『ヨスガノソラ』第1話
両親の事故死を期に、可愛らしい雰囲気の主人公は、訳ありだけど可愛い妹と、かつて住んでいた家で新しい生活を始めることに。まずは、家までの旅路から始まる。道すがら出会う女子に見初められ、隣家の幼馴染も程よく育っているは、学校に行けば唸る唸るわ恋の鉱脈。あごひげの友人もある意味では唸っている。いきなり妹とありそうなところで〆るけど、まあ、肩透かしや光と闇の狭間で引っ張るでしょうな。そんな、どのルートかは分からないが、要するにそういう作品。で、本編終了後にEDを挟んで始まるギャグ短編のCパートがあって、またEDがある構成には面食らった。でも、Cパートは馬鹿馬鹿しいけど、本編を補完していて本編より面白い。唸る系なので話が面白いってことは無さそうだが、緩いCパートがある分だけ緩く面白く見られる点は、Cパート用のEDアーティスト押しが成させた技か。
両親の事故死を期に、可愛らしい雰囲気の主人公は、訳ありだけど可愛い妹と、かつて住んでいた家で新しい生活を始めることに。まずは、家までの旅路から始まる。道すがら出会う女子に見初められ、隣家の幼馴染も程よく育っているは、学校に行けば唸る唸るわ恋の鉱脈。あごひげの友人もある意味では唸っている。いきなり妹とありそうなところで〆るけど、まあ、肩透かしや光と闇の狭間で引っ張るでしょうな。そんな、どのルートかは分からないが、要するにそういう作品。で、本編終了後にEDを挟んで始まるギャグ短編のCパートがあって、またEDがある構成には面食らった。でも、Cパートは馬鹿馬鹿しいけど、本編を補完していて本編より面白い。唸る系なので話が面白いってことは無さそうだが、緩いCパートがある分だけ緩く面白く見られる点は、Cパート用のEDアーティスト押しが成させた技か。
この墨をこぼした奴は誰だ
2010年10月23日 1話雑感『百花繚乱サムライガールズ』第1話
日本の武将・武人+エロのどこから見ても分かりやすいけど、難解で深刻そうな雰囲気を漂わせている。まあ、類型の芝居なので、気に入っている演者がいるとか、絵柄とサービスを気に入ったらって感じの作品だが、自主規制の方法が垂らした墨調になっており、全体の暗めな雰囲気と合っている。サブタイトルの「はじめての忠」が、主従関係とキスとの両方を兼ねていて少し感心した。
日本の武将・武人+エロのどこから見ても分かりやすいけど、難解で深刻そうな雰囲気を漂わせている。まあ、類型の芝居なので、気に入っている演者がいるとか、絵柄とサービスを気に入ったらって感じの作品だが、自主規制の方法が垂らした墨調になっており、全体の暗めな雰囲気と合っている。サブタイトルの「はじめての忠」が、主従関係とキスとの両方を兼ねていて少し感心した。
『もっとToLOVEる』第1話
いつの間にか当然のように居候が増えており、間に挟んだOVAから引き続く形で仕切り直したようだ。三本立てに変更されており、ララの気持ちを振り返りつつ、何度目かのテレポートでの裸から、スカートの中へと雪崩れ込む立ち上がり。湯気と光と闇の狭間にある銭湯での戦闘を挟んだサービスで繋ぎ。雨の公園でのドキドキ透け透けパニックでフラグを立てて〆る。端的に、裸、裸、濡れ透けの男らしさが、三本立てになったことでさくさく進む印象。リト、手前の優柔不断は鼻に付くが、サービスを呼び込む星の定めだから許す。
いつの間にか当然のように居候が増えており、間に挟んだOVAから引き続く形で仕切り直したようだ。三本立てに変更されており、ララの気持ちを振り返りつつ、何度目かのテレポートでの裸から、スカートの中へと雪崩れ込む立ち上がり。湯気と光と闇の狭間にある銭湯での戦闘を挟んだサービスで繋ぎ。雨の公園でのドキドキ透け透けパニックでフラグを立てて〆る。端的に、裸、裸、濡れ透けの男らしさが、三本立てになったことでさくさく進む印象。リト、手前の優柔不断は鼻に付くが、サービスを呼び込む星の定めだから許す。
『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』第1話
