インフレバトル
2009年6月8日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第35話
ラディッツを倒したらベジータが来たといった具合のインフレ展開。強敵が出る度に強力な仲間が増えていくにしても、特訓して打ち勝つ展開に持ち味があるのだから、出来るだけ既存のメンバーで闘って欲しい。滅多に活躍しない奴とか必殺技のない奴がいつ外されるのかと思うと心が痛む。
ラディッツを倒したらベジータが来たといった具合のインフレ展開。強敵が出る度に強力な仲間が増えていくにしても、特訓して打ち勝つ展開に持ち味があるのだから、出来るだけ既存のメンバーで闘って欲しい。滅多に活躍しない奴とか必殺技のない奴がいつ外されるのかと思うと心が痛む。
前門と後門
2009年6月7日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第61話
駄目だ、このヒロイン。早く何とかしないと。
生きていたと、君は。そして、犯人はお前だ。という具合に、怨みの念でダークシグナーとなった意味を台無しにする展開。デュエル内容も平凡で、ここまで盛り上げてきた4連戦まで台無し。かといって、今更掘り下げない訳にも行かない。この見た目パチモンのヒロインが絡むと碌なことが無い。
駄目だ、このヒロイン。早く何とかしないと。
生きていたと、君は。そして、犯人はお前だ。という具合に、怨みの念でダークシグナーとなった意味を台無しにする展開。デュエル内容も平凡で、ここまで盛り上げてきた4連戦まで台無し。かといって、今更掘り下げない訳にも行かない。この見た目パチモンのヒロインが絡むと碌なことが無い。
『川の光』NHK総合 : 6/20(土)19:30~20:45
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/kawanohikari/
単発の長編、メイキング番組もあり、NHK総合 : 6/20(土)17:30~18:00
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/kawanohikari/
単発の長編、メイキング番組もあり、NHK総合 : 6/20(土)17:30~18:00
翻訳力
2009年6月4日 放送中のアニメの感想とか コメント (2)『NARUTO 疾風伝』第111話
幽鬼丸への負い目というよりは、子供に対する大人としての役割を果すために紅蓮が取った行動。柔らかい音楽と強調された椿の花を覆う結晶が段々と結晶としての形を失うことで、紅蓮の辿った運命を悟らせる演出が上手い。だからこそ、その後の暴走と敵味方を問わずに正しい行動を選択するナルトの力強さが一層引き立った。
冗長な回想で過剰に背景となった過去や状況を説明せずに、少しの回想と過去を彷彿とさせるカットと会話で積み立てていく姿勢は、テンポを崩すことなくドラマを作り上げていて巧みだった。アニメオリジナル辺りから、明らかにテンポを崩さずにドラマを作ることが意識されていて、なおかつ人を大事にする作品の姿勢との相乗効果で仕上がりが抜群に良くなっている。
後は、その後の話と次の編への引きを残すのみ。そろそろ、鬼門のサスケ君登場となるだろうが、彼の異端さを包み込むことが出来るかで、これまで新たに積み上げてきたものの真価が問われるだろう。僕は信じている。
幽鬼丸への負い目というよりは、子供に対する大人としての役割を果すために紅蓮が取った行動。柔らかい音楽と強調された椿の花を覆う結晶が段々と結晶としての形を失うことで、紅蓮の辿った運命を悟らせる演出が上手い。だからこそ、その後の暴走と敵味方を問わずに正しい行動を選択するナルトの力強さが一層引き立った。
冗長な回想で過剰に背景となった過去や状況を説明せずに、少しの回想と過去を彷彿とさせるカットと会話で積み立てていく姿勢は、テンポを崩すことなくドラマを作り上げていて巧みだった。アニメオリジナル辺りから、明らかにテンポを崩さずにドラマを作ることが意識されていて、なおかつ人を大事にする作品の姿勢との相乗効果で仕上がりが抜群に良くなっている。
後は、その後の話と次の編への引きを残すのみ。そろそろ、鬼門のサスケ君登場となるだろうが、彼の異端さを包み込むことが出来るかで、これまで新たに積み上げてきたものの真価が問われるだろう。僕は信じている。
