想像力による補完
2009年12月8日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第135、136話(SP)
この作品では、ナルトのド根性忍伝と対を成す形で、サスケの復讐劇が存在する。その両者における違いには、生活観の有無が挙げられる。忍者なので、任務での話が中心になるのだが、それでもナルトは時折部屋の場面が現れるので、一人での孤独と自由さゆえの散らかりから生活が伺える。一方で、サスケの方はいつも元凶の回想ばかりで、恨みと憎しみを培ってきた生活が全くといって良い程に描かれない。そうした実態の掴めないことは、想像力の入り込む余地のある魅力なのだろうが、限度があるように思える。戦闘は見応えあるので見られはするものの、今一つ来るものがない。
この作品では、ナルトのド根性忍伝と対を成す形で、サスケの復讐劇が存在する。その両者における違いには、生活観の有無が挙げられる。忍者なので、任務での話が中心になるのだが、それでもナルトは時折部屋の場面が現れるので、一人での孤独と自由さゆえの散らかりから生活が伺える。一方で、サスケの方はいつも元凶の回想ばかりで、恨みと憎しみを培ってきた生活が全くといって良い程に描かれない。そうした実態の掴めないことは、想像力の入り込む余地のある魅力なのだろうが、限度があるように思える。戦闘は見応えあるので見られはするものの、今一つ来るものがない。
コメント