薄まりやしないか
2007年3月23日 放送中のアニメの感想とか『ロケットガール』第5話
1話の時点から気にはなっていたんだけど、今回のはちょっと良くないんじゃないかなと思った。
というのは、宇宙開発の理念や内容は真面目で崇高ともいえるものなのに、そこに集う人達が、コメディーのために無茶苦茶で、もしも結果が悪ければ、違法とか倫理的に拙いであろう行動を取るのが気になっていた。それでも、荒唐無稽な計画に、女子高生が巻き込まれるだけでなく、ガチでやらされていくことや、置かれた状況の特異さ等との対比で、苦笑気味にも見られた。
今回に関しては、前々から酷さを穏やかさで薄めていた親父が取った行動が、どうやっても命に関る規模の話になっていて、笑って見てられない。まあ、次回に奇跡が起こるのだろうなという物語の定型的安心感が無いわけではない。だから、人によってはそれほど気にならない人もいるだろう。僕は、気になってしまいました。野暮だろうけど、ちょっと気になってしまうと、次回に起こるであろう奇跡の感動が、薄まりやしないかと思ってしまった。
それ以外は、とても面白く見られた。管制側や宇宙飛行士の視点としてなのか、よくある氷はなかったけど、それとは別の見応えがあった。打ち上げって色々なメタファーとして見られるけど、どう受け取っても、視覚に訴えるという点では段違いの良さです。
1話の時点から気にはなっていたんだけど、今回のはちょっと良くないんじゃないかなと思った。
というのは、宇宙開発の理念や内容は真面目で崇高ともいえるものなのに、そこに集う人達が、コメディーのために無茶苦茶で、もしも結果が悪ければ、違法とか倫理的に拙いであろう行動を取るのが気になっていた。それでも、荒唐無稽な計画に、女子高生が巻き込まれるだけでなく、ガチでやらされていくことや、置かれた状況の特異さ等との対比で、苦笑気味にも見られた。
今回に関しては、前々から酷さを穏やかさで薄めていた親父が取った行動が、どうやっても命に関る規模の話になっていて、笑って見てられない。まあ、次回に奇跡が起こるのだろうなという物語の定型的安心感が無いわけではない。だから、人によってはそれほど気にならない人もいるだろう。僕は、気になってしまいました。野暮だろうけど、ちょっと気になってしまうと、次回に起こるであろう奇跡の感動が、薄まりやしないかと思ってしまった。
それ以外は、とても面白く見られた。管制側や宇宙飛行士の視点としてなのか、よくある氷はなかったけど、それとは別の見応えがあった。打ち上げって色々なメタファーとして見られるけど、どう受け取っても、視覚に訴えるという点では段違いの良さです。
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