メモ-ロボットアニメの根底-
2010年5月3日 アンチプロパガンダロボットアニメを大きく分けると、専守防衛型と競争型と共存型とこれらの複合型に分けられる。
専守防衛型は敵に対してロボットでの防衛や反撃を行う。競争型はロボットを使って勝負を行う。共存型はロボットと共に暮らす。
恐らく、ロボットアニメと言えば、専守防衛型の作品を思い浮かべる人が多いだろう。今回は、専守防衛型のロボットアニメにおいて、ロボットとはどのような存在なのかを考えることで、ロボットアニメの根底を探る。
型を問わず、多くの作品において、ロボットは現在よりも進んだ技術や技術を超越した技術で作られており、主人公は少年や青年といった若者である。また、専守防衛型の作品では、ロボットの力が勝敗に影響する。つまり、ロボットとは力の象徴である。(より正確にいうと競争型の作品も含む)さらに、ロボットを操縦して何かを守るために敵と闘わなければならない。
次に、ロボットと主人公の関係を考えてみる。
多くの作品において、主人公は色々な偶然が重なってロボットを操縦することになる。また、ロボットを作った存在を大きく分けると、家族や先祖とその延長にある古代や現代の文明が作ったものと、神やそれに類する超越した存在が作ったものとに分けられる。(ほとんどは前者である)そして、主人公へのロボットの受け渡しに注目すると、受け渡しや操縦命令が明確に行われるか、既に行われている場合が多い。その上で、最終的にはロボットを主体的に操縦して専守防衛に努める。
つまり、専守防衛型の作品では、どのような経緯で誰が作ったものを操縦するかに相違はあるが、何者かの願いや命を受けて主体的に敵と闘う点が共通した作品だといえる。
ここで、ロボットが親族やその延長にある古代や現代の文明が作ったものであることについて考えてみる。
ほとんどの専守防衛型の作品における状況を省略せずに正確に述べると、「敵の出現に際し親族やその延長にある現代や古代の文明が作ったロボットを主人公が操縦することになる」といえる。そこでのロボットは主人公の少年に継承されているに等しい。また、現実の世界における少年が継承するものを考えると、自身も含めた命、家族や社会に国家といった共同体、公私を含めた財産、文化、伝統、歴史などが挙げられるだろう。加えて、それら継承したものに対して、権利と義務が生じていることを挙げておく。つまり、専守防衛型の作品におけるロボットとは、これまで少年が普遍的に継承してきたり、これからするであろうものの象徴であると考えられる。
ほとんどのロボットアニメは、家族や先祖、その仲間である現代や古代の文明から大いなる力を継承し、大いなる力を扱える権利で大いなる力を扱っての義務を果たすため、自らの意志を持って敵と闘うものだ。
専守防衛型は敵に対してロボットでの防衛や反撃を行う。競争型はロボットを使って勝負を行う。共存型はロボットと共に暮らす。
恐らく、ロボットアニメと言えば、専守防衛型の作品を思い浮かべる人が多いだろう。今回は、専守防衛型のロボットアニメにおいて、ロボットとはどのような存在なのかを考えることで、ロボットアニメの根底を探る。
型を問わず、多くの作品において、ロボットは現在よりも進んだ技術や技術を超越した技術で作られており、主人公は少年や青年といった若者である。また、専守防衛型の作品では、ロボットの力が勝敗に影響する。つまり、ロボットとは力の象徴である。(より正確にいうと競争型の作品も含む)さらに、ロボットを操縦して何かを守るために敵と闘わなければならない。
次に、ロボットと主人公の関係を考えてみる。
多くの作品において、主人公は色々な偶然が重なってロボットを操縦することになる。また、ロボットを作った存在を大きく分けると、家族や先祖とその延長にある古代や現代の文明が作ったものと、神やそれに類する超越した存在が作ったものとに分けられる。(ほとんどは前者である)そして、主人公へのロボットの受け渡しに注目すると、受け渡しや操縦命令が明確に行われるか、既に行われている場合が多い。その上で、最終的にはロボットを主体的に操縦して専守防衛に努める。
つまり、専守防衛型の作品では、どのような経緯で誰が作ったものを操縦するかに相違はあるが、何者かの願いや命を受けて主体的に敵と闘う点が共通した作品だといえる。
ここで、ロボットが親族やその延長にある古代や現代の文明が作ったものであることについて考えてみる。
ほとんどの専守防衛型の作品における状況を省略せずに正確に述べると、「敵の出現に際し親族やその延長にある現代や古代の文明が作ったロボットを主人公が操縦することになる」といえる。そこでのロボットは主人公の少年に継承されているに等しい。また、現実の世界における少年が継承するものを考えると、自身も含めた命、家族や社会に国家といった共同体、公私を含めた財産、文化、伝統、歴史などが挙げられるだろう。加えて、それら継承したものに対して、権利と義務が生じていることを挙げておく。つまり、専守防衛型の作品におけるロボットとは、これまで少年が普遍的に継承してきたり、これからするであろうものの象徴であると考えられる。
ほとんどのロボットアニメは、家族や先祖、その仲間である現代や古代の文明から大いなる力を継承し、大いなる力を扱える権利で大いなる力を扱っての義務を果たすため、自らの意志を持って敵と闘うものだ。
コメント