2017年6月位に終わった作品1
2017年7月20日 シリーズ全体の感想『アリスと蔵六』
やはり蔵六さんという帰る場所があることが全てに生きた。結局アリスの夢だかの力が世界に認知された以外には大した話でもなかった訳だからともいえるけど、最初の敵さん以外は変に血生臭くもなく、子供が子供らしく振舞えるようになるのを見守る。今後の波乱を予兆させるだけで終わったので、ちょっと肩透かしかな。明夫さんの転換点となる作品ではあると思うけどね。
『つぐもも』
古臭さもあるものの、ベタベタゆえの安心感が生きた。エロ押しのコメディの系譜が繋がった。気軽に見られるのはイイゾ。
『笑ゥせぇるすまんNEW』
一見人の良さそうなふりをして欲望を叶えておきながら、継続的に叶えたくなる人の業での破滅を見守る。やっていることは酷いんだけど、毎回の登場人物が勝手に自滅しているだけともいえる。夢は叶えば良いというものでもない。一度の勝利が次の勝利を要請するって感じの人の業に焦点を当てた作品だった。まあ、前の喪黒さんをそんなに見た訳じゃないからってのもあるかもしれないけど、新喪黒さんも気付けば新だったことも忘れる程に馴染んでいた。企画として儲かったのかは甚だ疑問だけど、死人が出なくてABパート方式で1話が短いから胸糞の悪さも味付け程度で済んでいたので気軽に見られて良かった。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
最初の話が山場で後は転がり落ちただけで、内輪受けの次回予告も程よく滑っただけという何とも後味の悪い結果となった。パターン崩しを見せ場としていたのだろうけど、駆け足失敗のパターンは崩せなかったね。
『まけるな!! あくのぐんだん!』
可愛らしい悪党で、ニコちゃん大王を見守るみたいな感じだけど、自虐的でもアホとか田舎者を笑い飛ばすこともなく、和気藹々としていて楽しかった。
『ひなこのーと』
基本喫茶店やら演劇関係の日常もので、演劇やるやる詐欺じゃなかったってのが良かった。田舎で案山子をやっていた女の子とか、設定年齢に対しての精神年齢が怪しい中、演劇に関しては年相応に挑んでいたので良かったと思う。ちょっとほっこりしたり、女の子達のキャッキャの約1年を1クールで気軽に眺められる良い作品だったと思う。
『カブキブ!』
本当に部活で歌舞伎をやるってことに特化して、身近じゃない歌舞伎に馴染むことが上手く物語に落とし込めていたと思う。御曹司との共演かつ競演によって、若者と伝統芸能との接近を〆に持ってきたのもヨカッタネ。この先も続いていく芸の道を見たくもあるが難しいかな。
『エロマンガ先生』
画面に華もあったし、どのヒロインに行っても大丈夫なので安定と安心感があった。設定自体に現実味がないのだけで、中身は女の子が寄ってくる系作品と大差ない。タイトルのエロマンガ先生という単語の力のみでここまで押し切ったんんだからいっそ清々しい。
『恋愛暴君』
一見すると、茜さんが猟奇的に暴力的な暴君みたいだけど、一番浮世離れしたグリこそが一番の暴君だったという訳ね。キスノートというパロディから繰り出される似非の関係が本物へと昇華し消化されていく過程で、登場するヒロイン全員が暴君だったんだなと分かる。恋する女の子は無敵の暴君なんですを地で行く作品。歌詞含めたOPや若手~ベテランまでの演者のバランスが程よく、全体的に暖かい感じでヨカッタネ。
『有頂天家族2』
何といっても、OP歌手やキャストが続投だったことの安心感。特段面白いという訳でもないのだけど、面白くしようという意志はあって、物語自体も目指す方向が分かりやすかったと思う。和解の儀式はついぞ見られなかったが、幸せな終わり方をしたので良し。
『ゼロから始める魔法の書』
1巻を1クール掛けてアニメ化したって感じなのかな。大した仕掛けでもないのに長いから冗長に感じた部分もあったけど、獣系でごついオッサン声の主人公と魔女。要は美女と野獣なんだろうけど、腐れ縁の始まりって感じで序章としちゃ良かったんじゃないかな、勿論続きがあって完結すればというのもあるけど。
『夏目友人帳 陸』
