上の世界
2009年11月25日 放送中のアニメの感想とか『うみねこのなく頃に』第18話
やったー、事件解決。と、思ったら巧妙な作戦でしたの展開で、死人が蘇ったり、未来から過去での出来事に干渉出来たりと何がなにやら。そもそも、あの白い場所は形而上というかプレイヤー視点のメタ的な場所ということなのか。
それにしても、陳腐に思えた赤字が現実味の無い推理合戦を分かりやすく見せることと、飛び交うことで白熱している雰囲気を作ることになるとは思わなかった。
やったー、事件解決。と、思ったら巧妙な作戦でしたの展開で、死人が蘇ったり、未来から過去での出来事に干渉出来たりと何がなにやら。そもそも、あの白い場所は形而上というかプレイヤー視点のメタ的な場所ということなのか。
それにしても、陳腐に思えた赤字が現実味の無い推理合戦を分かりやすく見せることと、飛び交うことで白熱している雰囲気を作ることになるとは思わなかった。
デザイン
2009年11月24日 放送中のアニメの感想とか『しゅごキャラパーティー!』第5話
ぷっちぷちはキャラクターデザインが可愛いので、縦横無尽に走り回るだけの話でも華がある。北北西ならぬ、南南西に置くカニも可愛いかった。
本編は見習いの後輩が出来てややが先輩として成長するかと思えば、やっぱり甘えたい。でも、少しは成長したという落とし方が短編らしくて良い感じ。後輩の後輩らしさが文字通り光る。
ぷっちぷちはキャラクターデザインが可愛いので、縦横無尽に走り回るだけの話でも華がある。北北西ならぬ、南南西に置くカニも可愛いかった。
本編は見習いの後輩が出来てややが先輩として成長するかと思えば、やっぱり甘えたい。でも、少しは成長したという落とし方が短編らしくて良い感じ。後輩の後輩らしさが文字通り光る。
美術力(ちから)
2009年11月23日 放送中のアニメの感想とか『テガミバチ』第5話
太陽の無い世界で、活気に欠けた暗い街の風景が行き止まりの街と呼ばれるだけの閉塞感を出していた。心弾に代表されるように、人の心が見せ所なので溜めが必要なのも分かるが、一気に何年も飛ばした後だけに、溜め方がいささか勿体振って見える。まあ、基本はワンパなので、パターン大好きの俺には丁度良い。
太陽の無い世界で、活気に欠けた暗い街の風景が行き止まりの街と呼ばれるだけの閉塞感を出していた。心弾に代表されるように、人の心が見せ所なので溜めが必要なのも分かるが、一気に何年も飛ばした後だけに、溜め方がいささか勿体振って見える。まあ、基本はワンパなので、パターン大好きの俺には丁度良い。
あらら
2009年11月22日 放送中のアニメの感想とか『にゃんこい!』第4話
やっと恋の鞘当かと思ったら主人公を中心とした三角が四角になったと。
前回のEDで役名がフルネームだったのである程度読めたが、手で写植する時代でもないのだから、今回の話を成立させるためには気を使う所だったろうに……。
折角安牌の動物がいるのに、出さずに繰り広げるラブコメの盛り上がらなさが疲れる。とりあえず、住吉のおっぱいは眼福。
やっと恋の鞘当かと思ったら主人公を中心とした三角が四角になったと。
前回のEDで役名がフルネームだったのである程度読めたが、手で写植する時代でもないのだから、今回の話を成立させるためには気を使う所だったろうに……。
折角安牌の動物がいるのに、出さずに繰り広げるラブコメの盛り上がらなさが疲れる。とりあえず、住吉のおっぱいは眼福。
『ねぎぼうずのあさたろう』
時代劇と浪曲と子供向けアニメが奇跡的融合を果たした作品として金字塔を打ち立てた。子供向けアニメの説明台詞で分かりやすく説明してしまうことが、時代劇を30分のアニメに圧縮する上でテンポの良さに繋がった。また、説明台詞満載のナレーションが浪曲によって説明臭さが減るだけでなく味のある演出になっていた。そして、何よりも人情を大切にした時代劇との相性が良かったこと、これに尽きる。
時代劇と浪曲と子供向けアニメが奇跡的融合を果たした作品として金字塔を打ち立てた。子供向けアニメの説明台詞で分かりやすく説明してしまうことが、時代劇を30分のアニメに圧縮する上でテンポの良さに繋がった。また、説明台詞満載のナレーションが浪曲によって説明臭さが減るだけでなく味のある演出になっていた。そして、何よりも人情を大切にした時代劇との相性が良かったこと、これに尽きる。
そっちか
2009年11月20日 放送中のアニメの感想とか『KIDDY GiRL-AND キディ・ガーランド』第2話
