『絶対可憐チルドレン』
毎回取り立てて面白いというわけでもないが、時折あるパロディーや動きの気持ち良いグロス回があって、エスパーも普通の人も同じ人間として関係を大切にしていこうとする姿勢は気持ちの良いものだった。まあ、僕はエッチい管理官が好きでしたが……。
『おねがいマイメロディ きららっ☆』
時系列としては、これまでのシリーズよりも前にあたり、その後の時系列に繋がる部分もあって、上手いなと思う部分もあった。短編自体は前シリーズでも共通した要素だけど、舞台が変わっただけでこうも面白味に欠けるとは……。むしろ、これまでに作り上げた夢ヶ丘に隙が無さ過ぎたのか。
『TALES OF THE ABYSS』
領主の一族の立場云々を抜きにしても、市井の人々との触れ合いが無さ過ぎた。いうなれば、ゲームで街のNPCに話しかけなければモブでしかないのと同じような扱い。主人公の視点からも物語世界の命運からもそういう人々は関係ないのだろうけど、犠牲者を匂わせる要素が多々あったのだからそうも言ってられない。
要するに、RPGの話は順に進んでいくシステムを実現するためのものでしかなく、客観的に見る物語としては追加の要素がないと、映像作品にした時にとても冷たい印象になるということだろう。それは、最初に持った主人公に対する悪印象のせいもあるだろうが残念なことだ。
『鉄腕バーディー DECODE:02』
原画を動画の段階でキャラデザに寄せていくと、動きやタイミングが失われることはあるのだろう。まだ、バーディーの記憶や過去というフィルタを通しているから、一応演出意図とも言えなくもないが、特段演出意図があると思えない場面でキャラデザと離れるのはあまり良いとは思えない。(動きは確かに凄いけど、やや雑な印象を受ける) 
復讐の正義や苦悩の狭間でのちょっとしたすれ違いと触れ合いの話が持つ味は格別のものがあった。そういう内容に対してはOPが単なるタイアップの域を出ないアップテンポなだけの曲だったことが残念といえば残念。商業面での思惑がどうであれ、OPもEDも次回予告も含めて番組であり作品であると確信した。
『ドルアーガの塔 the Sword of URUK』
正義に多少悩むことはあっても、哲学に寄り道することはなく、王道冒険ものといった感じで見ていて安心出来た。まごうことなき英雄達が市井に帰っていく終わり方に好感が持てた。それは、ゲームを終えたプレイヤーの暗喩とも受け取れた。原作ゲームの雰囲気を想像出来れば十分に楽しめる要素が随所にあって、それと物語に仕上げるための要素が融合して、とても爽やかな作品だった。
『TYTANIA』
ゆったりとした展開で、区切りが付くのか冷や冷やしたが、終わってみれば上手く区切りが付いた。本当なら、体制対反体制が本格化する局面に入ったのだから、盛り上がりが約束されているが、原作ストックの問題があるので仕方ない。続きを書かれることが決まったので、次回のアニメ化に大いに期待したい。
『まりあ†ほりっく』
某マリア様を意識しているようで、無軌道な内容との差で弄る。過剰に説明的な台詞でも、捲くし立てるように見せることで、受け入れやすく、ツッコミやすいように出来ていた。相変わらずの実験で目にも楽しく、EDのファミコンゲーム詰め合わせとかも楽しかった。

復活の時

2009年4月4日 日常
まあ、動画サイトに気乗りはしないが補完することにしたので再開。
レコーダーが故障したら、続けようにも続けられない。
『キャラディのジョークな毎日』KBS京都 : 03/31(火) 26:00~
サンテレビ : 04/01(水) 23:45~
http://www.joke-charady-365.com/

『毎日かあさん』テレビ大阪 : 04/01(水)19:00~
http://www.kaasan.jp/

『涼宮ハルヒの憂鬱』サンテレビ : 04/02(木) 24:40~
KBS京都 : 04/07(火) 25:00~
http://www.haruhi.tv/
再放送みたいだが、何らかの仕掛けがあると思われる

