『CODE−E』第5話
更に文明の進歩した未来であっても、会話や繋がりが大切だということが伝わってくる話。形は違えど、皆が幸福を願っていて、失敗はあっても幸福へ進んでいくことが想像できる内容になっていて、熱意が空回りせず受け取れることが上手い。それでいて、前回の市役所ネタを引っ張って笑いを忘れなかったりと、硬軟の使い分けも上手い。
特別に優れた点とはいえないが、近未来やSFにありがちな設定至上に陥らず、人やその心のありようを描くことを忘れていないのは、本がガタガタの作品が散見される状況では良い傾向だと思う。

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okm

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