『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』
ネギまの世界観でバトルものって展開か、無印の方は何かやっつけに終わっちゃったけど、原作だとバトル漫画になっている感じだったので、本線ではあるんだろうけど、何か女の子が多くてワチャワチャする方を押している段階までしかアニメで見ていないからピンと来ない。吸血鬼の規格外の力でぶっとばす微妙なバトルものって印象しかない。まあ、桃色乱舞の無修正版でも見たら下半身が元気になるだろうけど、それとバトルが同居するってかなり高度な作品理解が必要なのでどうだろうね。

『Infini-T Force』
あのヒーロー達が一同に介し助けてくれる。ただし、何かやる気と生きる気が希薄な姉ちゃんをだけどな。実直に少年とかオッサンと家族を持って来ない辺りが、企画通すのって辛いなって思った。

『ブラッククローバー』
魔法「帝」で良いのかな。帝の字を冠していながら騎士団団長ってのは、教養がなくて勘違いしているのかもしれないが、名は体を表すを考えるともっと整えて欲しいね。過剰演出で妙に壮大さを押しているけど、要するに諦めないのが俺の忍道だよね。大方が血統とか才能の出来レースなんだから長く続ける欲目よりもテンポよく話を進めた方が白けなくて良いんじゃないかな。折角、才能が開花する前から肉体鍛錬している設定とか地に足付けようとしている原作の良い所をテンポ遅くして殺してちゃ世話ない。

『お酒は夫婦になってから』
酔うのは夫の前だけな絶滅危惧種な様子を眺めてほっこりする短編。すぐ終わるから壁を殴る暇もない位気軽に見られる。

『十二大戦』
行け、噛ませ犬。陰惨な殺し合いを平然と遣って退ける狂気を見せるために延々時間を掛けるのは良いんだけど、結局噛ませ犬でやった方にもよくやったと思えなくて、何だか遣る瀬無いね。

『食戟のソーマ 餐の皿』
直接勝負のために学園祭での勝ちを目的とした闘いが始まるんだろうけど準備が長いよ。テンポよくイベントと勝負が押し寄せてくるのが良かったんだから出し惜しみせずテンポよく進めて欲しいね。

『Just Because!』
第1話らしい舞台設定の開示と話の滑り出しとしてまとまっていて良かったと思う。まあ、今後恋愛模様に発展するだけで残りの話数を引っ張るとなると厳しそうではあるので、一打席勝負のような無言での会話みたいな演出に期待したい。

『このはな綺譚』
ケモナー歓喜と思いきや、心を読めるのか空気を読めるのかな主人公で心温まる話をするのかと思いきや、力を見せるために事前に指導なく失敗して先輩風を吹かされるても健気ですな話を進めちゃってがっかりした。気が回る先輩の体で指導がないのは嫌味ですやん。意地悪と思い至らなさを自覚して一緒に成長する展開がないと困るよ。

『少女終末旅行』
何とか最後まで見たが、終末の世界という結果ありきの作品でメインの登場人物二人だけで延々と退屈な日常を見せられてもきつい。

『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』
当然のように相棒のバイクが喋ってもな世界観と、肯定も否定もせずに風変わりの国や街を行く。人を殺しが禁止されていないってのは当然そうなるって感じだけど、サッと旅立って次の場所へ。映画で短編見た位だけど、変わらずの肯定も否定もせず受け止めるのが良いね。

『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』
オッサンとニイサンの中間位な印象の無骨な主人公がホラー討伐を通してヒロインと一緒にエルドラドの謎に迫る訳か。マッチョな肉体と女好きだけ決める時は決める主人公。今回は近未来が舞台で剣じゃなくて拳なのかと思ったら未来感あるバイクと剣を組み合わせてくる。劇伴もイケイケで演者も揃っているし、話の見せ方もアクションと画面作りが込になっている。俺は護りし者の台詞と事後処理必死のド派手な展開で楽しめた。

『宝石の国』
宝石の質感と、神だか仏だかな天界な感じの闘いやら女子同士の絆みたいなので押して行く感じか。宝石人間って感じの質感は凄いなと思うけど、落とし所に繋ぐまでの物語が要るかって感じがしちゃって今一つ心が躍らなかった。

『ブレンド・S』
主人公がすっげえ目つきが悪い女の子って設定を一点突破で特殊な喫茶で働かせることで活かす。当然出てくる奴は全員変。でも、変として真っ当なので、作りとしては実直。

『DYNAMIC CHORD』
基本的には芸能グループの男同士の行き過ぎた仲の良さを思わせる系作品だけど、昔のドラマを思わせるような直情的な旋律の音響が面白い。話の仕掛けよりも尺を埋めて見せる方向で行きそうなのでそれなりに楽しめるかも。

『鬼灯の冷徹 第弐期』
鬼灯のあの頃を振り返りつつ、何だかんだでメタ地獄の温く激しいが見られる訳か。テンポよく間を繋ぐってのが大事だね。

『血界戦線 & BEYOND』
アバンで世界をさらっと救っておしゃれなOPで流していく、キャラと世界観の再紹介の手続に物語は不要。パッと見て気付いたら引き込まれている。ラップが流れ出したと思ったら、説明台詞の代わりだわ。当たり前の部屋爆破から止まることのない追いかけっこを軽快な劇伴が盛り上げる。気持ち良いわ。やっぱこれだよな。

『魔法使いの嫁』
世捨てした少女が人身売買の末に稀代の魔法使いに買われて弟子となりやがては嫁にで進む訳か。素直にお前が大事だとかお前は私の妻にすると本心でぶつかることで心解けて行く展開を絶対紳士の魔法使いの演者の声質による力技で押し切るのね。狙いは分かったが、構造的に女性向け作品の部類になるのでどこまで付いて行けるかな。

『クジラの子らは砂上に歌う』
凄く丁寧だけど、キャラクターのやり取りを通して世界観をテンポよく説明するので、自分達の住む領域の外にも人が居ることから始まる世界の謎を追うサスペンスだけで押そうとしている感じでもない。話の仕掛けそのものではなく仕掛けを見せる過程を大事にしてくれそうな予感。

『妹さえいればいい。』
開幕から妹の裸でお兄ちゃんのナニが起っきっきからの頭が悪過ぎて眩暈どころの騒ぎじゃない。ラノベ作家主人公のぶっとびカードホールインワンな作品か。OPとEDも含め劇伴が良いね。お話自体は全く興味をそそられない点以外は悪くない。

『王様ゲーム The Animation』
冒頭からすると死んじゃう王様ゲームという名の理不尽な命令であれこれ人間の証明をさせられるって感じか。転校先でホンダさんに声を掛けられてびびっちゃう。そんなやっちゃえニッサンな兄さんが冗談みたいな王様ゲームの2周目に挑戦する感じか。それにしてもモブ顔と面倒臭い奴は全員死んだんちゃうかな。胸糞も良くないだけに、ホラーなのかスプラッタなのかはっきりして欲しい。唯一次回予告の代わりに金田一よろしくの人物集合写真から死人を区別する演出だけは感心した。

『つうかあ』
サイドカーレースでツーカーでつうかあって訳か。当然ちぐはぐから始まって団結するんだろうけど、正直色々無理があるし命懸け感が全くないので本気度も低く見える。まあ、女の子キャラにやらせて、オッサンが作るとこうなるわなって感じ。

『ネト充のススメ』
仕事辞めてワッハーなネナベがギルドのヒロインとあんなこんなで、これは相手がネカマでリアルがちゃんとカップルになるんだろうね。コンビニでのやり取りがそれっぽかったけど、ネットはオフで会うまではシュレディンガーですからその辺どうですかな。物語としてどうまとめるのかが難しそう。

『Code:Realize ~創世の姫君~』
全身に猛毒を宿すヒロインが、次から次へと変り種のイケメン達にラブコールされる系。猛毒、関係ねえよの本音でぶつかってくれるのが売りかな。触っちまったらどうするんだよって台詞には、野郎はほぼ全員死ぬがなって呟いたと思うけど、どうせ大したことないから大丈夫でしょ。

『ラブ米 -WE LOVE RICE- 二期作』
何かどこから突っ込んで良いのか分からない位に相変わらず何でも米に合わせたパロと語呂で、際どいのが勉強になるのが怖い。今度は小麦の世界から麺が留学してきて、そちらも全部合わせて来る。テンポよくすぐ終わるから清々しい。

『アニメガタリズ』
チャイナ合作で、あれのパクリもクソもずばりアニメについて語る作品なので似たようなごった煮をだしても無問題という力技を出してきた。アニメの良い所を真剣に考えて表現出来たら化けそうだけどどうなんだろうかね。

『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』
狙いすぎて気持ち悪いってのが正直な感想。その狙い過ぎが行き過ぎて面白いようにも見えなかった。恐らく、耳年増で狙い過ぎているけど、おぼこい所や一途な所が可愛いとか、追加ヒロインが釣られて狙い過ぎとかそういうのが売りなんだろうけど、良い所が出ていなければ意味ないね。

『3月のライオン 第2シリーズ』
思い切ってのお得意の演出を盛り込んで来たことで感傷的な雰囲気が愉快な演出で中和されて良かったと思う。プロ棋士のおやつの話題から手作りラムネを通して甘酸っぱい口溶けと共に広がっていく確かな絆から三姉妹で〆る。それが第2シリーズのテーマだと見せるしっかしとした第1話で良かったと思う。

『いぬやしき』
押し込められやり込められていく中年親父溜めに溜め込んだものの発露。それがキャトられて改造されたことによってもたらされると。原作ありきなので限界はあるだろうが、溜めて放つの系譜なので楽しめそうではある。
『ナイツ&マジック』
取って付けた熱血ロボットあるあると異世界日常ハックの取り合わせ。既視感と作業感が強い作品だったなと。ロボ存在用の設定をゴチャゴチャ用意してもイベントが既視と作業じゃ、形而上学の存在や先祖伝来の方がテンポよくなったんじゃないかな。まあ、原作付きだから詮無きことか。

『恋と嘘』
お前らの存在が嘘。深い事情がある体だけど大方高崎さんが病気とかそんなんやろう。思い人と心が通い合って、それは当たり前でその先がないから可愛そうとか悲劇ぶられても全然可愛そうに見えんわ。一人で完結する娯楽でそれに慣れている受け手相手に、心が通い合うってことの価値を軽視していたら共感は遠い。まあ、寂しいけど原作付きで切なかったら良いってのは悲劇の王道なので一定の需要があるという事実を前にすると詮無きことか。

『潔癖男子!青山くん』
潔癖で説明付けして、何となくお約束に盛り上がって、でも勢いだけであまり意味はなくて、それが青春だと言われればそれまでなんだろうけど、演者が豪華だから何とか見られるってのは偉大やね。

『アホガール』
作中だと気楽さよりも将来やばい感の方が支配していて、それに対してアホで返すアホガールのアホさを短い尺でテンポよく気楽に見られるのが良い所なんだろうね。

『徒然チルドレン』
壁殴り系に仕上げてあるけど、自分の幸せを理解しているから嫌味でもないから気楽に見られた。

『DIVE!!』
思い切って東京五輪を目指す作品制作に飛び込んでみたが、東京五輪はまだ始まっていないので、実際にメダル取るみたいな展開ではなく代表選考で終わるって辺りは実直なんじゃないかな。前話回想がないし見忘れたのかと思うような時系列の飛びがあって、さあ次回盛り上がるぞって感じがないまま終わっちゃって残念。

『最遊記RELOAD BLAST』
何だかんだで水戸黄門よろしく旅をしつつ、妖怪に転生した面子と前世から続く因縁を通し、妖怪滅すべしの天界の命を受けた相手と闘うことや命令に背く形になってでもその場その場で見ているこちらも納得出来る正しいことを行う意思の力で押して行く。そういう強みを美男でイケボが後押しするんだから良い作品だね。何度目かの現状の旅の途中という途上が至上という形の〆方で、恐らく物語の終わり方もそれ以外想像出来ないけど、最後までアニメ化されて作者からの答えを見たいね。

『異世界食堂』
最後の方はキャラの作画に怪しい部分が目立ったけど、飯は上手そうに描いてあって独白中心で腹に収めていく感じで各話の構成がコースや定食を思わせるまとまりを持っていた。日本上げの流れに乗っかった作品とも受け取れるが、異性人や異種族とも害意なく言語で意思疎通出来たら協調出来るのは日本人じゃないとたぶん無理なので異世界と扉で繋がる以外は何ら不思議じゃないって辺りが強みやったね。

『コンビニカレシ』
初回から危惧していた通り、全体的に微妙な仕上がりだった。細かい描写の資料が不足しているんだろうなと思わせるような雑さと、尻切れな最後で消化不良だった。一応、幸せが約束されているから、最終回でギリギリ逆転出来るだけの余地はあったんだけどね。

『アクションヒロイン チアフルーツ』
3話位までがピークだったかな。御当地ヒーローショーに焦点を絞った結果、舞台演劇重視でもないし、かといって日常重視でもなく、頑張ってはいるんだけど何か量産型熱い展開に思えて気持ちが萎んじゃった。

『天使の3P!』
プロが視野に入る小学生の異次元感と色恋の相手が小学生って所の背徳感が押しなんだろうけど、主人公も子供だと数年すりゃ合法だからあんまゴチャゴチャ言うほどでもないな。着エロやら小学生ホイホイ、過剰サービスがお約束過ぎて恥ずかしくなるんだけど、尺を埋める点では優秀で細かい物語とかあんま意味ねえなって改めて思った。

『無責任ギャラクシー☆タイラー』
この作品に言えることはタイラーの名を冠していることへの不満に尽きる。普段はおちゃらけていても決める時は決める。この作品にはそれがない。何かほわっとした若手がワチャワチャしてて、尺の都合で物語が進行するご都合展開。それなのに可能性の次元の別タイラーとか出しちゃったら、もっと面白い次元のタイラーが気になり出すのに随分無責任だね。

『ノラと皇女と野良猫ハート』
女の子あり、パロディあり、短編ギャグとして綺麗にまとまっていて、最後もお約束を逃げずに遣って退けた。実直でよろしい。

『異世界はスマートフォンとともに。』
異世界転生でスマフォ含め能力もチート済の主人公をして、スマフォで検索世代が陥る嘘情報やら誰も公開していなくて検索出来ない情報を要する状況に対して機転を活かすような展開は終ぞない。ヒロインが次から次へと増えていって、気軽にチート能力で敵を蹂躙する。その癖、ヒロインとの関係は流されるままなのが弄んでいるみたいでイラつく。でも、一人に絞らずに全員を幸せにしたいって素直に言える正直さが作品に漂っていてキャラが可愛いから見られるんだろうね。物語の仕掛けなんて必要なく、24分間場面が淀みなく展開していく。全体を通した大きな物語のなさが気になるけど、もう1回見たい作品なんてそうそう出来ないし、飽きずに通しで見させるのも結構難しい。そこで1話完結に近い形でまとめたテンポ良い作りは、気軽に見られるのが娯楽として大事だと示した点で素晴らしい。話はクソなのでわざわざもう1回見たくはないけど、時間がある時に何となく一挙放送だったら見るかもね。

