裏の裏は表
2010年6月24日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第18話
流石に、80年代調のキャラデで漫画の世界から飛び出してきたような伝説の番長が描かれると面白い。その上、番長列伝が全部勘違いで、本人は漫画、それも少女漫画大好きで描いている強面なだけの好青年と来る鉄壁の布陣。おまけに、家柄もよろしいようで、お母様に反対されると思い込んで萎縮したりと可愛らしい一面もある。
作中の漫画制作の過程や出来上がった漫画のやけに作り込んだ感じが凄く、全体的にキャラクターの表情に統一感があると来れば想像通りのお一人原画で、節目や面白い話に必ず一人原画や上手い人の厚みで固めるところが確実にプリキュアの牽引力を底上げしていると改めて思った。
流石に、80年代調のキャラデで漫画の世界から飛び出してきたような伝説の番長が描かれると面白い。その上、番長列伝が全部勘違いで、本人は漫画、それも少女漫画大好きで描いている強面なだけの好青年と来る鉄壁の布陣。おまけに、家柄もよろしいようで、お母様に反対されると思い込んで萎縮したりと可愛らしい一面もある。
作中の漫画制作の過程や出来上がった漫画のやけに作り込んだ感じが凄く、全体的にキャラクターの表情に統一感があると来れば想像通りのお一人原画で、節目や面白い話に必ず一人原画や上手い人の厚みで固めるところが確実にプリキュアの牽引力を底上げしていると改めて思った。
関西2010年7月の新番組
2010年6月23日 関西の新番組『黒執事II』MBS : 07/01(木) 25:20~
http://www.kuroshitsuji.tv/
『伝説の勇者の伝説』テレビ大阪 : 07/02(金) 27:35~
http://www.denyuden.jp/
『みつどもえ』MBS : 07/03(土) 27:28~
http://www.mitsudomoe-anime.com/
『生徒会役員共』サンテレビ : 07/05(月) 24:00~
KBS京都 : 07/05(月) 25:00~
http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/
『ぬらりひょんの孫』読売テレビ : 07/05(月) 25:44~
http://www.nuramago.jp/
『殿といっしょ 1分間劇場』読売テレビ : 07/05(月) 26:14~
http://tono-anime.com/
『スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~』ABC : 07/06(火) 19:00~
http://www.tv-asahi.co.jp/stitch/
『デジモンクロスウォーズ』ABC : 07/06(火) 19:27~
http://www.toei-anim.co.jp/tv/digimon_xw/
『セキレイ~Pure Engagement~』KBS京都 : 07/06(火) 25:00~(初回のみ25:15~)
サンテレビ : 07/08(木) 26:10~
http://www.sekirei-tv.com/
『祝福のカンパネラ』サンテレビ : 07/06(火) 26:10~
http://www.mmv.co.jp/special/campanella/
『オオカミさんと七人の仲間たち』サンテレビ : 07/07(水) 26:10~
http://www.otogi-bank.com/
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』KBS京都 : 07/08(木) 25:00~
サンテレビ : 07/12(月) 26:10~
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hotd/
『世紀末オカルト学院』テレビ大阪 : 07/09(金) 26:35~
http://www.occult-gakuin.jp/
『あそびにいくヨ!』MBS : 07/10(土) 25:58~
http://www.asoiku.com/
『戦国 BASARA弐』MBS : 07/11(日) 17:00~
http://www.sengokubasara.tv/
『ストライクウィッチーズ2』サンテレビ : 07/12(月) 25:40~