ズレてブレて
2009年6月3日 放送中のアニメの感想とか『けいおん!』第8話
部活の年度始めといえば、新入生の勧誘。あの手この手がことごとくズレた感性とブレた売り込みで、勧誘用の演奏が良かったから何とか一人ゲット。その一人も純真さゆえにうっかり入ってしまった感じなので、一波乱ありそうな無さそうな。そんな緩さがこの作品らしい。
部活の年度始めといえば、新入生の勧誘。あの手この手がことごとくズレた感性とブレた売り込みで、勧誘用の演奏が良かったから何とか一人ゲット。その一人も純真さゆえにうっかり入ってしまった感じなので、一波乱ありそうな無さそうな。そんな緩さがこの作品らしい。
NOTヤムチャ
2009年6月2日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第34話
補強と猛特訓によって、強敵を打ち倒さんとする。ありきたりだけど、盛り上る。エースではないという自覚を持ちながらも勝つために編み出した新必殺技を叩き込む染岡の先制点は、取って当たり前の吹雪が点を取るのとは訳が違う。噛ませ犬でなくストライカーとして扱われていて熱くなった。なおかつ、それが吹雪のアシストとなると新たなチームの形が出来上がったのであり、良いなと思った。その後の決めに吹雪を持ってくるのも上手い。これで、名実ともに新たなエースストライカーの誕生だ。
補強と猛特訓によって、強敵を打ち倒さんとする。ありきたりだけど、盛り上る。エースではないという自覚を持ちながらも勝つために編み出した新必殺技を叩き込む染岡の先制点は、取って当たり前の吹雪が点を取るのとは訳が違う。噛ませ犬でなくストライカーとして扱われていて熱くなった。なおかつ、それが吹雪のアシストとなると新たなチームの形が出来上がったのであり、良いなと思った。その後の決めに吹雪を持ってくるのも上手い。これで、名実ともに新たなエースストライカーの誕生だ。
ヒロインか?
2009年6月1日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第60話
流石に、これまでのドラマチックデュエルと比べると、手垢塗れのトラウマしか取り得のないヒロインのデュエルは見劣りする。その癖、扱いが脇のキャラクターよりも悪い。むしろ、チラリと出てきたディヴァインや牛尾の方が清々しい役割を演じていて、一層困惑した。
流石に、これまでのドラマチックデュエルと比べると、手垢塗れのトラウマしか取り得のないヒロインのデュエルは見劣りする。その癖、扱いが脇のキャラクターよりも悪い。むしろ、チラリと出てきたディヴァインや牛尾の方が清々しい役割を演じていて、一層困惑した。
先生
2009年5月31日 放送中のアニメの感想とか『しゅごキャラ!!どきっ』第84話
なりゆきで先生を続けている二階堂が、だらしないけど本当は先生らしい面を持っていることが分かるという話。ありきたりなのだけど、自分で潰した夢を与えてくれた先生と同じ職に就いているとなると、一段違ったものがある。一応、主人公のクラス担任で準レギュラーなだけはある。
なりゆきで先生を続けている二階堂が、だらしないけど本当は先生らしい面を持っていることが分かるという話。ありきたりなのだけど、自分で潰した夢を与えてくれた先生と同じ職に就いているとなると、一段違ったものがある。一応、主人公のクラス担任で準レギュラーなだけはある。
ニャニもニャイ
2009年5月30日 放送中のアニメの感想とか『ハヤテのごとく!!』第8話
本筋のラブコメに関係ない脇のキャラとして、成長しきった喋る虎というか虎猫が居たような、今回はそいつが子猫という立ち居地の被ったキャラに右往左往する話。だからといって取り立てた何かがあるわけではないが、無邪気に子猫がかき回して何だかんだで着地するグダグダ加減がこの作品らしい。まあ、子猫が可愛いのでOK。
本筋のラブコメに関係ない脇のキャラとして、成長しきった喋る虎というか虎猫が居たような、今回はそいつが子猫という立ち居地の被ったキャラに右往左往する話。だからといって取り立てた何かがあるわけではないが、無邪気に子猫がかき回して何だかんだで着地するグダグダ加減がこの作品らしい。まあ、子猫が可愛いのでOK。