予定通りのクール分割といった感じで、制作の間も空いたかは分からないが、放送の間が空いたにしては特に変わりない印象だ。OPが相変わらず洒落ていて、歌い出しまでで引き込むところも健在で、小技も満載で楽しい。EDは次回以降の模様。2期の第1話らしく、住人総登場で分かりやすくキャラクターや関係の説明がされている。まあ、新キャラが増えてもやることは橋の下でのコントなので、上手く〆て完結して欲しいものだ。
予定通りのクール分割といった感じで、制作の間も空いたかは分からないが、放送の間が空いたにしては特に変わりない印象だ。OPが相変わらず洒落ていて、歌い出しまでで引き込むところも健在で、小技も満載で楽しい。EDは次回以降の模様。2期の第1話らしく、住人総登場で分かりやすくキャラクターや関係の説明がされている。まあ、新キャラが増えてもやることは橋の下でのコントなので、上手く〆て完結して欲しいものだ。
お前の煩悩を突き立てろ
2010年10月22日 1話雑感『そらのおとしものf 』第1話
また謎の少女が夢に現れてのお告げから始まるが、目覚めてみると股間の相棒が呼んでおりまする。そのためか、無防備過ぎるエンジェロイド達を意識してしまってどぎまぎ。新OPではなく、智樹の歌う微妙な前シリーズOPとセルフパロで始まる分かりやすいあざとさにホッとする。いつもの面子が新大陸発見部に集うと、夢の話から夢の中に入って確かめる展開に。そはらに対する智樹の色々なプレイで迫る淫夢から始まって、言い訳はしてみるもヒロインとしての面目が崩れ去る。やっぱり自分でも良い体していると自覚しているわけね。で、会長の黒過ぎるアクション映画の夢があったりして、智樹の夢とは関係ない空の上の不思議な場所に現れる。そこで不思議な木を見つけ、守形が落ちていたどんぐりをポケットに入れておく。
徹頭徹尾サービスと割り切っておき、合間に物語の重要な要素を出しつつ守形の推理と説明で回して、智樹の優しさで解決して行くのも相変わらずのようだ。それがかえって難解で深刻そうに引っ張るよりも印象が良い。今回サブタイの全裸王にユウシャのルビや次回サブタイの馬鹿にキョニュウのルビが凝っていて馬鹿馬鹿しい。
また謎の少女が夢に現れてのお告げから始まるが、目覚めてみると股間の相棒が呼んでおりまする。そのためか、無防備過ぎるエンジェロイド達を意識してしまってどぎまぎ。新OPではなく、智樹の歌う微妙な前シリーズOPとセルフパロで始まる分かりやすいあざとさにホッとする。いつもの面子が新大陸発見部に集うと、夢の話から夢の中に入って確かめる展開に。そはらに対する智樹の色々なプレイで迫る淫夢から始まって、言い訳はしてみるもヒロインとしての面目が崩れ去る。やっぱり自分でも良い体していると自覚しているわけね。で、会長の黒過ぎるアクション映画の夢があったりして、智樹の夢とは関係ない空の上の不思議な場所に現れる。そこで不思議な木を見つけ、守形が落ちていたどんぐりをポケットに入れておく。
徹頭徹尾サービスと割り切っておき、合間に物語の重要な要素を出しつつ守形の推理と説明で回して、智樹の優しさで解決して行くのも相変わらずのようだ。それがかえって難解で深刻そうに引っ張るよりも印象が良い。今回サブタイの全裸王にユウシャのルビや次回サブタイの馬鹿にキョニュウのルビが凝っていて馬鹿馬鹿しい。
『えむえむっ!』第1話
事ある毎にMっ気が口から漏れてしまい引かれる主人公。それをボランティア部の部長が照れながらも虐め倒す。サド描写がしっかりと作られており、映像ゆえに一層酷く見え、滑っている具合も含めて本当に気持ち悪く見える。恐らくはすぐにラブコメ中心となるのだから、そこはギャグで済む描写にして欲しい所だが……。スタッフの左にSとかMとか載せるセンスに期待するのも酷か。
事ある毎にMっ気が口から漏れてしまい引かれる主人公。それをボランティア部の部長が照れながらも虐め倒す。サド描写がしっかりと作られており、映像ゆえに一層酷く見え、滑っている具合も含めて本当に気持ち悪く見える。恐らくはすぐにラブコメ中心となるのだから、そこはギャグで済む描写にして欲しい所だが……。スタッフの左にSとかMとか載せるセンスに期待するのも酷か。