『バスカッシュ!』MBS : 04/02(木) 25:25~
http://basquash.com/

『極上!!めちゃモテ委員長』テレビ大阪 : 04/04(土) 09:00~
http://mechamote.tv/

『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』テレビ大阪 : 04/04(土) 23:20~
http://www.shin-mazinger.com/

『ハヤテのごとく!!』テレビ大阪 : 04/04(土) 25:30~
http://hayatenogotoku.com/
何だこのコンビは

『戦国BASARA』MBS : 04/04(土) 25:58~
http://www.sengokubasara.tv/

『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』MBS : 04/04(土) 26:58~
http://www.polyphonica.tv/

『戦場のヴァルキュリア』MBS : 04/04(土) 27:28~
http://www.valkyria-anime.com/

『メタルファイト ベイブレード』テレビ大阪 : 04/05(日) 08:30~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/mf-beyblade/

『ジュエルペット』』テレビ大阪 : 04/05(日) 09:30~
http://www.jewelpet.jp/

『クロスゲーム』テレビ大阪 : 04/05(日) 10:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/crossgame/

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』MBS : 04/05(日) 17:00~
http://www.hagaren.jp/
信じたい

『花咲ける青少年』NHK-BS2 : 04/05(日) 23:00~
http://www3.nhk.or.jp/anime/hana/

『グイン・サーガ』NHK-BS2 : 04/05(日) 23:30~
http://www.guinsaga.net/

『アスラクライン』サンテレビ : 04/06(月) 24:00~
KBS京都 : 04/08(水) 25:00~
http://www.starchild.co.jp/special/asura/

『シャングリ・ラ』KBS京都 : 04/06(月) 25:00~
サンテレビ : 04/07(火) 24:00~
http://www.anime-shangri-la.jp/

『07-GHOST』読売テレビ : 04/06(月) 25:44~
http://07-ghost.net/

『ティアーズ・トゥ・ティアラ』テレビ大阪 : 04/07(火) 25:30~
http://tearstotiara.jp/

『夏のあらし!』テレビ大阪 : 04/07(火) 26:05~
http://www.starchild.co.jp/special/natsunoarashi/

『タユタマ -Kiss on my Deity-』サンテレビ : 04/08(水) 26:10~
http://www.tayutama.com/

『けいおん!』MBS : 04/09(木) 25:55~
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/

『クイーンズブレイド 流浪の戦士 』サンテレビ : 04/09(木) 26:10~
http://queensblade.tv/

『PandoraHearts』MBS : 04/09(木) 26:25~
http://www.tbs.co.jp/anime/ph/

『咲-Saki-』テレビ大阪 : 04/10(金) 27:35~
http://www.saki-anime.com/

『アラド戦記~スラップアップパーティー~』テレビ大阪 : 04/11(土) 26:05~
http://www.sup-arad.jp/

『亡念のザムド』MBS : 04/11(土) 26:25~
http://www.xamd.jp/

『ドラゴンボール改』関西テレビ : 04/12(日) 09:00~
http://www.toei-anim.co.jp/tv/dragon_kai/
HDリマスターで音響全般が新録

『リロ アンド スティッチ ザ・シリーズ』テレビ大阪 : 04/13(月) 19:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/lilo-stitch/

