『博多明太!ぴりからこちゃん』
時々ぴりっとした話もあって、気軽に見られるミニ枠として良かったんじゃないかな。

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』
予想通りの落ちではあるが、そこに至るまでの展開が全員変態ってのが面白くはあった。

『胡蝶綺 若き信長』
設定と解釈の範疇でそれなりに見られる出来に仕上げてあった。道三に只者ではないと見せる場面はあるのに国譲りに関する場面が無いまま退場したり、見せ場や盛り上がりが今一つなくて華がなかったかな。

『コップクラフト』
設定こそ現代的だけど、凸凹コンビものの枠からはみ出す事がなく盛り上がりそうで盛り上がらず、複雑で分かりにくい設定が徐々に打ち解けてコンビになって行く分かりやすい展開と合わないんだよね。まあ、大石さんのアップテンポ曲に村田キャラデで作画乗っけたOPなら1クール押し切るパワーがあるのは予想通り。

『手品先輩』
恥ずかしさで手元が狂うことによる成功抑止が、ラブコメとしての恋の発展も抑止する分かりやすい展開。数本立ての構成も半パートの時間を明確に切ってミニ枠に仕上げてあって良かった。

『ソウナンですか?』
サバイバルの過酷さとか臭そう感を女の子キャラと学習漫画的雑学とコミカル描写で押し切る。女の子と学習漫画って相性が良いんだよね。

『異世界チート魔術師』
能力がチートで、お話が並以下じゃ、物語にならねえんだよ。というパーフェクトクローザーな感じで無駄に物語の都合で死ぬキャラも居たりと、もっと恥ずかしげも無く誰も傷付かない俺強ええすれば収まりが良いのに、何がしたいんだ。

『ダンベル何キロ持てる?』
出落ちといえばそれまでだけど、最後の筋トレコーナーの筋肉メーターが象徴しているように、安定の悪ノリの笑いとお色気に気軽に出来る筋トレで実益も兼ねる。こういうのええわな。

『魔王様、リトライ!』
会社員経験のある主人公が俺強いの状況に置かれるとギャグになる。まあ、ちょっと中弛みが気になったけど、そこそこ続きがみたいから続けって思うのは分からんでもない。

『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』
あんまり人間キャラの掘り下げがなかった点が残念だったけど、可愛らしいここたまがワチャワチャしている様を人間が見守る感じで悪くはなかった。オールスターの活躍で物を大切にする心が紡いだ物語も幕を閉じる。原点回帰ですな。

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』
魔王の存在は説明こそされたけど、娘のために頑張るお父さんの話だけに注力していて、酒場の常連他出会う大人達が見守る姿勢が良い。酒場の常連の普通の親父なのに人攫いに気付いて声を掛ける場面の台詞回しにも見られるように、ちょっとした場面を大事にしている所が良かった。

『まちカドまぞく』
魔法少女と魔族と日常系の組み合わせからこれ程ほのぼのとした作品が展開する奥深さ。奇抜なのは設定だけというお手本のような作品。

『女子高生の無駄づかい』
分かりやすい属性の住み分けで、何だかんだで笑いもあって、どんでん返しがあるのかと思ったらそんなことも無く。日常が続いていくって落ちが作品に合っていて良かったと思う。

『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』
出落ちの割に物語としてお母さんが余り活躍しない。旅の終わりに何かが見つかる訳でもなく、やれやれの旅は続くのでしたでは何かちょっと気持ち悪いほど癒着した親子見せられただけですやん。まあ、母親を大事にするって点を落ちに持って来る所は良かったからいいか。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』
ダンジョンがほぼ出てこない上に、今更圧倒的なレベル差に苦戦したり悩んだりでまどろっこしい展開が繰り広げられる。まあ、作品自体が始めに英雄になりたい願望が叶うゴールが見えている上での回り道感が強いから予定調和でも良いんじゃないかな。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
何か面倒臭そうな青春の悩みも、爆発させるものがあれば発散されるという分かりやすい構成で、ギリギリ不快にならないのが良かったと思う。台無しになりそうなハラハラと思春期の危うさを同調させてきて仕上げたのは流石やね。

『MIX』
タイトル通り過去作のキャラがミックスされているので、見分けが付かないからあんまり詳しくないとメタな台詞含めて冗長な感じがするのがちと寂しい。ナレからイントロで始まる最初のOPの流れが全てって感じ。

『ありふれた職業で世界最強』
ありふれているのは職業ではなく、物語の展開だったが野暮か。袂を分かった級友との関係性がベタだけど悪くないが、ちとエンジンが暖まるまでが長かったかな。

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