分かりやすさと簡単の違い
2010年10月21日 1話雑感『心霊探偵 八雲』第1話
旧校舎の探検後から呪い染みた災難に見舞われるグループ。霊能力を頼ってその中の一人であるヒロインが主人公の八雲を訪ねる。怪しげで陰のある雰囲気の漂う八雲だが、ただ霊が見え会話が出来るだけだと謙遜する。何だかんだで、会話を使って基本的な設定を説明しつつ、本線として事件の真相が見えてくる分かりやすい構成で、特殊な赤い眼を持っていることも分かり、本当に分かりやすいまでの邪気眼で、心霊のおどろおどろしさと、不幸に見舞われても明るく振舞う女の子に戸惑いつつも、霊の問題をほぐして行く。
全編が分かりやすく出来ており、これなら撒いた伏線も綺麗に回収していきそうであり、おまけに段々と腐れ縁から元気付けられていくことが予想されるので、色々と楽しめそうだ。
旧校舎の探検後から呪い染みた災難に見舞われるグループ。霊能力を頼ってその中の一人であるヒロインが主人公の八雲を訪ねる。怪しげで陰のある雰囲気の漂う八雲だが、ただ霊が見え会話が出来るだけだと謙遜する。何だかんだで、会話を使って基本的な設定を説明しつつ、本線として事件の真相が見えてくる分かりやすい構成で、特殊な赤い眼を持っていることも分かり、本当に分かりやすいまでの邪気眼で、心霊のおどろおどろしさと、不幸に見舞われても明るく振舞う女の子に戸惑いつつも、霊の問題をほぐして行く。
全編が分かりやすく出来ており、これなら撒いた伏線も綺麗に回収していきそうであり、おまけに段々と腐れ縁から元気付けられていくことが予想されるので、色々と楽しめそうだ。
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第1話
芝居がかった芝居をさせる類型的なキャラクター作りは掴みなのだろうが、どうも好きになれない。如何にも世界の命運に関わりそうな雰囲気はあるものの伏線もないわ説明もないわで、よく分からんが真心力で動いたロボットが謎空間での闘いを繰り広げたとしか分からない。引っ張った割りにどこぞの島の学園を中心に完結していそうな印象で、真面目にしてはオサレ過ぎるし、ギャグにしても滑っている感じが辛い。第1話としては、微妙。まあ、ハプニング映像を見る感じですな。
芝居がかった芝居をさせる類型的なキャラクター作りは掴みなのだろうが、どうも好きになれない。如何にも世界の命運に関わりそうな雰囲気はあるものの伏線もないわ説明もないわで、よく分からんが真心力で動いたロボットが謎空間での闘いを繰り広げたとしか分からない。引っ張った割りにどこぞの島の学園を中心に完結していそうな印象で、真面目にしてはオサレ過ぎるし、ギャグにしても滑っている感じが辛い。第1話としては、微妙。まあ、ハプニング映像を見る感じですな。
真打ババア、お前を待っていた
2010年10月21日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第34話
ハートキャッチミラージュによって、束の間の邂逅を果たした妖精の魂が再びプリキュアの種に宿る。で、変身した所までが先週。ババアもサンシャイン同様に、力の入った変身バンクで背景が細かく見えるので、レイヤーを沢山使っているなら枚数が多そうな感じ。仕上げに前髪をキュッと90度曲げる仕草がドキドキする。掛け声が高校生らしい抑え目な感じで、セーラー服のあの人を髣髴とさせて堪らないぜ。まあ、OPやEDが変わってからは結構な間、当然のようにはしゃいでいたから今更感はあるが、仲間の輪に加わった。中学生と高校生の間の接点の無さの溝はファッションショーへの出演依頼の件で上手く繋いできた。