『はじめてのギャル』
やけっぱちで土下座告白して始まった関係に欠けているものは、自信のなさと気持ちに素直になること。それをきちんと順序立てて追加ヒロイン紹介手続と並行して物語の落とし所に持って来るのには好感が持てる。一見変則だけど何かに承認される一種の成長物語だから、落ちが見え見えでも納得行くってのは良いね。

『ゲーマーズ!』
誤解から始まって、誤解で話が進み、新たな誤解を予感させて終わる。嘘から出た真ととか、その場のノリみたいなのを突き詰めて走りきったってのは良かったと思う。ただ、その結果ゲーマーが単なる属性になってしまったのは寂しいかな。まあ、おまけ話数みたいな最終回でその辺を意識した要素が意図的に用意されていたから、取捨選択として作り手が自覚していると思えて好感は持てた。

『ナナマルサンバツ』
主人公がクイズ初心者なので、ガチ勢を紹介する手続が楽だったのは良かった。ただ、どうしてもヒロインの活舌が最後まで気になってしまった。原作が継続中であれば、ガチでクイズの世界に飛び込んで、この先名勝負を繰り広げて行くんだろうなという途上ENDになることは決まっていたのであろうから、導き手であり切磋琢磨して行くヒロインも上達する必要があったね。そこは勝負と同じく時の運なので辛いこともある。

『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』
さあ姉川で終わりってのは寂しい。信長が本能寺で死ぬなんてネタバレですらない周知の事実なので、そこまで行ってこの作品なりの何かを見せて完結してくれるのを期待しちゃうよね。

『境界のRINNE 第3シリーズ』
キャラクターが更に増えて、2人の恋の行方を含め、この先も何だかんだで明るく楽しい日常が続くんだろうなという雰囲気で各話完結してくれたから気楽に見られて良かった。第4シリーズの告知がなくキャラ総出でおしまいをやられたから終わりってことなのかな。まあ、原作が延々引き延ばしの刑に処されるだろうから、この終わりはいつか来る仕方ないことなのだろうけど、寂しくはある。でも、停滞して凋落していく様を見る前に盛り上がりの中でまとめたことを笑って送り出そう。

『Re:CREATORS』
結局の所、主人公の場違い感と2クール引っ張る程の話ではないことが最後まで足を引っ張った。一見すると、メタな部分にも応えようとして実直に見えるが、作り手側とそちらに行きたい受け手側との彼岸と此岸の話に対し、当の作品の作り手側が主人公に偶然選ばれた以上の特別な属性を与えられなかった。まあ、作品世界から飛び出してきた存在が現実世界に相当する作中で違和感なく架空の作品のキャラだと認識されるという致命的な矛盾を孕んでいるゆえに、少しの匙加減が興醒めを招く難しい題材ではあったと思う。恐らく、この作品に対する受け手のRe:は無関心か辛辣にならざるを得ないが、そんなことはメタを意識した作品の作り手なら予想はしているので、反応が予想以上だった場合でも受け止める度量さえあれば大丈夫だろう。

『僕のヒーローアカデミア 第二期』
二期に関してはスピード感の無さに尽きる。回想やら全体のテンポと引きの停滞感が、新たな敵というインフレ手続を取って付けたように感じさせていた。なので、最終話の敵との遭遇も瞬間的に真上に吹っ飛ばせよって思っちゃった。そうすると、万事話の都合によるものに見えちゃって、全くフルスロットルに見えなくなって寂しかった。個々の素材の素地は悪くないんだろうけど、全体の調和がよろしくないね。三期目はバトルになるだろうから、場面構成でのスピード感は絶対必要だと思う。ないと話の緩急もなくなっちゃうからね。

『サクラダリセット』
リセット前の状況含め全てを記憶しているという能力は、見てさえいれば神視点になれる受け手の我々も持っている能力だ。それを活かして他の能力や状況に対する心情や行動から最良を目指す。そういう詰め将棋作品ですな。全体に漂う痛みや淡い空気感が、終わり良ければ全てよしのはずのものを儚げに見えてしまって、きっとそういう状況でも気持ちを大切にして前向きに強く優しく美しくな所が作品の強みだったんだろうけど、もう少し明るい画面でやっていたら印象が違っていたんじゃないかな。繊細を弱いと解釈して淡い印象の弱い画面で表現しても濃い印象の強い場面と作中で対比しなければ、単に画面の印象が弱いだけの作品になってしまっている。原作があるとその辺難しいんだろうけど、演者や劇伴がしっかりしているんだから、淡い画面にしなくても葛藤やら心のあり方は十分見せられたと思う。何回でも言うけど、たとえどんなに辛くても、たとえどんなに苦しくても、僕達の世界の日常の普通の場所は暗くも淡くもない。
『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』サンテレビ : 10/02 (月)24:00~
KBS京都 : 10/02 (月)24:00~
BS11 : 10/02 (月)24:00~
http://uqholder.jp/

『お見合い相手は教え子、強気な、問題児。』KBS京都 : 10/02 (月)25:00~
http://omitsuyo.w-anime.com/

『銀魂 ポロリ篇』テレビ大阪 : 10/02 (月)25:05~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gintama/

『Infini-T Force』読売テレビ : 10/02 (月)26:29~
http://www.infini-tforce.com/

『ブラッククローバー』テレビ大阪:10/3(火)18:25~
http://bclover.jp/

『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 第2期』BS11 : 10/03 (火)21:55~
http://cingeki-anime.com/

『戦刻ナイトブラッド』サンテレビ : 10/03 (火)24:00~
BS11 : 10/03 (火)27:00~
http://anime.senbura.jp/

『お酒は夫婦になってから』サンテレビ : 10/03 (火)26:00~
http://www.osakefufu-anime.jp/

『おそ松さん 第2期』テレビ大阪 : 10/03 (火)26:05~
http://osomatsusan.com/

『十二大戦』MBS : 10/03 (火)26:30~
BS11 : 10/05 (木)24:30~
http://12taisen.com/

『TSUKIPRO THE ANIMATION』KBS京都 : 10/04 (水)23:00~
http://tsukipro-anime.com/

『食戟のソーマ 餐の皿』BS11 : 10/04 (水)24:00~
サンテレビ : 10/04 (水)24:30~
BS11 : 10/04 (水)25:30~
http://shokugekinosoma.com/

『Just Because!』MBS : 10/04 (水)26:55~
http://justbecause.jp/

『このはな綺譚』BS11 : 10/05 (木)24:00~
関西テレビ : 10/05 (木)26:25~
http://konohanatei.jp/

『少女終末旅行』AT-X:10/6(金)21:30~
サンテレビ : 10/06 (金)24:00~
KBS京都 : 10/06 (金)25:30~
http://girls-last-tour.com/

『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』サンテレビ : 10/06 (金)24:30~
KBS京都 : 10/06 (金)24:30~
BS11 : 10/06 (金)24:30~
http://www.kinonotabi-anime.com/

『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』MBS:10/6(金)25:55~
http://yuyuyu.tv/

『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』テレビ大阪 : 10/06 (金)26:10~
http://vanishing-line.jp/

『aiseki MOGOL GIRL』テレビ大阪 : 10/06 (金)26:40~
http://mogol-girl.com/

『ピングー in ザ・シティ』NHK-Eテレ:10/7(土)09:20~
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=11509

『PEANUTS スヌーピー ショートアニメ』NHK-Eテレ:10/7(土)09:27~
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=11509

『タイムボカン24 逆襲の三悪人』読売テレビ:10/7(土)17:30~
http://www.ytv.co.jp/timebokan24/

『クラシカロイド 第2シリーズ』NHK-Eテレ:10/7(土)17:35~
http://www.classicaloid.net/

『あめこん!!』サンテレビ : 10/07 (土)22:25~
http://rainycocoa.jp/anime/

『ラブライブ!サンシャイン!! 第2期』サンテレビ : 10/07 (土)22:30~
KBS京都 : 10/07 (土)22:30~
BS11 : 10/07 (土)25:30~
http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/

『宝石の国』BS11 : 10/07 (土)23:00~
MBS : 10/07 (土)26:38~
http://land-of-the-lustrous.com/

『アイドルマスター SideM』BS11 : 10/07 (土)23:30~
ABC朝日放送 : 10/07 (土)26:29~
http://imas-sidem.com/

『ブレンド・S』BS11 : 10/07 (土)24:30~
関西テレビ : 10/08 (日)25:55~
http://blend-s.jp/

『DYNAMIC CHORD』BS-TBS : 10/07 (土)25:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/DC/

『鬼灯の冷徹 第弐期』サンテレビ : 10/07 (土)25:00~
BS11 : 10/07 (土)25:00~
http://www.hozukino-reitetsu.com/

『血界戦線 & BEYOND』MBS:10/7(土)27:08~
BS11 : 10/08 (日)24:30~
http://kekkaisensen.com/

『魔法使いの嫁』MBS : 10/07 (土)27:38~
BS11 : 10/11 (水)25:00~
http://mahoyome.jp/

『カードファイト!! ヴァンガードG Z』テレビ大阪:10/8(日)10:00~
http://cf-vanguard.com/

『クジラの子らは砂上に歌う』KBS京都 : 10/08 (日)23:30~
サンテレビ : 10/08 (日)25:00~
BS11 : 10/10 (火)24:30~
http://kujisuna-anime.com/

『干物妹!うまるちゃんR』BS11 : 10/08 (日)24:00~
ABC朝日放送 : 10/11 (水)26:15~
http://umaru-ani.me/

『妹さえいればいい。』サンテレビ : 10/08 (日)24:30~
KBS京都 : 10/08 (日)23:00~
BS11 : 10/10 (火)24:00~
http://imoutosae.com/

『王様ゲーム The Animation』BS11 : 10/08 (日)25:30~
http://kingsgame-anime.com/

『URAHARA』BSフジ : 10/09 (月)24:00~
http://urahara.party/

『Dies irae』BS11 : 10/09 (月)24:30~
http://diesirae-anime.com/

『つうかあ』サンテレビ : 10/09 (月)24:30~
KBS京都 : 10/09 (月)24:30~
TV放送12話+配信6話の計18話
http://twocartv.jp/

『1968年版 『妖怪人間ベム』 & 『俺たちゃ妖怪人間』』BS11 : 10/09 (月)26:00~
http://youkainingen-bem.com/

『ネト充のススメ』読売テレビ : 10/09 (月)26:29~
http://netoju.com/

『Code:Realize ~創世の姫君~』サンテレビ : 10/10 (火)24:30~
BS11 : 10/12 (木)25:00~
http://coderealize-anime.com/

『ラブ米 -WE LOVE RICE- 二期作』BSフジ : 10/11 (水)23:55~
http://love-kome.com/

『アニメガタリズ』BSフジ : 10/11 (水)24:00~
http://animegataris.com/

『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』KBS京都 : 10/11 (水)25:05~
サンテレビ : 10/11 (水)25:30~
BS11 : 10/13 (金)25:00~
http://majimesugiru-anime.jp/

『ROBO MASTERS THE ANIMATED SERIES』WOWOW:10/13(金)22:30~
http://anime.robomasters.com/

『3月のライオン 第2シリーズ』NHK総合テレビ:10/14(土)23:00~
http://3lion-anime.com/

『いつだって僕らの恋は10センチだった。』BS11 : 11/24(金)24:00~
6週連続放送
http://honeyworks.jp/special/

『シルバニアファミリーミニストーリー』あにてれ
http://sylvanian-families.jp/special/tv/

『いぬやしき』関西テレビ:10/12(木)?
ノイタミナ枠
http://www.inuyashiki-project.com/
『ツインエンジェルBREAK』
みるくちゃんが可愛かった。とにかくそれに尽きる。人間から命のメダルを集めるというパチスロ原作のメタ的な部分が物語にあまり有効に機能していなかった。前作キャラが復帰して豪華みたいな体も今一ピンと来ないし、ラスボスを倒すのも単なる物語を終局へと向かわせる装置でしかなかった。メダルを集める阿漕さに踏み込めなかった以上そうなるしかない。設定という作為に対する自覚とどう向き合うかに原作媒体の位置付けが絡めてあったら違った結果になったのかもしれない。

『月がきれい』
文学的で控えめだけど情熱的な表現を地で行く展開で、何でもかんでも上手く行く結末にもなっておらず悪くなかった。Cパートの短編ギャグが主人公カップルとの落差として面白く機能していたから良かったんじゃないかな。

『正解するカド』
異方の存在ザシュニナが人類種と遭遇することではなく、日本人と遭遇するということが大きかった。日本語を介して友好的に接する存在とは友情も愛情も育めるし、高等技術を持った存在とも心の上では対等にあろうとする。中盤からの間延びと終盤の展開は結局それかよと思ったけど、落とし所として日本人の良さとか可能性と人類としての進歩への考え方から、未知の知的生命体との出会いに対する解答が示されており、これは日本中心じゃないと出来ない筋書きだと思えたので良かった。

『スタミュ 第2期』
色んな悩みや葛藤も、ミュージカルなので歌って踊って解決する。それぞれのメイン回で華のある見せ方になっていて、先輩や経験者は一層際立つように作ってあったのも良かった。

『冴えない彼女の育てかた♭』
行き着く所は原作継続中による中途半端。これに尽きる。何か一段落した体だけど、まだまだこれからということで問題の解決も途上で終わっており、至上かと言われるとそうでもない。加藤が可愛い。それでええ。
『バチカン奇跡調査官』
天才成年とのコンビでキリスト教の奇跡を調査すると、処女受胎からスティグマ、マリア像の涙と比較的類似性のある話を知っている人が多い要素を散りばめてあるけど、一番大事な名前という名詞が頭に入ってこない。エクソシストよろしくでバトルがありそうな雰囲気がしたが推理もののようで、推理ものとしてはお手軽な作品が毎週やっているからその辺と比べると手軽さがないね。バチカンにバカチンと言われん程度には頑張って欲しい。

