『博多明太!ぴりからこちゃん』
時々ぴりっとした話もあって、気軽に見られるミニ枠として良かったんじゃないかな。

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』
予想通りの落ちではあるが、そこに至るまでの展開が全員変態ってのが面白くはあった。

『胡蝶綺 若き信長』
設定と解釈の範疇でそれなりに見られる出来に仕上げてあった。道三に只者ではないと見せる場面はあるのに国譲りに関する場面が無いまま退場したり、見せ場や盛り上がりが今一つなくて華がなかったかな。

『コップクラフト』
設定こそ現代的だけど、凸凹コンビものの枠からはみ出す事がなく盛り上がりそうで盛り上がらず、複雑で分かりにくい設定が徐々に打ち解けてコンビになって行く分かりやすい展開と合わないんだよね。まあ、大石さんのアップテンポ曲に村田キャラデで作画乗っけたOPなら1クール押し切るパワーがあるのは予想通り。

『手品先輩』
恥ずかしさで手元が狂うことによる成功抑止が、ラブコメとしての恋の発展も抑止する分かりやすい展開。数本立ての構成も半パートの時間を明確に切ってミニ枠に仕上げてあって良かった。

『ソウナンですか?』
サバイバルの過酷さとか臭そう感を女の子キャラと学習漫画的雑学とコミカル描写で押し切る。女の子と学習漫画って相性が良いんだよね。

『異世界チート魔術師』
能力がチートで、お話が並以下じゃ、物語にならねえんだよ。というパーフェクトクローザーな感じで無駄に物語の都合で死ぬキャラも居たりと、もっと恥ずかしげも無く誰も傷付かない俺強ええすれば収まりが良いのに、何がしたいんだ。

『ダンベル何キロ持てる?』
出落ちといえばそれまでだけど、最後の筋トレコーナーの筋肉メーターが象徴しているように、安定の悪ノリの笑いとお色気に気軽に出来る筋トレで実益も兼ねる。こういうのええわな。

『魔王様、リトライ!』
会社員経験のある主人公が俺強いの状況に置かれるとギャグになる。まあ、ちょっと中弛みが気になったけど、そこそこ続きがみたいから続けって思うのは分からんでもない。

『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』
あんまり人間キャラの掘り下げがなかった点が残念だったけど、可愛らしいここたまがワチャワチャしている様を人間が見守る感じで悪くはなかった。オールスターの活躍で物を大切にする心が紡いだ物語も幕を閉じる。原点回帰ですな。

『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』
魔王の存在は説明こそされたけど、娘のために頑張るお父さんの話だけに注力していて、酒場の常連他出会う大人達が見守る姿勢が良い。酒場の常連の普通の親父なのに人攫いに気付いて声を掛ける場面の台詞回しにも見られるように、ちょっとした場面を大事にしている所が良かった。

『まちカドまぞく』
魔法少女と魔族と日常系の組み合わせからこれ程ほのぼのとした作品が展開する奥深さ。奇抜なのは設定だけというお手本のような作品。

『女子高生の無駄づかい』
分かりやすい属性の住み分けで、何だかんだで笑いもあって、どんでん返しがあるのかと思ったらそんなことも無く。日常が続いていくって落ちが作品に合っていて良かったと思う。

『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』
出落ちの割に物語としてお母さんが余り活躍しない。旅の終わりに何かが見つかる訳でもなく、やれやれの旅は続くのでしたでは何かちょっと気持ち悪いほど癒着した親子見せられただけですやん。まあ、母親を大事にするって点を落ちに持って来る所は良かったからいいか。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』
ダンジョンがほぼ出てこない上に、今更圧倒的なレベル差に苦戦したり悩んだりでまどろっこしい展開が繰り広げられる。まあ、作品自体が始めに英雄になりたい願望が叶うゴールが見えている上での回り道感が強いから予定調和でも良いんじゃないかな。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
何か面倒臭そうな青春の悩みも、爆発させるものがあれば発散されるという分かりやすい構成で、ギリギリ不快にならないのが良かったと思う。台無しになりそうなハラハラと思春期の危うさを同調させてきて仕上げたのは流石やね。

