『史上最強の弟子 ケンイチ』
強固な信念と修行、それがこの作品の根底にあり、そこに志を共にするものが集まり出来上がる輪が、実に理想的な信頼の輪として描かれていて良かった。
動きを枚数でなくカットで見せるのは、予算不足と時間不足に対する解答としての側面もあるだろうが、この作品では、省エネでありながらも立派な演出に作り上げられていて上手かった。
修行の描写はコミカルで、不良集団もリアリティーに欠けるが、それを割り切って作品を見た時には、作品内の論理が繋がって一本の糸が出来上がっている。これがアニメの培ってきたフィクションの力であることは間違いない。

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okm

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