『THE REFLECTION WAVE ONE』
作画的には凝っているんだろうし遅くはないんだけど、緩急がなくてフワッとした動きと同じフレーズを繰り返す音楽、その戦闘を見守って応援する市民の構図を面白く感じなかった。発表的にはこちらが先発作品なのかもしれないが、設定的には悪魔の実とかスタンドの矢でしょ。世界の秘密とかも物語の魅力みたいな気がするけど、大抵は分かっても予想の範疇かそれ程面白くなくて分からせる過程と方法が見せ所になる。作画や演出は物語を引き立てるスパイス。その辺が、戦闘を見るに無理ちゃうかな。それにしても、ヒーローとそれを応援する市民って構図、メリケンさんはお好きやね。こちとら応援されなくても勝手に地球と人々を守る文化育ちなもんでよう分からんわ。
『ひなろじ~from Luck & Logic~』
可愛らしい女の子と謎小動物でキャッキャする感じ。細かい表情が可愛らしくて、お風呂もあってサービス満点。変に物語に振れ過ぎず日常に比重が置かれていれば気楽に見られて良いんじゃないかな。

『Fate/Apocrypha』
何だかんだでサーバントが誰なのかと特性とが演出として機能して物語になるのが見所なんだろうけど、円卓騎士団ガチャ以外に見るところがないFateっぽさの義務感だけで構成されて感じた1話だった。アーサーの変わりが出てきた所の場面合わせをしたかったんだろうけど、たまに放送開始前特番や4話位である舞台設定をナレーションでまとめて説明するような実直な世界観説明に徹する訳でもないから、返ってテンポを損なっていただけに思えた。

『賭ケグルイ』
設定が無理筋なのを女の子の可愛さと顔芸で押していくんだろうけど、才覚と狂気の片鱗を見せるにしては相手が小物過ぎたんじゃないかな。

『ナイツ&マジック』
メカオタの会社員の日常から始まって、異世界に転生した云々の説明もなく、転生した体で異世界の日常が始まって、現実世界の感覚を持ち込んだファンタジーハックで魅せるのかと思ったが、逆に冗長になっただけに思えた。ロボに乗って活躍するのが目的なら、原作があるからとはいえ時系列で後に控えているであろう大地に立つ場面を直球で見せても良かったんじゃないかな。メカ設定に詳しくて頭が切れるって設定と現実世界の想像力でファンタジー世界に転生してロボに乗って活躍するってコンセプトなんだろうけど、特に設定を用意せずに主人公だからロボを動かせて活躍する作品と差別化するつもりでテンポと見せ方が悪くて負けてりゃ世話ない。

『バトルガール ハイスクール』
若手から中堅を集めてベテランも配置し、準備は整った。では、キャラクターの役割としてはどうかというと、特別に中堅の先輩してが先輩いる訳でもベテランが大人している訳でもない。謎の侵略者相手にクソガキ共が人類を守る役割を果たすにしてはハンチクで誰も嗜めないいつもの展開が繰り広げられる。プロ意識の無いガキに命運を握られているけど、話の都合で何とか滅ばずに済んでいる世界とか、どう考えても他の住人が不幸やで。女の子を一杯出して闘わせるって設定を物語に落とし込めていない感じがトカトントンと響く。

『スカートの中はケダモノでした。』
女装した美しいお姉さんの股間にそびえ立つ何か。それがケダモノじゃぞって感じ。ミニ枠なので直球でも大丈夫。後々にお姉兄様の複雑な背景が控えているのか、それとも一線を越えそうな迫り方で主人公がドギマギする姿を見せるだけなのか。スカートの中同様に夢が広がるぞ。

『恋と嘘』
少子化対策で政府が決めた相手とのみ恋愛して結婚しろとかいう戯けた設定にイラつかされるが、要は親の決めた許婚という古典的設定を拗らせただけ。じゃあ、この世界に姦通罪あんのかよとか攻め立てたくなるから、その辺は軽く流しておいて、思いが通じた相手が居て、別に結婚相手で綺麗所が居て、そういう承認がある人生を不幸だと嘆く似非純愛模様に一喜一憂出来たら楽しめるんじゃないかな。つまり、いい年してアニメをガチで考えとるワシにはきつそう。でも、女の子は可愛い所が揃っているので何とかもつかな。

『妖怪アパートの幽雅な日常』
幽霊と霊能者の居る一刻館とからんまとかのるーみっくな感じのドタバタ。演者のバランスが良いから、後は心が温まって笑ったり泣いたり出来れば、最上なんじゃないかな。

『潔癖男子!青山くん』
潔癖過ぎるという設定が相手選手を交わしたりポジション取りに役立って活躍するサッカー少年が、青春スポ根に絡まった姿を笑い飛ばす感じ。チームメイトやらライバルの少年達の演者が中堅~ベテランで固めてあるので、後はヒロインとかの若手が呼応してくれたら、何がしかの様式は出来上がると思う。それが好みに合えば良し。

『アホガール』
異次元レベルのアホをテンポよく見せる。短編だから間延びしにくいし良いね。まあ、本当に笑えないレベルにアホでも可愛かったら大丈夫。そういう演者は配置してあるから飽きるまで気楽に見ると思う。

『徒然チルドレン』
絵柄が特徴的だけど、要するに固定面子の『BOYS BE…』って感じかな。イケイケ感やオラオラ感がないからギリギリ許せる範囲に収まっている。ニヤニヤして見ているんだけど、「クッソ」とか「チッ」とか自然と言っちゃってる。

『DIVE!!』
文字通りの飛び込み、高飛び込みを題材とした作品。有望な少年達が、潰れかけのスクールの復活を賭けて東京五輪を目指す。自信に満ちた主人公の憧れ兼ライバル、水着の綺麗所のコーチと駒は揃っているので、あまりテレビ中継もされないマイナー感のある種目で五輪を目指すって部分を上手く表現出来たら楽しめそうかな。

『最遊記RELOAD BLAST』
何年ぶりだろうかの復活だけど、キャストが変わっていないのが良いね。内容は、三蔵法師一行を再紹介しつつ、越後のちりめん問屋の隠居を名乗る爺さんと同じ構造で地元の小悪党を〆る。流石に今回のアニメ化はオリジナルやってでも終わらせるつもりなのかな。まあ、終わらない旅路の良さでもたせてきた作品だからどちらでも良いけどね。

『時間の支配者』
取って付けたような滑り出しから、滑り続けて始発駅から列車が走り出す旅立ちで物語の終わりと作品の始まりの引きとする。しかし、物語を演出するための時間は支配出来なかった模様。

『将国のアルタイル』
戦争で大切なものを失った訳ありの少年が、開戦から将として頭角を現して行くといった展開の予想される作品。ただ、前の戦争に責任を感じる大人の高官と最近高官として加わった若者の若さと過去からくる反対が、対比ではなく国家の選択として納得させるだけの形式も整えず単に戦争反対して見えるのが気になった。結局仕掛けられて闘うことになると思われる上、主人公自身の戦闘能力が非常に高くて闘うことを厭わず、しかも高官になれるだけの有能さがあるのに、個人的感情の発露にしか見えないってのは、今後の有能描写を損なうだけじゃないかな。折角壮大そうで音楽も良いのに、思考実験としての戦争に対する反応すら出来ないアニメ業界のアホ臭いサヨク臭が鼻に付いてちゃ世話ないぜ。

『メイドインアビス』
アビスと呼ばれる深淵の穴底を探検する学校だかの組織に所属する主人公の少女が、少年型ロボを拾ってさてどうなるって感じ。深淵を成立させるための舞台設定をコネコネしてあるけど、意思疎通の出来る存在であれば人間と同等に扱う系作品で配置がちょっと違うだけに見えた。中々に可愛らしいデザインなので、ほんわか行くのかグロで落差を付けるのか。作り物なのに本物の命があるかのような存在との絆をどう見せるのかが見所になるのかな。

『捏造トラップ-NTR-』
彼氏の横で女の子が女の子を弄る。そんな感じで耽美な雰囲気を出していたけど、要するにバイセクシャルなのね。あまり馴染みがないから目新しそうに感じるのかもしれないけど、何のことはない性愛の範疇ですな。若手の子にそういう恥ずかしい演技をさせて眺めるという悪趣味系。

『異世界食堂』
演者的に山岡な爺さんが先代で、二代目の息子の食堂が異世界と繋がっちゃったって感じかな。異世界住人に豪華な演者を集める辺り力の入れ方として正しいと思う。普通の料理が美味くてありがたがられるだけの画面は地味になるからね。対決形式の料理作品でもないし、解説過剰でもなく美味そうな飯をかき込んで物語を流していく方向で上手く嵌っていると思う。お遊び的な先代役の演者も含め、若手からベテランまで演者のバランスが良いのも活きている。無駄に豪華ではない。豪華だから画面がより映えるのだ。

『コンビニカレシ』
アバンから1分30秒走り続けるカットの演出感覚はかなり古めのアニメを思わせる。まあ、古めのアニメならもっと演出意図もしっかりしているんだけど、全く感じられないままOPに入るのは正直怖かったぞ。その辺も含めカットの繋ぎ方がとろ臭く感じてしまう。演者もしっかり集めてあるけど、引き締める役柄としての大人に相当する役割不在の作風と、全体の映像の調和が宜しくない現場のメタとが噛み合ってどうする。見る人の感じ方を大切にするためにモノローグが少ない結果、冗長と感じてしまった悲しみをどうする。コンビニは現代のアニメの潮流と同様にスピード感があったり求められる世界だけど、タイトルはそういうことじゃないのかな。

『アクションヒロイン チアフルーツ』
昭和感溢れるパロディ映像が安っぽさのある御当地ヒーローと噛み合って調子は良い。ヒーローショーが中止になって気落ちしている幼子達のために女の子達が頑張る展開は心が熱く温まる。体を動かせる理由付けに新体操とチアを持ってきているが、最早素人の動きじゃないから見応えもある。現代らしく、映像を勝手にネットに上げられたことで新しい町興し役になっての引きで、次回以降の展開も気になる。こいつは良いぞ。

『ボールルームへようこそ』
将来への展望もなく進路に悩む平凡な主人公が、職員室で説教されていると同じように説教されている少女を見て安心する閉塞感から始まる。喝上げされそうになった所を助けてくれたお兄さんに連れられてきた社交ダンス教室での体験レッスンで先程の少女と再会する。社交ダンスの才能に満ち溢れ自分と同じだと思っていたのにまるで違うことへの自己嫌悪、無理矢理持たされたDVDで見たお兄さんの世界レベルのダンスや他の選手の様子と熱意に触発されてはじめの一歩を踏み出してがむしゃらにやることで回りを巻き込んでいく引き、ライバルキャラ登場の次回予告。『はじめの一歩』を思い出すプロットだけど、原作出版社的に編集やらメソッドが近いのかもね。それに、社交ダンスは老若男女関係なくヒロインとパートナーになれ同じ舞台で闘える。その上でプロットに信頼があるので、楽しめる作品になるだろうなと予感させるものがあった。特にステップが重要な場面では足元、凄いダンスの場面では動きの決めになる止めを中心にと、ダンスだからと闇雲に動かすことに拘らず緩急や止めといったリズムに対する演出意図を通し、画面から情熱が伝わってきたのが良かったと思う。

『プリンセス・プリンシパル』
飛行石だかが発掘されて独占している王国と共和国が壁で西と東に分かれたというパラレルビクトリア朝+戦後ドイツみたいな状況でスパイが暗躍という名の表通りを爆走する。スパイの少女達と出会った青年が西側に亡命する車での逃走劇から一点王族も通う伝統と格式ある学校の生徒さんでしたというズッコケ三人組な感じで舞台設定の紹介。演者的には現場の若手と会議室のベテランといった感じ。事務担当だかスパイマスターだかのお姉さんの胸を強調し過ぎの服装と渋い声でやり取りするオッサンが同居する絵面は腹筋破壊力抜群。若手ワチャワチャにしてはちゃちさは感じないが、設定や物語のせいでちゃちになったら可愛そうだね。まずはウィットに富んだ体のやり取りをシリアスなのかギャグなのかはっきりして欲しいけど、学園での光とスパイとしての闇が画面の明暗で対比する手法を選んでいる以上は期待出来そうに無いね。暗い画面で動きやカメラワークが激しいと目が疲れるよ。

『セントールの悩み』
亜人だか異人種だかが暮らす並行世界だかなんだかで、女同士がキャッキャする。要は二本立ての百合作品やな。亜人だか異人種でもっと股間のリビドーや心のひだに素直に訴えかけていた作品の方が実直で好感が持てていたぞ。中国絡みのスタジオか資本なのか知らんが、金蔓は黙っとけやを奥ゆかしい言葉で理論武装するなりして、煩い奴と調整しながらハチャメチャする方が面白い作品が作れるのではないかと思う。現状は折角の金と時間と人を浪費しそうな予感しかしないぞ。

『18if』
よく、夢の世界の幻想表現としてどぎつい色やら歪んだ物体表現があるが、生憎とそういう夢を見たことがないんだよね。それ突っ込んだらあかんのかな。心理学の大家よろしく夢の世界を診断してカウンセリングをするって感じなんだろうけど、もう夢の世界の表現が作為的過ぎてきつかった。

『天使の3P!』
小学生孤児が寄付されたのか何だか価値のある楽器でプロ顔負けのバンドしてはしゃぐ。そこにネットでPの主人公が誘われて云々。まあ、演奏担当がプロなんだからそりゃプロ顔負けだよなとしか言い様がないし、作画が頑張っていているのは分かるが、物語の演出としてロボットアニメが陥った袋小路のような記号以上に感じられず空盛り上がりに見えた。ロックな音楽の感情の爆発なら、見合うだけの情熱が見たいな。小学生でもそういうのあるし、今後の物語を牽引していくのならそれとなく仄めかしてくれても良かったんじゃないかな。

『ひとりじめマイヒーロー』
男の子同士の友情とは違った何かを描いた感じか。腐れ縁以上の異常な感情が渦巻いている感じだな。私立か公立かにもよるが成績上位校の校門前で守衛もおらず、DQNがはしゃいでみたいな感じはイラッとするね。まあ、家庭に居場所が無くて不良グループに加担していくってアニメ化する無難な作品ではあまり見ない際どい設定に説得力を感じさせる描き方が出来ていた点は良いと思う。

『無責任ギャラクシー☆タイラー』
前作のアイキャッチの演出にもあったように、キャラが沢山居て無責任シリーズよろしく硬軟の開け閉めで綺麗に回していた形跡はまるでなし。あの前作があっての今作で何とも二軍感のある出来にしてしまった。無責任ってそういうことじゃねえだろ。

『RWBY Volume 1-3: The Beginning』
少女+大物武器。海外作品の特徴なのか忙しいなという印象。冒頭からナレーションが流れっぱなしで、少女登場からアクションと画面に動的な要素が存在しない時間が少ない。本来細かく動いている部分が正しく動いているのだから正しくはあるが、もう少し止めを使って緩急があるアニメ育ちなのでそういう方が好みかな。とりあえず学校に通わせておけとか2頭身デフォルメとか日本のアニメに影響を受けて作ったのかな。でも、動きの緩急とかは全然違うから吹き替えても限度があるね。

