何ともね
2008年2月14日 放送中のアニメの感想とか『シゴフミ』第6話
サンテレビでは放送中止だったので、またかと思ったが今回はそれもやむなしかなと思った。
虐め側にとってもっともらしい理由が集結して苦しめるというではなく、犯罪が集結して苦しめている構図を使っていて、これが不愉快極まりない。
その上で、因果応報を示すために虐めの連鎖を描いたのは良いが、その虐めに消極的に加担した側だけが一方的に報いを受けるというのも不愉快だった。ステレオタイプに描いておきながら、加害者というよりは明確に犯罪者な連中はのうのうとしているという部分は半端に現実的で、馬鹿野郎に都合の良いスケープゴートとして槍玉に挙げられそうな印象を受けた。
集団的に否定的な事実や正論を告げ続けるだけでも虐めになり得るわけで、告げた側はそのことが正義による行為だと思っている節があって、それを強制力無き者が止めることが難しいといった構造には一切触れていないことがその歪さを際立たせたなと。
サンテレビでは放送中止だったので、またかと思ったが今回はそれもやむなしかなと思った。
虐め側にとってもっともらしい理由が集結して苦しめるというではなく、犯罪が集結して苦しめている構図を使っていて、これが不愉快極まりない。
その上で、因果応報を示すために虐めの連鎖を描いたのは良いが、その虐めに消極的に加担した側だけが一方的に報いを受けるというのも不愉快だった。ステレオタイプに描いておきながら、加害者というよりは明確に犯罪者な連中はのうのうとしているという部分は半端に現実的で、馬鹿野郎に都合の良いスケープゴートとして槍玉に挙げられそうな印象を受けた。
集団的に否定的な事実や正論を告げ続けるだけでも虐めになり得るわけで、告げた側はそのことが正義による行為だと思っている節があって、それを強制力無き者が止めることが難しいといった構造には一切触れていないことがその歪さを際立たせたなと。
ノンストップ
2008年2月12日 放送中のアニメの感想とか『PERSONA−trinity soul−』第6話
一日署長として来るはずのアイドルに関するやり取りでの「ちーこりん」連呼に始まり、いつも声だけの署長の電話相手がアイドル談義を始めたりと馬鹿馬鹿しい話。
馬鹿馬鹿しいながらも次から次に事件が起こり、その合間合間での馬鹿なやり取り(気付いたら知らない場所とか、交番勤務の警官のずれたやり取りとか、気ぐるみとか、死ぬ気で守るとか)に設定の確認や伏線に繋がりそうな要素も盛り込んであって、一見不必要ながらも後で効いてきそうな気配が濃厚。しかし、それなりに削ってあるだろうが、それでもよくこれだけ詰め込んでまとめたなと。
これはこの作品でも屈指の話数となるだろう。
一日署長として来るはずのアイドルに関するやり取りでの「ちーこりん」連呼に始まり、いつも声だけの署長の電話相手がアイドル談義を始めたりと馬鹿馬鹿しい話。
馬鹿馬鹿しいながらも次から次に事件が起こり、その合間合間での馬鹿なやり取り(気付いたら知らない場所とか、交番勤務の警官のずれたやり取りとか、気ぐるみとか、死ぬ気で守るとか)に設定の確認や伏線に繋がりそうな要素も盛り込んであって、一見不必要ながらも後で効いてきそうな気配が濃厚。しかし、それなりに削ってあるだろうが、それでもよくこれだけ詰め込んでまとめたなと。
これはこの作品でも屈指の話数となるだろう。
懐かしい
2008年2月11日 放送中のアニメの感想とか『家庭教師ヒットマン REBORN!リボーン』第69話
分かりやすい位誇張された悪党らしい悪党が、レギュラーメンバーからすれば何のことはない小悪党に見える対比と落とし方で、小悪党が粋がって本物に打ちのめされる筋書きだと分かっていても面白い。この作品の場合、バトルやそこで才能に目覚めてとかの胡散臭い展開よりも、こういうちょっとした日常のドタバタの方が清々しく面白い。
分かりやすい位誇張された悪党らしい悪党が、レギュラーメンバーからすれば何のことはない小悪党に見える対比と落とし方で、小悪党が粋がって本物に打ちのめされる筋書きだと分かっていても面白い。この作品の場合、バトルやそこで才能に目覚めてとかの胡散臭い展開よりも、こういうちょっとした日常のドタバタの方が清々しく面白い。
