『SOUL EATERレイトショー』第10話
曇天、任務で訪れた村、雨。それらから連想される通り、ブラック・スターと椿の暗い過去が掘り下げられていた。それを必要以上に残酷な映像を使わず見せていて良かった。特に、その場面で台詞の区切り毎に森の奥と森の外双方からのカットを連続して切り替えていくのには奇妙な気持ち良さがあって痺れた。アニメでは実写と比べてカットの切り替えが忙しい場合が多く、それが独自の映像の体感速度に寄与しているのだが、これはそれを突き詰めて体感の気持ち良さとキャラクターの心の晴れがシンクロしていた。
まあ、暗い過去とか気負いとかがあるのに変に気取っている感じがして鼻に付くが、見ていて時折体感的な気持ちの良さを持つ作品ではある。

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okm

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