『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』が断トツかな。
キャラをちゃんと描くって良いよね。


『Rewrite』
不良との会話に限ったことじゃないけど、何か茶化した内容で小粋な雰囲気が成立するって狙いは分かるんだけど、儀式的で滑っている感じが好きになれない。

『B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~』
撮影の体でOPを流して、そのまま本編に雪崩れ込んで決めポーズから肩で息する疲労感も見せて演出として機能している。そこにプレーヤーアバターっぽい主人公の女の子が男性アイドルの担当として本当に何ら業界経験も研修もなくて現場に放り込まれていて怖い怖い。一応、絶対音感的な能力で独自性を見せられてはいるので、物語のその場所にいる必然性も組み込めている。まあ、10人程いる感じなので今後あるであろう怒涛のキャラ紹介を如何に物語に組み込めるかで差が付きそう。1話を見る限りではやれそうかな。

『食戟のソーマ 弍ノ皿』
調子こいた奴が負けるってのは分かるんだけど、どこまで行っても食材無駄にして平気の精神を見ている以上辛いよね。

『DAYS』
いくら何でも設定と演技の方向性に問題があると思う。空気読めない系で精神が肉体を凌駕している主人公ってのは異常に見えて怖いわ。

『アルスラーン戦記 風塵乱舞』
大軍勢を率いている割にそびえ立つ城壁に対して破城槌が屋根もない形状で、ただでさえ上からの攻撃に弱い特性だから、何か違うんじゃないかな。まあ、王様が牢獄から単騎で脱獄するのが衝撃的過ぎてどうでもよくなった。そうか、魔法なんかもある世界観なんだからシリアスな笑い方向でも良いんだな。

『初恋モンスター』
大人に見える小学生のギャグの佳作といえば『リコーダーとランドセル』を思い出すが、別にあれほど短編でもなく下ネタにピー音で喜ぶような作為が透けて白ける。ギャグはセンスが必要なので難しいね。

『orange』
男の子が女の子の影響で云々って感じからするに少女漫画かな。未来の自分からの手紙のようなSF的要素に対する親和性のなさってのもあってもやもやする。

『不機嫌なモノノケ庵』
物の怪と友人になるような系統の作品かな。学校内に亜空間的な繋がりがあって妖怪対策事務所みたいな感じで助手をやるのね。人語を喋らない愛らしいマスコットポジの妖怪が1話限りのゲストじゃないみたいで良かった。

『SHOW BY ROCK!! しょ~と!!』
流石にスピンオフって感じでキャラだけ本編のキャラだけど、話が短編ギャグの方向性なのであんまり関係ない。2期までの繋ぎですな。

『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』
姫とか出したがるのは分かるけど、高貴だと思わせる演出が機能不全なことが多いね。下賎の私が見ていても高貴ではないことは分かる。RPGでも戦闘以外はカメラの切り替えも含めて品を感じさせる所作にしておいて欲しいね。

『チア男子!!』
チアリーディングを男子がやるって方向性でギャグを織り交ぜつつ友情と連携で見せるって感じかな。チアを始める動機付けになる設定を1話掛けてしっかり見せるってのは良いと思う。問題はチアになって作画力が求められた時に大丈夫なのか。

『NEW GAME!』
女性ばかりのゲーム会社に就職するって設定よりも、会社の人事と総務面が心配になった。まあ、制作って付く所は大なり小なりそういう傾向があるみたいだけど。ギャグのつもりでも動画になると印象が強くなるよね。説明もなく残業させたっぽいのとか36協定の話なんて絶対出てこないだろうから怖いよ。

『ツキウタ。THE ANIMATION』
やおい姉さん大好きな男性アイドルグループにショタが入門するという別角度からの刃を見た。姉が風邪なので、弟が変わりに握手会限定品を貰いに行く展開から、アイドルグループと気付かずに遊んで貰ってファンになるとか、オッサンが作品のファンになる視点そのもので上手いと思った。ひねくれていても、いざ子供相手だと優しくなれるからね。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!』
またイリヤに会えると思ったら、ほんわかしているのは最初だけで、並行世界に迷い込んだようだと見せて引く。聖杯戦争が絡むと深刻になっちゃうのかな。