読み取らせる
2008年2月10日 放送中のアニメの感想とか『狼と香辛料』第5話
アニメであっても、論理的に何かを推察したり議論する場面での会話劇であれば、比較的良いものを見られることが多い。しかし、サブタイトルにある痴話喧嘩のような感情的な会話を上手く見せる作品は少ない。この作品では、それが良く出来ていると思う。
特に、相手の感情を逆手にとって見当違いの方向へ言葉を誘導しながら、あれこれ話題を跨ぎつつも仲直りする場面は、感情をそのまま口にしてしまったりすれば台無しになるはずで、それをカットの繋ぎやレイアウトでちょっとした仕草や感情を見せたり、演者の息遣いに任せていて良かった。
アニメであっても、論理的に何かを推察したり議論する場面での会話劇であれば、比較的良いものを見られることが多い。しかし、サブタイトルにある痴話喧嘩のような感情的な会話を上手く見せる作品は少ない。この作品では、それが良く出来ていると思う。
特に、相手の感情を逆手にとって見当違いの方向へ言葉を誘導しながら、あれこれ話題を跨ぎつつも仲直りする場面は、感情をそのまま口にしてしまったりすれば台無しになるはずで、それをカットの繋ぎやレイアウトでちょっとした仕草や感情を見せたり、演者の息遣いに任せていて良かった。
自発
2008年2月9日 放送中のアニメの感想とか『バンブーブレード BAMBOO BLADE』第17話
強いからいつも通りにやって勝つ。そうやって過ごしてきた中で、勝ちたいという自発的な意思で闘うためのお膳立てが済んだ所に決戦と来れば盛り上らないはずがない。心理的な圧迫や圧倒感として、気での圧倒や誇張した見せ方となって表れる。状況や感情を少ないやり取りと独白で見せるやり方で収めており、その匙加減も上手い。
自発的になって、悪役が居て、それを打ち倒す。筋としてはベタだけどちゃんと作ってあれば、ベタでも良いものは良い。結局の所、一周したからとかそういうことではなくて、見え見えでもちゃんとしていれさえすれば、ベタが好きなんだなと。
強いからいつも通りにやって勝つ。そうやって過ごしてきた中で、勝ちたいという自発的な意思で闘うためのお膳立てが済んだ所に決戦と来れば盛り上らないはずがない。心理的な圧迫や圧倒感として、気での圧倒や誇張した見せ方となって表れる。状況や感情を少ないやり取りと独白で見せるやり方で収めており、その匙加減も上手い。
自発的になって、悪役が居て、それを打ち倒す。筋としてはベタだけどちゃんと作ってあれば、ベタでも良いものは良い。結局の所、一周したからとかそういうことではなくて、見え見えでもちゃんとしていれさえすれば、ベタが好きなんだなと。
雄弁
2008年2月8日 放送中のアニメの感想とか『ARIA The ORIGINATION』第5話
3大妖精と仲良し3人組は、その所属も相まって対比として見せるにはかなり分かり易い。しかしながらも、同じような気持ちを抱えていた先輩の体験が、それを生んだ自分自身に対して返ってくるとは、ほとんどの人が容易に想像出来るが王道と呼ぶに相応しい。特に、作品全体の色の世界に溶け込む薔薇の持つ色の美しさが、感情を台詞よりも雄弁に語っていたのであざとく感じなかった。
3大妖精と仲良し3人組は、その所属も相まって対比として見せるにはかなり分かり易い。しかしながらも、同じような気持ちを抱えていた先輩の体験が、それを生んだ自分自身に対して返ってくるとは、ほとんどの人が容易に想像出来るが王道と呼ぶに相応しい。特に、作品全体の色の世界に溶け込む薔薇の持つ色の美しさが、感情を台詞よりも雄弁に語っていたのであざとく感じなかった。
本流
2008年2月7日 放送中のアニメの感想とか『true tears』第5話
今までカットとレイアウトで繋ぎつつも間の動きをかなり綿密に詰めていた。そして今回、客観的なカットと主観的なカットの内、主観的なカットの視点を変えて同じ場面を繰り返して見せた。省エネなのは間違いないが、一つ間違えれば台無しになってしまった可能性も高い。しかしながら、そんなことはなく驚きとそれ以上に2人の気持ちの対比として効果的だったと思う。