http://s-witch.cute.or.jp/
『屍鬼』関西テレビ : 07/13(火) 25:59~
http://www.okiagari.net/
『アマガミSS』MBS : 07/15(木) 25:50~
http://www.amagami-ouen.com/
http://www.kuroshitsuji.tv/
『伝説の勇者の伝説』テレビ大阪 : 07/02(金) 27:35~
http://www.denyuden.jp/
『みつどもえ』MBS : 07/03(土) 27:28~
http://www.mitsudomoe-anime.com/
『生徒会役員共』サンテレビ : 07/05(月) 24:00~
KBS京都 : 07/05(月) 25:00~
http://www.starchild.co.jp/special/seitokai/
『ぬらりひょんの孫』読売テレビ : 07/05(月) 25:44~
http://www.nuramago.jp/
『殿といっしょ 1分間劇場』読売テレビ : 07/05(月) 26:14~
http://tono-anime.com/
『スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~』ABC : 07/06(火) 19:00~
http://www.tv-asahi.co.jp/stitch/
『デジモンクロスウォーズ』ABC : 07/06(火) 19:27~
http://www.toei-anim.co.jp/tv/digimon_xw/
『セキレイ~Pure Engagement~』KBS京都 : 07/06(火) 25:00~(初回のみ25:15~)
サンテレビ : 07/08(木) 26:10~
http://www.sekirei-tv.com/
『祝福のカンパネラ』サンテレビ : 07/06(火) 26:10~
http://www.mmv.co.jp/special/campanella/
『オオカミさんと七人の仲間たち』サンテレビ : 07/07(水) 26:10~
http://www.otogi-bank.com/
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』KBS京都 : 07/08(木) 25:00~
サンテレビ : 07/12(月) 26:10~
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hotd/
『世紀末オカルト学院』テレビ大阪 : 07/09(金) 26:35~
http://www.occult-gakuin.jp/
『あそびにいくヨ!』MBS : 07/10(土) 25:58~
http://www.asoiku.com/
『戦国 BASARA弐』MBS : 07/11(日) 17:00~
http://www.sengokubasara.tv/
『ストライクウィッチーズ2』サンテレビ : 07/12(月) 25:40~
http://s-witch.cute.or.jp/
『屍鬼』関西テレビ : 07/13(火) 25:59~
http://www.okiagari.net/
『アマガミSS』MBS : 07/15(木) 25:50~
http://www.amagami-ouen.com/
お為ごかし
2010年6月22日 放送中のアニメの感想とか『Angel Beats!』第10話
天使と協力して、戦線の構成員を卒業という名の成仏に導こうと画策する。
どうも、この作品は理念は大層だが事実確認による論理整合に致命的な欺瞞を感じる。今回は、それぞれの記号の意味をメタ視点であれこれ指摘するのは止めて置くが、成仏させるとかするべきとかを決めるのは神でもない人間が簡単に結論を出せる範疇を超えていると思うのだが、いとも簡単に結論を出して、まるで自己の精神救済を目的としているかのように見える。
後悔の無い生き方をしたように見える人物の後悔の有無、後悔の有る死を迎えたように見える人物の後悔の有無は当人しか分からないことであり、死生観の違いと言えばそれまでだが、生き死にを扱うにしては作りが甘く見える。
まあ、論理整合の不足を演出による喚起でない想像力で補う作風の作品が好きになれないだけの戯言か。
天使と協力して、戦線の構成員を卒業という名の成仏に導こうと画策する。