『MIX』
タイトル通り過去作のキャラがミックスされているので、見分けが付かないからあんまり詳しくないとメタな台詞含めて冗長な感じがするのがちと寂しい。ナレからイントロで始まる最初のOPの流れが全てって感じ。

『ありふれた職業で世界最強』
ありふれているのは職業ではなく、物語の展開だったが野暮か。袂を分かった級友との関係性がベタだけど悪くないが、ちとエンジンが暖まるまでが長かったかな。
『ヤマノススメ サードシーズン』
山の大きさに比べれば、人の営みなど些細なことに過ぎない。登山が好きになってあれこれ小慣れてきたら行き違いもあって、だけど山で深めた絆の強さが雨降って地固まる。山登りでの仲間って命懸けな面もあるから、そういうのって良いよね。

『からくりサーカス』
何か駆け足でもないけど、敵に対してついに本気が通じて片付けて終わりな感じが連載の都合で暗躍する以上のものを呼び起こさなくて後一押しが足りなかった。まあ、座組でそれを押し切ろうとしてベテラン乱舞するのも嫌いじゃないけど、もっと前の時代にアニメ化したかったんじゃないかなって悲しみが透けて見えた。無論、テーマ曲の「月虹」を活かすためだけに作られていたと見れば、PVとしてぶっちぎりで良い。OPによし、劇伴によし、回想によし、EDによし、お前によし、俺によしで、逆になかった時の物足りなさよ。

『天狼 Sirius the Jaeger』
兄は弟を助けるもの、父は子を守るもの、仲間は信じ助け合うもの、選ばれし者は役目を果たすもの。そういう部族的で物語的な世界観がこの制作のいつもの対立にない穏やかで力強い作品に仕上がっていたと思う。結局人智を超えた力の存在は物語を進める以上の存在ではない所にしか落ちなかったけど、平穏な日々を守るという父の願いを受けたのならそうなるのは当然で後日談長めなのも良かった。

『ゴールデンカムイ 第2期』
人対人や人が動物を食べるという命のやり取りが硬軟織り交ぜて地続きで、不死身だとか二つ名の付きそうな連中が1期同様にてんこ盛りで、旅の終わりまでと新たな旅の始まりで〆る。人死にも普通にあるんだけど、不思議とそれが当たり前で必要以上に不快ではない作りで見られた。綺麗に完結までアニメ化して欲しいものだね。

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
確か数日の設定ってだけあって、密度の濃い生き方とか美学が圧縮されていて良かったと思う。特別山がある訳でもないが、ここ一番の印象に残る場面や入れ替わりでの演者達の作品全体を作っている連帯感を通し、麻薬から始まった話とボスの最後からプロローグとエピローグまでが繋がって綺麗にまとまっていて良かった。

『ピアノの森 第2シリーズ』
動かさないことそれ自体が悪いことではないが、工夫として面白くなく画面が汚くなるのは演出とは呼べんな。完結した筈なのに余韻の悲しさがね。演者が頑張っていたので何とか見られたってのは流石。

『不機嫌なモノノケ庵 續』
芦屋のモノノケをも惹き付ける魅力が親譲りにも関連していることを段々と見せていく途中までの話。状況が変わってもモジャが可愛くて式神のような存在としていてくれるので、画面が苦しくならなくて良かった。

『なんでここに先生が!?』
先生と生徒の禁断の関係とエッチな場面のバーゲンセールで、おいー、まじかを連呼しまくっていた。これが結構癖になると分かった上での作品なのだから怖いな。

『異世界かるてっと』
手軽に原作設定でコントが繰り広げられて、そんなに面白いって訳でもないんだけど、見知った顔がワチャワチャしているってのは結構楽しめる。久しぶりに昔の仲間と卓を囲んだって感じやね。

