『シゴフミ』第6話
サンテレビでは放送中止だったので、またかと思ったが今回はそれもやむなしかなと思った。
虐め側にとってもっともらしい理由が集結して苦しめるというではなく、犯罪が集結して苦しめている構図を使っていて、これが不愉快極まりない。
その上で、因果応報を示すために虐めの連鎖を描いたのは良いが、その虐めに消極的に加担した側だけが一方的に報いを受けるというのも不愉快だった。ステレオタイプに描いておきながら、加害者というよりは明確に犯罪者な連中はのうのうとしているという部分は半端に現実的で、馬鹿野郎に都合の良いスケープゴートとして槍玉に挙げられそうな印象を受けた。
集団的に否定的な事実や正論を告げ続けるだけでも虐めになり得るわけで、告げた側はそのことが正義による行為だと思っている節があって、それを強制力無き者が止めることが難しいといった構造には一切触れていないことがその歪さを際立たせたなと。

コメント

okm

この日記について

日記内を検索