ハートキャッチミラージュによって、束の間の邂逅を果たした妖精の魂が再びプリキュアの種に宿る。で、変身した所までが先週。ババアもサンシャイン同様に、力の入った変身バンクで背景が細かく見えるので、レイヤーを沢山使っているなら枚数が多そうな感じ。仕上げに前髪をキュッと90度曲げる仕草がドキドキする。掛け声が高校生らしい抑え目な感じで、セーラー服のあの人を髣髴とさせて堪らないぜ。まあ、OPやEDが変わってからは結構な間、当然のようにはしゃいでいたから今更感はあるが、仲間の輪に加わった。中学生と高校生の間の接点の無さの溝はファッションショーへの出演依頼の件で上手く繋いできた。
『夢色パティシエールSP プロフェッショナル』第51話
作品名が変わり、話数の表記も無くなったものの、シリーズとしては完全な続編で、前シリーズから2年間のパリ留学を経た帰国後から始まる。先に帰国していた安堂や花房との再会に喜ぶものの、いちごに触発されて各々の道へ進むため休学すると告げて去った。新クラスでは懐かしい面々に、飛び級して弾けるれもんが加わる。グループ分けでは、予定通りにれもん、同室だったルミ、聞きなれないジョニー。まあ、OPに出ている外人ですな。
次に樫野と再開するが、飛び級してお嬢と同じクラスになっている。今度はアンリに呼び出され、新たなお菓子テーマパークを開くので、いちご、樫野、れもん、ジョニーのチームに店を任せるとのこと。お菓子作りの職人としての技術だけでなく、経営までも視野に入れたガチの展開で、料理アニメの新境地を見せてくれそうな予感。
OPとED共に、高校生編に合わせて落ち着いた雰囲気の曲調に変わっている。OPから安堂と花房には相手のいるような感じで(花房はナル男なのでいなくても特に)、いちごやチーム関係では樫野とジョニーの対立を軸に進めそうだ。EDは、前シリーズ同様にスピリッツ中心で空を自転車で飛ぶ自由な雰囲気が楽しい。
それにしても、ここ数回からミニコーナーは演者の実写コーナーになっとりますな。まあ、暫く出てこないであろうスイーツ王子の出番は間接的に補強出来ている面もある。
作品名が変わり、話数の表記も無くなったものの、シリーズとしては完全な続編で、前シリーズから2年間のパリ留学を経た帰国後から始まる。先に帰国していた安堂や花房との再会に喜ぶものの、いちごに触発されて各々の道へ進むため休学すると告げて去った。新クラスでは懐かしい面々に、飛び級して弾けるれもんが加わる。グループ分けでは、予定通りにれもん、同室だったルミ、聞きなれないジョニー。まあ、OPに出ている外人ですな。
次に樫野と再開するが、飛び級してお嬢と同じクラスになっている。今度はアンリに呼び出され、新たなお菓子テーマパークを開くので、いちご、樫野、れもん、ジョニーのチームに店を任せるとのこと。お菓子作りの職人としての技術だけでなく、経営までも視野に入れたガチの展開で、料理アニメの新境地を見せてくれそうな予感。
OPとED共に、高校生編に合わせて落ち着いた雰囲気の曲調に変わっている。OPから安堂と花房には相手のいるような感じで(花房はナル男なのでいなくても特に)、いちごやチーム関係では樫野とジョニーの対立を軸に進めそうだ。EDは、前シリーズ同様にスピリッツ中心で空を自転車で飛ぶ自由な雰囲気が楽しい。
それにしても、ここ数回からミニコーナーは演者の実写コーナーになっとりますな。まあ、暫く出てこないであろうスイーツ王子の出番は間接的に補強出来ている面もある。
素直
2010年10月20日 放送中のアニメの感想とか『バトルスピリッツ ブレイヴ』第4話
バローネが勝っても裏無く陣取りに出なかったのは幸運だったが、ダンの敗北は明確に不安を抱かせるのも事実で、当初から不信感を持っていたユースが爆発する。当のダンにはデッキ構築中のため無視されたが、前シリーズでの仲間であり好敵手だったクラッキーが艦長としても年長者としても受け止めることに。俺でも勝てると勇むユースだが、初ターンからミスを重ねては指摘され、バトルを通した指導の様相。結果は、クラッキーの貫録勝ち。負けたユースは、「生意気言ってすみません」と謝る素直さを見せて、尖っているだけで良く分からなかったのが、随分と良いキャラ立てになっていた。