どうも、この作品は理念は大層だが事実確認による論理整合に致命的な欺瞞を感じる。今回は、それぞれの記号の意味をメタ視点であれこれ指摘するのは止めて置くが、成仏させるとかするべきとかを決めるのは神でもない人間が簡単に結論を出せる範疇を超えていると思うのだが、いとも簡単に結論を出して、まるで自己の精神救済を目的としているかのように見える。
後悔の無い生き方をしたように見える人物の後悔の有無、後悔の有る死を迎えたように見える人物の後悔の有無は当人しか分からないことであり、死生観の違いと言えばそれまでだが、生き死にを扱うにしては作りが甘く見える。
まあ、論理整合の不足を演出による喚起でない想像力で補う作風の作品が好きになれないだけの戯言か。
もう一本が欲しくなる
2010年6月21日 放送中のアニメの感想とか『ケロロ軍曹』第317話
日向家に化けて潜り込んだヴァイパーによる一騒動。ヴァイパーの苦手なものが蛇なのでなめくじで納得。何だかんだと騒がせておいて、化けられた本人が戻ってきて酷い目に遭う落ちも分かりやすい。ただ、15分の一本構成になって物足りなく感じることが多くなった。
日向家に化けて潜り込んだヴァイパーによる一騒動。ヴァイパーの苦手なものが蛇なのでなめくじで納得。何だかんだと騒がせておいて、化けられた本人が戻ってきて酷い目に遭う落ちも分かりやすい。ただ、15分の一本構成になって物足りなく感じることが多くなった。
ちょろちょろ
2010年6月20日 放送中のアニメの感想とか『閃光のナイトレイド』第9話
死んだと思っていた恋人が預言者で実は生きており、無政府主義的なのに諜報員をやっている奴が尻を追っかけちょろちょろする。今更国家の為などと現代の価値観で過去を総括するにしても、支離滅裂で見当違いの雰囲気が漂う。そもそも当時の中国は中華民国であって、中国という呼称ではなく支那と呼ばれており言葉の実態は差別用語でもない。まさか中華人民共和国と間違っているなんてことはないか。まあ、何にせよ雑とプロパガンダで大体説明出来る程度の内容しかない。
死んだと思っていた恋人が預言者で実は生きており、無政府主義的なのに諜報員をやっている奴が尻を追っかけちょろちょろする。今更国家の為などと現代の価値観で過去を総括するにしても、支離滅裂で見当違いの雰囲気が漂う。そもそも当時の中国は中華民国であって、中国という呼称ではなく支那と呼ばれており言葉の実態は差別用語でもない。まさか中華人民共和国と間違っているなんてことはないか。まあ、何にせよ雑とプロパガンダで大体説明出来る程度の内容しかない。
メモ-サザエさんに携帯電話が登場しない理由-
2010年6月19日 メモ『サザエさん』といえば、古典的ホームドラマの部類に入る作品だ。
戦後復員の家長が持つ発言力の強さと、戦後的な男女平等に基づいた家計管理の全権委譲型の入り婿が同居する点はやや奇妙である。
さて、携帯電話が登場すると、この作品はどうなるのだろうか。
恐らくだが、変わらざるを得ないと思われる。遅くなるからと公衆電話を掛けることは無くなるだろう。麻雀の為のアリバイ作りもGPSでバレバレ。居酒屋に入る前にクーポンを探すかもしれない。
それでも、心のあり方は変わらないのだが、生活の様式は変わらざるを得ない。そもそも、テレビよりも新聞がメディアの中心である世界観に、携帯電話は合わない様に思える。と、ここまでは作品世界の現実的妥当性を中心に考えたが、そう難しく考えることも無い。
今やケイタイと呼ばれ、若者に限らず文化の一部となっており、携帯電話の玩具は定番となっている。この作品は今でこそ複数社の提供だが、元々は東芝一社提供の古い系統の作品である。お菓子や玩具の会社が提供していないのだから、「サザエフォン」のような提供会社の商品はどこも要請していない代物であり、携帯電話を出す必要がない。
今時平屋で、戦後の男女平等に基づいた家計管理の全権委譲が進歩の限界なのだから、それこそ『大改造!!劇的ビフォーアフター』でリフォームでしたり、デジタル制作に移行でもしない限りは変わりようが無い。ということは、変わらないことを楽しむように出来た世界観や作品作りが、らしくない話は増やしつつも、本質的に変わることを拒否している最後の箱庭と言えるだろう。
*追記
現在、携帯電話は登場済みで、デジタル制作に移行もしており、拘りだったということも無いようで迷走ともいえる状態になっている。
戦後復員の家長が持つ発言力の強さと、戦後的な男女平等に基づいた家計管理の全権委譲型の入り婿が同居する点はやや奇妙である。
