『クロスゲーム』
恋の鞘当によって泥泥しない点は爽やかな青春ストーリーと銘打てるものだろう。だが、実態は恋の鞘当も含めた障壁の少ない、もしくは障壁を容易に時間の変遷によって解決する展開が繰り広げられた。勿論、上手くいっていること自体には不満はないのだけど、あまりに上手く出来過ぎているように見えてカタルシスや共感出来る部分の少ない作品だったと思う。
それでも、ある場面と別の場面とを見立てを使って繋げて見せる演出は説明台詞に頼らないもので、それを終始一貫して行った点は良かった。

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okm

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