【メモ】作品の長所を把握するための3つの質問
2014年7月18日 メモ作品の良さを把握するための3つの質問。
原作がそんなに面白くないからとか、好みや自分が子供の頃の作品と物語の方向性が違うとか、自分に合う合わないとは別で、作品の長所を探すための方法。
・作品の概要を教えて下さい
現代以外が舞台の作品では舞台設定そのものが作品の長所である場合が多い。魔法のある世界は魔法が見所ではあるが、魔法描写自体に物語はなく魔法に対しキャラがどういう精神性で臨むかなどが物語を形成する。テンプレ作品であっても差別化に相当する部分があるはずなので、作品の概要を把握することは作品の長所を把握することに等しい。
例えテンプレ展開でも、主人公が車に引かれそうなイヌを助けるか、ネコを助けるかでは概念的には些細ながらもデザイン含めて差異である。同様に助け方においても全く同じではない。特に見た目に表れない心根に関わる差異についてはその作品らしい長所の場合が多い。目に見えないものを大切にする文化を大切にしよう。
・主人公の良い所とそれに関するエピソードを教えて下さい
第1話での掴みや物語の節目に影響する。ダークヒーローでも筋やら義理で納得行く部分は必ずあるはず、ないなら映像化の際に抜け落ちた可能性高し。
原作からの取捨選択のセンスを確かめる意味でも考えてみると分かりやすい。例えば、筋が通っているけど反感を抱くキャラなんかは嫌われることも多いが敵役としての魅力がある。それもこれも筋が通っているからである。筋が通っていないのに反感を抱かれるキャラは、単に原作からの取捨選択に失敗している場合も多い。結果だけ見せるのではなく、エピソードとして前提や過程が分かった上で結果を見せられた方がより感動的だ。
・その作品で一番人気、あるいは一番好きなキャラとそれを象徴するエピソードを教えて下さい
気に入られていたり、気に入っている部分の確認。好かれるからには何らかの良く思われるものがある。困っている人が居れば助けるだとか、悪は見過ごせないなどが連続する場面を通して論理的に表現された演出があるはず。現実に筋書きはないが、フィクションは用意された筋書きであり、そこからとらえたことがそのまま好みの理由である。見えていないものを見えているものから飛躍し過ぎずに想像を喚起させるさじ加減がご都合主義的であるか否かを分ける。
原作がそんなに面白くないからとか、好みや自分が子供の頃の作品と物語の方向性が違うとか、自分に合う合わないとは別で、作品の長所を探すための方法。
・作品の概要を教えて下さい
現代以外が舞台の作品では舞台設定そのものが作品の長所である場合が多い。魔法のある世界は魔法が見所ではあるが、魔法描写自体に物語はなく魔法に対しキャラがどういう精神性で臨むかなどが物語を形成する。テンプレ作品であっても差別化に相当する部分があるはずなので、作品の概要を把握することは作品の長所を把握することに等しい。
例えテンプレ展開でも、主人公が車に引かれそうなイヌを助けるか、ネコを助けるかでは概念的には些細ながらもデザイン含めて差異である。同様に助け方においても全く同じではない。特に見た目に表れない心根に関わる差異についてはその作品らしい長所の場合が多い。目に見えないものを大切にする文化を大切にしよう。
・主人公の良い所とそれに関するエピソードを教えて下さい
第1話での掴みや物語の節目に影響する。ダークヒーローでも筋やら義理で納得行く部分は必ずあるはず、ないなら映像化の際に抜け落ちた可能性高し。
原作からの取捨選択のセンスを確かめる意味でも考えてみると分かりやすい。例えば、筋が通っているけど反感を抱くキャラなんかは嫌われることも多いが敵役としての魅力がある。それもこれも筋が通っているからである。筋が通っていないのに反感を抱かれるキャラは、単に原作からの取捨選択に失敗している場合も多い。結果だけ見せるのではなく、エピソードとして前提や過程が分かった上で結果を見せられた方がより感動的だ。
・その作品で一番人気、あるいは一番好きなキャラとそれを象徴するエピソードを教えて下さい
気に入られていたり、気に入っている部分の確認。好かれるからには何らかの良く思われるものがある。困っている人が居れば助けるだとか、悪は見過ごせないなどが連続する場面を通して論理的に表現された演出があるはず。現実に筋書きはないが、フィクションは用意された筋書きであり、そこからとらえたことがそのまま好みの理由である。見えていないものを見えているものから飛躍し過ぎずに想像を喚起させるさじ加減がご都合主義的であるか否かを分ける。
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