『ワンパンマン(第2期)』
ガロウのパンチの弱さってことに尽きるか。結局サイタマの格の違いが認識されるために強敵が蹴散らされるメインの話がないと弱い。

『盾の勇者の成り上がり』
迂闊ってことが作品の勢いを殺すんだなと。成り上がるって結果が分かっていても、噛ませ犬共の世界やばいのに本気出していない感がイライラする作品だった。それを踏まえた上で中々その時が来ないので、溜めが長過ぎるわと毎回やきもきさせられた。スカッとさせてくれればいいのに、変に続編の色気も漂ってきたりで勿体無いな。

『世話やきキツネの仙狐さん』
家に帰って仙狐さんがご飯を作ってくれていて、家事をやってくれて、ペットみたいに愛でてもよくて、それって素敵やん。

『賢者の孫』
孫が白々しく活躍するだけなら本当に見るに堪えないのだけど、そこは保護者の御二方を含めた回りの大人がありきで、若手の孫世代や兄貴分姉貴分が頑張るから絵になる。話の構成やら見せ方は色々気になったけど、座組の良さはヨカッタね。

『八十亀ちゃんかんさつにっき』
可愛い女の子と仲良く学生生活を送れて、地方の子って感じの方言やら強がる姿を観察するってのがミニ枠に合っていて毎回綺麗に構成されていて感心した。

『BAKUMATSUクライシス』
歴史の必然に対し、正しき流れを守るために動く高杉の姿が、史実に対して無茶苦茶しつつも、その人物ならこうしたであろうに収めようとする作品と噛み合っているから、茶番だって分かっていても熱意が感じられて何か楽しいんだよね。死ぬと分かっているからとて誠実に熱く生きない理由にはならない。

『川柳少女』
無口少女の七々子の雄弁過ぎる心の声を担当する花澤さんの力を前面に押し出しつつも、脇を固める演者も実のある負けない演技の対比で持ち上げる。互いを高めあう話の展開と座組が噛み合っているんだから気持ち良いわな。

『ひとりぼっちの○○生活』
年齢不相応だけど、仲間が増えて少しずつ変わっていくぼっちの姿を見守る。公式絵通りのおとうさんスイッチ作品として綺麗にまとまっていた。

『超可動ガール1/6』
嫁キャラフィギアが意思をもって動く姿で具現化し、しかも娶るとか三国一の果報者なのは間違いない。意思を持って動くとかの細かい説明は省いてあって、それがミニ枠の尺に上手く合っていて、だけど物語に必要な要素だけは凝縮されている。取捨選択の巧さと演者の才覚で以って具現化した女の子と愛されるべき男の姿に仕上げてあって感心した。

『女子かう生』
女子高生が与えられた状況で息遣いだけで台詞なしでも可愛らしさを失わずに過ごすだけの姿を凝縮し、気が付けば時間が過ぎて一つの場面が描かれていたってミニ枠の尺に対して意欲的で良かったと思う。

『ノブナガ先生の幼な妻』
信長に関連するものに触れると、関係者が物質的にあるいは霊的に降臨する。裸の光る演出含めて安っぽい如何にもで詳しい作用は魔法程度で留めてある。それでいて人物背景に関係した無念を晴らして成仏させるという真面目な話もあって、でもやっぱり体が光る下らない演出で落としていく。伝統ですな。

『この音とまれ!』
琴という馴染みもなく、凄さが伝わりにくい題材で、素材としての音楽を使って逃げずにガンガン盛り込んで行くことで真っ向勝負の演出として仕上げてあって、如何にも漫画らしくはあるんだけど、音が心に触れて変わって高めあっていく青春が良かった。
『転生したらスライムだった件』
実は異世界転生って死んだら仏という概念を体現しているのではないだろうか。生前の業が反転して異世界で圧倒的な神懸りの力や知識で崇敬される展開など正にそれ。どれもこれもが必然的で驚くようなことは少ないが、予定調和の流れを見守るような印象だった。到達点として美しければそれもよしなのだが、途上で終わる上に至上の何かは込められていなかった。難しいね。