さて、携帯電話が登場すると、この作品はどうなるのだろうか。
恐らくだが、変わらざるを得ないと思われる。遅くなるからと公衆電話を掛けることは無くなるだろう。麻雀の為のアリバイ作りもGPSでバレバレ。居酒屋に入る前にクーポンを探すかもしれない。
それでも、心のあり方は変わらないのだが、生活の様式は変わらざるを得ない。そもそも、テレビよりも新聞がメディアの中心である世界観に、携帯電話は合わない様に思える。と、ここまでは作品世界の現実的妥当性を中心に考えたが、そう難しく考えることも無い。
今やケイタイと呼ばれ、若者に限らず文化の一部となっており、携帯電話の玩具は定番となっている。この作品は今でこそ複数社の提供だが、元々は東芝一社提供の古い系統の作品である。お菓子や玩具の会社が提供していないのだから、「サザエフォン」のような提供会社の商品はどこも要請していない代物であり、携帯電話を出す必要がない。
今時平屋で、戦後の男女平等に基づいた家計管理の全権委譲が進歩の限界なのだから、それこそ『大改造!!劇的ビフォーアフター』でリフォームでしたり、デジタル制作に移行でもしない限りは変わりようが無い。ということは、変わらないことを楽しむように出来た世界観や作品作りが、らしくない話は増やしつつも、本質的に変わることを拒否している最後の箱庭と言えるだろう。
*追記
現在、携帯電話は登場済みで、デジタル制作に移行もしており、拘りだったということも無いようで迷走ともいえる状態になっている。
緩急による同調
2010年6月18日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第163話
あそっか、この作品で深いというよりは不快なキャラって、日本左翼的な平和とか反国家的発想だから気持ち悪いんだ。それを、従来の家族や国家共同体からの継承した力を修行で磨いてぶっ飛ばすから気持ち良い訳だ。だから、ぶっ飛ばすべき相手のサスケをぶっ飛ばせないナルトに嫌な気分にさせられる訳だ。納得。
しかし、今回の仙人モードの圧倒感は、これまでの技を超える粘り気と瞬発的に早いカメラの振り方で付けた緩急が凄かった。まるで、物語として溜め込んだ鬱屈を一気に開放するかのようで、そりゃ気持良い訳だ。
あそっか、この作品で深いというよりは不快なキャラって、日本左翼的な平和とか反国家的発想だから気持ち悪いんだ。それを、従来の家族や国家共同体からの継承した力を修行で磨いてぶっ飛ばすから気持ち良い訳だ。だから、ぶっ飛ばすべき相手のサスケをぶっ飛ばせないナルトに嫌な気分にさせられる訳だ。納得。
しかし、今回の仙人モードの圧倒感は、これまでの技を超える粘り気と瞬発的に早いカメラの振り方で付けた緩急が凄かった。まるで、物語として溜め込んだ鬱屈を一気に開放するかのようで、そりゃ気持良い訳だ。
黙らせる
2010年6月17日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第84話
ベンチの長となりつつある不動が何やかやと試合に出たら活躍して受け入れられ1点返し、さあ豪炎寺が決めれば勝利とお膳立て、決めて世界行きを決定させた。後は、豪炎寺の去就だが、言葉ではなくプレーで見せて、とりあえず好きにしてやり残しの無いように世界に行って来いという感じで、将来を考えるのは少し先延ばしにしたということか。まあ、プロになれなかった時を考えると、どこかで決断を迫られる現実を盛り込むにしても、それは作品が終わる時だろう。円堂とかチームの仲間の言葉にほだされるよりは随分良かった。
ベンチの長となりつつある不動が何やかやと試合に出たら活躍して受け入れられ1点返し、さあ豪炎寺が決めれば勝利とお膳立て、決めて世界行きを決定させた。後は、豪炎寺の去就だが、言葉ではなくプレーで見せて、とりあえず好きにしてやり残しの無いように世界に行って来いという感じで、将来を考えるのは少し先延ばしにしたということか。まあ、プロになれなかった時を考えると、どこかで決断を迫られる現実を盛り込むにしても、それは作品が終わる時だろう。円堂とかチームの仲間の言葉にほだされるよりは随分良かった。
デッキが悪魔染みてる
2010年6月16日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第112話