雰囲気、ターン進行、効果説明とシリーズを重ねる毎にカードゲーム寄りになってきたが、今回からプレイングの検討が加わって更に厚みが増した。
バローネが勝っても裏無く陣取りに出なかったのは幸運だったが、ダンの敗北は明確に不安を抱かせるのも事実で、当初から不信感を持っていたユースが爆発する。当のダンにはデッキ構築中のため無視されたが、前シリーズでの仲間であり好敵手だったクラッキーが艦長としても年長者としても受け止めることに。俺でも勝てると勇むユースだが、初ターンからミスを重ねては指摘され、バトルを通した指導の様相。結果は、クラッキーの貫録勝ち。負けたユースは、「生意気言ってすみません」と謝る素直さを見せて、尖っているだけで良く分からなかったのが、随分と良いキャラ立てになっていた。
雰囲気、ターン進行、効果説明とシリーズを重ねる毎にカードゲーム寄りになってきたが、今回からプレイングの検討が加わって更に厚みが増した。
『けいおん!!』
本編は本編として一区切りが付いた。一方で、番外編は番外編で補完の役割を無事に果たした。いくらお嬢様方とはいえども、それなりのお金を掛けた趣味なのだから、もう少し練習に熱を入れるなり、本気でプロを目指すような気概があってもと思う。まあ、金掛けたからという発想自体がずれているような気もするし、部室に集まって駄弁るのが部活の目的化している面もあるし、汗臭さを感じさせないのがこの作品の目指した方向でもある。
日常を貫く物語には乏しいが、日常におけるあれやこれやを細かい所作も含め映像に落とし込むことで情報量を上げて行き、最終的に物語にまとめていた。というよりも、それだけで作り上げた面があって、確かな制作能力に裏打ちされており、作品の方向性と噛み合っていたと思う。終わった感じに乏しい終わり方も、映画化決定から予想通りの作品継続で、儲かりまくっているだけにあっさりと放しはしないでしょうな。シリーズが綺麗に終われると良いですね。
本編は本編として一区切りが付いた。一方で、番外編は番外編で補完の役割を無事に果たした。いくらお嬢様方とはいえども、それなりのお金を掛けた趣味なのだから、もう少し練習に熱を入れるなり、本気でプロを目指すような気概があってもと思う。まあ、金掛けたからという発想自体がずれているような気もするし、部室に集まって駄弁るのが部活の目的化している面もあるし、汗臭さを感じさせないのがこの作品の目指した方向でもある。
日常を貫く物語には乏しいが、日常におけるあれやこれやを細かい所作も含め映像に落とし込むことで情報量を上げて行き、最終的に物語にまとめていた。というよりも、それだけで作り上げた面があって、確かな制作能力に裏打ちされており、作品の方向性と噛み合っていたと思う。終わった感じに乏しい終わり方も、映画化決定から予想通りの作品継続で、儲かりまくっているだけにあっさりと放しはしないでしょうな。シリーズが綺麗に終われると良いですね。
『テガミバチ REVERSE』第1話
どうやらゴーシュは記憶喪失で反政府組織に参加している模様。と、前シリーズから引っ張った割には、不穏な空気が漂う。心弾を打ち込まれ気を失ったラグに対して、ディンゴ失格と思い姿を消すニッチ。ジギーがこれまたイケメンとかは些細なこととして、改めて絆を深めることで新しいシリーズを始めるのも悪くはない。しかしながら、ゴーシュが明らかに政府に消されそうな気配が漂う中で、温いことしているようにしか見えないのがちょっと気になる。温くて大丈夫なのは、消されないことが展開の都合として確定している以上の理由が見えてこないので何とも。絆や繋がりを重視するなら、話の中での論理の繋がりも大切にして欲しいものだ。さて如何に。
どうやらゴーシュは記憶喪失で反政府組織に参加している模様。と、前シリーズから引っ張った割には、不穏な空気が漂う。心弾を打ち込まれ気を失ったラグに対して、ディンゴ失格と思い姿を消すニッチ。ジギーがこれまたイケメンとかは些細なこととして、改めて絆を深めることで新しいシリーズを始めるのも悪くはない。しかしながら、ゴーシュが明らかに政府に消されそうな気配が漂う中で、温いことしているようにしか見えないのがちょっと気になる。温くて大丈夫なのは、消されないことが展開の都合として確定している以上の理由が見えてこないので何とも。絆や繋がりを重視するなら、話の中での論理の繋がりも大切にして欲しいものだ。さて如何に。
