『STAR DRIVER輝きのタクト』
ミュージカル的に挿入される歌、芝居懸った気障な喋り、実際演劇の部活動もあったわけで、舞台を意識させる作品だった。舞台であれば、幕が開いて幕が閉じれば終わってしまう。だが、人生という名の舞台は自分が生きている限り終わることはなく、主役とは各々の視点かによって各々がなり得るといった感じか。キャラクターの感情で引っ張る部分は多かったが、感情を誘発する流れを伴って勢いで見られた。いつまでも青春していたい親父(しかし、秘密結社ごっこには内心お冠だった模様)と青春真っ盛りの息子(フラグも真っ盛り)の確執を最終決戦に持ってきて、最後の最後で救ったはずの世界を賭けて恋敵を助けに行く。そこに被せて理性や論理を超えた恋する乙女の感情を語らせることで納得させる力技。そこには青春のような途上こそが至上であり、この作品にとってもそうなのだなと思わせるものがあった。馬鹿馬鹿しさの中にある華々しさ、楽しかったです。
ミュージカル的に挿入される歌、芝居懸った気障な喋り、実際演劇の部活動もあったわけで、舞台を意識させる作品だった。舞台であれば、幕が開いて幕が閉じれば終わってしまう。だが、人生という名の舞台は自分が生きている限り終わることはなく、主役とは各々の視点かによって各々がなり得るといった感じか。キャラクターの感情で引っ張る部分は多かったが、感情を誘発する流れを伴って勢いで見られた。いつまでも青春していたい親父(しかし、秘密結社ごっこには内心お冠だった模様)と青春真っ盛りの息子(フラグも真っ盛り)の確執を最終決戦に持ってきて、最後の最後で救ったはずの世界を賭けて恋敵を助けに行く。そこに被せて理性や論理を超えた恋する乙女の感情を語らせることで納得させる力技。そこには青春のような途上こそが至上であり、この作品にとってもそうなのだなと思わせるものがあった。馬鹿馬鹿しさの中にある華々しさ、楽しかったです。
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