少ない動きでもカットの繋ぎやレイアウトで説明出来る所は動きを控えて、それ以外の所で動きが必要であれば動かす。これぞ国産アニメの本流。しかしながら、動きの少ない場面であっても1枚1枚の絵に高い完成度を求められる昨今では、たとえ動いていなくても綺麗に書けている絵はそれだけで価値がある。それがましてや動き以外で見せる場面で出来ていれば言わずもがな。
今までカットとレイアウトで繋ぎつつも間の動きをかなり綿密に詰めていた。そして今回、客観的なカットと主観的なカットの内、主観的なカットの視点を変えて同じ場面を繰り返して見せた。省エネなのは間違いないが、一つ間違えれば台無しになってしまった可能性も高い。しかしながら、そんなことはなく驚きとそれ以上に2人の気持ちの対比として効果的だったと思う。
少ない動きでもカットの繋ぎやレイアウトで説明出来る所は動きを控えて、それ以外の所で動きが必要であれば動かす。これぞ国産アニメの本流。しかしながら、動きの少ない場面であっても1枚1枚の絵に高い完成度を求められる昨今では、たとえ動いていなくても綺麗に書けている絵はそれだけで価値がある。それがましてや動き以外で見せる場面で出来ていれば言わずもがな。
笑い飛ばせ
2008年2月6日 放送中のアニメの感想とか『ハヤテのごとく!』第44話
別作品キャラクターの流用パロと生々しい業界ネタが満載。特に、色を抜いた後の畳み掛けるような原画にコンテに線といった撮影の内情を暴露していく流れは、作っている側の惨状ともいえる状況を笑い飛ばす内容で、見てはいけないものを見ているような独特の雰囲気が漂っていた。確かに面白かったけど、苦笑することも多かった。
別作品キャラクターの流用パロと生々しい業界ネタが満載。特に、色を抜いた後の畳み掛けるような原画にコンテに線といった撮影の内情を暴露していく流れは、作っている側の惨状ともいえる状況を笑い飛ばす内容で、見てはいけないものを見ているような独特の雰囲気が漂っていた。確かに面白かったけど、苦笑することも多かった。
雑誌ネタ
2008年2月4日 放送中のアニメの感想とか『ロザリオとバンパイア』第5話
冒頭からなぜかサッカーで、キーパーが森崎君と来れば、結果は当然ゴール。チームメイトの顔ぶれもどこかで見たようなのばかりで、本編と関係ないところで手の込んだパロディーが見れた。
本編はというと、律儀に水が苦手な設定を持ち出してきて、残りの面子をサービス要員にしてスポットを当てる辺りが分かっているなと。
冒頭からなぜかサッカーで、キーパーが森崎君と来れば、結果は当然ゴール。チームメイトの顔ぶれもどこかで見たようなのばかりで、本編と関係ないところで手の込んだパロディーが見れた。
本編はというと、律儀に水が苦手な設定を持ち出してきて、残りの面子をサービス要員にしてスポットを当てる辺りが分かっているなと。
まだまだ
2008年2月3日 放送中のアニメの感想とか『ケロロ軍曹』第197話
ちびケロ達が3DCGになったAパート。増殖ネタを省エネでするのに3DCGは打って付けで、見た目からして本編との差別化にもなっていた。
Bパートはドリルネタ。てっきりドリルの某作品のパロでもやるのかと思ったら、ドリルを角に見立てた節分ネタで刺さると感染する仕様。掘られちゃうモアや夏美の尻を狙う嬉し恥しなギロロ等の際どいネタを出しながらも、何だかんだでいつも通りに落ちを付けて手堅く〆る。笑いすぎて腹に来ました。
ちびケロ達が3DCGになったAパート。増殖ネタを省エネでするのに3DCGは打って付けで、見た目からして本編との差別化にもなっていた。
Bパートはドリルネタ。てっきりドリルの某作品のパロでもやるのかと思ったら、ドリルを角に見立てた節分ネタで刺さると感染する仕様。掘られちゃうモアや夏美の尻を狙う嬉し恥しなギロロ等の際どいネタを出しながらも、何だかんだでいつも通りに落ちを付けて手堅く〆る。笑いすぎて腹に来ました。
とんとん拍子
2008年2月2日 放送中のアニメの感想とか『灼眼のシャナII』第16話
次から次へと状況が変化して行くので、今までと比べてテンポが段違いに速い。ただ、日常の中に潜む非日常が日常化してしまっていて、そこに不安感も感じられないので対比以上のものはなく、唐突な印象を受ける。それは、否応なしに訪れる時間の波にも似ているが乗れそうな波には思えないことが残念ではある。
