【アニメ】一つの系譜
2012年8月1日 アニメ・マンガ『たまごっち!』がまた面白くなってきた記念。『たまごっち!』は『Drスランプ アラレちゃん』の正統系譜だ。まあ、視聴率と認知度は段違いだけど、そこは時代とか商品展開の違いもあるやん。
まとめ
・『たまごっち!』と『Drスランプ アラレちゃん』は色々似ている
・『たまごっち!』は『Drスランプ アラレちゃん』と比べて親御さんも安牌に改良されている
・『たまごっち!』は『Drスランプ アラレちゃん』の正統系譜だ
早速、比較行ってみよう。まずは、基本1話完結型で2話構成から始まった。この点は、以前1話型に変更となってパワーダウンしたと指摘したが、本家が出来るならやれるといわんばかりに定着させた。
発明小僧の「まめっち」(釘宮半ズボンボイスが脳に沁みるぜ)は「千兵衛博士」に相当する。
まめっちの発明に命が宿った「ハピハピっち」(演者的にも羽付き『クレしん』のひまわり)は、「アラレちゃん」「ガッちゃん」の折衷に相当する。まめっちには「ちゃまめっち」(「ピースケ」的ポジション)という妹がおり、アラレちゃんを千兵衛博士の妹として誤魔化していた点を思わせる。
作中のヒーロー番組の主役「ゴッチマン」(打ち切りの境を彷徨う不人気設定)は「スッパマン」に相当する。ただし、人格を否定される程の扱いはされておらず、時々ある担当回はオッサンホイホイなのでチェックしておこう。
作品の舞台となっているたまごっち星を征服するためにやってきた「スペイシーブラザーズ」(黒、赤、緑の色した落ち担当の3人組)は、きっと「ちたま」だって征服出来るさ。
1期から鎮座する不動のアイドルヒロイン「ラブリっち/ラブリン」(作中での扱われ方同様に可愛い)の実家はカフェ。
4期加入の「もりりっち」(死語盛り沢山)はどう考えてもナウい。
6期加入で復権に一役買っている「ひめスペっち」(妄想少女+ゆかなの俺得ヘルミッショネルズ)による妄想シーンにおいて、まめっちは極端に美化されている。
他にも挙げれば沢山あるが、それだけなら単に真似て一発当たっただけの作品といえよう。だが、正統系譜というからには、進化や変化がある。大きな点としては、子供の無邪気さを誇張して表現していた破壊や大人相手の態度や言葉遣いといった退廃的であったり真似して欲しくない一切合切が排されている。他には、子供でさえ当たり前に助け合うたまともの絆。作中内番組の形式をとって在りし日の輝いて見えた画面の向こう側を思わせる話。作中での販促回が発売後少し経って現実に商品が馴染みつつある段階で行う反則的販促技。大きなお友達を相手でも立ち回れる演者による早期からの可愛い攻めの英才教育。以前登場させたキャラや設定を当然のように活かしての再登板させる管理能力。
これらは、子供らしい嫌味と雑味こそないが、教育的要素を押し出すでもなく真似にくいし真似しても安心で週間の楽しさや振り返っての発見もある。ゆえに「たまごっち!」は、設定や要素の点だけでなく『Drスランプ アラレちゃん』正統系譜と呼ぶに相応しい。
まとめ
・『たまごっち!』と『Drスランプ アラレちゃん』は色々似ている
・『たまごっち!』は『Drスランプ アラレちゃん』と比べて親御さんも安牌に改良されている
・『たまごっち!』は『Drスランプ アラレちゃん』の正統系譜だ
早速、比較行ってみよう。まずは、基本1話完結型で2話構成から始まった。この点は、以前1話型に変更となってパワーダウンしたと指摘したが、本家が出来るならやれるといわんばかりに定着させた。
発明小僧の「まめっち」(釘宮半ズボンボイスが脳に沁みるぜ)は「千兵衛博士」に相当する。
まめっちの発明に命が宿った「ハピハピっち」(演者的にも羽付き『クレしん』のひまわり)は、「アラレちゃん」「ガッちゃん」の折衷に相当する。まめっちには「ちゃまめっち」(「ピースケ」的ポジション)という妹がおり、アラレちゃんを千兵衛博士の妹として誤魔化していた点を思わせる。
作中のヒーロー番組の主役「ゴッチマン」(打ち切りの境を彷徨う不人気設定)は「スッパマン」に相当する。ただし、人格を否定される程の扱いはされておらず、時々ある担当回はオッサンホイホイなのでチェックしておこう。
作品の舞台となっているたまごっち星を征服するためにやってきた「スペイシーブラザーズ」(黒、赤、緑の色した落ち担当の3人組)は、きっと「ちたま」だって征服出来るさ。
1期から鎮座する不動のアイドルヒロイン「ラブリっち/ラブリン」(作中での扱われ方同様に可愛い)の実家はカフェ。
4期加入の「もりりっち」(死語盛り沢山)はどう考えてもナウい。
6期加入で復権に一役買っている「ひめスペっち」(妄想少女+ゆかなの俺得ヘルミッショネルズ)による妄想シーンにおいて、まめっちは極端に美化されている。
他にも挙げれば沢山あるが、それだけなら単に真似て一発当たっただけの作品といえよう。だが、正統系譜というからには、進化や変化がある。大きな点としては、子供の無邪気さを誇張して表現していた破壊や大人相手の態度や言葉遣いといった退廃的であったり真似して欲しくない一切合切が排されている。他には、子供でさえ当たり前に助け合うたまともの絆。作中内番組の形式をとって在りし日の輝いて見えた画面の向こう側を思わせる話。作中での販促回が発売後少し経って現実に商品が馴染みつつある段階で行う反則的販促技。大きなお友達を相手でも立ち回れる演者による早期からの可愛い攻めの英才教育。以前登場させたキャラや設定を当然のように活かしての再登板させる管理能力。
これらは、子供らしい嫌味と雑味こそないが、教育的要素を押し出すでもなく真似にくいし真似しても安心で週間の楽しさや振り返っての発見もある。ゆえに「たまごっち!」は、設定や要素の点だけでなく『Drスランプ アラレちゃん』正統系譜と呼ぶに相応しい。
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