『クリオネの灯り』
夏休みとか人権啓発とかが喜びそうなスタジオが食い繋ぐためのプログラムピクチャーって感じで、今時のテレビじゃきつい。肝心の妖精クリオネの出演が要請されているのに単なるタイトルなだけで出てこないのも気になった。

『ノラと皇女と野良猫ハート』
魔法だかで主人公がノラ猫に変えられたという呪いで云々系の作品で物語の盛り上がりが約束されていると思うのだが、特に見所はなかった。雑種って感じだけど、マスコット的可愛さにも欠ける。そこに若手がワチャワチャして返って厚みが減っただけ。

『SHADOW OF LAFFANDORラファンドール国物語~FANTASY PICTURE STORY~』
アドベンチャーゲームのPVみたいな演出だったけど、次回以降もこのまま行くならきつい。

『異世界はスマートフォンとともに。』
異世界に転生しても大丈夫。そう、iPhoneならね。って感じ。RPGツクールよろしくに異世界転生ツクール感がするので、RPGツクールのそれに拒否感がある人がいるのと同様だろうなって感じ。主人公が特に調子付いてもいないし、如何にもな世界で如何にもなヒロイン達と仲良くなってな導入なのが良かったと思う。ベタだけど天性の才能で粋がるだけの作品ではないってのは、増えてくるヒロイン含め好かれる人柄として後々効いて来るんじゃないかな。粋がりに俺の嫁が寝取られるのって嫌やろ。

『ようこそ実力至上主義の教室へ』
突然だが少し考えて欲しい、放送に耐え得る最低限の演技とはどの程度かを。通学バスで優先座席を譲らないことで嫌味な奴を表現するにしても、そういうやり取りが出て、他の皆さんに呼びかけても主人公と同じ学校の奴が誰も譲らない方がどうかと思った。未来を作る学生が通う学校という設定なのにね。よく分からん国立学校だかで不良クラスがあるとか何だろうな。私立でも私学助成金の原資を思うと税金の無駄遣いやな。やりたいことは分かるが設定とか気に障る点が多過ぎる。最後連帯責任が明かされて、どうだって感じだったけど、メインの演者が演技を作り過ぎて下手に感じる棒読み調ってのは作品全体に連帯責任となって圧し掛かるからね。ようこそ実力至上主義の商業作品の世界へ。

『はじめてのギャル』
おっぱいとパンツに興味のある者は残れ、~中略~「おっぱい、ぷるん、ぷるん。」。「それはパンチラというにはあまりに見せすぎた。~中略~ それは正にパンモロだった。」で大体通じると思う。童貞のガキって感じの主人公がギャルに好かれていたかもという引きは、天地開闢が如き物語創世の圧力を感じた。でも、アニメなので逆に大丈夫だ。肉があるのに柔らかそうなデザインと質感が良い。これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも女体の神秘って感じで、坊主かと思ったら姫が大量に釣れるみたいだし、エロ枠はこうでないとな。

『魔法陣グルグル 新シリーズ』
テンポは良くなったしゲーム感のあるドット絵や吹き出しもある。でも、旧作においてメタRPGのギャグとしては地の文に相当するナレーションが担当していたものが消え去り、ただテンポが良いだけで懐かしくもあるが笑いはなくなったかな。後、ククリの演技なのか声質なのか田舎者のおぼこい感じも消え去っていてオッサンには辛いな。『桃太郎伝説』『魔神英雄伝ワタル』『ダイの大冒険』『ドラゴンクエスト』辺りのクエストがあってRPG感を出そうと頑張って一旦途絶えた流れを受け、旧作やら『スレイヤーズ』があったのを思うと、回顧以上の何かが湧き上がるね。

『ゲーマーズ!』
ゲーム好きの主人公が学園の華でもあり意識高い系ゲーマーでもあるヒロインにゲーム部に強引に誘われて云々な既視感の作品。誘われたけど色々考えて断っちゃうという、愛情の搾取でなあなあに入部する展開も可能なところをあえて宗派の違いともいえる同好の士としての趣味への温度差の違いで引きにするのは悪くないし、差別化になっていたと思う。気軽に楽しむエンジョイ勢ってのも裾野には居るし、それをコア層しか見なさそうなアニメでやることの是非はあるが、落とし所がヒロイン増殖と結局入部の茶番だろうから、一発かましてからと考えるとそれ程冒険でもないか。

『ナナマルサンバツ』
特に目立たないけど知識豊富な主人公が競技クイズの世界へと飛び込むって感じか。ヒロインのアフレコがやばくて出てきていない場面はしっかりしているのが余計に厳しい。若手の成長云々以前で、地上波が東京ローカールっぽいのにそんなパンダなくても良いのになと思ってしまう。まあ、逆に上達することと物語の中でクイズで強くなって行くこととが呼応してくれると上手く行く場合もあるけど、1クールでは中々難しいかな。競技かるたのあれを思い出す要素が多いが、あれにもそういうキャラが出ていたから似ているのは本当なんだな。おまけコーナーの読み手が一番クイズ番組っぽい辺り本職の人は違うね。分類としては、初心者離れした才能のある主人公が、努力して勝つって展開なんだろうけど、そういうベタなのと青春を賭けるってのが組み合わさるととんでもない力が発揮される場合があるから様子見かな。
『アリスと蔵六』
やはり蔵六さんという帰る場所があることが全てに生きた。結局アリスの夢だかの力が世界に認知された以外には大した話でもなかった訳だからともいえるけど、最初の敵さん以外は変に血生臭くもなく、子供が子供らしく振舞えるようになるのを見守る。今後の波乱を予兆させるだけで終わったので、ちょっと肩透かしかな。明夫さんの転換点となる作品ではあると思うけどね。

『つぐもも』
古臭さもあるものの、ベタベタゆえの安心感が生きた。エロ押しのコメディの系譜が繋がった。気軽に見られるのはイイゾ。

『笑ゥせぇるすまんNEW』
一見人の良さそうなふりをして欲望を叶えておきながら、継続的に叶えたくなる人の業での破滅を見守る。やっていることは酷いんだけど、毎回の登場人物が勝手に自滅しているだけともいえる。夢は叶えば良いというものでもない。一度の勝利が次の勝利を要請するって感じの人の業に焦点を当てた作品だった。まあ、前の喪黒さんをそんなに見た訳じゃないからってのもあるかもしれないけど、新喪黒さんも気付けば新だったことも忘れる程に馴染んでいた。企画として儲かったのかは甚だ疑問だけど、死人が出なくてABパート方式で1話が短いから胸糞の悪さも味付け程度で済んでいたので気軽に見られて良かった。

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
最初の話が山場で後は転がり落ちただけで、内輪受けの次回予告も程よく滑っただけという何とも後味の悪い結果となった。パターン崩しを見せ場としていたのだろうけど、駆け足失敗のパターンは崩せなかったね。

『まけるな!! あくのぐんだん!』
可愛らしい悪党で、ニコちゃん大王を見守るみたいな感じだけど、自虐的でもアホとか田舎者を笑い飛ばすこともなく、和気藹々としていて楽しかった。

『ひなこのーと』
基本喫茶店やら演劇関係の日常もので、演劇やるやる詐欺じゃなかったってのが良かった。田舎で案山子をやっていた女の子とか、設定年齢に対しての精神年齢が怪しい中、演劇に関しては年相応に挑んでいたので良かったと思う。ちょっとほっこりしたり、女の子達のキャッキャの約1年を1クールで気軽に眺められる良い作品だったと思う。

『カブキブ!』
本当に部活で歌舞伎をやるってことに特化して、身近じゃない歌舞伎に馴染むことが上手く物語に落とし込めていたと思う。御曹司との共演かつ競演によって、若者と伝統芸能との接近を〆に持ってきたのもヨカッタネ。この先も続いていく芸の道を見たくもあるが難しいかな。

『エロマンガ先生』
画面に華もあったし、どのヒロインに行っても大丈夫なので安定と安心感があった。設定自体に現実味がないのだけで、中身は女の子が寄ってくる系作品と大差ない。タイトルのエロマンガ先生という単語の力のみでここまで押し切ったんんだからいっそ清々しい。

『恋愛暴君』
一見すると、茜さんが猟奇的に暴力的な暴君みたいだけど、一番浮世離れしたグリこそが一番の暴君だったという訳ね。キスノートというパロディから繰り出される似非の関係が本物へと昇華し消化されていく過程で、登場するヒロイン全員が暴君だったんだなと分かる。恋する女の子は無敵の暴君なんですを地で行く作品。歌詞含めたOPや若手~ベテランまでの演者のバランスが程よく、全体的に暖かい感じでヨカッタネ。

『有頂天家族2』
何といっても、OP歌手やキャストが続投だったことの安心感。特段面白いという訳でもないのだけど、面白くしようという意志はあって、物語自体も目指す方向が分かりやすかったと思う。和解の儀式はついぞ見られなかったが、幸せな終わり方をしたので良し。

『ゼロから始める魔法の書』
1巻を1クール掛けてアニメ化したって感じなのかな。大した仕掛けでもないのに長いから冗長に感じた部分もあったけど、獣系でごついオッサン声の主人公と魔女。要は美女と野獣なんだろうけど、腐れ縁の始まりって感じで序章としちゃ良かったんじゃないかな、勿論続きがあって完結すればというのもあるけど。

『夏目友人帳 陸』
ブルータスさんかと思ったけど、秘密を話してみたら良い人だった。小慣れた感じなんだけど、ついに友人帳の秘密を打ち明けたり、お祖父さんと思しき夏目によくにた男性の話題が出てきたりと、完結に向けた準備は整ったかな。次があって当然となって温い作りになっていた訳でもないので大丈夫かな。

『アトム ザ・ビギニング』
スピンオフ前日譚なので、逆算で本編に合わせた物語にならざるを得ない。その点での厳しさはあったと思うけど、近未来から未来のアトムに繋がっていく技術者達の熱意とか思いが垣間見える作りに持っていったので良かったと思う。AIは心なのかという問題に対し傷付き倒れていく様を見守る展開は、観客や実況者同様に心優しき科学の子を体現していて涙なくしては見られない。物語としては完結していないので、NHKなら再放送を挟んで2期もあったりするんじゃないかなと期待。物語としてしっかり用意したのなら完結しないとね。

『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』
場面場面をドキュメンタリー風回想形式で繋いでしまって、何となくまとまっているように見せる技は短編と合っててヨカッタネ。

『ラブ米(コメ)-WE LOVE RICE-』
短編を活かして悪ノリと下ネタの力技で繋いでいく。お米大好きで投げやりな英語やら言葉遊びを何か壮大な風にして1期の〆に持って行く。気楽に見られて浪漫飛行の曲が素晴らしいから良いんじゃないかな。最後に麺が来そうな振りをしていたし、2期もあるんだろうかね。

『弱虫ペダル NEW GENERATION』
今泉の態度やら才能のある後輩の存在のせいで、この作品の若者だけでチョロチョロやっていて、大人の指導が全く描かれていない構造上の甘さが浮き彫りになった。やっていることは面子を変えて一緒なので、余計にどの学校も碌な指導者も描かれねえのに全一取れる世界かよって疑問が浮かんで、何か白けちゃった。若向け作品ってそんな感じなんだろうけど、若い頃から配置がしっかりした作品が好きなので単なる好みの問題なんだろうね。インハイの途中までで明らかに続きがあるのに終わったから次が決まっているんだろうね。
取り急ぎいつもの

『ひなろじ~from Luck & Logic~』サンテレビ : 07/01(土) 22:30~
KBS京都 : 07/01(土) 22:30~
BS11 : 07/01(土) 23:00~
http://hinalogic.com/

『Fate/Apocrypha』BS11 : 07/01(土) 24:00~
MBS : 07/04(火) 27:30~
http://fate-apocrypha.com/

『活撃/刀剣乱舞』BS11 : 07/01(土) 24:30~
MBS : 07/01(土) 27:08~
ニコニコ :07/06(木)12:00~
http://katsugeki-touken.com/

『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』BS11 : 07/01(土) 25:00~
MBS : 07/01(土) 27:38~
ニコニコ :07/08(土)12:00~
http://www.symphogear-axz.com/

『賭ケグルイ』MBS : 07/01(土) 26:38~
http://kakegurui-anime.com/

『ナイツ&マジック』KBS京都 : 07/02(日) 23:00~
サンテレビ : 07/02(日) 24:30~
BS11 : 07/04(火) 24:00~
http://knights-magic.com/

『バトルガール ハイスクール』BS11 : 07/02(日) 24:30~
関西テレビ : 07/02(日) 25:55~
http://colopl.co.jp/battlegirl-hs/anime/

『スカートの中はケダモノでした。』ニコニコ :07/02(日)25:00~
http://skirt.w-anime.com/

『恋と嘘』サンテレビ : 07/03(月) 24:00~
KBS京都 : 07/03(月) 24:00~
BS11 : 07/03(月) 24:00~
http://koiuso-anime.com/

『妖怪アパートの幽雅な日常』読売テレビ : 07/03(月) 25:59~
BS11 : 07/04(火) 25:30~
ニコニコ :07/05(水)12:00~
http://youapa-anime.jp/

『潔癖男子!青山くん』読売テレビ : 07/03(月) 26:29~
BS11 : 07/04(火) 23:30~
http://kda-anime.com/

『アホガール』サンテレビ : 07/04(火) 24:00~
BS11 : 07/04(火) 26:00~
ニコニコ :07/09(日)24:00~
http://www.ahogirl.jp/

『徒然チルドレン』サンテレビ : 07/04(火) 24:15~
BS11 : 07/04(火) 26:15~
ニコニコ :07/09(日)24:00~
http://tsuredure-project.jp/

『DIVE!!』関西テレビ : 07/06(木) 25:55~
http://www.dive-anime.com/

『最遊記RELOAD BLAST』サンテレビ : 07/07(金) 23:30~
BS11 : 07/09(日) 25:30~
http://saiyuki-rb.jp/

『時間の支配者』BS11 : 07/07(金) 24:30~
サンテレビ : 07/07(金) 24:30~
KBS京都 : 07/07(金)24:30~
ニコニコ :07/12(水)12:00~
http://chronosruler.jp/

『将国のアルタイル』MBS : 07/07(金) 26:25~
BS-TBS : 07/08(土) 24:30~
http://project-altair.com/

『メイドインアビス』BS11 : 07/07(金) 27:00~
KBS京都 : 07/08(土) 25:30~
サンテレビ : 07/10(月) 23:30~
http://miabyss.com/

『捏造トラップ-NTR-』BS11 : 07/07(金) 27:30~
http://netsuzoutrap.com/

『異世界食堂』BSジャパン : 07/08(土) 24:30~
http://isekai-shokudo.com/

『コンビニカレシ』BS-TBS : 07/08(土) 25:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/konbini/