『火ノ丸相撲』
勝負を土台とした作品なので、如何に闘い如何に勝つか以上の見所はない。部として成立して、強豪の洗礼を受け、練習による強化と部としてのまとまりの強さを受けて勝つ。実に綺麗にまとまっており、最後の最後を原作としての途上でありながら、最高の瞬間として至上のものとして終えている。部活もののお手本のような丁寧な仕事でとても楽しめた。

『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ Season2』
無罪の人間が逮捕され裁判にかけられているという大きな矛盾の前には、事件や細かい設定が荒唐無稽であったとしても、一種ファンタジーとしてとらえられて処理される。回想や説明もやや過剰で分かりやすく作ってあり、絶対に解ける謎が最後は人間模様に焦点が集まってまとまる。やはり気軽に見られるってのは良いね。

『モブサイコ100 II』
この作品の気持ちよさってのは、時に間違った方向へ向かってしまったキャラとモブとが絡むことで対比とし、超能力という力を持った人間が何をすべきなのかから、特異な設定のフィクション全般の物語の見せ所を示してくれる所かな。

『上野さんは不器用』
器用でどこか面白い遊び心を感じさせる発明の数々に比して不器用な上野さんの繰り出すリアクションと明後日に向かってしまう展開が短めの尺と噛み合って甘酸っぱく仕上がっていた。

『私に天使が舞い降りた!』
天使のようなロリとの邂逅での狙い過ぎの下衆な台詞や展開もキャラを全部女にしたら和らぐ。その1点のみで突破しようという潔い作りが、最後に劇中劇で本当に天使として舞い降りてくることで綺麗にまとまっていた。物語として綺麗にまとまるとは思わなかっただけに驚いたね。可愛い画面のワチャワチャした様を時の過ぎ行くままに見守る。そう、これはお父さんスイッチや。

『3D彼女 リアルガール 第2シーズン』
全部予定調和なので、何ら驚く展開でもない。最後の方はもうちょっと積み上げてきたものや演者の力を信じた溜めがあっても良かったんじゃないかな。2期の方が1期からの時間によって変化した関係性で楽しかっただけに、落ちが今一つじゃ締まらないわな。

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』
1人の時間を愛する主人公が猫のハルとの出会いを通して変わっていく自分に戸惑いながらも受け入れていく。猫の居る風景を時の過ぎ行くままに見守る。可愛くてええのう。

『五等分の花嫁』
ルート確定後の回想としての本編に入ることで、5人から選べるご都合さを軽減する。流石っす。そこを5人の演者の力で押しきって、何となく男気のある主人公に惹かれ始めた誰が選ばれるか分からない途上で至上の落とし所で終える。恐らく未完の終わり方としても作品の方向性としてもベスト。

『かぐや様は告らせたい ?天才たちの恋愛頭脳戦?』
どこか懐かしさのある演出が今風の美術と若手の演者で作られているのが楽しい。OPの印象で押しきらずに本編もしっかり作ってある辺りで派手さに逃げない実直さがなせる技。気軽に楽しい素晴らしい。これやね。

『ゾンビランドサガ』
ゾンビとして蘇った意味や面白メガネ兄さんのメガネの奥の真実は片鱗を見せるに止めてその場のノリと人情で乗り切る。B級の定番のゾンビでゾンビと関係のない物語を味付けしてあって何だかんだで楽しく見られる。素晴らしいね。

『CONCEPTION』
力技で何となく見せていた昔の作品のような狙い過ぎた下品さと演出が行き過ぎて、乾いたような湿ったような変な笑いが込み上げてくる。途中から作り手側も雑さを隠さずに正面切って下らなさを押してきて癖になってくる。演者もバランス無視でこの人がみたいなベテランも混じってて色々怖いのに落ちの方向性がベタ過ぎて安心感が湧いてくるという。

