『テレビまんが 昭和物語』
カットの切り替えの速さ、というよりはシナリオ展開の速さが求められる現在。対して、事件の量も規模も決して多くないシナリオで、時代を経ても変わらぬ人の心の在り様をゆったりと描く。目に楽しい刺激としては乏しいものの、暖かい気持ちになれる。時代考証や設定考証の荒い部分もあるが、人の心を描く上では演出として割り切れないこともない。例えばテレビを当時の画質で再現しただけでは、現在のデジタル画像で見てもしょぼいのが関の山なので、ある程度何の画像か判別が付くようにすることは演出といえるだろう。何だ、家族の絆を見た。それ以上の言葉は野暮ってもんだ。
カットの切り替えの速さ、というよりはシナリオ展開の速さが求められる現在。対して、事件の量も規模も決して多くないシナリオで、時代を経ても変わらぬ人の心の在り様をゆったりと描く。目に楽しい刺激としては乏しいものの、暖かい気持ちになれる。時代考証や設定考証の荒い部分もあるが、人の心を描く上では演出として割り切れないこともない。例えばテレビを当時の画質で再現しただけでは、現在のデジタル画像で見てもしょぼいのが関の山なので、ある程度何の画像か判別が付くようにすることは演出といえるだろう。何だ、家族の絆を見た。それ以上の言葉は野暮ってもんだ。
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