『アクションヒロイン チアフルーツ』BS-TBS : 07/08(土) 25:30~
http://www.tbs.co.jp/anime/cfru/

『ボールルームへようこそ』MBS : 07/08(土) 26:08~
BS11 : 07/09(日) 25:00~
http://www.ballroom-official.jp/

『プリンセス・プリンシパル』KBS京都 : 07/09(日) 23:30~
サンテレビ : 07/09(日) 25:00~
BS11 : 07/11(火) 24:30~
http://www.pripri-anime.jp/

『セントールの悩み』BS11 : 07/09(日) 27:00~
http://centaur-anime.com/

『18if』BSフジ : 07/10(月) 24:00~
http://18if.jp/

『天使の3P!』サンテレビ : 07/10(月) 24:30~
KBS京都 : 07/10(月) 25:00~
http://www.tenshi-no-3p.com/

『ひとりじめマイヒーロー』BS日テレ : 07/10(月) 25:30~
ニコニコ :07/14(日)25:00~
http://hitorijime-myhero.com/

『無責任ギャラクシー☆タイラー』ニコニコ :07/11(火) 12:00~
KBS京都 : 07/14(金) 26:00~
サンテレビ : 07/17(月) 26:00~
http://dreamcreation.co.jp/musekinin/

『RWBY Volume 1-3: The Beginning』サンテレビ : 07/11(火) 24:30~
http://rwby.jp/thebeginning/
海外作品の吹き替えみたい。

『NEW GAME!!』MBS : 07/11(火) 26:30~
BS11 : 07/12(水) 24:00~
http://newgame-anime.com/

『イケメン戦国◆時をかけるが恋は始まらない』ニコニコ :07/12(水)22:10~
サンテレビ : 07/15(土) 22:25~
http://anime-ikemen-sengoku.jp/

『クリオネの灯り』サンテレビ : 07/12(水) 24:00~
BSフジ : 07/16(日) 24:30~
http://clionenoakari.com/

『ノラと皇女と野良猫ハート』サンテレビ : 07/12(水) 24:15~
http://nora-anime.net/

『SHADOW OF LAFFANDORラファンドール国物語~FANTASY PICTURE STORY~』
サンテレビ : 07/12(水) 24:20~
http://shadowoflaffandor.com/

『異世界はスマートフォンとともに。』BS11 : 07/12(水) 25:00~
ニコニコ :07/13(木)24:00~
http://isesuma-anime.jp/

『ようこそ実力至上主義の教室へ』KBS京都 : 07/12(水) 25:05~
サンテレビ : 07/12(水) 25:30~
BS11 : 07/14(金) 23:00~
http://you-zitsu.com/

『はじめてのギャル』サンテレビ : 07/12(水) 26:00~
KBS京都 : 07/13(木) 27:00~
BS11 : 07/17(月) 27:00~
http://hajimete-no-gal.jp/

『魔法陣グルグル 新シリーズ』テレビ大阪 : 07/12(水) 27:05~
http://guruguru-anime.jp/

『ゲーマーズ!』サンテレビ : 07/13(木) 24:30~
BS11 : 07/13(木) 24:30~
http://www.gamers-anime.com/

『地獄少女 宵伽』BS11 : 07/14(金) 24:00~
MBS : 07/14(金) 27:10~
http://www.jigokushoujo.com/

『バチカン奇跡調査官』KBS京都 : 07/14(金) 25:30~
サンテレビ 7/14 24:00~
BS11 : 07/15(土) 27:00~
http://kisekichosakan.jp/

『カイトアンサ』BSフジ : 07/16(日) 24:40~
http://kaitoansa.com/

『THE REFLECTION WAVE ONE』NHK総合 : 07/22(土) 23:00~
http://thereflection-anime.net/
『僕のヒーローアカデミア 第二期』
過去の同じ枠の作品の傾向通りに1話から間延びしている感じがある。バトル展開も上手くやったった感が今一つ弱いのでどうかね。

『アリスと蔵六』
失敗続きで絶滅危惧となっていた1話スペシャル1時間放送。特殊能力と女の子にバトルと如何にもな若向け作品かと思えば、明夫ボイスの爺さんが組事務所でゴニョゴニョと絡み合って混沌としてきた。特殊能力があろうと子供が悪いことをしたら叱る古風な常識人。最後で結局ただの花屋だと分かるんだけど、それでも漂うプロ臭が凄い。取って付けた特殊能力と女の子とそれを取り巻く大人とくれば大体つまらんことになるのが常だけど、蔵六さんが健在なら大丈夫かな。手っ取り早く予想すると爺さんが主人公のローゼン。

『つぐもも』
エロバトル枠。20年位前のノリで姉ちゃん九十九神や委員長を中心に女の子がワッチャワッチャと湧いてくる。気軽に見るのには悪くないかな。

『スタミュ 第2期』
選ばれし選抜枠としてまとまった形で終わって、改めてする話があるのかどうかは分からないが、何となく華やかで良いんじゃないかな。

『笑ゥせぇるすまんNEW』
新しい喪黒さんは先代に似せようとしてはいるけど、ちゃんと別物になっている。話の展開に現代要素が入ってちょっとまとまりが悪い感じだけど、胡散臭さと業の入り混じった感じが2本立てで気軽に見られるってのは悪くない。

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
如何にもなテンプレで本気出したら凄い系なんだろうけど、生徒との決闘で負けちゃう辺り、パターン崩し系かな。テンプレが足を引っ張らないと良いんだけど難しいね。

『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』
スピンオフ続編だけに、本編から寄せ集めた要素の筋が良いのは当然として、本編で長期連載の犠牲になっていた間延びとか画面暗くしていく感じを長く続けたい欲目で繰り返しそうなのが不安材料かな。

『まけるな!! あくのぐんだん!』
具体的な作品名は思い出せないが、玄田さんと屁垂れの組み合わせが面白いのはギャグ系作品で実証済み。脇を固めるキャラも豪華な演者を上手く活かしてミニ枠でテンポよく見られて良い。

『サクラクエスト』
都会に出たものの就職に失敗した女の子が登録モデル事務所に騙されて地方の町興しに借り出されて云々。田舎が嫌で都会に出たけど田舎も悪くないよねって結論ありきで事件は起こるんだけど、何となくなあなあで過ごしていく感じかな。それはスタジオの経営者の体験談であって視聴者の視聴体験で省略して良いとは思えなかった。いい加減いうの飽きたけど、今回も対立から始まってごめんなさいの言えない作風が足を引っ張ると思う。

『サクラダリセット』
心の繊細さで押して行くんだろうけど、能力設定が如何にもなのに画面が淡いく華がないのが返って作為的に感じるのが気になる。たぶん、アニメ化で加わった媒体の違いによる要素が雑味になっているんだろうね、EDの歌い方が笑えるとか悪い冗談かと思ったし。

『ひなこのーと』
可愛い女の子達でワチャワチャしながら劇団を作るぞって感じなんだろうけど、ブレーメンの音楽隊よろしく途上を楽しむのか、それとも劇団立ち上げあるあるを楽しむのかが分かれ目になると思う。

『ツインエンジェルBREAK』
キャラ一新で怪盗要素がなくなって普通に変身ヒロインものらしい内容になった。コンビ誕生の生け贄になったジョン・ガラブシさんが四天王の中で最強とか小ネタのパンチが効いてた。玩具販促要素の縛りがない分緩過ぎる箸にも棒にもかからない日常だけど、如何にも大友向けな頭弱女の子大集合な感じが鼻に付かない程度には弁えているから良いと思う。まあ、流し見するのに丁度良いし、ハリネズミのミルクが可愛いからええんちゃうかな。

『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』
本当に続編とはね。如何にもな中世ファンタジーの世界観なんだけど、画面作りがしっかりしているだけで魅力が出るのは相変わらずか。惚れっぽい怪力姉ちゃんは前作ヒロインの血統なのかな。前作キャラもちゃんと出るみたいだし、アフロの登場タイミングが楽しみ。

『カブキブ!』
歌舞伎好きの主人公と親友で部活にしてしまう情熱と途上を楽しむ作品かな。梨園の隠し子、日舞の名取、宝塚よろしく姉ちゃんと個性豊かな面々の紹介に始まり、前衛的な芸能だった歌舞伎が伝統になって権威主義的になりを地で行く梨園の御曹司で〆ると。大衆娯楽な歴史を持っているだけに素人さんでも楽しんで良いんやでを押して行くんだろうけど、監修に松竹が入っているから好意的に捉えてしっかり作品作っていったら面白くなるんちゃうかな。まあ、歌舞伎はよく知らんので、ちょいちょい挟むであろう講座的な部分でも楽しめそうかな。

『境界のRINNE 第3シリーズ』
オムニバス形式の作品だけど、仕切り直しなのでとりあえず全員集合させて始める辺り好感が持てる。前シリーズの最後で見えた二人の関係性にどの程度踏み込むのかは分からないが、立ち上げて熱が入るまではそういう要素を微塵も入れない匙加減も良いね。

『Re:CREATORS』
フィクション世界からキャラが漏れ出して現実世界で英霊よろしくバトるフィクションと。フィクション世界の女の子が具現化してラブコメなパターンがありならこれもありよね。オタク腐す感じがほとんどなく、どんな作品でも創作は尊いって感じが根底に見受けて好感が持てるね。

『エロマンガ先生』
引きこもりの可愛い義理の妹が自分のラノベの挿絵担当だったら、あわよくばその子が好いてくれたら、それが基点となってヒロインが集まってきたら、それって素敵やんな作品。あんまりな設定で小恥ずかしいけど、嫌なキャラが居なければまあまあ見られるんじゃないかな。

『恋愛暴君』
あからさまにパロったキスノートを使って、よからぬカップリングに勤しむ死神姿の天使に見出された主人公を取り巻くパロありヤンデレスプラッタありなドタバタコメディ。主題歌含めて軽い感じに仕上がっていて、本当の恋を知らない天使が本当の恋を知ってしまって深まる味わいが予想されるので合っていると思う。癖はあるものの画面に華があってヒロイン可愛くて勢いで軽く見られたら上々でしょ。

『クロックワーク・プラネット』
超展開未来世界に天性の才能と人間性に難ありな主人公とこれぞ二流の中の二流という感じで、ヒロインのロボ子の可愛さ押しだけで踏ん張っているんじゃないかな。超展開未来世界は行き過ぎたノンスチームパンクなディストピアって感じで、色んな部分が気になるんだけど、まさにヒロインの力で何とか繋ぎとめている。最初のお話の落とし所や追加ヒロイン次第かな。

『月がきれい』
CMであるオリジナルの爽やかな印象のアニメがTVシリーズになったって感じで、月がきれいという奥ゆかしい表現のように淡い恋と青春を描いた印象。お話は淡いけど画面は淡過ぎない。これ重要ね。

『ID-0』
機械の体に精神を入れ込んで活動出来るSF。主人公の女の子が海賊一家に拾われてな感じかな。企画通すの難しいんだろうけど、これ女の子じゃない方が良かったんじゃないかな。脇固めはしっかりしているけど、最近の『アクティブレイド』の1期と2期を見比べても谷口監督って男臭い方が持ち味が出ると思う。

『有頂天家族2』
まさかまたアニメ化されるとはね。一段落したのと時間が空いたのもあってか斜に構えた感じがなくなってスッキリした印象。天狗先生の息子が帰ってきての対立から始まる辺りスタジオの呪い染みてさえいるが、原作があるのならちゃんと和解が描けてスカッとする展開になるんじゃないかな。溜めの長さも感じないし、主題歌アーティストも続投で、再アニメ化で作品イメージに必要な要素をしっかり押さえているのは良いね。

『ゼロから始める魔法の書』
タイトルでかっぱえびせんみたいなシリーズかと思ったら全然関係ない割にしっかりした世界観を見せていく。まあ、設定やらはテンプレ感はあるものの、半人半獣のごつい主人公にごつい系の声を持ってきたのが良いね。繊細な世界観なのでちょっとしたアニオリやガバで崩れるだろうけど、主人公の声という避けようのない属性が当りなら十分じゃないかな。

『夏目友人帳 陸』
夏目の周りにも友人やら縁が広がったもんだなと思わせる入り方。流石にもう何度もアニメ化出来るとは思えないので、妖怪との付き合い方の話に踏み込んで行って欲しいな。

『正解するカド』
天才ネゴシエイター官僚だか国連職員という未確認存在が、異世界だか宇宙だかからやってきた存在との対話を開始する。政治云々が出て来るんだろうけど、日本だけで済むと良いね。海外が絡むと途端に物語として破綻することが多いからね。

『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』
何かよく分からんが、生き別れの双子に代わって男装して男子校で天辺取るって感じか。この先出会うライバル達が主人公に抱くホモな感情のギャグ作品かな。逆に見ると主人公の変わりに女装して通う男の子が存在する訳だが、どうなんだろうね。

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』
ファンタジー世界っぽい人類含め色々滅んで世界が1回終わった後みたい。選ばれた主人公が何か深刻そうな女の子相手にええ格好しいするのかな。

『覆面系ノイズ』
天性の歌声とトラウマのある主人公の少女。担当する早見さんの力に極端に頼った感じ。関わりのあった少年との恋愛模様を中心に心を取り戻して行くのかな。主人公はトラウマのせいで終始マスクをしている変人設定だけど、声も含め可愛いから成立している少女漫画原作にありがちな感じ。作中で可愛い扱いされていなくても見て可愛いんだから可愛いやろって感じで、周りのモブが全員引き立てみたいで刺々しい心持になっちゃうんだよね。

『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』
1話を見ただけでは、正直何がしたいのか分からなかった。秘密隊員の少年とトミカロボの物語なのに、既に選ばれた後から始まって如何にもな秘密基地紹介が出てこないだけでこんなに心躍らないとは思わなかったね。1話から出し惜しみしたらあかんで。

『アトム ザ・ビギニング』
アトムを作った天馬博士とお茶の水博士の前日譚って感じか。大学で高等な研究をしているんだけど、変な戦後のサヨクかぶれ感が一切ないのが良いね。夢のロボを作る情熱に注力していたらそんな暇ないもんね。

『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』
主題歌が初期路線に変更されていてヨカッタネ。松永弾正登場からの再開で、短いながらも義理のない義理堅さが出ていて良いね。

『冴えない彼女の育てかた♭』
相変わらず冴えていないのは主人公とこの物語だけやね。ヒロイン全部それなりに可愛くてキレッキレやん。画面に華があるのは素晴らしい。

『ラブ米(コメ)-WE LOVE RICE-』
何でもかんでもお米関係のもじりや駄洒落になっていて、気軽にドン米de大体大丈夫。
気軽にとか流し見出来るって感想は、軽いけどまあまあ楽しめることもあるって感じで日本のアニメの厚みになっていると思うってこと。パッと見て人生最高ではないけど、時間を損した感はない作品が毎期複数あるってのは厚みだよね。