パワーデッキでは勝てないと称しながら、ライフを減らして勝つ戦略で闘う以上は、パワーは最適の戦術だろう。そもそも、この作品の大半のデッキに対して優位なロックバーンをやられたら、パワーも糞もないですな。まあ、追い込まれてから、咆哮して勝利するという実に分かりやすい筋書きではある。
パワーデッキでは勝てないと称しながら、ライフを減らして勝つ戦略で闘う以上は、パワーは最適の戦術だろう。そもそも、この作品の大半のデッキに対して優位なロックバーンをやられたら、パワーも糞もないですな。まあ、追い込まれてから、咆哮して勝利するという実に分かりやすい筋書きではある。
衣の下の鎧
2010年6月15日 放送中のアニメの感想とか『スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~』第26話
一行が東京ディズニーランドに遊びに行く話。
てっきり、着ぐるみがやっているところを本物のキャラクターとして画面に同居するのかと思っていたが、着ぐるみも他のディズニーキャラクターも登場することは無く、東京ディズニーランドにスティッチ一行が他の客という客観の存在と画面に同居するだけの話だった。
ただ、少し残念だと思うのは、他の客という客観の存在を、悪党の正義の如く振舞う口上に乗せられて、人質を利用して行う悪行に奮い立たない愚民が如く受け取れるように描き、悪党の本音が暴露されるまで温かみを補完しなかったことだ。
まさに、大勢に発信出来る媒体としての本音が透ける様な内容で、メタ視点から子供の夢を壊しかねない内容と同じ位酷く思えた。このように、型を超えて話を組み立てる必要がある場合に、本質的な作り手の理念や技量が試されることはままある。
一行が東京ディズニーランドに遊びに行く話。
てっきり、着ぐるみがやっているところを本物のキャラクターとして画面に同居するのかと思っていたが、着ぐるみも他のディズニーキャラクターも登場することは無く、東京ディズニーランドにスティッチ一行が他の客という客観の存在と画面に同居するだけの話だった。
ただ、少し残念だと思うのは、他の客という客観の存在を、悪党の正義の如く振舞う口上に乗せられて、人質を利用して行う悪行に奮い立たない愚民が如く受け取れるように描き、悪党の本音が暴露されるまで温かみを補完しなかったことだ。
まさに、大勢に発信出来る媒体としての本音が透ける様な内容で、メタ視点から子供の夢を壊しかねない内容と同じ位酷く思えた。このように、型を超えて話を組み立てる必要がある場合に、本質的な作り手の理念や技量が試されることはままある。
本当の
2010年6月14日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第33話
Aパートはちゃまめっちとハピハピっちが喧嘩してハピハピっちが家出する話。まめっちの発明品のハピハピっちを自由に街を散歩したりアイドルとして可愛がられていたりする姿で掘り下げる。中でも、お腹が空いて動けなくなる場面は笑った。ああ、そうなのかと。ラブリっちの家で馴染んだり、喧嘩の理由に一喜一憂するまめっちの落ちも含めて仲良しさんでした。
Bパートはくちぱっちが親切のお礼にお菓子を貰ったことに味をしめてヒーローのぱっちマンになりきる話。流石に作中でもバレバレのぱっちマンが一応格好付ける姿の馬鹿馬鹿しさとか、下心に否定的で対抗するまめっちとが一層馬鹿馬鹿しくて楽しい。二人の親切合戦を通して、親切とは何かを問う。何だかんだで、最後に引退してくちぱっちとして教訓を言って格好よく締めようとするも、テルリンやふらわっちのグダグダで最後まで締まらないのがよく似合う。
Aパートはちゃまめっちとハピハピっちが喧嘩してハピハピっちが家出する話。まめっちの発明品のハピハピっちを自由に街を散歩したりアイドルとして可愛がられていたりする姿で掘り下げる。中でも、お腹が空いて動けなくなる場面は笑った。ああ、そうなのかと。ラブリっちの家で馴染んだり、喧嘩の理由に一喜一憂するまめっちの落ちも含めて仲良しさんでした。
Bパートはくちぱっちが親切のお礼にお菓子を貰ったことに味をしめてヒーローのぱっちマンになりきる話。流石に作中でもバレバレのぱっちマンが一応格好付ける姿の馬鹿馬鹿しさとか、下心に否定的で対抗するまめっちとが一層馬鹿馬鹿しくて楽しい。二人の親切合戦を通して、親切とは何かを問う。何だかんだで、最後に引退してくちぱっちとして教訓を言って格好よく締めようとするも、テルリンやふらわっちのグダグダで最後まで締まらないのがよく似合う。
遠い道程
2010年6月13日 放送中のアニメの感想とか『GIANT KILLING』第9話