『バクマン。』第1話
冒頭から『ラッキーマン』全開の作品内作品のOPから始まって、一つの目標が明確に示されていた。勿論、その後に青春を詰めた印象を受ける通常のOPもあって、何だか得した気分。
設定とキャラクターの配置が巧妙で、映像になればこそ夢見がちな感じがよく出ている。そう上手く行くかとも思うが、流石に漫画家の実態を基にしているであろう作品だけに、現実味を失う程までには至らないだろう。伝記的かつ途上を至上とする印象を受けただけに、アニメ化までに何度か来るであろう連載決定のような登りをどう消化するのかは見物だ。
何にしても、4クールでもない限り、一回のアニメ化で作品の完結はありえないと思うので、完結までシリーズが続いて欲しいところだ。
冒頭から『ラッキーマン』全開の作品内作品のOPから始まって、一つの目標が明確に示されていた。勿論、その後に青春を詰めた印象を受ける通常のOPもあって、何だか得した気分。
設定とキャラクターの配置が巧妙で、映像になればこそ夢見がちな感じがよく出ている。そう上手く行くかとも思うが、流石に漫画家の実態を基にしているであろう作品だけに、現実味を失う程までには至らないだろう。伝記的かつ途上を至上とする印象を受けただけに、アニメ化までに何度か来るであろう連載決定のような登りをどう消化するのかは見物だ。
何にしても、4クールでもない限り、一回のアニメ化で作品の完結はありえないと思うので、完結までシリーズが続いて欲しいところだ。
『世紀末オカルト学院』
オカルトの胡散臭さを盛り込みつつ、もしかしたらあるかもしれない不思議をフィクションらしく用意して、笑いもある。今更ノストラダムスの鍵で名称を持ち出してと思ったが、あくまでもそれを探す人物を中心にやり取りを見せる方へ向かった。二人の絆と奇跡を同調させるのは、ありがちだが流れを作って来たからこそ身の丈にあっていると思えるもので良かった。ありがちだけど基本や手続きに忠実なやり方が、俺の好きなアニメの力。
オカルトの胡散臭さを盛り込みつつ、もしかしたらあるかもしれない不思議をフィクションらしく用意して、笑いもある。今更ノストラダムスの鍵で名称を持ち出してと思ったが、あくまでもそれを探す人物を中心にやり取りを見せる方へ向かった。二人の絆と奇跡を同調させるのは、ありがちだが流れを作って来たからこそ身の丈にあっていると思えるもので良かった。ありがちだけど基本や手続きに忠実なやり方が、俺の好きなアニメの力。
『セキレイ Pure Engagement』
やっとこさ全てのセキレイが揃い踏みして、主人公の周りも確定した。それ以外の点で言えば、特に話が進展しているようでしていない。アパートの仲間が不幸にも命を落としたが、盛り上げ方というか、闘いの定めも含めての雰囲気を受けた流れが組めていなかったように思える。
ただ、逼迫した状況の中でのクーの電話ネタによる笑いと安心感は良かった。要するに、深刻な話と日常とが、情報としても見せ方としても乖離している。設定上いずれは闘う定めにあるのだが、それでも綺麗どころの選り取り緑でほのぼのとした欺瞞的な日常に魅力を持たせた作品なのだから、それを踏まえた選択を見せて欲しいのだが、あるのは謎に基づいた巻き込まれの話だけと。
完結までの途上である以上仕方ない部分もあるので、売れて続編での完結に期待しておこうか。
やっとこさ全てのセキレイが揃い踏みして、主人公の周りも確定した。それ以外の点で言えば、特に話が進展しているようでしていない。アパートの仲間が不幸にも命を落としたが、盛り上げ方というか、闘いの定めも含めての雰囲気を受けた流れが組めていなかったように思える。