『NARUTO -ナルト- 疾風伝』
みんなから祝福されて、特にイルカ先生に認められることから始まった物語が、イルカ先生からの祝いの言葉によって〆られる。色々と長期連載や引き延ばしの犠牲になったが、この終わり方で次世代に繋がるってのは良いね。

『政宗くんのリベンジ』
政宗くんが上手くやったら作品が終わっちゃうんだけど、メインヒロインよりも周りのヒロインの方が演者含めて覇気があるままで終わってしまったのは残念やね。覇気が上回っているヒロインを何人かは儀式的に振っているのに、作品継続のために肝心のメインヒロインへのリベンジは果たされず覇気も上がらずってのは他のヒロインが可愛そうじゃないか。まあ、気軽に流し見する分には十分だけどさ。

『セイレン』
うーんって感じ。どのヒロインの話も悪くないんだけど、さほど良くもない。狙いが見えてこないな。 ダディャーナサン世代の方が個性もあった。

『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』
色々な分野の良いとこ取りでパロも盛り込んである。それもこれも凝り性の体で造詣への拘りがあったからこそか。気軽に見る分に良いよね。

『青の祓魔師 京都不浄王編』
冗長に尽きる。田中さんが凄かったから、折角の京都で関西以外の演者も含め関西弁を堪能出来ると思っていたらそうでもなく、一々話の進みが遅く感じる場面が多かった。京都不浄王編単品で10話位が妥当だったんじゃないかな。前シリーズに関しては、若向けにありがちなトラウマ描写での兄弟対立で長々行くかと思ったら、命を賭した育ての親父の意志でもって即行で払拭して兄弟で共闘する所が良かったんだけど、過去に京都での親父の絡みが回想で出てくるのに代役のせいなのか奥村兄弟含め絡みのあった人にとって支えとなる役割の感じが全然なかった。何か勿体無くないか。

『昭和元禄落語心中~助六再び篇~』
父から子へ、師から弟子へ、世代を超えて受け継がれる業と落語。話芸同様に演者も含め芝居で間を繋ぐという動かさなくても見せるアニメが受け継いできた伝統が結実した。おまけに作画が手抜きということもない。聞き惚れるから言うことないね。

『亜人ちゃんは語りたい』
タイトルに比して特に語りたくなる訳でもないが、先生のイケボと若手のワチャワチャで間が持つから気楽に見られてヨカッタネ亜人。

『ガヴリールドロップアウト』
天使とか悪魔とか色々出てくるけど、大体の落ちが決まっていて予想がつくし、目新しいこともない。まあ、女の子がワチャワチャしていて気楽に見られるからヨカッタネ天使、ヨカッタネ悪魔。

『エルドライブ』
ウィスパー系のドS軽蔑っていうと『鉄のラインバレル』なんかと演出方針は近かったかな。まあ、この作品の場合は主人公が中二臭を押した演者でもないし、釘宮病という万能のクローザーが居るので全く別の印象に仕上がっていた。『リボーン』もそうだったけど、ヒロインキャラが可愛いのも良いよね。画面に華があるからそれだけで随分と見られる。

『ピアシェ~私のイタリアン~』
毎回テンポ良く色んな料理を見せて作り方の歌で〆る。気楽に見られるし、作り方の歌のテンポ含め気持ち良いままで終えられるってのが良いよね。

『この素晴らしい世界に祝福を!2』
いつもの面子のいつもの劇場でのコントみたいな感じで、目新しい発見や驚きもないが、不真面目ながらも女神の加護を受けたカズマの行く先には、勇者が歩けば魔王軍幹部に当たるって感じ。10話と少し短めにドタバタでパッとやってパッとまとまって気楽に流し見するに良い感じ。差し詰めエロいニケって感じかね。

『小林さんちのメイドラゴン』
女の子がワチャワチャしていて、気軽に流し見するのに良い感じ。おっぱいの柔らかい感じがショウタ君じゃなくてもドキドキした。でも、下品とか下種な感じではない。どうも京アニはこういう猥雑な感じの作品に対して演出実態が振り切っていないよね。
おう、まだ1話あるやんけってなるから次回予告は入れろて言っているやろ。しかも、終わりかと思ったら茶番のシリアス展開があるとかびびったわ。物語として一区切りにしないと気が済まないなんてのは、とっくに陳腐化しているのにそういう構成にする辺り1.5流スタジオ感あるよな。

『双星の陰陽師』
うーん、若向け作品全般に言えることだけど、特別な力を持った奴が拗ねている展開で引っ張り過ぎやろ。4クールを物語をもたせるのが難しいのは分かるけど、タイトル通りに双星の二人のボーイミーツガールに集束するのが見えているんだから、トラウマ背景に設定盛り付けて引っ張るってのは勿体無いよね。演者の声や音楽といった原作媒体にはない音の要素が加わると印象が強まる傾向があるから、嫌な感じの場面はもっと注意して欲しいもんだね。まあ、最後ベタだけど、この二人でないと駄目で、この二人でヨカッタネって思えたから良いんじゃないかな。

『信長の忍び』
OPやED枠なんて制作費回収の一貫なのは分かるけど、それでも作品にあった曲と絵を用意したらしっくり来るよね。1期目はとてもヨカッタネOP。2期目のOPは作風の変更もないのに重い感じになっていて好きになれなかった。重い感じなのに本編のノリは軽いし信長死なずに終わったし。

『ALL OUT!!』
全力を出し切ること。試合が終わった後にはノーサイドで敵も味方もなくお互いを称え合う。タイトルとテーマ通りの内容を大人キャラが演者も含め脇を固める中で少年役の若手の演者が一団となって今出せるものを出し切ったら画面の力が圧倒的だよね。トラウマ的なことも含め過去や個々の事情も掘り下げるけど、若向け作品にありがちな引っ張り過ぎもなく、出し惜しみせずに全力で解決してラグビーに打ち込んで行く。一応主人公は初心者の祇園だけど、主役というと場面場面で全力を出しているキャラ全員であって、特にこもさんが加わってからは弱小から全一を目指す意識の変革も見えて熱くなれた。たぶん、2期はないだろうし、割に合わない位全力で作ってあったように見えたけど、だからこそ良い作品になったんだと思う。今後ラグビーを題材にしたアニメは二度と作られないかもしれないけど、最高の1本があるなら最上でしょ。

『3月のライオン』
勝負事には精神面が強く影響するが、そういう展開があるのに全体的に演出が感傷的に過ぎることで矛盾しているように見えた。闇の中から光を見つけて行く話と捉えたのだろうけど、そんなに心がボロボロで勝てるのか。所々でおなじみなシャフト演出を盛り込んでくるのも雑味に感じるし、寄る辺なしでも圧倒的に強い名人との同質性を見せつつ、差異となる寄る辺を表現したかったのかな。それなら中途半端に既存の演出で齟齬を起こすより、いっそ新しい演出技法を開発して勝負に出るべきだったんじゃないかな。だって、この作品は勝負師の話だし、最後にファイター流すんならそれを分かっているでしょ。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
何がやりたいのか分からないが、新しいガンダムを作りたかった。でも、結果的には微妙な印象で終わった。『Gガンダム』が成立したんだから、ガンダムさえ出せば正統にガンダムのはずだけど何か違う。まるで、そんな葛藤と自己分析が物語にも反映されていたようだ。結末からしても、責任者に相当する立場やこの作品を象徴するガンダムは殺すけど、大人の立ち位置の親っさんとネーチャンを夫婦にして幸せにしてあげたり、鉄華団の面々も全滅させずに何人かは生き残った。これって結果を残せなかった責任者や作品への総括と清算、ベテランや参加してくれたスタッフへの感謝が反映されていたんじゃないかな。革命の乙女に相当するシリーズ構成が自分達を選んでくれたから作品が始まったってことからするに、監督はとても義理堅い人なんだろうね。戦争っていう4クールもたせるための設定や個別の話数でガンダムが活躍してスカッとすることの良さがあったら印象も違っていたかもね。ガンダムってその辺の設定で物語を引っ張って画面で間を持たせる所が強みだからね。それを避けて新しい何かを打ち出したくて任侠を選んでみたんだろうけど、任侠ものやピカレスクロマンって日本だと破滅と抱き合わせみたいな面があるから難しかったんとちゃうかな。ガンダムというプロジェクトとして、ビジョンを示してくれる指導者不在ってのは辛かったろうなって感じ。

『遊☆戯☆王 ARC-V』
そびえ立つ金のクソ。スピードデュエルだって途中でちょっとずつ変更したのに、当初から面白くもないアクションデュエルに何の変更もないどころか、途中で出てきた乱入ペナルティ2000ダメージが世界の命運が懸かったデュエルでさえある。しかも相手ボスのカードがバーン効果とか、墓地が肥えるためだけに折角の過去作キャラ達の総登場が噛ませにされるとか悪夢そのもの。その後のプロ試験予選でも過去作キャラ達相手に何の成長もない失笑もののデュエルを繰り返す。最後に因縁の赤羽社長によるプロテストを持って来ておいて、これまたクソみたいなカードコンボにアクションカードの早いもん勝ちカルタが始まって、赤羽社長の演者的に『ちはやふる』が始まったかと思ってびっくりしたぞ。
あのな、TCGってのは強いカードを入れて上手く構築すればすぐに強くなるんだよ。でも、アニメだとキャラの成長に繋げたいから、それまでにあった負け展開に対する細かい駆け引きの上達や初期カードの活用で表現してきたやろ。それが懲りもせずカルタ大会で札際の強さとか成長でもなんでもないしTCGの楽しさ全く知らんやろ。デッキ構築の観点からしても、アクションカードってのは全くの盤外戦やから構築の面白さを白けさせるやろ。4年やっても気付かんもんかね。主人公のデュエルが、クソカードやクソコンボで時間使って追い詰められてアクションカードで粘ってクソ長いコンボで逆転しかせんから一番面白くないとか4年もきついし、最後もそれとか悪夢やで。
『僕のヒーローアカデミア 第二期』読売テレビ : 03/25(土) 17:30~
http://heroaca.com/
放送局変更。

『フューチャーカード バディファイト バッツ』テレビ大阪 : 04/01(土)(土) 08:00~
http://fc-buddyfight.com/

『モンスターストライク セカンドシーズン』YouTube : 04/01(土) 19:00~
http://anime.monster-strike.com/

『銀の墓守り』ニコニコ : 04/01(土) 22:00~
http://ginno-guardian.jp/

『GRANBLUE FANTASY The Animation』BS11 : 04/01(土) 24:00~
MBS : 04/01(土) 27:28~
http://anime.granbluefantasy.jp/

『進撃の巨人 Season 2』MBS : 04/01(土) 25:58~
http://shingeki.tv/season2/

『アバローのプリンセス エレナ』テレビ大阪 : 04/02(日) 07:30~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/disney_elena/

『アリスと蔵六』KBS京都 : 04/02(日) 23:00~
サンテレビ : 04/02(日) 24:30~
BS11 : 04/04(火) 24:00~
http://alicetozouroku.com/

『つぐもも』BS11 : 04/02(日) 24:00~
http://tsugumomo.com/

『世界の闇図鑑』ニコニコ : 04/03(月) 12:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamizukan/

『ベイブレードバースト ゴッド』テレビ大阪 : 04/03(月) 17:55~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/beyblade/

『スタミュ 第2期』サンテレビ : 04/03(月) 24:00~
KBS京都 : 04/03(月) 24:00~
BS11 : 04/03(月) 24:00~
http://hstar-mu.com/

『笑ゥせぇるすまんNEW』読売テレビ : 04/03(月) 25:59~
BS11 : 04/04(火) 25:30~
http://warau-new.jp/

『アイドルタイムプリパラ』テレビ大阪 : 04/04(火) 17:55~
http://avex.jp/pripara/

『レゴニンジャゴー 新シリーズ 時空の支配者編』テレビ大阪 : 04/04(火) 18:25~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/lego_ninjago/

『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』BS11 : 04/04(火) 21:55~
http://cingeki-anime.com/

『フレームアームズ・ガール』BS11 : 04/04(火) 23:30~
http://www.fagirl.com/

『王室教師ハイネ』テレビ大阪 : 04/04(火) 26:05~
http://heine-royal.com/

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』MBS : 04/04(火) 26:30~
BS11 : 04/05(水) 24:00~
http://rokuaka.jp/

『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』テレビ大阪 : 04/05(水) 17:55~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/boruto/

『アイカツスターズ!2nd 『星のツバサ』 シリーズ』テレビ大阪 : 04/06(木) 18:30~
http://www.aikatsu.net/

『まけるな!! あくのぐんだん!』サンテレビ : 04/05(水) 24:15~
http://akunogundan.com/

『サクラクエスト』ABC朝日放送 : 04/05(水) 26:44~
BS11 : 04/06(木) 24:00~
http://sakura-quest.com/

『武装少女マキャヴェリズム』KBS京都 : 04/06(木) 25:30~
BS11 : 04/10(月) 27:00~
サンテレビ : 04/12(水) 26:00~
http://machiavellism-anime.jp/

『サクラダリセット』関西テレビ : 04/06(木) 26:55~
BS11 : 04/07(金) 23:30~
http://sagrada-anime.com/

『リルリルフェアリル~魔法の鏡~』テレビ大阪 : 04/07(金) 17:55~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/rilurilufairilu/

『ひなこのーと』BS11 : 04/07(金) 23:00~
KBS京都 : 04/08(土) 25:30~
サンテレビ : 04/10(月) 23:30~
http://hinakonote.jp/

『ツインエンジェルBREAK』KBS京都 : 04/07(金) 25:30~
サンテレビ : 04/07(金) 24:00~
BS11 : 04/08(土) 27:00~
http://twinangel-break.com/

『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』MBS : 04/07(金) 26:10~
http://shingekinobahamut-virginsoul.jp/

『ベルセルク 次篇』MBS : 04/07(金) 26:40~
http://berserk-anime.com/

『カブキブ!』MBS : 04/07(金) 27:10~
http://www.tbs.co.jp/anime/kabukibu/

『境界のRINNE 第3シリーズ』NHK-Eテレ : 04/08(土) 17:35~
http://www.nhk.or.jp/anime/rinne/

『Re:CREATORS』BS11 : 04/08(土) 23:30~
ABC朝日放送 : 04/08(土) 26:29~
http://recreators.tv/

『エロマンガ先生』BS11 : 04/08(土) 24:30~
MBS : 04/08(土) 26:58~
http://eromanga-sensei.com/