形は良かったもののまさかの大連敗で勝ちが遠い。いらだつサポーターにフロントが対応してくれたりと、細かい変化を積み重ねていく。今度こそはと、因縁のある監督が率いるチームとの闘いに、ここで勝たなきゃどこで勝つといったところ。
まあ、チームの建て直しの話だから、あっさり勝って改革成功と行かないのも分かるし、地味ながらも細かい積み重ねが大事で楽しいのも分かる。しかし、勝ちが遠い。結果を早く求める風潮に合って、1クール近く負けっ放しを見せるのは逆に面白い。勝つと一区切りになるが、区切りが付いた後もたぶん面白いと思うだけの吸引力はある。
形は良かったもののまさかの大連敗で勝ちが遠い。いらだつサポーターにフロントが対応してくれたりと、細かい変化を積み重ねていく。今度こそはと、因縁のある監督が率いるチームとの闘いに、ここで勝たなきゃどこで勝つといったところ。
まあ、チームの建て直しの話だから、あっさり勝って改革成功と行かないのも分かるし、地味ながらも細かい積み重ねが大事で楽しいのも分かる。しかし、勝ちが遠い。結果を早く求める風潮に合って、1クール近く負けっ放しを見せるのは逆に面白い。勝つと一区切りになるが、区切りが付いた後もたぶん面白いと思うだけの吸引力はある。
メモ-世界の危機と向き合う為に-
2010年6月12日 アンチプロパガンダ今、世界の危機、世界の仕組み、社会構造と闘う作品に欠けているものとは。
決戦前夜において、恋人や妻と子供達と別れを惜しむ描写はありがちで、盛り上げるために欠かせないものとなっているだろう。家族の為に闘うこと自体は悪いことではない。
しかしながら、決定的に欠けていると言わざるを得ないことがある。そもそも、恋人や妻と子供達の為に闘うことだけが、家族の為に闘うことではない。両親は、兄弟は、祖父母は、友人は、仲間は、どこへ行ったのか。名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達の命をも家族の様に慈しみを持って闘う姿はどこへ行った。名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達の命をも家族の様に慈しみを持って闘わない姿は、自分と関わりのある者だけを守るべきものとし、結果として世界を守っているだけである。どこか歪んではいないか。
世界の危機、世界の仕組み、社会構造と闘うに際して、守るべきものがあろうとなかろうと、そこに生きる全ての人々を家族の様に慈しみ守ってこそではないか。力があり、愛される者だけが愛してくれる誰かを救える姿に偏り過ぎている。そこには、名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達のことが決定的に欠けている。
決戦前夜において、恋人や妻と子供達と別れを惜しむ描写はありがちで、盛り上げるために欠かせないものとなっているだろう。家族の為に闘うこと自体は悪いことではない。
しかしながら、決定的に欠けていると言わざるを得ないことがある。そもそも、恋人や妻と子供達の為に闘うことだけが、家族の為に闘うことではない。両親は、兄弟は、祖父母は、友人は、仲間は、どこへ行ったのか。名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達の命をも家族の様に慈しみを持って闘う姿はどこへ行った。名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達の命をも家族の様に慈しみを持って闘わない姿は、自分と関わりのある者だけを守るべきものとし、結果として世界を守っているだけである。どこか歪んではいないか。
世界の危機、世界の仕組み、社会構造と闘うに際して、守るべきものがあろうとなかろうと、そこに生きる全ての人々を家族の様に慈しみ守ってこそではないか。力があり、愛される者だけが愛してくれる誰かを救える姿に偏り過ぎている。そこには、名も知らぬ隣人やこれから生まれ行く子供達のことが決定的に欠けている。
逆転しない逆転
2010年6月11日 放送中のアニメの感想とか『B型H系』第9話
この作品は王子と姫の役割が倒錯していて、小須田が告白によって姫のまま王子として振舞おうとする姿と、王子として振舞いながらいざとなって狼狽する姫となる山田。初めから倒錯しているから、普通の振る舞いが倒錯して見える不思議。まあ、王子として振舞いたいけど姫のようにしおらしい小須田と、姫として慣らされつつも王子として主導したい山田をニヤニヤ眺めるのは楽しい。ならば、善し。
