『BLACK LAGOON』
嘘臭い「お姉ちゃん+ガンアクション」なんだけど、見せ方とか心理的描写とか質感や空気感がいい感じで楽しめた。
竹中にとっても視聴者にとっても、全然終わっていない。
2期シリーズに期待。

『夢使い』
「夢とは何か。悪夢とは何か。夢に罪はあるのか。」これらをメインテーマに据えつつ、エレクトラコンプレックス的な要素も加味して、成長で味付けした感じ。
善悪の判断をしない話や、結末を想像させる話を積み重ねながら、そういうものを最後に据えた作品。
それぞれの話は後味の悪い話もあったが、作りは丁寧で面白かった。

『獣王星』
最初の3話と最後の2話で短編にしても良いくらいに最期の2話で劇的に話が進んでしまっていて、語るべき部分や見せるべき部分を大きくすっ飛ばしたので、ちょっと呆気にとられた。
一見良い終わり方だが、よくよく考えると誰も救われていない。

『吉永さん家のガーゴイル』
普通の日常に非日常的な科学、その結晶であるガーゴイルが現れ、それに引き寄せられるが如く、次々と商店街に現れる非日常的存在の数々。
何時しかそれらも日常となり、何とも言えない暖かな日々が。そういうものがこの作品そのものでした。

『Soul Link』
ゲームのアニメ化における問題となる、数あるルート毎の描写の取捨選択。それを誤った感じ。
作画もへろへろだったり、変な画作りがあったりと、雑な作品でした。

『西の善き魔女 Astrea Testament』
若い2人がくっつくのかくっつかないのかという、ミクロのテーマを女王候補とか世界の危機とかのマクロのテーマの中で展開していただけ。
最終回で音と動きがあっていないと思われるシーンがあったりしたけど、概ね丁寧だったし、ハッピーエンドで悪くはない。

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okm

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