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』
早気の持つ自分との闘い感に対して、弓を始めた頃の仲間と部活の団体戦での対比を中心に今を生きる心の強さで大人も子供も何かを掴んでいく。弓道の静と動の緩急に物語の展開が呼応し求道者として高まっていく様に対し作り手も求道者として完成の域を目指す。地味な展開を積み重ねて綺麗にまとまって流れていく、派手さはないが十分に溜めてから放たれるので弓道というテーマと調和しており美意識を感じさせた。演出が物語のために機能していると表現しても、当たり前のことに聞こえるが最後までやりきるのが難しく、それが出来ていることは尊い。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
カップリングが強固でありながら、ヒロインを魅力的に見せ、あわよくばの妄想を広げつつも、まあないなという主人公の誠実な性格が表現されており、すけこましに見えないように配慮された細かい間の作り方が上手かったと思う。一応の決着は付いたが、背後に走る話は消化不良で続きは劇場の露骨な尻切れ感が勿体無いなと思った。

『グラゼニ シーズン2』
全体的に下品すれすれの銭金の話だが、同じ世界での成功者の中にも銭で見れば明らかに多寡という比較での序列があり、プロとして勝ち続けることと走り続けることの大変さを一歩ずつ踏みしめて行く。それと同調するかのような座組で、軽快な劇伴や独白口調でのナレーションで見せて行く作風。そういったことに年を重ねることでより感慨深くなる感情に訴える作品だったと思う。かなりゆっくりと原作を消化していくので、絶対に終わりに追いつくことはないが、あえて途上で終わることで、まだまだこれからという内容と印象が上手く同調し、とても心地よい終わり方になっていた。続きがあっても良いし、なくても良い。そういう絶妙な塩梅。声優としてこれからの落合さんとこの息子さんの状況ともとても重なっていて、きっと転機の作品になったんじゃないかな。

『うちのメイドがウザすぎる!』
日常の世界に非日常が押し寄せて、いつしか日常になり、掛け替えのない思い出になる。そういう無限クールなキッズ枠の系譜に女の子の皮を張った作品でありながら、大人という存在との関係性を逃げずに描く。この作品の掛け替えのない日常は家族の団欒として描かれていた。OPとEDの如何にもコミカルな曲やドタバタな展開での照れ隠しにも似た見やすさもあって、結構良かったと思う。

『となりの吸血鬼さん』
一見して非日常ながらも、いつしか変わらない日常。あるいは変わって欲しくない日常。その愛おしさを見終わった時に感じられる作品というのは幸せである。極めて優れた物語がある訳ではないが、本質的には『ドラえもん』に代表されるような1話完結の同居もの作品の系譜として、設定を日常に落とし込んで得られる解の幅と積み上がって行く情の厚みで見せる作品。1クールなら女の子の方が可愛らしく作りやすいし良いと思う。

『SSSS.GRIDMAN』
原作の早過ぎた名作扱いを本物にするという意気込みと、設定やらの拾い方は上手かったと思うけど、量産型の熱血と作画アニメの型枠に押し込んで成型したせいで、主題歌と展開から容易に想像出来た驚きの薄い落ちが途端に作為過ぎて鼻に付いてしまった。原作はきっと良い作品なのだろう。作り手もそれを好きなのだろう。だけど、お手盛りの手法で走りきろうとしたのは、お仕事であってセンスや熟考が産み出す情熱ではないよね。本当にみんなが好きで好きだったのは、本物の風格がまとった情熱からほとばしる熱気だったはずだよ。OPにはあったのに何でだろう。難しいね。

