地に足
2007年5月16日 放送中のアニメの感想とか『ロミオ×ジュリエット』第5話
昨今は恋愛のようにミクロな物語が中心にあってマクロな作品世界に直接繋がる、いわゆる世界系作品が多い中、主人公が恋愛にうつつを抜かしている間にも世界では人々が存在していて色々暮らしていることや、希望を守るために自己犠牲をいとわない状況が発生していることを意識させる流れがミクロな物語とマクロな世界との緩衝になっていた。そういうありきたりだけど昨今の制作数からすれば丁寧な作りが、ミクロな物語とマクロな作品世界とを論理によって繋げるための布石になると思った。有名古典だけあって話の大筋を知っている人は多く、ある程度は予定調和で話が進むのだから、マクロな作品世界の細部を丁寧に描くことは作品の強度を上げる為に重要で、それが物語に破綻なく組込まれていればいうことない。そういう技術も含め今後に期待が高まる。
昨今は恋愛のようにミクロな物語が中心にあってマクロな作品世界に直接繋がる、いわゆる世界系作品が多い中、主人公が恋愛にうつつを抜かしている間にも世界では人々が存在していて色々暮らしていることや、希望を守るために自己犠牲をいとわない状況が発生していることを意識させる流れがミクロな物語とマクロな世界との緩衝になっていた。そういうありきたりだけど昨今の制作数からすれば丁寧な作りが、ミクロな物語とマクロな作品世界とを論理によって繋げるための布石になると思った。有名古典だけあって話の大筋を知っている人は多く、ある程度は予定調和で話が進むのだから、マクロな作品世界の細部を丁寧に描くことは作品の強度を上げる為に重要で、それが物語に破綻なく組込まれていればいうことない。そういう技術も含め今後に期待が高まる。
コメント