この作品は王子と姫の役割が倒錯していて、小須田が告白によって姫のまま王子として振舞おうとする姿と、王子として振舞いながらいざとなって狼狽する姫となる山田。初めから倒錯しているから、普通の振る舞いが倒錯して見える不思議。まあ、王子として振舞いたいけど姫のようにしおらしい小須田と、姫として慣らされつつも王子として主導したい山田をニヤニヤ眺めるのは楽しい。ならば、善し。
魂
2010年6月10日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第17話
今までそれとなく見せてきたあれこれが、サブタイトルでそのまま説明になっているのが今回のシリーズの特徴だろう。「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」とプリキュア魂なるものを元キュアムーンライトに認めてもらおうと奮闘する話。
認めてもらうことではなく、頑張ることが認めてもらうことに繋がる。つまりは、プリキュア魂とは結果ではなく頑張る過程に宿るというべき内容で、過程を大切にしてきた文化の系譜を感じさせるものだった。まあ、初代からプリキュアの美しき魂がと台詞にもあったわけで、何やかやと頑張るヒロインの魂を応援するのがこのシリーズの楽しみだなとしみじみ思った。
今までそれとなく見せてきたあれこれが、サブタイトルでそのまま説明になっているのが今回のシリーズの特徴だろう。「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」とプリキュア魂なるものを元キュアムーンライトに認めてもらおうと奮闘する話。
認めてもらうことではなく、頑張ることが認めてもらうことに繋がる。つまりは、プリキュア魂とは結果ではなく頑張る過程に宿るというべき内容で、過程を大切にしてきた文化の系譜を感じさせるものだった。まあ、初代からプリキュアの美しき魂がと台詞にもあったわけで、何やかやと頑張るヒロインの魂を応援するのがこのシリーズの楽しみだなとしみじみ思った。
メタコンビ
2010年6月9日 放送中のアニメの感想とか『夢色パティシエール』第34話
人間界の誰かによく似たスピリッツが居ることは、人間界と精霊界が独立していながらも、不思議と引かれ合う力に満たされているような印象を受ける。まあ、精霊界が人間の想像の産物なのだから、当然といえば当然だ。
性格や性質の相互補完の延長として、見た目や演者までもが同じスピリッツと組むのは中々に面白い。ましてや、唯我独尊で唯物主義の権化とも言うべきお嬢となると、相互補完によっておこる変化は、悪化かもしれないが話を引っ張る上で分かりやすくて良さそうだ。
人間界の誰かによく似たスピリッツが居ることは、人間界と精霊界が独立していながらも、不思議と引かれ合う力に満たされているような印象を受ける。まあ、精霊界が人間の想像の産物なのだから、当然といえば当然だ。
性格や性質の相互補完の延長として、見た目や演者までもが同じスピリッツと組むのは中々に面白い。ましてや、唯我独尊で唯物主義の権化とも言うべきお嬢となると、相互補完によっておこる変化は、悪化かもしれないが話を引っ張る上で分かりやすくて良さそうだ。
本質を見たり
2010年6月8日 放送中のアニメの感想とか『会長はメイド様!』第8話
雅ヶ丘への転校を促すためのあの手この手の攻勢が一々嫌味な金持ちを思わせるもので、金で信念は買えないとばかりに困惑する姿がこの作品らしい。まあ、断りに行った先で、凛々しい雅ヶ丘の会長が饒舌な関西弁で襲い掛かってきた時に、ふと漏らした助けに呼応するかのごとく登場する碓氷は出来過ぎだが、見てるこちらが照れる位に格好良い。終わった後は相変わらず取り留めの無い態度で、星華の皆が引き止める為に迎えに来てくれたので、有耶無耶になったようで進展した二人の姿。それを自己投影するわけでもなく、年長者視点で見守るのが楽しい。てな具合なので、売れ線ではないが、心に残る作品にはなると思われる。
雅ヶ丘への転校を促すためのあの手この手の攻勢が一々嫌味な金持ちを思わせるもので、金で信念は買えないとばかりに困惑する姿がこの作品らしい。まあ、断りに行った先で、凛々しい雅ヶ丘の会長が饒舌な関西弁で襲い掛かってきた時に、ふと漏らした助けに呼応するかのごとく登場する碓氷は出来過ぎだが、見てるこちらが照れる位に格好良い。終わった後は相変わらず取り留めの無い態度で、星華の皆が引き止める為に迎えに来てくれたので、有耶無耶になったようで進展した二人の姿。それを自己投影するわけでもなく、年長者視点で見守るのが楽しい。てな具合なので、売れ線ではないが、心に残る作品にはなると思われる。
