『たまごっち!』第72話
Aパートは、もりりっちの転校初日。以前、たまカフェの向かいの開店予定のお店でチラッと出てきた片割れのもりりっちが転校してきた。早速の死語尽くしの挨拶に始まって、たまもりが出来るとの話で一躍人気者に。そんな中、遅れて登校してきたラブリっちは、たまもりが何なのか分からないので戸惑ってしまう。遠慮気味で突き放してしまった態度で、しゅんとさせてしまったかと思ったが、めげないもりりっちであった。「よろぴく」とか「めんご」とかは聞かないでもないが、会話の全部がそんな感じだと何だか笑えてくる。
Bパートは、たまもりショップの開店初日。盛るという言葉の響きから想像するしか分からないが、何だかんだと行列が出来るので楽しいことなのだろう。そうこうしている内にお店が開店して大張り切りのもりりっちとあねもりりっち。たまもりは衣装の盛り付けのことだったようだが、置いている服の古さや少しずれたセンスを言葉巧みにごてごてに盛り付けて売るあたりは、可愛らしさと無害さに隠れたしたたかな商売人気質だろうか。まあ、ゲームとか着せ替えは簡素よりもごてごてとかきらきらで豪華な雰囲気にしてみたくなる気持ちはよく分かる。作中のキャラ同様に勢いに押されてたまもりも悪くないかなと思わせられた。可愛らしい声で「まかせてちょんまげ」とか「チョベリグ」とか、もりりっちやあねもりりっちの掛け合いはむずむずして楽しい。仕様もなさを好きな波長が合うのだろう。

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okm

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