『Angel Beats!』第10話
天使と協力して、戦線の構成員を卒業という名の成仏に導こうと画策する。
どうも、この作品は理念は大層だが事実確認による論理整合に致命的な欺瞞を感じる。今回は、それぞれの記号の意味をメタ視点であれこれ指摘するのは止めて置くが、成仏させるとかするべきとかを決めるのは神でもない人間が簡単に結論を出せる範疇を超えていると思うのだが、いとも簡単に結論を出して、まるで自己の精神救済を目的としているかのように見える。
後悔の無い生き方をしたように見える人物の後悔の有無、後悔の有る死を迎えたように見える人物の後悔の有無は当人しか分からないことであり、死生観の違いと言えばそれまでだが、生き死にを扱うにしては作りが甘く見える。
まあ、論理整合の不足を演出による喚起でない想像力で補う作風の作品が好きになれないだけの戯言か。

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okm

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