『TIGER & BUNNY』第8話
折紙さん回。
前回からルナティックなる処刑執行人的ダークヒーローの登場に対し、ヒーローの信頼回復キャンペーンを行うことになった。虎徹はバーナビーと折紙サイクロンことイワンと一緒に彼らの母校であり、正統派ヒーロー養成機関であろうヒーローアカデミーを訪れる。訪れた先では、校長も鼻高々に優秀な成績のまま、鳴り物入りでヒーローに加わったバーナビーに対し、さほど印象に残っていないイワン。彼の同期には、殺人を犯した生徒がおり、その事件が影を落としている。先輩としてパフォーマンスに馴染めない二人をよそに、外野である虎徹は変てこな役に立たない能力を持った一団に囲まれて調子の良いことを言ったりといつも通りの様子。ヒーローに不向きな能力の折紙には将来を有望された友人がいた。それが件の事件を起こした生徒で、折紙さんは大した能力の無い自分がヒーローになった罪悪感を感じていて、虎徹が慰めているところに、件の友人が脱獄してきてってな展開ですわ。更に、脱獄犯であるためルナティックが処刑執行に現れて、友人を助けるために折紙の変身能力が役立ってと、繋がる内容でほんの少しの違いが人生を分けているところが、ルナティックの立場とも噛み合っていて、論理的に構成されている。勿論、その論理にはキャラの感情が伴っているので、ベタなのが返って良い。

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okm

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