今年はかなりの数の作品を視聴中止しましたが、それでも最後まで見た作品は70ちょっとありました。どこを評価するかにもよりますが、真面目な作りの作品は沢山あったと思います。そういう作品は良かった探しが出来ると思います。
年内に終了した作品の内、改めて言及しようと思う作品に言及してみます。
『CLANNAD』
友人、家族といった輪が丁寧に描かれていて暖かみのある作品だった。
『レンタルマギカ』
隙のある作品だが、暖かみがあったので好きだ。
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』
表面だけ見ると、萌えて燃えたいだけの作品に見ることも出来るが、話の中で見立てや対比がしっかりしていて、名は体を現すを地で行っていたと思う。
『狼と香辛料』
会話だけで引っ張る力があって、それを最大限に活かす映像になっていたと思う。
『デルトラクエスト』
ツンデレが意識している相手とくっ付いて欲しいと思う病にさせられた。
『ロザリオとバンパイア』
『ロザリオとバンパイアCAPU2』
時と共に古臭くて笑えてしまう演出を逆手にとって、面白エロ恥ずかしいを上手く作っていったと思う。それが、悪乗りとして加速していった2期はより楽しめたけど、自主規制の熊乱舞が鬱陶しくもあった。
『Maple Story』
見ていない人には子供向けの凡作という印象だけで忘れ去られるだろうが、見た俺は忘れないだろう。
『俗・さよなら絶望先生』
一話を分割して作ることで省エネになるかと思ったら、逆に凝った部分が増えたりとサービス精神に溢れる作品でした。
『しおんの王』
アクションとは対極にある将棋の対局がこのキャラデで絵になったことにびびった。
『true tears』
実際絵なのだけど、絵に描いたような青春で、その割に不思議と羨ましさを感じることもなく、一歩引いた視点で見守れたかなと。
『みなみけ』
『みなみけ おかわり』
前者はアヴァンナレーションの通り、全体を通した直接的マクロな物語が放棄してあって、後者はそれを放棄しなかった。別に、マクロな物語がなくてもそれぞれの話数毎の日常というミクロの物語があって、それが始まって終わりまで見たということが間接的マクロな物語として機能すると思う。そして、この作品の良さは直接的マクロの物語を放棄していることだと思う。
『もっけ』
全話が監督によるコンテなので統一感があった。その上で、想像によって美化された田舎の原風景と心温まる話が繰り広げられる。おばあちゃんは反則、やっぱり泣くだろう。
『ARIA The ORIGINATION』
淡々としながらも時間と共に変化していく日常があって、シリーズのそれぞれや全体を通して始まってから終わるまでのミクロの物語によって間接的マクロの物語を作り上げたと思う。何より、この作品が完結したことが凄く嬉しくてちょっぴり寂しい。
『バンブーブレード BAMBOO BLADE』
剣道を扱った作品だが、剣道の場面では物理的リアルさよりは体感的リアルさの見せ方で、日常の上での剣道として見せるよう作られていたと思う。それが好きだった。
『逆境無頼カイジ』
息詰まる心理戦のように、人間の心理的な面がいかに局面に影響するのかを丁寧に描いていたと思う。それに負けて区切りを付けたのも最近だと『デュエルマスターズ』とこの作品位だったので真面目だなと。
『紅』
細かい設定の説明がなくても、紫の愛らしさや五月雨荘住人との小気味いいやり取りが楽しくて、それで良かったと思う。
『仮面のメイドガイ』
コガラシという破天荒なキャラクターと小山力也という役者の技量が融合を果したことだけで、既に作品を牽引するに十分であるという奇跡。
『ドルアーガの塔』
良かったと思う部分が確かにあるのだけど、そこに至るまでの積み重ねに必要性が不足していたように思う。もっと物語に必要な要素だけを凝縮しても面白かったかなと。
『純情ロマンチカ』
『純情ロマンチカ2』
あえていうのが恥ずかしくなる位に純情なことがこの作品の良いところだと思う。まあ、クマった作品だった。
『PERSONA?trinity soul?』
全体的に良かったのだけど、少し後味がよろしくなかった。OPは今年屈指の出来だと思う。特に、第6話「所長の消えた日」は崩しを入れてふざけたように思わせて、キャラクターの性格を巧みに活かし掘り下げた屈指の回だと思う。
『×××HOLiC◆継』
相変わらずこのシリーズの運命論は好きではないが、納得の行く出来にはなっていた。
『我が家のお稲荷さま。』
マクロの物語とミクロの物語の間で揺れた作品。マクロよりはミクロの物語の方が面白くて、特に湯けむり何とか的な回が好きでした。
『マクロスF』
良い作品だったと思うのだけど、メガネの扱いが『Vガン』のオデロと同じ雰囲気がして堪らなかった。映画化するようなので復活に期待している。
