順を踏みつつ省略

『たまごっち！』第56話
Aパートは、まめっちの誕生日。たま電の創業記念日に一日駅長として、同じ日が誕生日の子供の中からまめっちが選ばれる。レギュラー陣も客や仕事で集結の中、サプライズを画策する。名ばかりではなく、本当に駅長の代役を務めるだけあって、記念撮影、記念品販売に、掃除、団体客の案内と地味な仕事も含め大忙しの姿が描かれており、昼食の暇も中々無い。そんなこんなで、お仕事体験を超える仕事が終わった後に待っていた仕掛けで喜ぶまめっちの笑顔が可愛かった。仕事の大変さややりがいと仕事以外の心の支えが凝縮された良い話だった。
Bパートは、色々なお稽古が楽しめるチャレンジタウンの話。この作品は、販促を少しずらしてくるのが特徴、これは二週前に発売したゲームの販促。ゲームのイベント集というよりは、テーマパークでの一日に仕上がっており、三回の無料券を使って今回はCMでも露出しているテニスに挑戦。初心者コースから順当にこなし、最後はいよいよ衣装を変えてカツラを被って既視感のある様相での試合。ダブルスのハンデだが、容赦ない先生のプレイで順番に負けていく。奇数のため余ったくちぱっちと組むのはたまひこ王子。流石に乗馬のままプレイするスタイルは笑える。そんなこんなでいい汗かいて、一回目の無料体験が終了。続けることが大事だという先生の一言があると無いとではやはり違う。お稽古の楽しそうなイメージが味わえた。途中で挟んでいたスペブラ達が、何となく選んでいたシンクロで落ちになるも楽しい。ピポは器用な上にずれているから落ちに使いやすい。無料券が二回あるので、後二回お稽古回が楽しめ、作中同様得した気分。