ブルータスさんかと思ったけど、秘密を話してみたら良い人だった。小慣れた感じなんだけど、ついに友人帳の秘密を打ち明けたり、お祖父さんと思しき夏目によくにた男性の話題が出てきたりと、完結に向けた準備は整ったかな。次があって当然となって温い作りになっていた訳でもないので大丈夫かな。
『アトム ザ・ビギニング』
スピンオフ前日譚なので、逆算で本編に合わせた物語にならざるを得ない。その点での厳しさはあったと思うけど、近未来から未来のアトムに繋がっていく技術者達の熱意とか思いが垣間見える作りに持っていったので良かったと思う。AIは心なのかという問題に対し傷付き倒れていく様を見守る展開は、観客や実況者同様に心優しき科学の子を体現していて涙なくしては見られない。物語としては完結していないので、NHKなら再放送を挟んで2期もあったりするんじゃないかなと期待。物語としてしっかり用意したのなら完結しないとね。
『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』
場面場面をドキュメンタリー風回想形式で繋いでしまって、何となくまとまっているように見せる技は短編と合っててヨカッタネ。
『ラブ米(コメ)-WE LOVE RICE-』
短編を活かして悪ノリと下ネタの力技で繋いでいく。お米大好きで投げやりな英語やら言葉遊びを何か壮大な風にして1期の〆に持って行く。気楽に見られて浪漫飛行の曲が素晴らしいから良いんじゃないかな。最後に麺が来そうな振りをしていたし、2期もあるんだろうかね。
『弱虫ペダル NEW GENERATION』
今泉の態度やら才能のある後輩の存在のせいで、この作品の若者だけでチョロチョロやっていて、大人の指導が全く描かれていない構造上の甘さが浮き彫りになった。やっていることは面子を変えて一緒なので、余計にどの学校も碌な指導者も描かれねえのに全一取れる世界かよって疑問が浮かんで、何か白けちゃった。若向け作品ってそんな感じなんだろうけど、若い頃から配置がしっかりした作品が好きなので単なる好みの問題なんだろうね。インハイの途中までで明らかに続きがあるのに終わったから次が決まっているんだろうね。
やはり蔵六さんという帰る場所があることが全てに生きた。結局アリスの夢だかの力が世界に認知された以外には大した話でもなかった訳だからともいえるけど、最初の敵さん以外は変に血生臭くもなく、子供が子供らしく振舞えるようになるのを見守る。今後の波乱を予兆させるだけで終わったので、ちょっと肩透かしかな。明夫さんの転換点となる作品ではあると思うけどね。
『つぐもも』
古臭さもあるものの、ベタベタゆえの安心感が生きた。エロ押しのコメディの系譜が繋がった。気軽に見られるのはイイゾ。
『笑ゥせぇるすまんNEW』
一見人の良さそうなふりをして欲望を叶えておきながら、継続的に叶えたくなる人の業での破滅を見守る。やっていることは酷いんだけど、毎回の登場人物が勝手に自滅しているだけともいえる。夢は叶えば良いというものでもない。一度の勝利が次の勝利を要請するって感じの人の業に焦点を当てた作品だった。まあ、前の喪黒さんをそんなに見た訳じゃないからってのもあるかもしれないけど、新喪黒さんも気付けば新だったことも忘れる程に馴染んでいた。企画として儲かったのかは甚だ疑問だけど、死人が出なくてABパート方式で1話が短いから胸糞の悪さも味付け程度で済んでいたので気軽に見られて良かった。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
最初の話が山場で後は転がり落ちただけで、内輪受けの次回予告も程よく滑っただけという何とも後味の悪い結果となった。パターン崩しを見せ場としていたのだろうけど、駆け足失敗のパターンは崩せなかったね。
『まけるな!! あくのぐんだん!』
可愛らしい悪党で、ニコちゃん大王を見守るみたいな感じだけど、自虐的でもアホとか田舎者を笑い飛ばすこともなく、和気藹々としていて楽しかった。
『ひなこのーと』
基本喫茶店やら演劇関係の日常もので、演劇やるやる詐欺じゃなかったってのが良かった。田舎で案山子をやっていた女の子とか、設定年齢に対しての精神年齢が怪しい中、演劇に関しては年相応に挑んでいたので良かったと思う。ちょっとほっこりしたり、女の子達のキャッキャの約1年を1クールで気軽に眺められる良い作品だったと思う。