貯め
2009年5月29日 放送中のアニメの感想とか『獣の奏者エリン』第20話
幼い頃から疑問を持ってよく気付く子だったエリンが、辛い経験と楽しい経験を経て知識を学び成長したことで同世代にはない感性を身に付けた。それが、野生と人に飼われた違いを語ることから伝わってくる。今までに積み上げてきた場面全てが生きてくるとでもいうべきもので、丁寧にお話を組立てて流すことが如何に大切かということが、よく分かる回だったと思う。
幼い頃から疑問を持ってよく気付く子だったエリンが、辛い経験と楽しい経験を経て知識を学び成長したことで同世代にはない感性を身に付けた。それが、野生と人に飼われた違いを語ることから伝わってくる。今までに積み上げてきた場面全てが生きてくるとでもいうべきもので、丁寧にお話を組立てて流すことが如何に大切かということが、よく分かる回だったと思う。
不意打ち
2009年5月28日 放送中のアニメの感想とか『涼宮ハルヒの憂鬱』第8話(2期)
問題の3年前に戻って、伝説の手伝いをして、長門パワーで帰還する。と、単純な話なのだけど、3年前が確かに3年前であることは中学生のハルヒを見れば分かるのだけど、そこから今に繋がる部分と、長門が今と繋がったと分かるカットが、この話のほとんど全てといって良い程の出来で、不意打ちの新作の上々の出来上がりから残りの新作を期待せずには居られない。
問題の3年前に戻って、伝説の手伝いをして、長門パワーで帰還する。と、単純な話なのだけど、3年前が確かに3年前であることは中学生のハルヒを見れば分かるのだけど、そこから今に繋がる部分と、長門が今と繋がったと分かるカットが、この話のほとんど全てといって良い程の出来で、不意打ちの新作の上々の出来上がりから残りの新作を期待せずには居られない。
瞬の旬
2009年5月27日 放送中のアニメの感想とか『銀魂』第158話
単発とは思っていなかったが、バージョンが変わって放映されるアヴァンのパロディー。確かに某青年隊は中年になっているし、センターのマンションってテロップとケンのこととか、よくよく考えると面白くてギリギリで絶妙の匙加減で面白かった。ただの巨大な犬の定春に対する多毛さんといい、落し方もベタで相変わらず無茶する番組だ。本編もパロディーなだけに脂が乗り切っている感じ。
単発とは思っていなかったが、バージョンが変わって放映されるアヴァンのパロディー。確かに某青年隊は中年になっているし、センターのマンションってテロップとケンのこととか、よくよく考えると面白くてギリギリで絶妙の匙加減で面白かった。ただの巨大な犬の定春に対する多毛さんといい、落し方もベタで相変わらず無茶する番組だ。本編もパロディーなだけに脂が乗り切っている感じ。
ドラマチックデュエルストーリー
2009年5月26日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第59話
命を賭けて世界を守ろうとした父親の意思によって冥界から舞い戻る遊星と、ジャックを守るために命を賭けるカーリーが重なって、ジャックのキャラ立ちが相まうと、降って湧いたカードの不自然さを打ち消してあまりあるドラマチックなデュエルだった。全てが終わった後に奇跡は起るのか、俺は信じている。
命を賭けて世界を守ろうとした父親の意思によって冥界から舞い戻る遊星と、ジャックを守るために命を賭けるカーリーが重なって、ジャックのキャラ立ちが相まうと、降って湧いたカードの不自然さを打ち消してあまりあるドラマチックなデュエルだった。全てが終わった後に奇跡は起るのか、俺は信じている。
二転三転
2009年5月25日 放送中のアニメの感想とか『ONE OUTS~ワンナウツ~』第23話
最初から野球というルールの上で行う知能戦だったのだが、二転三転した後で本丸を攻略したとなると、どこか寂しい気持ちになる。かと思えば、まだ試合は終わっていないとばかりに野球外からの闘いが始まる仕掛けで、最後まで飽きさせないのは流石だ。
最初から野球というルールの上で行う知能戦だったのだが、二転三転した後で本丸を攻略したとなると、どこか寂しい気持ちになる。かと思えば、まだ試合は終わっていないとばかりに野球外からの闘いが始まる仕掛けで、最後まで飽きさせないのは流石だ。
ほんわか
2009年5月24日 放送中のアニメの感想とか『初恋限定。』第6話
