフィクションでしかありえない理想主義の塊だろう。だけど、清々しく、気持ちが良く、それで良い。その結果がどうなるのか、次回が待ち遠しい。
正義、大義、理想、野望、それらを叶える力を手に入れるため塔を上りドルアーガを討つ。意識無意識を問わず塔を上ることはそれらへと直結していくし、その結果勇者の名声を得られる。ただ、上ることとドルアーガを討とうとするジルの行為は、行動の目的化であり仲間を危険に晒す。それでも拠り所なき行動が何時の間にか拠り所となり、そのために己を奮い立たせる。
それを踏まえて考えるとジルの葛藤は極めてメタ的な視点のものであり、それに対する答えは現実的には下の下な子供の発想でありフィクションでしかありえない理想主義の塊だろう。だけど、清々しく、気持ちが良く、それで良い。その結果がどうなるのか、次回が待ち遠しい。
現実の
2008年6月19日 放送中のアニメの感想とか『うちの3姉妹』第11話
面白いが積極的に語ることが難しい作品だが、今回は3姉妹の母親が過去に見せた性質が3姉妹にも受け継がれていることがよく分かる話。あまり似て欲しくない部分程よく似るを体現していて微笑ましかった。
面白いが積極的に語ることが難しい作品だが、今回は3姉妹の母親が過去に見せた性質が3姉妹にも受け継がれていることがよく分かる話。あまり似て欲しくない部分程よく似るを体現していて微笑ましかった。
並行
2008年6月18日 放送中のアニメの感想とか『RD潜脳調査室』第5話
文字通りの浦島状態の波留と浮世離れしたお嬢様のミナモ。バディである2人は過ごした時の差を持っており、過去と現在で共通のブランドがそれを埋める。それと同時にヒトと擬体との差を埋める話も並行していて面白い。擬体との格闘戦は動きをしっかり見せるアクションで気持ち良かった。
文字通りの浦島状態の波留と浮世離れしたお嬢様のミナモ。バディである2人は過ごした時の差を持っており、過去と現在で共通のブランドがそれを埋める。それと同時にヒトと擬体との差を埋める話も並行していて面白い。擬体との格闘戦は動きをしっかり見せるアクションで気持ち良かった。
『巌窟王』第1話
まず、落ち着いた画面の中でわざと浮くように作っているのであろう服の塗りの質感が印象的だ。単純ながらも後々心に来る選択、伯爵や少女の謎といったもので惹き付け、劇的な展開を見せる。画面やキャラ、物語等の持つ独特の不安定さで先が気になる。
まず、落ち着いた画面の中でわざと浮くように作っているのであろう服の塗りの質感が印象的だ。単純ながらも後々心に来る選択、伯爵や少女の謎といったもので惹き付け、劇的な展開を見せる。画面やキャラ、物語等の持つ独特の不安定さで先が気になる。
看板に
2008年6月16日 放送中のアニメの感想とか『絶対可憐チルドレン』第11話
慰安旅行、温泉旅館、露天風呂、とくれば心が躍りそうなものだが、如何せんサービスカットには期待出来ないことは分かっていた。実際に、湯けむりが多過ぎて大してサービスにもならず、キャラの性格からすれば台詞として使い易いのは分かるが、それをサービスカットですよって扱う姿勢には違和感しかなかった。いっそさらっと流してくれた方が、これはこれでサービスカットかなと前向きに捉えられたように思う。話の流れや宴会での崩しが上手かっただけに残念でならない。
慰安旅行、温泉旅館、露天風呂、とくれば心が躍りそうなものだが、如何せんサービスカットには期待出来ないことは分かっていた。実際に、湯けむりが多過ぎて大してサービスにもならず、キャラの性格からすれば台詞として使い易いのは分かるが、それをサービスカットですよって扱う姿勢には違和感しかなかった。いっそさらっと流してくれた方が、これはこれでサービスカットかなと前向きに捉えられたように思う。話の流れや宴会での崩しが上手かっただけに残念でならない。
明暗の反転
2008年6月15日 放送中のアニメの感想とか『SOUL EATERレイトショー』第10話
曇天、任務で訪れた村、雨。それらから連想される通り、ブラック・スターと椿の暗い過去が掘り下げられていた。それを必要以上に残酷な映像を使わず見せていて良かった。特に、その場面で台詞の区切り毎に森の奥と森の外双方からのカットを連続して切り替えていくのには奇妙な気持ち良さがあって痺れた。アニメでは実写と比べてカットの切り替えが忙しい場合が多く、それが独自の映像の体感速度に寄与しているのだが、これはそれを突き詰めて体感の気持ち良さとキャラクターの心の晴れがシンクロしていた。
まあ、暗い過去とか気負いとかがあるのに変に気取っている感じがして鼻に付くが、見ていて時折体感的な気持ちの良さを持つ作品ではある。
曇天、任務で訪れた村、雨。それらから連想される通り、ブラック・スターと椿の暗い過去が掘り下げられていた。それを必要以上に残酷な映像を使わず見せていて良かった。特に、その場面で台詞の区切り毎に森の奥と森の外双方からのカットを連続して切り替えていくのには奇妙な気持ち良さがあって痺れた。アニメでは実写と比べてカットの切り替えが忙しい場合が多く、それが独自の映像の体感速度に寄与しているのだが、これはそれを突き詰めて体感の気持ち良さとキャラクターの心の晴れがシンクロしていた。