宇宙版水戸黄門だった前シリーズを受けた始まり方だったので、今回のネットネタを多分に含んだパロディーは未来とかSFを感じさせるものがなく、がっかりすると共にベタが好きなのだなと改めて実感した。そういう軽いノリに重い思いをくっ付けるのは疲れるので、このまま全編軽いノリを期待したい。
宇宙版水戸黄門だった前シリーズを受けた始まり方だったので、今回のネットネタを多分に含んだパロディーは未来とかSFを感じさせるものがなく、がっかりすると共にベタが好きなのだなと改めて実感した。そういう軽いノリに重い思いをくっ付けるのは疲れるので、このまま全編軽いノリを期待したい。
悪乗り
2009年11月19日 放送中のアニメの感想とか『そらのおとしもの』第4話
空に飛んでいったパンツが帰ってきて、それが敷地内一面に飾り付けられた画面の神々しさと馬鹿馬鹿しさが分かりやすくて良い。その上、それが見ると爆発するってのも無駄に力の入ったコレクションやパンツロボといい、悪い冗談ではなく本当に本気で作って、媚をコメディーに盛り込んでしまうのがこの作品の良い所。
空に飛んでいったパンツが帰ってきて、それが敷地内一面に飾り付けられた画面の神々しさと馬鹿馬鹿しさが分かりやすくて良い。その上、それが見ると爆発するってのも無駄に力の入ったコレクションやパンツロボといい、悪い冗談ではなく本当に本気で作って、媚をコメディーに盛り込んでしまうのがこの作品の良い所。
キャラの多さを逆手に
2009年11月18日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第3話
テレビ局見学で早速正体がバレそうになるのも、バレバレなのに気付かれないのも定番中の定番だ。クラスの皆で代役として番組を穴埋めする無茶苦茶な展開も、大まかに見せていたキャラの特徴を生かしたキャラ紹介になっていて面白かった。
テレビ局見学で早速正体がバレそうになるのも、バレバレなのに気付かれないのも定番中の定番だ。クラスの皆で代役として番組を穴埋めする無茶苦茶な展開も、大まかに見せていたキャラの特徴を生かしたキャラ紹介になっていて面白かった。
ガセ的な
2009年11月17日 放送中のアニメの感想とか『とある科学の超電磁砲』第4話
都市伝説にはガセも多いのだが、佐天さんの挙げた話は脱ぎ女のお姉さんや上条君とかを含め、どれも本物みたいで今後に絡んできそうなのが上手い。今回は水戸黄門方式ではなくあっさりしていて良かった。
都市伝説にはガセも多いのだが、佐天さんの挙げた話は脱ぎ女のお姉さんや上条君とかを含め、どれも本物みたいで今後に絡んできそうなのが上手い。今回は水戸黄門方式ではなくあっさりしていて良かった。
嵌ってきた
2009年11月17日 放送中のアニメの感想とか『ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~』第3話
新宿駅らしく兄弟が出てきたりイケメンというか華やかさに裏打ちされたマイペースで引っ張っていく様が分かりやすい。駅が持つ特色を反映させた分かりやすさが話の組み立てと擬人化に上手く作用していて、荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいけど納得して見られるのも上手い。BL臭を間で笑いに変えてアットホームに仕立てるパターンは組み立て方として十分なので、これから崩しがあればもっと楽しめそうだ。
新宿駅らしく兄弟が出てきたりイケメンというか華やかさに裏打ちされたマイペースで引っ張っていく様が分かりやすい。駅が持つ特色を反映させた分かりやすさが話の組み立てと擬人化に上手く作用していて、荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいけど納得して見られるのも上手い。BL臭を間で笑いに変えてアットホームに仕立てるパターンは組み立て方として十分なので、これから崩しがあればもっと楽しめそうだ。
分かりやすくて良い
2009年11月16日 放送中のアニメの感想とか『DARKER THAN BLACK-流星の双子-』第3話
意識していないが初恋であったであろう幼馴染が好きになった相手の手での最後を見て契約者として覚醒する。そういうベタさが心地良かった。
黒の特性を受け継いでいるのかは分からないが、魔法少女の杖の如く対戦車ライフルを出現させる場面は対戦車ライフルの男性器に見立てられる暗喩と相まって怪しげな雰囲気に仕上がっていた。
