鳴り物入り

2010年2月13日 1話雑感
『ハートキャッチプリキュア!』第1話
キャラデが『おジャ魔女』なら、もう肉弾バトル路線は終わりかと思っていたが、全くそんなことはなく、冒頭からシリアス組が正義のプリキュア対悪のプリキュアで、正義のプリキュアの演者が『セーラームーン』のマーキュリーで、『キャシャーン Sins』調のデザインで、『ドラゴンボールZ』的バトルとキャラデやスタジオの過去作品の蓄積したものを遺憾なく発揮した滑り出し。
主人公コンビが『おジャ魔女どれみ』のはづき風控え目眼鏡少女とハナちゃん風天然元気少女で、OPと目眼鏡少女の方が変身時に眼鏡を外すことから推察するに『おジャ魔女どれみ』で多用されていたデフォルメ描写を入れながら、『ドラゴンボールZ』的バトルを繰り広げるのではないかと思われる異常事態に期待は高まる。次回予告から、『セーラームーン』のタキシードのオッサンのポジションの兄ちゃんも 用意する周到さ。
勢いが気持ちの良いOPで、「ハートキャッチ」の歌詞に合わせての溜めの様式美は時代劇から続くお家芸だ。EDは前作同様にダンスだが、前作以上に足裁きと腰裁きが凄く、それを正面から見せるカットが気持ち良い。OP、ED共に曲が良いのも重要な点だ。
そんなスーパー東映大戦の様相を呈しているが、主人公コンビが花とファッションの二枚看板で抜かりないことも流石。水樹奈々主演で開始前から取り上げられていたが、そんなことは些細なこと。小さなお友達は勿論、大きなオタも達、もとい大きなお友達に優しい内容となっております。

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