『ぬらりひょんの孫』
妖怪であることを隠しながら続ける学園生活に忍び寄る不穏な気配と三代目としての才覚を見せるまでの前半。
同じように、大妖怪の血脈にあり、多くの妖怪を従えこそしているが、自分を慕う仲間を裏切って殺すことで得られる恐怖と互いに信じることで得られる畏怖の違いが対比になっていく後半。
総集編をそれぞれの最後に用意しつつ、「おそれ」に対する解釈の違いで持って生まれた器が表現されていた。その上で、主人公が力への恐れによって抑えていた真の力を開放して勝つ。要は、強さと憐みが相反するものではないことを見せるのに終始していた。
そんなこんなで、本格的なバトル路線を予感させつつ幕引き。続編でバトル路線になったとしても、根っこの部分で男気があるので大丈夫そうかな。墨絵とBGMを気に入って見てた。

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okm

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