『Mission-E』
言葉を通して人を大事にする作品で、架空の異端者と社会との関係が十分に実社会のメタ足り得ると思うし、平和ボケ的なずれた雰囲気が不快ではなく暖かみとして感じられた。
『精霊の守り人』
毎回作品内の時間経過としては短いのだけど、描かれるやり取りの密度を濃くして引っ張っていたことが凄い。
『ひだまりスケッチ×365』
遊びの利いた演出が芸術系の設定と上手く噛み合っていてほのぼの楽しめた。小動物が可愛いのは堪らないね。
『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』
前シリーズ同様に、悪意がないしずくちゃんさえ可愛ければ何やっても許されるという一点突破が更に研ぎ澄まされていた。どろろんは俺か。
『乃木坂春香の秘密』
昔から居たのかは分からないが、昔からあるお嬢様のイメージにオタク要素を混ぜたものが、こんなに破壊力があるとは……。古典を逆手に取った作品に入るかなと。
『WORLD DESTRUCTION 世界撲滅の六人』
中二病的な発想を中心としていながらも、物語に仕上げたことが素晴らしい。
『NeoAngelique Abyss』
『NeoAngelique Abyss Second Age』
ファンサービスはほとんどなくて、終始物語を描こうとしていた姿勢で上がりも良かった。
『夏目友人帳』
淡く悲しげな雰囲気に包まれているが、あるがままに受け入れる姿勢が常にあって、その力強さが好きだった。
『RD潜脳調査室』
落ちの付け方は御都合的かなと思うが、SFよりも人間を中心に置いたことは良かったし、ムチっとしたキャラデはIGの萌えへ至る痛みだと思う。
『ef-a tale of melodies.』
OPとEDを本編と連動させた演出としたこと、その他諸々の演出の試みが面白かった。ただ、相対的な面もあると思うが、あの終わり方を幸せと呼べるかは俺には分からない。
『まかでみ・WAっしょい!』
花火の様にぱっと始まってぱっと終わった作品。まあ、花火というには長く楽しめました。
『伯爵と妖精』
俺は声オタなのだろうなと、むしろ声フェチなのかもしれない。
『ヒャッコ』
本編は全体的に良作画ではないものの、設計図がものをいうことがよく分かる作品だった。
『かんなぎ』
一歩引いた感じのカメラワークで、一歩寄った感じの内容を見せていた。それが、近いようで遠い距離感になっていて良かった。
年内に終了した作品の内、改めて言及しようと思う作品に言及してみます。
『CLANNAD』
友人、家族といった輪が丁寧に描かれていて暖かみのある作品だった。
『レンタルマギカ』
隙のある作品だが、暖かみがあったので好きだ。
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』
表面だけ見ると、萌えて燃えたいだけの作品に見ることも出来るが、話の中で見立てや対比がしっかりしていて、名は体を現すを地で行っていたと思う。
『狼と香辛料』
会話だけで引っ張る力があって、それを最大限に活かす映像になっていたと思う。
『デルトラクエスト』
ツンデレが意識している相手とくっ付いて欲しいと思う病にさせられた。
『ロザリオとバンパイア』
『ロザリオとバンパイアCAPU2』
時と共に古臭くて笑えてしまう演出を逆手にとって、面白エロ恥ずかしいを上手く作っていったと思う。それが、悪乗りとして加速していった2期はより楽しめたけど、自主規制の熊乱舞が鬱陶しくもあった。
『Maple Story』
見ていない人には子供向けの凡作という印象だけで忘れ去られるだろうが、見た俺は忘れないだろう。
『俗・さよなら絶望先生』
一話を分割して作ることで省エネになるかと思ったら、逆に凝った部分が増えたりとサービス精神に溢れる作品でした。
『しおんの王』
アクションとは対極にある将棋の対局がこのキャラデで絵になったことにびびった。
『true tears』
実際絵なのだけど、絵に描いたような青春で、その割に不思議と羨ましさを感じることもなく、一歩引いた視点で見守れたかなと。
『みなみけ』
『みなみけ おかわり』
前者はアヴァンナレーションの通り、全体を通した直接的マクロな物語が放棄してあって、後者はそれを放棄しなかった。別に、マクロな物語がなくてもそれぞれの話数毎の日常というミクロの物語があって、それが始まって終わりまで見たということが間接的マクロな物語として機能すると思う。そして、この作品の良さは直接的マクロの物語を放棄していることだと思う。
『もっけ』
全話が監督によるコンテなので統一感があった。その上で、想像によって美化された田舎の原風景と心温まる話が繰り広げられる。おばあちゃんは反則、やっぱり泣くだろう。
『ARIA The ORIGINATION』