『カブキブ!』
本当に部活で歌舞伎をやるってことに特化して、身近じゃない歌舞伎に馴染むことが上手く物語に落とし込めていたと思う。御曹司との共演かつ競演によって、若者と伝統芸能との接近を〆に持ってきたのもヨカッタネ。この先も続いていく芸の道を見たくもあるが難しいかな。
『エロマンガ先生』
画面に華もあったし、どのヒロインに行っても大丈夫なので安定と安心感があった。設定自体に現実味がないのだけで、中身は女の子が寄ってくる系作品と大差ない。タイトルのエロマンガ先生という単語の力のみでここまで押し切ったんんだからいっそ清々しい。
『恋愛暴君』
一見すると、茜さんが猟奇的に暴力的な暴君みたいだけど、一番浮世離れしたグリこそが一番の暴君だったという訳ね。キスノートというパロディから繰り出される似非の関係が本物へと昇華し消化されていく過程で、登場するヒロイン全員が暴君だったんだなと分かる。恋する女の子は無敵の暴君なんですを地で行く作品。歌詞含めたOPや若手~ベテランまでの演者のバランスが程よく、全体的に暖かい感じでヨカッタネ。
『有頂天家族2』
何といっても、OP歌手やキャストが続投だったことの安心感。特段面白いという訳でもないのだけど、面白くしようという意志はあって、物語自体も目指す方向が分かりやすかったと思う。和解の儀式はついぞ見られなかったが、幸せな終わり方をしたので良し。
『ゼロから始める魔法の書』
1巻を1クール掛けてアニメ化したって感じなのかな。大した仕掛けでもないのに長いから冗長に感じた部分もあったけど、獣系でごついオッサン声の主人公と魔女。要は美女と野獣なんだろうけど、腐れ縁の始まりって感じで序章としちゃ良かったんじゃないかな、勿論続きがあって完結すればというのもあるけど。
『夏目友人帳 陸』
ブルータスさんかと思ったけど、秘密を話してみたら良い人だった。小慣れた感じなんだけど、ついに友人帳の秘密を打ち明けたり、お祖父さんと思しき夏目によくにた男性の話題が出てきたりと、完結に向けた準備は整ったかな。次があって当然となって温い作りになっていた訳でもないので大丈夫かな。
『アトム ザ・ビギニング』
スピンオフ前日譚なので、逆算で本編に合わせた物語にならざるを得ない。その点での厳しさはあったと思うけど、近未来から未来のアトムに繋がっていく技術者達の熱意とか思いが垣間見える作りに持っていったので良かったと思う。AIは心なのかという問題に対し傷付き倒れていく様を見守る展開は、観客や実況者同様に心優しき科学の子を体現していて涙なくしては見られない。物語としては完結していないので、NHKなら再放送を挟んで2期もあったりするんじゃないかなと期待。物語としてしっかり用意したのなら完結しないとね。
『喧嘩番長 乙女-Girl Beats Boys-』
場面場面をドキュメンタリー風回想形式で繋いでしまって、何となくまとまっているように見せる技は短編と合っててヨカッタネ。
『ラブ米(コメ)-WE LOVE RICE-』
短編を活かして悪ノリと下ネタの力技で繋いでいく。お米大好きで投げやりな英語やら言葉遊びを何か壮大な風にして1期の〆に持って行く。気楽に見られて浪漫飛行の曲が素晴らしいから良いんじゃないかな。最後に麺が来そうな振りをしていたし、2期もあるんだろうかね。
『弱虫ペダル NEW GENERATION』
今泉の態度やら才能のある後輩の存在のせいで、この作品の若者だけでチョロチョロやっていて、大人の指導が全く描かれていない構造上の甘さが浮き彫りになった。やっていることは面子を変えて一緒なので、余計にどの学校も碌な指導者も描かれねえのに全一取れる世界かよって疑問が浮かんで、何か白けちゃった。若向け作品ってそんな感じなんだろうけど、若い頃から配置がしっかりした作品が好きなので単なる好みの問題なんだろうね。インハイの途中までで明らかに続きがあるのに終わったから次が決まっているんだろうね。
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