『恋愛暴君』BSジャパン : 04/08(土) 24:30~
http://renaiboukun.com/

『クロックワーク・プラネット』BS-TBS : 04/08(土) 25:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/cp/

『月がきれい』MBS : 04/08(土) 26:28~
BS11 : 04/09(日) 25:30~
http://www.tsukigakirei.jp/

『ID-0』KBS京都 : 04/09(日) 23:30~
サンテレビ : 04/09(日) 25:00~
BS11 : 04/11(火) 24:30~
http://id-zero.com/

『有頂天家族2』KBS京都 : 04/10(月) 20:00~
http://uchoten2-anime.com/

『ゼロから始める魔法の書』サンテレビ : 04/10(月) 24:30~
BSフジ : 04/10(月) 24:30~
KBS京都 : 04/10(月) 25:00~
http://zeronosyo.com/

『夏目友人帳 陸』テレビ大阪 : 04/11(火) 25:35~
http://www.natsume-anime.jp/

『正解するカド』MBS : 04/11(火) 27:00~
http://seikaisuru-kado.com/

『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』サンテレビ : 04/12(水) 24:00~
http://kbo-anime.com/

『Room Mate』サンテレビ : 04/12(水) 24:10~
http://oneroom-anime.com/

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』KBS京都 : 04/12(水) 25:05~
サンテレビ : 04/12(水) 25:30~
BS11 : 04/14(金) 27:00~
http://sukasuka-anime.com/

『スナックワールド』テレビ大阪 : 04/13(木) 19:25~
http://www.snack-world.jp/

『覆面系ノイズ』関西テレビ放送 : 04/13(木) 26:25~
http://fukumenkei-anime.jp/

『ソード・オラトリア』KBS京都 : 04/14(金) 24:30~
サンテレビ : 04/14(金) 24:30~
BS11 : 04/14(金) 24:30~
http://danmachi.com/

『100%パスカル先生』
『プリプリちぃちゃん!!』MBS : 04/15(土) 06:30~
http://pasu-chi.com/

『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』MBS : 04/15(土) 07:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/drivehead/

『アトム ザ・ビギニング』NHK総合 : 04/15(土) 23:00~
http://atom-tb.com/

『sin 七つの大罪』BS11 : 04/17(月) 24:30~
http://www.7-sins.tv/
マガジンの奴とはちゃうで。

『信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~』ニコニコ
http://nobunaga-no-shinobi.com/

『冴えない彼女の育てかた♭』関西テレビ :ノイタミナ枠
http://www.saenai.tv/

『ラブ米(コメ)-WE LOVE RICE-』サンテレビ :
http://love-kome.com/

『龍の歯医者』
タイトルにもある龍がいる世界で死者転生のような超常現象も引き起こす。龍が絡んで戦争をしている感じで『王立宇宙軍』の宇宙船みたいな印象を受けた。歯医者として異形と闘うアクションと大人と子供の男女の対比が主軸。
龍を架空の存在で用意したのにスカッとしない。男の子と女の子を出しているのに終わり方がスカッとしない。長編を分割した前後編だろうと分けた以上はテレビアニメの文脈に取り込まれる訳であり、前編の引きが良かっただけに後編の終わり方の印象が勿体無かった。CGを使って異形を表現したり日本っぽい龍信仰やらを同居させた映像が狙いだったのかと推測するが、2週掛けてスカッとしない物語を展開するのはどうかと思った。アクションが気持ち良かろうと物語を盛り上げたり盛り上がらないと作為を強く感じてしまって興醒めする。

新しい何か

2017年2月10日 1話雑感
『キラキラ☆プリキュア アラモード』第1話
随分と思い切った路線変更だなと、特に実写とアニメの合成画面は凄い。作為が露骨に出るので、半年で陳腐化する玩具を売る商売で避けていたと思しき所に初っ端からぶっこんで来た印象。歴の浅い若手や主役未経験者、中堅、ベテランと演者には鉄板の布陣があって、主人公は若手や主役未経験ながらもそれなりにアフレコは上手い演者が起用される場合が多かったが、今回は主人公が微妙だなと。早期に上達出来れば作品の尻上がりと同調して相乗効果に繋がるが、こればっかりは時の運。お菓子作りは料理アニメの範疇に入るが、同分野では既に傑作が存在するだけに難しい選択だなと。玩具的にはママキッチンのポジションを狙いに行く感じかな。美味しいお菓子を作ったらキラキラ輝く嬉しい気持ちの素みたいなのが湧いてきて敵も味方もエネルギーになるのね。エネルギーのある時とない時の演技が良い味出してますな。
次の回で戦士が1人追加されるみたいだけど、5人揃うまで長いし聞き苦しいじゃ嫌だな。下手すりゃ演者全体のバランスを確かめる前に脱落するぞ。うーん、こりゃ全くの別のシリーズと思った方が良いかな。
『魔法つかいプリキュア!』
はーちゃん、チクルンといった自分より小さいものに対して頑張るモフルンが良い立ち位置をしていた。主人公達が子供に戻る魔法を食らった回でもそんな感じで、普段は末っ子なんだけど下の子のためには頑張る。ラスボスの登場自体はこれまでの作品同様の茶番感はあるものの、倒すことによって平和と引き換えに魔法界とお別れすることになる点でお別れを物語に盛り込んできた。
その後は大学生になった姿と再会で大人になることで失ったものをまた取り戻し、魔法の力で中学生の姿に戻って変身して闘ったりと、趣味を卒業しても再入学したらええんやでと公式が示してきた。というのはオッサン視点として、中学で進路が分かれた友人との交友が復活するって感じかな。
次のプリキュアが本編に出てきた上、予告の代わりにバトンタッチのやり取りも用意されるという映画に行かない人にも作品とのお別れと次回作への引きを明確に打ち出していた。
プリキュアとしてもきちんと別れを盛り込んでいたし、別れを盛り込むことで正統派魔法少女作品としても〆になっていて良かったと思う。
『政宗くんのリベンジ』
金持ちデブから痩せてイケメンになった主人公が、何やかんやで振られた女の子に変わった自分でリベンジしようとするんだけど、当の相手は姿が変わっても覚えていたで次回に引くと。まあ、その辺の恋模様のドタバタ作品なんだろうね。姿が変わったからって手の平返してきたらシリアルキラーになりかねないから、あえて振られたり変わらず相手にされていないで良いと思う。

『うらら迷路帖』
動物とのハーフなのかな。だから服従の腹見せって訳か。あざと過ぎるわ。

『セイレン』
おー、『ジュエルペットサンシャイン』のコンビか。一通りヒロインの紹介をしつつ、話の方は大して進んでいないから、設定された属性を出会いからしっかり裏付けをするつもりなのかな。『アマガミ』の数年後な設定みたいだから、フェチで責めてくるのを期待したらええんかな。って、これじゃマゾやん。

『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』
ゾンビものの亜種かな。ゾンビが大気に弱いから服を脱がせと。良いぞ、もっとやれ。ゾンビものなのでB級なんだろうけど、気軽に見るならその方が良い。

『スクールガールストライカーズ Animation Channel』
ソシャゲかな。良い感じのキャラデに明るい画面と豪華な演者。後は物語が揃えば勝利は間近(これか一番難しい)。敵がこの間より強くなっているというが、ゲームと違ってパラメータ表示のない世界感で言われてもほとんど一撃で倒してりゃ強そうに感じない。水着のお姉さん達が出てきて重火器ぶっ放すのはウッソ君じゃなくても当惑するな。とりあえず、色んな意味で課金すりゃ逆転出来るんちゃうかな。

『青の祓魔師 京都不浄王編』
前回アニメ化時のアニオリ部分を完全無視しているのだろうけど、回想から入ってもいないのでどこから仕切り直しか分からない。暴走した後辺りからなんだろうけど、子供が勝手に突っ込んで死にかけるとか甘い内容から入って、その後の同級生の場面でギスギスが始まったら雑過ぎて困惑するで。京都が舞台で関西系の演者を集めたのが生きてくれば楽しめるかな。

『昭和元禄落語心中~助六再び篇~』
話芸を主題とした作品で、時間を忘れて聞き惚れる感じが堪らんね。回想ナレーションが落語調になっていたり、細かい間の取り方やら、真打昇進から姉さんとの仲やバブル時代の速さに置いて行かれてしまう落語を盛り立てる約束の実践とてんこ盛りの会話中心でありながら、自分の内面だけに偏っておらず、誰かのためが強く意識されていて眠くならないのが良いね。

『亜人ちゃんは語りたい』
吸血鬼、デュラハン、雪女、サキュバスと上級者向けの属性のヒロイン達が、研究者志望だった先生の居る学校へやってきてあれやこれやと美味しい展開てんこ盛りって感じかな。先生がごついオッサンで諏訪部さんだったら大概許されるから良いキャスティングやね。画面も華やかで何となく楽しい気分で見られて良い。OPとEDの曲調好き。

『風夏』
衝撃的な出会いという設定のために、盗撮の疑いを掛けてスマホを叩き壊すってのは酷いな。おまけに学校で再会した際は盗撮していないか確かめるとか言い出して、前回のは何だったんだと。大和君の時からお話作りに進歩がないですな。

『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』
黒の王に対抗する義勇軍の隊長が主人公って訳か。そこまではナレーションで説明して終わらせるので良い作品かなと思ったけど、世界観の説明もないままに黒の王との闘いが始まって終わって呪いでも受けたのか黒に苛まれている主人公からダブル主人公の片割れの方へ場面転換して金持ちを鼻にかける悪漢を倒す好青年の体で対比なんだろう。でも、物価高でも正当に対価を払った嫌味なオッサン相手に先制攻撃して反撃されたら完全制圧して強盗するとか正気とは思えない。その後、怪物が出てきてダブル主人公が合流して続くと。唯一、主人公視点のカメラで敵陣に向かっていくカットだけは良いと思ったが、Cパートの黒の王のSD短編ギャグが一番面白いってどうなんだよ。一見すると、説明の手続を丁寧にやっているようだが、もっとナレーションでかっ飛ばして、義のバランスやらキャラクター同士の関係性と世界を見せて物語を盛り上げるような方向性で良いと思うんだけどね。映像を綺麗に作るのは上手いんだけど、それで物語を演出するのが一番難しいよね。

『にゃんこデイズ』
この擬人化猫達は、本当に意思疎通が出来るのか単なるキャラ化か。それを全て投げっ放しで終わる短編の気軽さ。

『幼女戦記』
魔法と近代兵器の組み合わせで戦争ね。FFの世界観で戦争する感じか。それにしても少女と重火器の組み合わせは不滅なんやな。まあ、戦争いうても魔法要素のおかげで作戦レベルの戦闘に収まっているから省エネでええわな。でも、幼女が主役だからって大人が全部無能って対比は大人になって見ても陳腐に思えて好きになれないね。

『リトルウィッチアカデミア TVアニメシリーズ』
短編なら許されている話や設定の説明の省略が、テレビとなると次回への引きとして温い部分も引くから難しいね。結果的に主人公の力が発現するとはいえ、学園初の一般人新入生という特別枠に選んでおいて偶然の出会いがなければ魔法学校に辿り着けていないってのはどうかと思った。『プリキュア』にテレビシリーズとして先を越されているのもあってどうしても比べちゃうしね。

『ガヴリールドロップアウト』
天界の学校で優秀な天使が人間界の学校へ降りてきてネトゲに堕ちてしまった結果なシチュエーションギャグ系作品か。別に腹を抱えて笑うこともないんだけど、緩く流し見する分には画面も明るいし、若手の演者でワチャワチャしててええんちゃうかな。

『霊剣山 叡智への資格』
数年経って下山して俗世での仙人修行からの続きか。キャラデも仙人を騙る詐欺師をぶっ殺す血生臭さも何か緩く見れた前期とは違うのね。剣劇みたな方向性で押していくのかな。それにしては物語が貧弱なんだけど、中華は価値観を共有している国じゃないから、こんなもんかな。

『アイドル事変』
ロウガイ党と明らかに老害を思わせる名前で既存の政党や議員を嫌なものとして設定し、アイドル党のアイドルが議員をやるという設定の正当化を図ろうとしているが、明らかに10代で天下国家を左右する決断が任される状況の異常性はどうやっても正当化するのは無理だな。折角の出資を日和見でこんな作品に使っちゃ駄目でしょ。

『南鎌倉高校女子自転車部』
女子で自転車かと思ったが、こちらは背景美術の拘りで来たか。OPだとない雑味が本編にはあって、久しぶりで乗れなくなってて練習するにしても砂利の上でってのは転ぶのにないんじゃないかとか気になった。後は入学式から始まって、自転車部が出てこずに引きってのは部活ものではないと受け取っていいのかな。Cパートで補助輪なしで乗れないことを披露したかと思ったら実写パートが始まって腹が痛かったぞ。

『エルドライブ』
頭の中に謎の声が聞こえる主人公。精神の病気か。まあ、声的に釘宮病やな。宇宙警察に選ばれて、何やかんやで謎の声の共生生物の力を借りて闘うって訳か。場所こそ上半身だけど、発現の仕方が完全に男根の暗喩やん。要はピョン吉やな。

『ACCA13区監察課』
オサレ系刑事もの、昼行灯の切れ者。後藤隊長みたいな感じか。

『けものフレンズ』
5分アニメと思っていたら、30分アニメだった。混沌を覗いたような気分にさせられる。魅力的な2Dキャラデから繰り出される微妙なCGと今一つな演技に謎の実写、マイナスにマイナスを掛けて更にマイナスを掛けた感じ。ある意味癖になるかもしれないが、俺はもういいかな。

『ハンドシェイカー』
緊迫した状況から始まった映像で見せて、緊縛もあったりとしながら時系列を戻して状況を説明する。塗りの質感やらカメラワーク、映像から独特の何かを見せることで導入としようとするんだろうけど、何百本も見ていると能力者バトルなんて見せ方をいくら工夫しようと既視感なんだよね。ヒロインと手を離したら死ぬからハンドシェイカーなのね。雰囲気作りだけで推して行くんだろうけど、演出は物語のためにあると思っているので見解の相違やね。

『ピアシェ~私のイタリアン~』
うぜー、けど小学生なら許せる。ギリギリ許容出来るのは中学生の年齢までかな。その辺の匙加減を短編に上手く合わせてあって、サブタイの料理を毎回EDで作り方を歌にする感じか。絵描き歌やお弁当箱の歌のような短時間でも良い雰囲気を出せる手法をミニアニメに持ってきた点を大いに評価したい。

『One Room』
よくあるカメラマンが主人公の視点な感じ。なぜか隣家の少女の家庭教師をするようになった体なんだけどカメラワークが完全にオッサン目線なので事案とかヤリ部屋にしか見えなくてクッソ笑ったぞ。