淡々としながらも時間と共に変化していく日常があって、シリーズのそれぞれや全体を通して始まってから終わるまでのミクロの物語によって間接的マクロの物語を作り上げたと思う。何より、この作品が完結したことが凄く嬉しくてちょっぴり寂しい。
『バンブーブレード BAMBOO BLADE』
剣道を扱った作品だが、剣道の場面では物理的リアルさよりは体感的リアルさの見せ方で、日常の上での剣道として見せるよう作られていたと思う。それが好きだった。
『逆境無頼カイジ』
息詰まる心理戦のように、人間の心理的な面がいかに局面に影響するのかを丁寧に描いていたと思う。それに負けて区切りを付けたのも最近だと『デュエルマスターズ』とこの作品位だったので真面目だなと。
『紅』
細かい設定の説明がなくても、紫の愛らしさや五月雨荘住人との小気味いいやり取りが楽しくて、それで良かったと思う。
『仮面のメイドガイ』
コガラシという破天荒なキャラクターと小山力也という役者の技量が融合を果したことだけで、既に作品を牽引するに十分であるという奇跡。
『ドルアーガの塔』
良かったと思う部分が確かにあるのだけど、そこに至るまでの積み重ねに必要性が不足していたように思う。もっと物語に必要な要素だけを凝縮しても面白かったかなと。
『純情ロマンチカ』
『純情ロマンチカ2』
あえていうのが恥ずかしくなる位に純情なことがこの作品の良いところだと思う。まあ、クマった作品だった。
『PERSONA?trinity soul?』
全体的に良かったのだけど、少し後味がよろしくなかった。OPは今年屈指の出来だと思う。特に、第6話「所長の消えた日」は崩しを入れてふざけたように思わせて、キャラクターの性格を巧みに活かし掘り下げた屈指の回だと思う。
『×××HOLiC◆継』
相変わらずこのシリーズの運命論は好きではないが、納得の行く出来にはなっていた。
『我が家のお稲荷さま。』
マクロの物語とミクロの物語の間で揺れた作品。マクロよりはミクロの物語の方が面白くて、特に湯けむり何とか的な回が好きでした。
『マクロスF』
良い作品だったと思うのだけど、メガネの扱いが『Vガン』のオデロと同じ雰囲気がして堪らなかった。映画化するようなので復活に期待している。
『Mission-E』
言葉を通して人を大事にする作品で、架空の異端者と社会との関係が十分に実社会のメタ足り得ると思うし、平和ボケ的なずれた雰囲気が不快ではなく暖かみとして感じられた。
『精霊の守り人』
毎回作品内の時間経過としては短いのだけど、描かれるやり取りの密度を濃くして引っ張っていたことが凄い。
『ひだまりスケッチ×365』
遊びの利いた演出が芸術系の設定と上手く噛み合っていてほのぼの楽しめた。小動物が可愛いのは堪らないね。
『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』
前シリーズ同様に、悪意がないしずくちゃんさえ可愛ければ何やっても許されるという一点突破が更に研ぎ澄まされていた。どろろんは俺か。
『乃木坂春香の秘密』
昔から居たのかは分からないが、昔からあるお嬢様のイメージにオタク要素を混ぜたものが、こんなに破壊力があるとは……。古典を逆手に取った作品に入るかなと。
『WORLD DESTRUCTION 世界撲滅の六人』
中二病的な発想を中心としていながらも、物語に仕上げたことが素晴らしい。
『NeoAngelique Abyss』
『NeoAngelique Abyss Second Age』
ファンサービスはほとんどなくて、終始物語を描こうとしていた姿勢で上がりも良かった。
『夏目友人帳』
淡く悲しげな雰囲気に包まれているが、あるがままに受け入れる姿勢が常にあって、その力強さが好きだった。
『RD潜脳調査室』
落ちの付け方は御都合的かなと思うが、SFよりも人間を中心に置いたことは良かったし、ムチっとしたキャラデはIGの萌えへ至る痛みだと思う。
『ef-a tale of melodies.』
OPとEDを本編と連動させた演出としたこと、その他諸々の演出の試みが面白かった。ただ、相対的な面もあると思うが、あの終わり方を幸せと呼べるかは俺には分からない。
『まかでみ・WAっしょい!』
花火の様にぱっと始まってぱっと終わった作品。まあ、花火というには長く楽しめました。
『伯爵と妖精』
俺は声オタなのだろうなと、むしろ声フェチなのかもしれない。
『ヒャッコ』
本編は全体的に良作画ではないものの、設計図がものをいうことがよく分かる作品だった。
『かんなぎ』
一歩引いた感じのカメラワークで、一歩寄った感じの内容を見せていた。それが、近いようで遠い距離感になっていて良かった。
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