冬銀河

『たまごっち！』第63話
Aパートはごっちが斬る。駄々をこねるラブリン姫の可愛さとくちぱっちとめめっちの爺やと婆やのお忍びが『あんみつ姫』を思い出して懐かしい。辻芸者役でメロさんも加わって、ヴァイオリンが舶来品だったりと上手い。お目付けに寡黙なまめっち師範が現れて、芸者への取り立てをする悪人を懲らしめるところは、阿漕な取り立てに見えなかったのでどうかなと思うが、既存の時代劇に似せるとそうなるのも仕方ないか。この作品なら道理に合わせられると思ったが、求め過ぎか。
Bパートは常冬島。王子の遊び相手に呼ばれたまめっち達とくっ付いてきたスぺブラ。常夏島の時もそうだったが、こっちはわがまま王子。振舞われたかき氷にくちぱっち以外はトホホ。続いて雪合戦で対決することに。兵士任せの王子に対し、くちぱっちが雪玉を食べる形で拮抗する。王子側がカタパルトで一本取れば、まめっち開発の雪玉マシンガンで一本取り返す。同点決勝は、雪山の崖登り。自力で頑張るまめっちに王子が心を入れ替えるのが、分かりやすくて気持ち良い。おみやげがつららアイスだったり、スペブラが置いてけ堀で落ち。スペブラは流石の笑いと落ち担当ですな。