『スカーレッドライダーゼクス』
若さと使命感のなさとは関連するものでもないと思うのだが、毎度毎度世界の危機で集められた少年達と来たら、命が、人の命が懸かっているというのにどいつもこいつも舐め腐ってからに。世界の危機と闘うような作品が駄目になった理由って、そういう手抜き感のせいやろ。その点では変身して闘えない主人公が人命救助に敵中に飛び込んで来るってのは良いんじゃないかな。高潔な意志に力が呼応してくれてあっさり行ったので、後はギスギスが続くかどうかが面白さの分水嶺じゃないかな。

『レガリア The Three Sacred Stars』
ロボがでかくて強いってのは実に男根的だと思う。それなのに、少女カップルやら王国やら売れ線にするために用意した設定で引っ掻き回されて、そういう男根的な要素は敵の醜いおっさんに集約されているという。そら何か気持ち悪くて居心地が悪いわな。

『この美術部には問題がある!』
動画になるとギャグがギャグでなくなることってあるよね。2次元野郎を好きになってしまい、自分がモデルのはずが2次元絵にされたからって、キャンバスにパンチで台無しってのは笑えないかな。ラブコメってテンプレとして見やすいけど難しいね。

『腐男子高校生活』
BL好きはホモじゃないとしながらも、男子同士なのでそういう臭いも漂う短編ギャグ枠って感じか。

『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』
行方不明の父親の研究室からタイムトラベルして過去の偉人らしき人と絡むことになるが、外国なのになぜか英語が上手いと言われて会話が通じているとか、発した台詞から恐らく父親もタイムトラベル絡みで行方不明なのだろうと悟ったから質問させてみたり、現代科学の常識が一般的中学生の主人公には説明出来なかったりと見せ方が上手い。演者の布陣も良いし、タイムトラベルには後知恵でのハックもあるからある程度は面白いと思ったが予想以上だった。絵が古めな印象だけど、色はそうでもないし他がしっかりしているからきっと大丈夫。

『クオリディア・コード』
世界が崩壊して立て直してなお脅威にさらされている状況で、理由があるにせよ主人公含め超能力に目覚めた少年が徒党を組むのも気持ち悪いし、団結しないのはもっと気持ち悪い。死なない前提で物語の段取りを組んでいるのが見え見えだと興醒めだね。

『アンジュ・ヴィエルジュ』
要は5色あってなゲーム世界ってことか。説明ナレーションが長過ぎて専門用語ばかりで全く頭に入らないってのはどうかと思う。説明ナレーションってのは端的に作品世界を説明して、なおかつ使い回しでおさらいにもなるという万能の存在なので有効活用して欲しいね。Aパート開幕大浴場で何がしたいのかは分かったが、湯気がきついのう。光を操る能力、それは裸体を見事に隠す。お風呂で回想とキャラ紹介している間にほぼ終わってた。演者は集めたなって感じだけど、エロもねえんじゃ話になんねえな。次(回予告)なんてない。

『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』
全体的にパワーアップって感じで変身含めプリキュアっぽさが増していたり、ウォンさんがウォンバットさを増していたりで帰ってきたんだなって感じ。茶番って分かっているから気楽に見られるね。先生は蘇らないのかな。

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』
帝国が主人公サイドみたいだけど、高貴な身分を描く下手さと直面していた。不真面目系英雄だと機転のために無能な敵を見せられる可能性も高いので辛いね。

『あまんちゅ!』
海女要素が特になかったし、主人公がお頭があれ系に見えて何か忙しないね。

『アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd』
相変わらず設定が凝っているのは分かるんだけど、斜に構えた世捨て人みたいな世相風刺っぽさも残っていて、何かがっかりした。

『OZMAFIA!!』
ショタホモ枠ですかな。野獣の住まう学園に入るってのは危ないですかな。

『モブサイコ100』
主人公の怒りや不満と思しきパーセンテージをちょくちょく挟むんだけど、1話目で100にならないと引きとして弱いんじゃないかな。大魔神みたいな大暴れがあるんだろうけど、それを待つには面白味に欠けるのがね……。

『バッテリー』
攻めと受けって感じなのかな。ゆったりとした時間間隔でバッテリーの出会いが描かれる。何か作画が怪しい気がするのだが大丈夫かな。

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