『たまごっち!』第69話
Aパートはあんパン刑事。盗まれた秘宝を巡っての推理対決。昔気質のあんパン刑事に対し、パソコンを使った現代分析のメロディっち捜査官の対比。ただ、推理対決だからといって意地悪で証拠を共有しないのはいただけない。それはさておき、収録済みの番組的扱いかと思っていたら、カットの声が掛かって撮影中であることや、合間の演者の心理が描かれる展開には感心した。両捜査員には結末の載っていない台本が渡されていて、アドリブで行くとのたまPっちの無軌道さ。全然真相が分からないあんパン刑事は全員を犯人呼ばわりしてことごとく外していくのだが、相手の演者が心の声と微妙な仕草で間違いを教えようとするのが面白い。しどろもどろになって最後は驚きの結末がOKテイクのようで笑った。
Bパートは役目を終える灯台と灯台守の話。ラブリンカーでドライブの途中道に迷って古い灯台に着いた一行。現れた灯台守の翁に驚く一行。灯台はガタが来ており、新しい灯台も出来たこともあって、丁度今日役目を終えるようだ。初めて訪れたのにまめっちには既視感があって、かつて船に乗って近くを通った時に見たらしい。灯台との思い出を懐かしく語る翁の語り口は演者の力もあって中々。帰路に着いた一行だが、荒れ模様から不安になって戻ってきたところ、今まさに灯台が崩れようとしていた。何とか繋ぎ留めることに成功した後は、暗くて困っているところに移築され新たな一歩を刻むこととなった。まあ、建物にひびが入っている描写があったのに、補修もなく移築したってこと以外は概ね良い話でした。

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okm

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