ただ、逼迫した状況の中でのクーの電話ネタによる笑いと安心感は良かった。要するに、深刻な話と日常とが、情報としても見せ方としても乖離している。設定上いずれは闘う定めにあるのだが、それでも綺麗どころの選り取り緑でほのぼのとした欺瞞的な日常に魅力を持たせた作品なのだから、それを踏まえた選択を見せて欲しいのだが、あるのは謎に基づいた巻き込まれの話だけと。
完結までの途上である以上仕方ない部分もあるので、売れて続編での完結に期待しておこうか。
説明台詞の活用法
2010年10月15日 放送中のアニメの感想とか『アマガミSS』第12話
当初の目標になっていたアルバイトに合格し、今度は創設祭でのベストカップルコンテストに出場し優勝を目指すことに。教官プレイをしておきながら、鈍感な教官に対して奥ゆかしさを保ちつつも、ドレスを自作する甲斐甲斐しさも見せる。惜しくも二位だったが、ペアシートでの映画鑑賞券を手に入れて、クリスマスにデートすることとなる。毎回の振られて臆病になっているとの説明がある主人公も流石に二人きりでの感情の高まりには身を任せ、色々あって晴れて恋人同士となる二人。
正統派ラブコメの印象が漂う今回の中多編だが、それも中田ナレがあってこそ。映像で分かるように作られているものをナレーションの説明台詞によって補強する。比較的説明台詞が許容されるアニメならではの力を感じさせるもので、段々と好きになっていく過程を飛ばさずに描けていたと思う。まあ、他が変態プレイを中心にしているだけで、流れがやや雑なだけともいえる。
当初の目標になっていたアルバイトに合格し、今度は創設祭でのベストカップルコンテストに出場し優勝を目指すことに。教官プレイをしておきながら、鈍感な教官に対して奥ゆかしさを保ちつつも、ドレスを自作する甲斐甲斐しさも見せる。惜しくも二位だったが、ペアシートでの映画鑑賞券を手に入れて、クリスマスにデートすることとなる。毎回の振られて臆病になっているとの説明がある主人公も流石に二人きりでの感情の高まりには身を任せ、色々あって晴れて恋人同士となる二人。
正統派ラブコメの印象が漂う今回の中多編だが、それも中田ナレがあってこそ。映像で分かるように作られているものをナレーションの説明台詞によって補強する。比較的説明台詞が許容されるアニメならではの力を感じさせるもので、段々と好きになっていく過程を飛ばさずに描けていたと思う。まあ、他が変態プレイを中心にしているだけで、流れがやや雑なだけともいえる。
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
エロとグロの彩りが、ホラーやスプラッタとよく馴染む。このキャラデでアニメだからこそ一層馴染むところがあって、綺麗どころ以外にも平野のようなデブや犬も用意されていて卒がない。その場その場を生き延びる展開から、目的地へと打って出る形での俺達の戦いはこれからだな終わり方が、局面の転換に合わせてあり上手かった。おっぱいと尻と液体ですな。ほんとそれ以外の細かい話はあって無きが如しだけど、用意してあるから誠実な作品だった。モノローグを含めた毎回の続きを見たくさせる仕掛けも上々で、1クールを駆け抜けたやり方は間延びも避けられて良かったと思う。たぶん売れるから原作が溜まれば二期もあるね。
エロとグロの彩りが、ホラーやスプラッタとよく馴染む。このキャラデでアニメだからこそ一層馴染むところがあって、綺麗どころ以外にも平野のようなデブや犬も用意されていて卒がない。その場その場を生き延びる展開から、目的地へと打って出る形での俺達の戦いはこれからだな終わり方が、局面の転換に合わせてあり上手かった。おっぱいと尻と液体ですな。ほんとそれ以外の細かい話はあって無きが如しだけど、用意してあるから誠実な作品だった。モノローグを含めた毎回の続きを見たくさせる仕掛けも上々で、1クールを駆け抜けたやり方は間延びも避けられて良かったと思う。たぶん売れるから原作が溜まれば二期もあるね。
商業の張り合い
2010年10月13日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第49話