ほぼ、唯一の上手くいっていないけど思いは双方向の二人の嬉恥ずかしな心が通い合う、そんな瞬間を切り取るためだけに演出されていく話の作りが上手い。
自分とは違うけど、自分に似た誰かが幸せになる姿に対してはほんわかしてしまう。そんな話でした。
ほぼ、唯一の上手くいっていないけど思いは双方向の二人の嬉恥ずかしな心が通い合う、そんな瞬間を切り取るためだけに演出されていく話の作りが上手い。
自分とは違うけど、自分に似た誰かが幸せになる姿に対してはほんわかしてしまう。そんな話でした。
分かれ目
2009年5月23日 放送中のアニメの感想とか『クロスゲーム』第7話
野球は引き分けもあるが、勝負事なので、勝ち負けがはっきりとする。要するに、試合までの流れ全てが、勝つことに付加価値を与えるための布石になり得る。その点で、今回の話は主人公の契機となった要素全てに対する挑戦であり、明確に勝つことを意識するに十分な動機足り得るものだった。毎回作画の大崩れもなく、隙のない作りで安心して見られる。
野球は引き分けもあるが、勝負事なので、勝ち負けがはっきりとする。要するに、試合までの流れ全てが、勝つことに付加価値を与えるための布石になり得る。その点で、今回の話は主人公の契機となった要素全てに対する挑戦であり、明確に勝つことを意識するに十分な動機足り得るものだった。毎回作画の大崩れもなく、隙のない作りで安心して見られる。
どこが見所か
2009年5月22日 放送中のアニメの感想とか『咲-Saki-』第6話
麻雀の上手さや強さを伝えるために、まず視覚効果で見せてナレーションやリアクションを続かせる形を取っているが、大会ともなると強者の集まる場なので、強さの順列を見せる必要がある。この作品は、重要な場面でもテンポよく進んでいく方なので、闘牌そのものの流れや見せ方というよりは、それに付随した人間模様が中心となっている。大会によって、それが一層際立ってきた。
麻雀の上手さや強さを伝えるために、まず視覚効果で見せてナレーションやリアクションを続かせる形を取っているが、大会ともなると強者の集まる場なので、強さの順列を見せる必要がある。この作品は、重要な場面でもテンポよく進んでいく方なので、闘牌そのものの流れや見せ方というよりは、それに付随した人間模様が中心となっている。大会によって、それが一層際立ってきた。
ナイス脱力
2009年5月21日 放送中のアニメの感想とか『けいおん!』第6話
そんなに練習らしい練習風景は出てこなかったように思うが、追い込みの様子はあったので、結果もそれらしいかなと思えるものだった。物語上絶対に成功や栄光を得る必要に駆られていないので、PV風の演奏風景の演出もあまり違和感がないというか、逆にライブアニメーションで綿密に凄い演奏を見せられても拍子抜けしていたと思うので、肩透かし感がこの作品に合っていたと思う。
そんなに練習らしい練習風景は出てこなかったように思うが、追い込みの様子はあったので、結果もそれらしいかなと思えるものだった。物語上絶対に成功や栄光を得る必要に駆られていないので、PV風の演奏風景の演出もあまり違和感がないというか、逆にライブアニメーションで綿密に凄い演奏を見せられても拍子抜けしていたと思うので、肩透かし感がこの作品に合っていたと思う。
モブ的な
2009年5月20日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第32話
負傷者と離脱者の穴を埋めるため、最強のイレブンを作るための全国行脚。強大な敵に対して、非力な初期メンバーの代わりに強力な選手で補強するということは、論理的に破綻はないが釈然としないものがある。それに苛立つのが、初期メンバーにしてエースストライカーになりきれない染岡なのでホッとした。新しいストライカーもベタベタの双子トラウマ裏表系で、演者も含めニヤニヤした。
負傷者と離脱者の穴を埋めるため、最強のイレブンを作るための全国行脚。強大な敵に対して、非力な初期メンバーの代わりに強力な選手で補強するということは、論理的に破綻はないが釈然としないものがある。それに苛立つのが、初期メンバーにしてエースストライカーになりきれない染岡なのでホッとした。新しいストライカーもベタベタの双子トラウマ裏表系で、演者も含めニヤニヤした。