『ドラゴンクライシス!』
取引の横取りに巻き込まれ、取引物だったがドラゴンだったと判明し、ローズと名付けて親戚のお姉さんも含め有耶無耶に同居し、別のドラゴンが奪いに襲来し、撃退出来る天賦の才があることと人生に影を落としいることが分かり、人間なのにドラゴンとエンゲージ出来て撃退し、間にちょこちょこ事件に巻き込まれ、ローズの大人の儀式でドキドキの関係に発展してぎくしゃくし、もう一度奪いに来たドラゴンにドラゴンクライシスの特性だからエンゲージ出来るがローズを苦しめていると告げられ、まんまとローズを引き渡し、ドラゴンの本当の狙いを告げられ気持ちを含めた決断を迫られる。
並べてみると外的な要因だけで物語は進行していたといえる。で、最後の最後に危険とお前の気持ちはどうなんだと問われることで自発的にヒロインを助け、辞書的な意味でのエンゲージを成し遂げると。最初の襲来で気持ちを試されて決断したのに、相手が刷り込みではなく異性として見るようになると互いに戸惑うってのは面食らった。結果、冊数と話数との一単位あたりの情報量の差と区切り方の違いが浮き彫りになった感はある。
まあ、天賦の才に恵まれた優柔不断で屁垂れな主人公の周りにナオンがうなる系なのだけど、目は奪われるものの気持ちはヒロイン一筋だったから不思議と悪い気はしなかった。あくまでまあまあだが、そういうことにしておこう。

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