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http://69541.diarynote.jp/201101051904283650/


まとめ
・映画は一回、テレビアニメは複数回
・時間を共有することで感動を生み出す
・感動することは同じでも、一回の時間と期間を経て生み出されるものとは異なる
・単行本と雑誌の関係に似ている
・視聴の習慣化と習慣に対する愛着といえる


時間は一回全部を見るのに掛かる30分とか60分とか90分とか120分とか。記憶媒体による分割視聴を例外と考えると、時間の拘束はあるが、見終わるまでの時間一回に限られる。
期間は週一で一クールとか二クールとか四クールとか。記憶媒体による分割や連続視聴を例外と考えると、放送中の一定期間を通して個々の話数一回を見る時間が必要だ。
映画だと60分から120分の間位。一般的なテレビアニメの一回30分よりは長い。映画は連作の場合でも制作期間が長いため、毎週とか一定期間といった視聴にはならず、印象は現在上映済みの個々の作品に対して向きやすい。
一方で、テレビアニメは一回30分が一般的で映画よりは短い。テレビアニメは基本的に毎週放送であるため、作品全部を見るのに一定期間の視聴が必要となる。結果、個々の話数の印象が合わさって作品の全体の印象へと向く。
両者に共通しているのは、人生の一定の時間を作品の放送と共有して感動へと繋げる点だ。異なるのは、個々の話数毎といった単発の時間に対する印象と、個々の話数を一定期間分集めたシリーズ全体の印象とだ。つまり、テレビアニメにおいて、個々の話数は映画的だが、作品全体となると映画よりも沢山の時間を分割して視聴していることになる。よって、テレビアニメ独自のものだといえる。例えるなら、長年の愛着とでもいうべきか。もしくは、単行本と雑誌と考えると分かりやすいかもしれない。いわば、テレビアニメのような一定期間の連続放送の視聴は、続けることで習慣化して習慣に対しての愛着が湧いてくる。

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