ただ、黒の能力が失われたことであのビリビリが見られないのはちょっぴり残念な気がする。
意識していないが初恋であったであろう幼馴染が好きになった相手の手での最後を見て契約者として覚醒する。そういうベタさが心地良かった。
黒の特性を受け継いでいるのかは分からないが、魔法少女の杖の如く対戦車ライフルを出現させる場面は対戦車ライフルの男性器に見立てられる暗喩と相まって怪しげな雰囲気に仕上がっていた。
ただ、黒の能力が失われたことであのビリビリが見られないのはちょっぴり残念な気がする。
違うわけね
2009年11月16日 放送中のアニメの感想とか『聖剣の刀鍛冶』第3話
ファンタジックな世界だけど、人間離れしたアクションで見せる殺陣はないようで、半端な物理法則のアクションを見せられると実に消化不良だ。ブンブン振り回す→人外に捲くられる→刀鍛冶粋がるのコンボが刀鍛冶の素直さに欠ける性格と相まって厳しくなってきた。って、最初からな気もするが、物語の核心である聖剣の話が出てくれば少しは印象が変わるかもしれない。まあ、アクションについては勝手に『サムチャン』を期待した俺が悪い。
ファンタジックな世界だけど、人間離れしたアクションで見せる殺陣はないようで、半端な物理法則のアクションを見せられると実に消化不良だ。ブンブン振り回す→人外に捲くられる→刀鍛冶粋がるのコンボが刀鍛冶の素直さに欠ける性格と相まって厳しくなってきた。って、最初からな気もするが、物語の核心である聖剣の話が出てくれば少しは印象が変わるかもしれない。まあ、アクションについては勝手に『サムチャン』を期待した俺が悪い。
初期メンバー
2009年11月15日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第55話
なるほど、リベロは確かに守りだ。立向居も守り系統と後輩で引き継げているから抜かりない。そういうパターン崩しの上手さはこの作品の持ち味だが、吹雪をぎこちなく励ます染岡の存在が揺ぎ無いからこそ光る。見た目はあれだけど、染岡は1シーン出るだけでも引き締まる。それに、ただの吹っ飛び役になりつつある壁山や命名神の目金といった初期メンバーを完全に入れ替えないのがこの作品の良い所。
なるほど、リベロは確かに守りだ。立向居も守り系統と後輩で引き継げているから抜かりない。そういうパターン崩しの上手さはこの作品の持ち味だが、吹雪をぎこちなく励ます染岡の存在が揺ぎ無いからこそ光る。見た目はあれだけど、染岡は1シーン出るだけでも引き締まる。それに、ただの吹っ飛び役になりつつある壁山や命名神の目金といった初期メンバーを完全に入れ替えないのがこの作品の良い所。
『空中ブランコ』第1話
いきなりの実写合成だが、これも技術面で言うとアニメーションだ。福井っちには面食らったが、実写合成自体には演出意図があって使われていると見えるので毛嫌いする程のものでもない。どこまでが実際に見えているもので、どこからが幻覚の範疇なのか倒錯するような色使いといい見せ方といい楽しめそうだ。
いきなりの実写合成だが、これも技術面で言うとアニメーションだ。福井っちには面食らったが、実写合成自体には演出意図があって使われていると見えるので毛嫌いする程のものでもない。どこまでが実際に見えているもので、どこからが幻覚の範疇なのか倒錯するような色使いといい見せ方といい楽しめそうだ。
さっさと
2009年11月14日 放送中のアニメの感想とか『犬夜叉完結編』第3話
最終局面へ向けて、だらだらしないで新必殺技ってのは分かりやすくて良い。殺生丸様だから修行がなくてもしっくりくるってのは何だか不思議だ。まあ、物語を大幅に想像力で補うように演出されてきたこの作品らしいともいえるが。ぐずぐずするよりは良い。
最終局面へ向けて、だらだらしないで新必殺技ってのは分かりやすくて良い。殺生丸様だから修行がなくてもしっくりくるってのは何だか不思議だ。まあ、物語を大幅に想像力で補うように演出されてきたこの作品らしいともいえるが。ぐずぐずするよりは良い。
つづく
2009年11月14日 放送中のアニメの感想とか『しゅごキャラパーティー!』第3話
歌のお姉さんが出るので、当然気合が入っているわけだが、一番面白かったのは本編じゃなくて、ぷっちぷちの2個目のしゅごボンバーだった。スゥが大百科でにわか長官になってダイヤが無自覚に悪乗りして、残りの二人が渋々従う黄金率は短編の尺とよく馴染む。