次から次へと状況が変化して行くので、今までと比べてテンポが段違いに速い。ただ、日常の中に潜む非日常が日常化してしまっていて、そこに不安感も感じられないので対比以上のものはなく、唐突な印象を受ける。それは、否応なしに訪れる時間の波にも似ているが乗れそうな波には思えないことが残念ではある。
過ぎたるは何とやら
2008年2月1日 放送中のアニメの感想とか『もっけ』第16話
思わず踊り出したくなるような、陽気な囃子。その囃子は適度に付き合う分には良い刺激となるが、度を超すと害になる。それ自身がどうだといった判断をすぐにはせずに、それと向き合う人に絞って見せてどうであるかが間接的に感じてきた所で、直に触れさせる構成になっていた。
何かにのめり込むことそのものを暗に示しているようで、それに対して善悪の判断をしない内容は、優柔不断や逃げではなく大らかな肯定に思えて微笑ましかった。
思わず踊り出したくなるような、陽気な囃子。その囃子は適度に付き合う分には良い刺激となるが、度を超すと害になる。それ自身がどうだといった判断をすぐにはせずに、それと向き合う人に絞って見せてどうであるかが間接的に感じてきた所で、直に触れさせる構成になっていた。
何かにのめり込むことそのものを暗に示しているようで、それに対して善悪の判断をしない内容は、優柔不断や逃げではなく大らかな肯定に思えて微笑ましかった。
王道
2008年1月31日 放送中のアニメの感想とか『シゴフミ』第4話
雨を涙に見立てることは、見立ての中でもかなり分かり易く歴史も古いので、陳腐だと思うかもしれないが、正面切ってきっちりやれば分かり易さゆえに重く来る。まして、見立てだけでなく話の中でも意味のある雨となれば、陳腐どころかかなり高度だろう。陰鬱というか明暗中立な雰囲気の作品だけど、そういう所があるから視聴感が不快一色にならない。
雨を涙に見立てることは、見立ての中でもかなり分かり易く歴史も古いので、陳腐だと思うかもしれないが、正面切ってきっちりやれば分かり易さゆえに重く来る。まして、見立てだけでなく話の中でも意味のある雨となれば、陳腐どころかかなり高度だろう。陰鬱というか明暗中立な雰囲気の作品だけど、そういう所があるから視聴感が不快一色にならない。
体感時間
2008年1月30日 放送中のアニメの感想とか『逆境無頼カイジ』第12話
作品内時間にして高々15分程度のことを2話とってやるだけあって、キャラクターが体験する心理的圧迫による体感時間の遅延が、その心理的圧迫を絶妙に言葉にしたナレーションや独白によって表されていて、実際の視聴時間ともシンクロした構成と映像が一層それを引き立てた。
心理やその流れの絶妙な言語化とそれに合わせた高密度な映像は流石としか言いようがない。
作品内時間にして高々15分程度のことを2話とってやるだけあって、キャラクターが体験する心理的圧迫による体感時間の遅延が、その心理的圧迫を絶妙に言葉にしたナレーションや独白によって表されていて、実際の視聴時間ともシンクロした構成と映像が一層それを引き立てた。
心理やその流れの絶妙な言語化とそれに合わせた高密度な映像は流石としか言いようがない。
たしかに
2008年1月29日 放送中のアニメの感想とか『レンタルマギカ』第16話
魔術、神道、陰陽道、幽霊と来て今度は仏道と来た。確かにそれもあったなと思うと同時に、旅烏ゆえに内輪で相手をしてきた仲間達とはどこか距離を置いていて、その視点や行動にキャラクター造型の異質さが際立った。アットホームな雰囲気を漂わせてきて、ここでこういうキャラクターや視点を出してきた構成が上手いなと思った。
魔術、神道、陰陽道、幽霊と来て今度は仏道と来た。確かにそれもあったなと思うと同時に、旅烏ゆえに内輪で相手をしてきた仲間達とはどこか距離を置いていて、その視点や行動にキャラクター造型の異質さが際立った。アットホームな雰囲気を漂わせてきて、ここでこういうキャラクターや視点を出してきた構成が上手いなと思った。
センスの問題
2008年1月28日 放送中のアニメの感想とか『ヤッターマン』第3話