メタメタ
2010年6月7日 放送中のアニメの感想とか『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』第9話
相手に研究されていることに気付き、裏をかかれている現状の裏をかくべく首振りのサインを伝える。これはゲームに対するメタに対するメタであり、要は読み合いということになる。相手の考えの裏をかくことにあった優位が揺らぐ中で、更に裏をかきつつチームとしての結束で逆転出来るかどうかと、作品の力が試される局面を迎えつつある。そんなチームのために頑張る姿は、失われない美徳として心に響くものがある。
相手に研究されていることに気付き、裏をかかれている現状の裏をかくべく首振りのサインを伝える。これはゲームに対するメタに対するメタであり、要は読み合いということになる。相手の考えの裏をかくことにあった優位が揺らぐ中で、更に裏をかきつつチームとしての結束で逆転出来るかどうかと、作品の力が試される局面を迎えつつある。そんなチームのために頑張る姿は、失われない美徳として心に響くものがある。
整合無き整合
2010年6月6日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第162話
まあ、毎度のことなのだけど、この作品の敵の論理には全く共感出来る部分が無い。何というか、ただイライラを溜めさせて、最後に主人公が粉砕するという意味でワンパなのだけど、今回は敵の強さも術の規模も桁違いで、イライラも溜まる一方だ。サクラじゃないけど、早く来てくれ。
まあ、毎度のことなのだけど、この作品の敵の論理には全く共感出来る部分が無い。何というか、ただイライラを溜めさせて、最後に主人公が粉砕するという意味でワンパなのだけど、今回は敵の強さも術の規模も桁違いで、イライラも溜まる一方だ。サクラじゃないけど、早く来てくれ。
静と動
2010年6月5日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第32話
Aパートは、住む場所が無くなったスペブラが新しい住処というか侵略拠点を求めて見つけた怪しい屋敷の話。三人が寝静まった夜に家具は動き出すわ、窓は開くわの怪奇現象が起こる。お笑い担当に怪奇現象を体験させると、乗り突っ込みになって面白い。
こ、ここは幽霊屋敷なのかと右往左往し、ワルカフェで度胸を付けて一安心してみたりするも、驚愕の落ちで三人は再び住処を追われることになる。ワルカフェの雰囲気に呑まれてコーヒーにミルクを注文出来ない臆病さが可愛い。
Bパートは、うわさっちからのバーゲン開催の噂に色めき立つ乙女達の話。バーゲンが何かも分からないが、幼い妹に変わって参加すべくまめっちも特訓に参加することに。タックルや障害物避けと分かりやすいものから、福袋形式と聞いて、重さや触感から中身を判別しようとする特訓を盛り込んだりと、馬鹿馬鹿しさが一々面白い。流石に棒高跳びは役立たないかと思ったが、もう意外な程に役立った。馬鹿馬鹿しいのだけど、終始まめっちの兄としての優しさに溢れていて気持ち良かった。
Aパートは、住む場所が無くなったスペブラが新しい住処というか侵略拠点を求めて見つけた怪しい屋敷の話。三人が寝静まった夜に家具は動き出すわ、窓は開くわの怪奇現象が起こる。お笑い担当に怪奇現象を体験させると、乗り突っ込みになって面白い。
こ、ここは幽霊屋敷なのかと右往左往し、ワルカフェで度胸を付けて一安心してみたりするも、驚愕の落ちで三人は再び住処を追われることになる。ワルカフェの雰囲気に呑まれてコーヒーにミルクを注文出来ない臆病さが可愛い。
Bパートは、うわさっちからのバーゲン開催の噂に色めき立つ乙女達の話。バーゲンが何かも分からないが、幼い妹に変わって参加すべくまめっちも特訓に参加することに。タックルや障害物避けと分かりやすいものから、福袋形式と聞いて、重さや触感から中身を判別しようとする特訓を盛り込んだりと、馬鹿馬鹿しさが一々面白い。流石に棒高跳びは役立たないかと思ったが、もう意外な程に役立った。馬鹿馬鹿しいのだけど、終始まめっちの兄としての優しさに溢れていて気持ち良かった。