「最近のアニメはつまらない。」「今のアニメはよく解らない。」と言う前に踏まえたいこと

まず、昔と比べると視覚的快感重視の作品であっても論理軽視が減っていることが挙げられる。つまり、視覚的快感重視の作品を求めているのならば、用意されている理が何となくこじ付けとか煩しく感じることになるかもしれない。また、幾つかのヒット作を経たことで、そこであった表現方が誇張されたものになっていることも挙げられるだろう。さらに、「価値観の多様化」や「共通体験の減少」や「共通認識の減少」が本当に起こっているのならば、それによって見え方に生じるぶれや蓄積から発見された形式の認知によって生じる作り物感を、ある程度一つの方向に誘導するために必要な論理性(人によっては言い訳やこじ付けとも言う)を持っている。つまり、その論理性を探していけばある程度話が解るだろう。また、設定が難解や受け入れ難いものについては、やりとりの内容よりもやりとりの事実を中心に追っていけば解りやすいだろう。

まとめ
・真に迫る作り物には感情の流れにも理がある。
・最近のアニメは表現法が誇張されているものがある。
・やりとりの内容が微妙でもやりとりの事実や勢いで見せるものがある。
・とはいっても、最後は見る人にとってつまるかつまらないかということにはなる。

個人的にはやりとりの内容が微妙だと作り物感が気になってしまって困る。

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okm

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