ありえない上に練りこみの甘い話にあっさり騙される人々が、古い言い方だが漫画的で現実味が薄い。かといって、映像や内容がハジケているかといえばそうでもない。こうなると三悪のアドリブに期待するしかないが、今の所そういう狭い方向の面白さを前面に押し出していくつもりはないらしい。
ありえない上に練りこみの甘い話にあっさり騙される人々が、古い言い方だが漫画的で現実味が薄い。かといって、映像や内容がハジケているかといえばそうでもない。こうなると三悪のアドリブに期待するしかないが、今の所そういう狭い方向の面白さを前面に押し出していくつもりはないらしい。
忠実
2008年1月27日 放送中のアニメの感想とか『Yes!プリキュア5』
道具で夢を叶えても満たされるどころか不安に駆られる敵。夢を叶える道具を失っても夢をあきらめない主人公。それぞれが夢を見つけ自分の力で叶えようと向かっていく。夢に向かって進む仲間にとっては、離れても夢に向かう心がどこかで繋がっているような感覚があって、それが心地良い。
夢をテーマに敵も味方も意見をぶつけ合った本作は、どちらの意見にも一理ありながらも理想的で正しく子供向けになっていたと思う。これで作画のばらつきがなければとは思うが、ちゃんと光る回もあったので全体として良かったと思う。
道具で夢を叶えても満たされるどころか不安に駆られる敵。夢を叶える道具を失っても夢をあきらめない主人公。それぞれが夢を見つけ自分の力で叶えようと向かっていく。夢に向かって進む仲間にとっては、離れても夢に向かう心がどこかで繋がっているような感覚があって、それが心地良い。
夢をテーマに敵も味方も意見をぶつけ合った本作は、どちらの意見にも一理ありながらも理想的で正しく子供向けになっていたと思う。これで作画のばらつきがなければとは思うが、ちゃんと光る回もあったので全体として良かったと思う。
撒き餌
2008年1月26日 放送中のアニメの感想とか『ゲゲゲの鬼太郎』第41話
狡賢くて金に汚いけど不遇なねずみ男が、モテモテ王国へ招待される話。もちろん王国は張りぼてだったが、今シリーズで綺麗になった鬼太郎に感化されたかのように悪さの薄まっていたねずみ男が、以前の隙あらば陥れようという気概のある悪に戻ったので良かった。
狡賢くて金に汚いけど不遇なねずみ男が、モテモテ王国へ招待される話。もちろん王国は張りぼてだったが、今シリーズで綺麗になった鬼太郎に感化されたかのように悪さの薄まっていたねずみ男が、以前の隙あらば陥れようという気概のある悪に戻ったので良かった。
ひとならざるもの
2008年1月25日 放送中のアニメの感想とか『狼と香辛料』第3話
やや説明的ではあるものの、人の学習にあっさりと並ぶ野生の感を筆頭にそこかしこで、狼であることや人との差異を感じさせる。また、所々で現れる商いに関る用語とその成立過程が実践的に上手く説明されている。
ホロが使うありんす言葉の混ざった変な言い回しにも、いつの間にか慣れた。
やや説明的ではあるものの、人の学習にあっさりと並ぶ野生の感を筆頭にそこかしこで、狼であることや人との差異を感じさせる。また、所々で現れる商いに関る用語とその成立過程が実践的に上手く説明されている。
ホロが使うありんす言葉の混ざった変な言い回しにも、いつの間にか慣れた。
間接的
2008年1月24日 放送中のアニメの感想とか『しおんの王』第12話
手の良さは、将棋の分からない者にとっては直接的に分からない。しかしながら、指したキャラの反応や周りの反応である程度はその意味を読み取ることは出来る。ただし、どこまで台詞で解説するのかについては難しい。今回は、しおんが常ならざる指し方をしたわけだが、キャラクターの微細な挙動によってそれを見せるわけではなく、台詞や外野の解説で済ませてしまっていてあっさりし過ぎかなと。
手の良さは、将棋の分からない者にとっては直接的に分からない。しかしながら、指したキャラの反応や周りの反応である程度はその意味を読み取ることは出来る。ただし、どこまで台詞で解説するのかについては難しい。今回は、しおんが常ならざる指し方をしたわけだが、キャラクターの微細な挙動によってそれを見せるわけではなく、台詞や外野の解説で済ませてしまっていてあっさりし過ぎかなと。