『ゴブリンスレイヤー』
西洋ファンタジーの世界なので騎士風の鎧兜や剣だが、ゴブリンスレイヤーは紛うことなき武士道の持ち主であり、その血潮がエログロバイオレンスの娯楽の王道の底に流れているからこそ、薄めの爽快感がいい塩梅になっていたと思う。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれの体現として、私的なゴブリンへの復讐が公的な安全や小さな平和へと繋がる。男ならそういう生き方に憧れずには居られまいて。

『BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~』
スマホゲーっぽい、安く巻き上げようというマーケティング論満載の設定に対して、逆襲を試みるかのような実直な作りで、一つ一つはありがちで新規性に欠けるけど、歴史上の人物同士の関係性や逸話を受けてしっかりまとめてあって好感が持てた。つづくのままだが最終回みたいなので、2期も1期という歴史をしっかり受けて作った歴史を踏襲してくれたらとても嬉しい。1期に関しては今後10年は語り草にする位気に入ってたからね。

『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』
硬軟織り交ぜの調和が歪で、特に軟の如何にもな安っぽいラブコメ感が、命懸けの闘いの最中での全力で命を燃やす若人達の物語と致命的に齟齬になっていた。安い設定を使って逆説的に物語として真に迫る何かを表現しようとする。アニメの歴史において、しばしば作り手の情熱で突破してきた作品や惜しくも敗れ去った作品が持っている気迫のようなものが希薄に感じられた。その上で茶番から俺達の闘いはこれからだをされても白ける所か、最後まで着いて来てくれた視聴者への裏切りにしか見えんかったで。たぶん、この作品のテーマはジャンヌとジルを中心とした信頼やぞ。作り手が受け手の信頼を裏切るなよ。

『ガイコツ書店員 本田さん』
本来不気味なはずのガイコツが本田さんの皮を被ることによって、皮がないのに愛着が湧いてくるのだから、不思議なものだね。

『蒼天の拳REGENESIS 第2期』
北斗っぽい何かを積み上げたら蒼天に届くかと思ったけど、如何にもな昔の作風の方が真に迫る力を持っていたってのが皮肉よな。2期目の時間経過と大胆な作風の転換を狙ったのかもしれないけど、茶番になっただけで寂しいね。

『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』
雰囲気が優しくてとても好きだった。特に「夢添いの君と忘却の町」の全部説明せずに会話から設定が読み取れて心に込み上げてくる台詞回しと演技。そういうのはアニメの苦手な所なんだけど、タイトルにあるような無気力感は全く無くて、作り手が真正面から全力がぶつかってくる作風でとても楽しめた。全体的に淡い雰囲気ながらも、底に流れる熱き血潮。恐らくベテランが若手の熱さに触発されたのではないかな。

『かくりよの宿飯』
結局、あの日のあれは誰だったのかで、ちょっとそれっぽいイケメンが出てきてみたいな典型に、細腕繁盛記的な盛り立てと、異世界救世と異文化交流を足して、盛り合わせにした料理って感じで、なるほどテーマにあった内容だなと思わせるものはあった。カップリングが強固なので、好みの差が出やすいとは思うが、別に嫁感を求めていないから十分楽しめた。

『中間管理録トネガワ』
ちょこちょこカビラも悪くない所はあったけど、全体的にくどくて、明らかに黒服の独白ナレで進む回の方が上でした。その辺が無ければもっと楽しめたと思う。まあ、それでも十分楽しめた方ではある。

『バキ』
高密度なんだけど、省エネな感じもして、座組も実直で、古きよきって感じの風格が心地よくはあるんだけど、区切りが話の一段落としてそこで終わりかって感じで、続きが前提なのが辛くはある。
大分忘れてた。

『転生したらスライムだった件』
転生するまでの丁寧さと転生の雑さとゲームっぽさを皮切りに強過ぎるスライムが降臨して、最強竜も何のそのの展開よろしくに最強ハーレムするって感じか。

『あかねさす少女』
少女サークルが並行世界の自分と出会って何が起こるのか。ご大層な割に何がしたいのか今一分からない。ただ、アニマックスの記念作品だけあって座組に金の臭いはするが、一発金字塔を打ち立てようみたいな山っ気と無難狙いの女の子の組み合わせは相性最悪なので、もっと冒険して欲しいね。