ぷっちぷちの方はしゅごキャラエッグ達のコント向きの性格が発揮されており、ちょっと物足りなさを感じる本編の尺を補う以上の働きをしている。
歌のお姉さんが出るので、当然気合が入っているわけだが、一番面白かったのは本編じゃなくて、ぷっちぷちの2個目のしゅごボンバーだった。スゥが大百科でにわか長官になってダイヤが無自覚に悪乗りして、残りの二人が渋々従う黄金率は短編の尺とよく馴染む。
ぷっちぷちの方はしゅごキャラエッグ達のコント向きの性格が発揮されており、ちょっと物足りなさを感じる本編の尺を補う以上の働きをしている。
迫力
2009年11月13日 放送中のアニメの感想とか『フレッシュプリキュア!』第37話
恒例の新しい玩具発表会、もとい、新しい必殺技バンクの発表会。シフォンの可愛さがあってこそ、ギリギリの場面で新しい力が目覚める呼び水として申し分ない。本編の作画が少し雑だったが、バンクの方が怒涛と呼べる代物で、4人の合体技なのに敵に向かって走りこみながら決めるものだった。前の必殺技と同様にカメラワークにも凝っていて流石。
恒例の新しい玩具発表会、もとい、新しい必殺技バンクの発表会。シフォンの可愛さがあってこそ、ギリギリの場面で新しい力が目覚める呼び水として申し分ない。本編の作画が少し雑だったが、バンクの方が怒涛と呼べる代物で、4人の合体技なのに敵に向かって走りこみながら決めるものだった。前の必殺技と同様にカメラワークにも凝っていて流石。
老舗の味
2009年11月13日 放送中のアニメの感想とか『夢色パティシエール』第3話
何といっても、妖精が魔法で助けてくれるのではなく、毎回お菓子の作り方を教えてくれるだけなのが良い。あくまでも自分の力で練習して作り上げるのは、子供向けとしての伝統であり、そういう原作を持ってくることに本気を感じた。
その上で、ちょっと意地悪、普通、気障の3人を用意してあるのが光る。勿論、ちょっと意地悪に特別の感情がありそうなのは伝統的なやり方だ。でも、それぞれの担当回では担当者になびくのも伝統的なやり方だ。
何といっても、妖精が魔法で助けてくれるのではなく、毎回お菓子の作り方を教えてくれるだけなのが良い。あくまでも自分の力で練習して作り上げるのは、子供向けとしての伝統であり、そういう原作を持ってくることに本気を感じた。
その上で、ちょっと意地悪、普通、気障の3人を用意してあるのが光る。勿論、ちょっと意地悪に特別の感情がありそうなのは伝統的なやり方だ。でも、それぞれの担当回では担当者になびくのも伝統的なやり方だ。
『KIDDY GiRL-AND キディ・ガーランド』第1話
あー、そんな話だったかな程度に前作からの繋がりを見せて始まり、増えに増えたキャラクターも視点が主役二人を中心に固定されているので特に把握出来ないから分からないと感じない作りになっている。話の内容としては、サービス系アクションの王道を行く作品だった前作に少しは残っていた硬派な部分が壊滅的に無くなって見える。主役の性格からして正面から硬派なのは合わないだろうが、無知の知的に正しい行いを選択することで硬派に振舞う展開位には期待したい。
あー、そんな話だったかな程度に前作からの繋がりを見せて始まり、増えに増えたキャラクターも視点が主役二人を中心に固定されているので特に把握出来ないから分からないと感じない作りになっている。話の内容としては、サービス系アクションの王道を行く作品だった前作に少しは残っていた硬派な部分が壊滅的に無くなって見える。主役の性格からして正面から硬派なのは合わないだろうが、無知の知的に正しい行いを選択することで硬派に振舞う展開位には期待したい。
展開が後押しする伝統
2009年11月12日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第131話
仙人モードは見た目に蛙で、正直格好の良い姿ではない。しかしながら、話の展開とそれを受けての大立ち回りでは格好良く見えるのも王道中の王道だ。結果が容易に分かるとはいえ、死力を尽くした闘いとして十分なアクションが投入される展開は上手い。
仙人モードは見た目に蛙で、正直格好の良い姿ではない。しかしながら、話の展開とそれを受けての大立ち回りでは格好良く見えるのも王道中の王道だ。結果が容易に分かるとはいえ、死力を尽くした闘いとして十分なアクションが投入される展開は上手い。