『遊戯王ZEXALⅡ』
エクシーズが、どんなモンスターを素材にしても召喚出来るというシステムであったがために、モンスター同士の闘いというよりもエクシーズ同士の闘いになってしまった。結果、このアニメが持っている攻撃力至上主義に破壊不可能かつ万能効果の応酬となり、新カードで敵がはしゃぐだけのデュエルが多くなった。また、ライバル達の前世と記憶の改竄を大々的にやってしまった割に遊馬がそこに絡まないので因縁に魅力がなかった。
と、散々な内容であったものの、相棒のアストラルとのラストデュエルにおいて、失ったデュエルで楽しむ心を取り戻させようとしたことや、相手が確実性を重んじてホープで攻撃無効にするのを見越してのブラフが盛り込まれた点が良かった。特にブラフは人間ならではの駆け引きであり、それを表現出来たことはTCGアニメの老舗としての面目躍如といえようか。もっとデュエル内容が物語と連動したり、良い内容だったと思わせてくれると良かったんだけどね。

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okm

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