『リストランテ・パラディーゾ』関西テレビ : 04/14(火) 時間未定
http://www.rispara.tv/

『東のエデン』関西テレビ : 4月予定
http://www.juiz.jp/
『とらドラ!』
ふりだしがあがりだった。全てはそこに尽きるというか、いかにそこへ至るかが全てだったといえる。ある人物からの視線となるカットでは対象人物からの視線が明確に外されていて、それは片思いの比喩的な表現の一方通行であり、巧みな演出だった。それもあってか、落ちも含め嫌いではないが、好きにもなれない作品だった。
『スティッチ!』
玩具販促に忠実な子供向け作品と言ってしまえばそれで終わりなのだけど、ホームドラマ仕立てで教育的な部分をちゃんと踏まえてあって、手軽だけど意思の宿ったものだったと思う。愛らしいキャラクターが毎回しっちゃかめっちゃかする様が好きでした。
『とある魔術の禁書目録』
無敵のワンパンチをいかなる気持ちでいかにして当てるかが型として全てであり、お膳立てのためにいかにダラダラせずに語らせるかということが肝だったように思う。序盤は明らかに闘いながらベラベラ喋っていて間延びしていたが、徐々に見せ方が洗練されていったように思う。思うところはあっても、義理と人情を重んじた性格の登場人物とホームドラマの要素は押さえてあったので良かった。
『鉄のラインバレル』
無力な者が力を手に入れ何を成すのかは見所のあるテーマだと思ったが、正しき義を語るにはいささか不真面目だった。ありえない力を手に入れるという最大の御都合を使ってなお御都合が如き様を高く評価していたつもりもないが、少しは持ち直すかと思ったところで毎回駄目押しが来るのが残念でならなかった。
『CLANNAD AFTER STORY』第22話
女の子とガラクタのいる幻想の世界と通常の物語の世界との線引きは同じ作り物の世界という意味ではほとんど違いは無いのだけど、作品の主とし語られてきた世界に干渉する力があり、まるで発条を巻き直したかのように幸福へと巻き直る様が、前触れもなく起こるのは歪だった。それは、映像作品が原則として巻き戻しを前提としていないこととも関連していると思え、巻き戻らない世界が唐突に巻き戻ってしまったら、現実に巻き戻らずに見てきた映像の意味さえも消失してしまうようで、ハッピーエンドなのに素直に受け止められなかった。
『キャシャーン Sins』
キャシャーンにとって、月と呼ばれた太陽を殺し、滅びを生み出したことが罪であり、滅びと無縁の身体を持つことで、大切な者の滅びを見守ることと滅びを忘れた者に滅びを与える使命を罰として背負ったということなのだろう。
滅びが人間にとっての老いや死であることからも分かるように、それが暗喩であったと思われる。そして、旅を通して出会い別れた者達の滅びの世界での生き方と死に方を通し、哲学的な答えのない問いに対する答えを導こうする作品だったように思う。答えは出ていないのだけど、不思議とそれで良いと思えた。
『ONE OUTS~ワンナウツ~』第14話
サブタイトルで分かっていても、いざ9人内野を見せられると度肝を抜くものでありながらも、これまでに見せてきた設定を踏まえた論理的な作戦で思いの他納得して見られた。最早、野球というルールの上での知恵比べでしかないのだけど、プレーを見せるカットはちゃんとあって最低限ルール以外でも野球をやっていることを忘れさせない匙加減が上手い。
『ゲゲゲの鬼太郎』第98話
今回のシリーズに増えた現代被れの目玉親父編が久しぶりに登場した。前の「イエス、ダディ」は心底笑えたが、今回は鬼太郎一行がゲームの世界で大暴れられなかったり暴れたりで、ゲームのし過ぎで充血した親父が馬鹿馬鹿しかった。チートもゲームの醍醐味と言ってのける展開も結構上手いなと思った。適度に昔を懐かしみつつも現代を批判することもない落とし所の加減が今回のシリーズらしくて良かった。
『鉄のラインバレル』第23話
全ては馬鹿が正義の味方になるための布石だった。今まで積み重ねてきたことの意味が全て無くても成り立つような状況もあって拍子抜けしてしまった。これなら正義とか悪とかをテーマとして強調する必要すらなかったように思える。どう落ちてもこの違和感だけは拭えないだろう。
『宇宙をかける少女』第10話
箱入り娘とのメールというか実況みたいなやり取りの楽しさの裏で、箱入り自体の不気味さとそれを必要とする歪さが際立った。前回の迷走ぶりからして不安だったが、硬軟織り交ぜた絶妙の運びでホッとした。相変わらず着地点が見えないので、自転車の練習を見守るような心境だ。

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