今週の『ハチミツとクローバー2』は感動的な話を上手く演出していて良かった。
この作品は「天才」と「凡人」との対比や、自己認識を軸にしている部分が多いが、本当は「天才」と「凡人(天才ではないが、凡人の中ではそれなりに非凡)」が正しく、その「凡人」が「天才」にコンプレックスを感じて吹き溜まっているけれど、もっと本当に「凡人」な私には感情移入できる要素はない。
従って、私は出来の良さに感動(より正確には感心か)しているのであって、感情移入して感動してはいない。
それが、この手の作品に素直に感動できない原因だと思った。

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okm

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