まあ、暗い過去とか気負いとかがあるのに変に気取っている感じがして鼻に付くが、見ていて時折体感的な気持ちの良さを持つ作品ではある。
味のある安っぽさ
2008年6月14日 放送中のアニメの感想とか『モノクローム・ファクター』第9話
脈絡とか論理的な構成は破綻している所か用意すらされていないながらも、これまでの話を通してキャラクターの行動と話の中での扱いがいつも通りと感じられるようになっているだけあって、その独特の安っぽさと、時折深く来る内容も顕在だった。
今回は片言の日本語を喋る魅力的な娘とその登場を伊豆の踊り子に見立ててハッスルする執事が面白かったので良し。
脈絡とか論理的な構成は破綻している所か用意すらされていないながらも、これまでの話を通してキャラクターの行動と話の中での扱いがいつも通りと感じられるようになっているだけあって、その独特の安っぽさと、時折深く来る内容も顕在だった。
今回は片言の日本語を喋る魅力的な娘とその登場を伊豆の踊り子に見立ててハッスルする執事が面白かったので良し。
本質
2008年6月13日 放送中のアニメの感想とか『仮面のメイドガイ』第10話
ドジっ娘メイドがドジを治すために、霊験あらたかな神様にすがろうと。なぜ神頼みで、神様はサービスカットをお好みでと、これではまるで神様というより視聴者ではないか。だが、その馬鹿馬鹿しさを真っ直ぐに描いて、かつお約束満載で落ちも予想をサービス方向へ裏切っていて、この作品の本質が表されている回だった。
知的に興奮できるのも娯楽なら、こうやって馬鹿馬鹿しさを笑い飛ばせるのも娯楽。
ドジっ娘メイドがドジを治すために、霊験あらたかな神様にすがろうと。なぜ神頼みで、神様はサービスカットをお好みでと、これではまるで神様というより視聴者ではないか。だが、その馬鹿馬鹿しさを真っ直ぐに描いて、かつお約束満載で落ちも予想をサービス方向へ裏切っていて、この作品の本質が表されている回だった。
知的に興奮できるのも娯楽なら、こうやって馬鹿馬鹿しさを笑い飛ばせるのも娯楽。
バランス
2008年6月12日 放送中のアニメの感想とか『RD潜脳調査室』第4話
人間の欲望とそれを実現させる技術の進歩。SFとしてそれらを満たしつつ、非科学的に見える現象も交えつつ、体さえも技術で改造してしまえる世界で人に焦点が絞ってあって、ミナモが役に立とうと奮戦する姿が微笑ましい。人の心の在り様が大事にされていて、人の欲望の気持ちの悪い部分を見せられても流せるだけの余裕に繋がっているなと思った。
人間の欲望とそれを実現させる技術の進歩。SFとしてそれらを満たしつつ、非科学的に見える現象も交えつつ、体さえも技術で改造してしまえる世界で人に焦点が絞ってあって、ミナモが役に立とうと奮戦する姿が微笑ましい。人の心の在り様が大事にされていて、人の欲望の気持ちの悪い部分を見せられても流せるだけの余裕に繋がっているなと思った。
長いエピローグ
2008年6月11日 放送中のアニメの感想とか『PERSONA−trinity soul−』第23話
最終決戦があっさりと幕引きしただけに、関った人物のその後が描かれていくのだろう。今までの行動の全てが意図的なもので、どこまでが自発的な意思によるものなのかはあえて語らず語らせず、感情に任せて思い出の場所で回想していく。演出意図の分かり易いものが多かったが、最後のは特に効いた。
最終決戦があっさりと幕引きしただけに、関った人物のその後が描かれていくのだろう。今までの行動の全てが意図的なもので、どこまでが自発的な意思によるものなのかはあえて語らず語らせず、感情に任せて思い出の場所で回想していく。演出意図の分かり易いものが多かったが、最後のは特に効いた。
そっちね
2008年6月10日 放送中のアニメの感想とか『純情ロマンチカ』第9話
少年時代の思い出が蘇る話。もう、狙ったかのように中世的で神秘的な2人の関係が、性別が同じであるというだけで粘ついて見えた。こうなると、欠片も残さずに全編こういう方向で行くのだろうと思うが、意図的にするのなら変に立ち止まるより走り抜けた方が狙いがはっきりしていて清々しい。
少年時代の思い出が蘇る話。もう、狙ったかのように中世的で神秘的な2人の関係が、性別が同じであるというだけで粘ついて見えた。こうなると、欠片も残さずに全編こういう方向で行くのだろうと思うが、意図的にするのなら変に立ち止まるより走り抜けた方が狙いがはっきりしていて清々しい。
仮想・現実
2008年6月8日 放送中のアニメの感想とか『ドルアーガの塔』第9話
分断され再編成されるまでの仮パーティーにより、キャラクターの掘り下げが違和感無くかつ重みを持って感じられた。
現時点ではOPの内容もあって、この世界が物語の世界なのか、ゲームのような世界なのかが明確に示されていないが、少なくとも仲間の死がシリアスなものとして受け止められているので、今の段階では物語の世界なのだろう。
分断され再編成されるまでの仮パーティーにより、キャラクターの掘り下げが違和感無くかつ重みを持って感じられた。
現時点ではOPの内容もあって、この世界が物語の世界なのか、ゲームのような世界なのかが明確に示されていないが、少なくとも仲間の死がシリアスなものとして受け止められているので、今の段階では物語の世界なのだろう。