『ドルアーガの塔』第11話
正義、大義、理想、野望、それらを叶える力を手に入れるため塔を上りドルアーガを討つ。意識無意識を問わず塔を上ることはそれらへと直結していくし、その結果勇者の名声を得られる。ただ、上ることとドルアーガを討とうとするジルの行為は、行動の目的化であり仲間を危険に晒す。それでも拠り所なき行動が何時の間にか拠り所となり、そのために己を奮い立たせる。
それを踏まえて考えるとジルの葛藤は極めてメタ的な視点のものであり、それに対する答えは現実的には下の下な子供の発想でありフィクションでしかありえない理想主義の塊だろう。だけど、清々しく、気持ちが良く、それで良い。その結果がどうなるのか、次回が待ち遠しい。

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