ホームドラマというと家族をテーマとしたドラマを指すが、集合で考えると居場所の話があって、個人の居場所の一つの代表的かつ最大のものが家族だと考えられる。よって、居場所の話をホームドラマと仮定する。加えて、居場所とは、体や心が居られ安らげる場所のことを指すものとする。
そうして眺めてみると、どんな作品にも大なり小なり絡む話であり、玩具を売るのじゃなワクワクの子供向けであれ、中高生以上を対象にハラハラドキドキさせるぜであれ、起伏のあるドラマがない萌えろ系であれ、目新しさが出辛いファミリー向けであっても居場所での日常や居場所の存続に関わる大なり小なりの事件が出てくる。
たとえ、それまでの内容がヘロヘロで圧倒的敗北を予見していようと、居場所の話が出てくると一気に引き締まった軟着陸を見せる。ホームドラマはいつでもド級の安牌。逆に考えると、そこを失敗したらやばい。

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okm

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