『ロミオ×ジュリエット』第6話
革命とその中での恋愛による2枚看板の構成でいくことがはっきりと感じられた。ロミオとジュリエットが惹かれあうことは見せ方として弱いけど、作画や演出にそういう決まりだと割り切らなくても受け入れられる力はある。
この先、革命に伴って名もなき者達の意思が熱を帯びていくのは必死であろう。その時になって、ロミオとジュリエットの愛だ恋だといった私的でミクロなことを革命という公的でマクロなことと並列されていくことで、彼らが軽薄に見えてしまうのではないか。毎回の予告で「本当に実らぬ恋なのでしょうか」という台詞を聞く度に不安に駆られる。
私的な恋愛と公的な革命を物語として破綻なく見せるための手腕に注目していきたい。

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