『この素晴らしい世界に祝福を!2』
ゲームっぽさのある世界観と掛け合いで押し切る作風に対し、ふっかつのじゅもんから再開するってのは良さを分かっていそうかなと好感が持てた。中身は中世ファンタジーらしく、魔女裁判染みた展開から無一文になっての再始動で家もなくなって金を稼がないと暮らせない生活になった所で引きと、キャラクター毎の属性や定番を振り返りつつ風呂敷を再度広げるための手続になっており、2期の1話として感心した。

『CHAOS;CHILD』
渋谷の人工地震と自殺サークル染みた同日自殺とが交錯するって感じか。全員が全てを語らずな雰囲気でオリエント急行感もある。気絶する程の恐怖を味わってまで怪死事件に関わる主人公もよく分からんし、察しが悪くならないように極端な誘導があったりと、全体的に出来過ぎで違和感になっている。大体こういう作為が気になる作品は真相が分かってもそれ程面白くない場合が多いね。

『小林さんちのメイドラゴン』
ドラゴンがメイドに変身してなギャグ系なのかな。ドラゴンの形態の方が愛嬌があるデザインで好きなんだけど、メイド好きの主人公との百合百合した展開とかあんまり合わなさそうな作風。要はQちゃんの亜種やな。ギャグは鬼門なので、欠けさせておくのが良いと思う。

『弱虫ペダル NEW GENERATION』
全一を取って3年の引退が迫り、これから先の進路と王者としての部の行く末に取り組む感じか。留学で9月入学のために前倒しで去る3年の先輩や、裏で特訓してた2年の先輩とそれぞれ進級しても物語を続けるために使い捨てにされていない点で好感が持てそうだ。既に登りじゃ全国区な主人公にしては、平坦での大敗で改めて見せたメンタル面の弱さと今後の新チーム移行への儀式として3年との追い出しレースを持って来るんだろうね。実直だな。

『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』
新人アイドルグループのアイドルものかと思ったら、同じ学校なので部活を作ろうという鵺でキメラな路線で来た。それなりの演者を集めたからとはいえ、大したことない喋りで誤魔化している感じしかしないのが気になる。

『クズの本懐』
それぞれの憧れのお兄ちゃんとお姉ちゃんが居て、そちらに行かずに手近で擬似恋愛って感じか。必ずしも己が承認されてしかるべき、祝福されるべき存在ではないと意識出来ていないんだから、恋愛をテーマにしていようがリア充だろうが中二病だよね。身代わり同士とはいえ、お肌とお肌の振れ合いで情が全くないってのはないと思うんだけど、こういう作品の感覚だとちゃうんやろね。エロ漫画の尺だと気にならんやろうけど、連載漫画やTVアニメの尺だと気になっちゃうんだよね。EDの万華鏡的演出も含め、作品の目指す方向が別世界なのに同じ世界にいるように作ってあるからイラッとする。まあ、友達が全く出てこなかったし、今後出てくるにしても出会いがもたらす変化になるならまだ良い方かな。結局、少年が主人公で同じことやったら全力で女性が嫌いそうな内容なのに、少女が主人公だから成立しているかのような不公平な作風が好みじゃないというこった。なまじっか演者の布陣も上手いから、昔こういう作風の作品に言ってた死ねって感じが増幅されて心が鋭敏になるな。

『鬼平』
ああ、鬼平やな。粂八との出会いの回でドラマと尺が違うのもあって飯の場面はなかったが、盗賊3ヶ条やら男気やらで鬼平していた。音楽もちゃんと出来る田中さんなので安心かな。

『BanG Dream!』
暗い部屋からカーテンの外の明るい世界で家の内と外で対比になっているのかなと思ったら、外に出てもそんなに画面が明るくなっていないじゃないか。何か背景とキャラの塗りの感じに気持ち悪さもあるし、設定が二番煎じ感あるんだからその辺はちゃんとして欲しいね。見ていると異常に疲れるんだけど、光の加減が原因かな。バンドが始まる前に画面見てて疲れるからもう良いかな。流石に次回予告のサブタイが「やっちゃった!」で困惑したわ。

『がん がん がんこちゃん』
がんこちゃんの世界は遥か未来の地球だった。未来からタイムマシンでやってきた人間の少年が、遥か未来のがんこちゃん達の居る世界に降り立つ。人形だと難しい人間とキャラクターがアニメなら同居できる。テレビもねえ、スマフォもねえ、そんなオラ未来行ぐだな感じ。文字貼り付けの漫画演出が面白いし、EDが絵描き歌ですっごい真っ当な子供向けアニメやでこれは。

2016年総括

2017年1月10日 就職・転職
上げるの忘れていた。


『Go!プリンセスプリキュア』
未来の成長したキャラの語りでエンドってのは初代を見ていた世代で母親になっている人も居るのを考えるといよいよ来たかって感じ。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
制作現場の状況が物語に反映されていそうで見ていてキリキリしたぞ。

『ヘヴィーオブジェクト』
内容がヘヴィーじゃないのが良いね。

『僕だけがいない街』
サスペンスで察しが悪いと間延びして感じる。2時間ドラマが如何に優秀かを再考すべし。

『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』
『アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd』
オッサンのロボアニメ黄昏回が一番が面白かった1期に対して、2期目の凸凹コンビ押しの緩い感じで全く別の印象になっていた。とりあえず、本気でもう1回ロボアニメの企画を立ち上げようぜ。黄昏るにはまだ若いでしょ。

『昭和元禄落語心中』
作画がしんどいのでお喋りでお茶を濁すという省略の方向を突き詰めて行くと話芸に近い印象を受けるが、それを話芸の落語でやれば面白く見られるのは当然の帰結。

『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』
出落ちで突っ切る潔さで番宣作品として弁えていた。

『ディメンションW』
久方ぶりのOP詐欺。そのOPすらままならない作品があることを考えると幸せなんだろうね。

『おしえて!ギャル子ちゃん』
着衣オッパイの質感がええんじゃ。

『赤髪の白雪姫 2ndシーズン』
3期と完結はよ。

『この素晴らしい世界に祝福を!』
意識していたかどうかは分からないが、最初の町周辺でもLVさえ上げればクリア出来る様にデザインされていた昔のRPGのような優しさと笑いのある作品だったなと。

『くまみこ』
真面目に考えようね。

『ジョーカー・ゲーム』
軍が出てくるアニメで面白い。それは奇跡なんじゃよ。

『ふらいんぐうぃっち』
魔法がある日常もので緩くて暖かい雰囲気で気軽に見られる。心が温まるんじゃ。

『とんかつDJアゲ太郎』
とんかつ定食は最後の一口が大事なんじゃよ。

『不機嫌なモノノケ庵』
妖怪と優しさの組み合わせは鉄板なんやね。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!』
イチャイチャするために暗い話のシリアスも頑張る。何か休みに遊ぶために仕事に行っているみたいやね。

『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』
君にも見えるだろう、科学の素晴らしさが。

『モブサイコ100』
力のある奴が拗ねると面倒臭い。突き詰めるとそうなる。

『マクロスΔ』
一瞬の美しさという桜の花に感じる概念を考えると、視聴者として見るという一瞬の感情なんかはかなり近い。でもね、見たという記憶は永遠の概念に近くて、一瞬と永遠は相反しないんだよ。人生30年の種族を出すことで、昔の人の時間感覚に近い何かを表現したかったのかもしれないけど、昔の人でもきっと持っていたであろう道徳心が表現出来ていなければそれは昔の人風ですらない。

『境界のRINNE 第2期』
3期決定だけど完結するのかな。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
5部はよ。

『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』
プリキュアオールスターズのようにキャラが増え過ぎて尺との兼ね合いが限界に来た感じ。仕切り直すんかな。

『ガーリッシュ ナンバー』
一生懸命やった結果酷いのではなく、酷いを一生懸命やっても白けるで。

『ユーリ!!! on ICE』
今度は余力を残さず出し切って欲しいね。
『DAYS』
サッカーが作画的に大変なのは分かるが、それに引きつられて試合の描写もしょぼくなってりゃ世話ねえな。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
3クールだけあって作画的に厳しい回やコマ割の部分が映像になって間延びしていたりと気になる部分もあったが、最後の死闘に向けての盛り上がりで魅せてくれた。

『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』
キャラが増えて仕切り直す度に当番回の連打では、前期までと差別化された印象がなかった。とりあえず、全員分の曲を全部書き下ろす主人公の辣腕ぶりだけが目立った。

『終末のイゼッタ』
女の子二人の絆で引っ張るために魔法の力による新型爆弾やら世界大戦を背景にする必要があったのか。周りの大人達の思惑に関係なく恋愛ごっこな絆を見せられても温いだけにしか見えない。

『SHOW BY ROCK!!#』
ケモナー歓喜のCGが相変わらず可愛くて、キャラの掘り下げや対バンやらバンドもの要素を一通り用意して、最後は悪の力での巨大化対決にロボでの茶番やら全員熱唱での元気玉とその破りからの茶番ロボの活躍で音楽の力による大団円と、予想通りでもきちんと作ってあって良かったと思う。未来忍者の依頼で異世界へ来られていた主人公との別れも用意してあって、世界平和よりも友情が上に置かれており、それを繋ぐのが音楽だと考えると構成も頑張った。

『学園ハンサム』
吹き替え版との落差で二度楽しめる。短編ならではの楽しさを追求出来ていたと思う。あのEDダンスは踊れんわな。

『夏目友人帳 伍』
妖怪との絆の深さは重々分かっているんだけど、退治屋連中との付き合い方の話に踏み込まないと物足りないね。でも、それやっちゃうとシリーズが終わっちゃう。

『ステラのまほう』
楽しいだけで作れてしまうゲーム制作なんて、よく知っている人からすると噴飯ものだろうけど、そこはフィクションでも情熱は本物だから気楽に見られるんだろうね。

『奇異太郎少年の妖怪絵日記』
ヒロインの可愛い妖怪がいて、短編で気楽に見られたら良いんじゃないかな。

『魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン』
落ちで〆るのは相変わらずなんだけど、次回予告がなくて物足りない印象。まあ、短編だとそれでも十分なんだけど、次回も放送があるのかは明確になった方が良いよね。

『響け!ユーフォニアム2』
演奏の良し悪しはアニメ側のコントロールの範囲外なので置いておくとして、作画に作劇が追いついて随分見られる作品になったなという印象。

『私がモテてどうすんだ』
糞茶番。先生方も男4人に女1人でつるんでいる爛れた状況を放置したらアカンと思う。

『ガーリッシュ ナンバー』
駄目な現場が奮起して逆転へ向かうまでの駄目さを描く時間が長過ぎた。業界ものとして内側から見える駄目な部分の実像もきっちり見せるのは一見誠意があるように見えるが、本作では上流工程の駄目な部分や当てこすりな発言が多く、数百人関わるプロジェクトの現場の実作業担当の方々の誠意に対して応えられているようには思えない。加えて、業界側のそっち側からそこを夢見る受け手のこっち側に対して見ても誠意ある作風に思えなかった。こんな出来だと作中みたいに主演の人が本当に消えちゃう原因になるから不憫に思えてならんね。

『ドリフターズ』
島津の誠実な戦闘狂を担いで、武人の経験と先進技術の火薬を導入しての中世の独裁制と奴隷制の打破から始まる信長の2度目の天下取り。俺達の闘いはこれからだがとても似合う作品で続きが待ち遠しいね。

『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』
バレーは上を向くスポーツ。もう2度とない熱演や力の入った作画、二転三転する試合展開。これから先、全一を目指して闘う展開なのだろうが、俺はここで終わっても良いと思う。コーチ役が嵌り過ぎてて、代役を見るのが辛いわ。

『12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~ セカンドシーズン』
小学生の恋愛ごっこは稚児の戯れのように思っているかもしれないが、真剣に作って真剣に演じていたら実が宿るってな感じかな。まあ、格好良い台詞も全部顔のおかげなんだけどね。なまじっか小学生がそれをやるから嫌でも目立つ。

『うどんの国の金色毛鞠』
もっとうどんうどんすると思っていた部分だけ当が外れていたけど、狸の恩返しといった趣でポコとの生活が可愛くて良いかなと。

『はがねオーケストラ』
販促アンド販促って感じで販促のためのあれこれを会議するメタ展開もあって、シリアスキャラもキャラ崩壊させて宣伝に投入する。販促の制約の中で如何に面白く見せるかの原点回帰を見た気がする。

『ユーリ!!! on ICE』
作画の頑張りとスケートの演技背景の物語性との融和が素晴らしかった。ただ、ヴィクトルから漂う死亡フラグが続編気配でなかったことにしたような終わらせ方で、結局なぜコーチになったのかが見えてこなかった。たぶんあるだろうから2期はその辺頑張って欲しい。

『舟を編む』
1つの辞書が出来上がるまでの時間が生涯の仕事になり得る程の長さであり、そこに関わったコンビやチームの力の結実であること。そこに関わることで変わっていく人間模様をしっかり描けていたと思う。情熱を見るのは良い。
『NARUTO -ナルト- 疾風伝』原作分
無限月読命からの各人の夢の世界は恐らくアニオリで冗長の極みだったが、それも原作同様に続けるための犠牲ということなのだろう。結局の所、作画と物語の盛り上がりが呼応する点は良かったものの、長期作品になったがゆえにそれも段々となくなって行き、画面も暗くて何をやっているのか分かりにくい割に暗い話ばかりで見辛くなり、終わらないことが辛さを後押ししていた。連載を続けるために色々犠牲にされていた部分をアニメ化する以上、限界はあったが何とか〆られはした。終わり良ければ全てよし。そういえないアニオリが続くから嫌になるよね。

挨拶は基本

2017年1月6日 1話雑感
『ポケットモンスター サン&ムーン』第1話
商店街の福引の南の島旅行で全一の旅から解放されたサトシ君が繰り出す挨拶「アローラ」とギャグ系のデザインで解放的な南の島の空気が相まって気楽に見られそうで良い。とりあえず、「アローラ」言っておいたら何でも良い感じで万能やね。
『ポケットモンスターXY&Z』
そんなに作画に力を入れる必要があるのかと思う程に力が入っていたが、確かに最後の別れの場面なんかは有効に機能していた。ヒロイン一番の執着心に対しての回答もテレビシリーズで初のキスでお別れによる踏み込みによって成就した。サトシがリーグ制覇出来ないのも、レベル上げの場面がないことから低レベル説を考えると納得出来なくもない。それでも力の入った作画で相打ちかと来たら勝って欲しいよね。結局シリーズが続く以上は勝利して終わりの完全燃焼にならないなら、もっと省エネで行って欲しいね。旅編も一段落して、シリアスなサトシ君ともお別れになるのかな。

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