OPがラブリンとメロディっちにくろまめっちでキャラソン特有のごちゃごちゃした感じのヴァージョンに変更。くろまめっちは台詞での参加で、クールさはどこへやら……。
Aパートは、たまともになるためラブリっちがメロディっちを探す話。あちこち探し回って、保育園の近くにやってくると聞き覚えのある音楽が聞こえてくる。メロディっちが園児のために定期演奏に来ているようだ。テルリンを見てやっとラブリっちがラブリンだと気付く展開で、やっぱりそういう世界なのかと。ぶっ飛んでいるデザインの園児もいて、保育園すげえ。ラブママお手製のお菓子でティータイムと洒落込むと、曲を作るから歌詞を作ってくれとの展開に。
Bパートは、Aパートでの展開通りに歌詞作りの話。同音異義語の菓子作りと間違うくちぱっちのお約束が上手い。悪戦苦闘の末出来上がった曲をたまカフェに集まった皆の前で披露する。皆が帰った夜に来客が、ラブリっちが出てみるとメロディっちで、忘れ物かと尋ねるとホームステイすることになったと。内装を見せておらず、外観からも広めの家だけに、一部屋余っているときたか。確かにセレブリアに一人暮らしでは、何かと絡みにくいだけに至極の一手だ。
EDが早速さっき披露した曲になっていて、商魂の逞しさににやにや。次回は引越しに学校案内とわくわくしてきた。
OPがラブリンとメロディっちにくろまめっちでキャラソン特有のごちゃごちゃした感じのヴァージョンに変更。くろまめっちは台詞での参加で、クールさはどこへやら……。
Aパートは、たまともになるためラブリっちがメロディっちを探す話。あちこち探し回って、保育園の近くにやってくると聞き覚えのある音楽が聞こえてくる。メロディっちが園児のために定期演奏に来ているようだ。テルリンを見てやっとラブリっちがラブリンだと気付く展開で、やっぱりそういう世界なのかと。ぶっ飛んでいるデザインの園児もいて、保育園すげえ。ラブママお手製のお菓子でティータイムと洒落込むと、曲を作るから歌詞を作ってくれとの展開に。
Bパートは、Aパートでの展開通りに歌詞作りの話。同音異義語の菓子作りと間違うくちぱっちのお約束が上手い。悪戦苦闘の末出来上がった曲をたまカフェに集まった皆の前で披露する。皆が帰った夜に来客が、ラブリっちが出てみるとメロディっちで、忘れ物かと尋ねるとホームステイすることになったと。内装を見せておらず、外観からも広めの家だけに、一部屋余っているときたか。確かにセレブリアに一人暮らしでは、何かと絡みにくいだけに至極の一手だ。
EDが早速さっき披露した曲になっていて、商魂の逞しさににやにや。次回は引越しに学校案内とわくわくしてきた。
もっともらしさを生むために
2010年10月12日 シリーズ全体の感想『GIANT KILLING』
途中からの視聴でも入りやすくするためか、省力のためかは分からないが、途中からアヴァンに前回の終わり部分の使い回しが入ったことで冗長な印象になったのは、続きが早く見たいからこその不満だが残念だ。しかしながら、一部リーグに崖っぷちで残る程に凋落したチームが立て直しに成功したであろうと思わせ、残りのシーズンを闘い抜くことで答えが出るだろうと思われるところまでを丁寧に描いたことは良かった。精神的な変化による作用を手続きによってもっともらしく思わせる。今時珍しいまでの2クール丸ごと使ったやり方にとても好感が持てた。是非とも残りのシーズンも見たいものだ。
途中からの視聴でも入りやすくするためか、省力のためかは分からないが、途中からアヴァンに前回の終わり部分の使い回しが入ったことで冗長な印象になったのは、続きが早く見たいからこその不満だが残念だ。しかしながら、一部リーグに崖っぷちで残る程に凋落したチームが立て直しに成功したであろうと思わせ、残りのシーズンを闘い抜くことで答えが出るだろうと思われるところまでを丁寧に描いたことは良かった。精神的な変化による作用を手続きによってもっともらしく思わせる。今時珍しいまでの2クール丸ごと使ったやり方にとても好感が持てた。是非とも残りのシーズンも見たいものだ。