『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』
おしゃれな作風にコメディを混ぜた凸凹コンビ系作品といったところか。世界観は構築出来ていると思うけど、設定に既視感が強いので、細かい所での差で魅せる作品になってくれると良いね。

『ソラとウミのアイダ』
男の仕事に女がみたいな話にSFを混ぜて誠意を引いた感じ。初心者主人公をなりゆきで罵倒する仲間ってのは、ごめんなさいもなく打ち解けちゃいかんと思うが、なし崩しに結束して何か達成してみたいな物語の構成になるんじゃないかなと。OPとか見るにそんな感じ。

『RErideD-刻越えのデリダ-』
塗りが、特に背景が抑え目の色遣いで、題材がSFで西洋的な石の文明の古めの家と、凝った作風を感じさせるんだけど、舞台装置の大掛かりでしっかりとした風な割に細かい部分の緩さに危うさのある印象。タイムトラベル理論は実現していないがコールドスリープで時は越え、危惧していたオートマタの反乱によって退廃したであろう未来で目覚めると。大よそやりたいことと解決方法は提示されている系みたいだけど、大仕掛けの割に驚きが少ないから心情をしっかりみせてくれないと微妙かな。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
背景設定を綺麗に流していく過程で、主人公の性格とヒロインとの関係構築もしていくお手本的な1話。意外と楽しめそう。

『ゾンビランドサガ』
ゾンビはB級の定番、それを丁寧に設定しつつ、キャラと舞台の勢いで流していく。結構楽しい。

『グラゼニ シーズン2』
安心感と少しずつ変わっていくことを示唆するかのように変わったEDも含め、何だかんだで華はないけど楽しめるのが良い。

『火ノ丸相撲』
えらく実直な少年漫画って感じで、題材が相撲で今この時期でさえなければもっと世間に可愛がられていたであろうことが残念ではあるが、ここ一番で盛り上がるだろうから懐かしさを味わいつつ楽しめそう。

『抱かれたい男1位に脅されています。』
ゲイ能界って感じで、ある意味リアリティが詰まった作品なんじゃないかな。まあ、それで見たいかって言われると別なんだけどさ。

『やがて君になる』
人を好きになる気持ちがどうのこうのとか、それが生徒会とお姉様との出会いを経て雅で百合な関係。情愛なのか性愛なのか、何だか居心地の悪い印象の作品。

『うちのメイドがウザすぎる!』
ロリコンでもメイドならOK。訓練経験もあって強い。心が温まるのか冷えるのか微妙な落ちを毎回付けていく感じで、まあ、出落ちですな。

『寄宿学校のジュリエット』
原作は知らないが、ギャグの調子なんかを見るに如何にもな少女漫画風な作りの茶番だなと思った。面白いのかと問われると秘密の価値がそれ程でもないので、温い印象を受けた。

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
新たなる強大な敵の襲来、そして前作同様にまだ浮上しないヤマト。これはヤマト浮上時に今回のバージョンの主題歌が掛かるってことなんでしょうかね。

『色づく世界の明日から』
色を失った世界という比喩表現そのままに色を失った魔法使いの少女が時間を越えて祖母の時代の高校に通う。そんなひねり過ぎて、色々怪我しそうで扱いの難しそうな印象の作品。

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
ゴールドエクスペリエンスの無機物を生物に変える能力の質感と大川ナレで、アバ茶とかお話が動き出すまでは緩い感じの5部らしいなといった所。

『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ Season2』
サクサク進むけど、ゲームの1話のチュートリアルだとよく分かる構成で、お馴染みのアウチやらレギュラーを紹介しつつ、綺麗にまとまっているなとは思わせる。そんなに深く考えずに手軽な感じが良いね。

『ラディアン』
用語こそ違えど、既視感のある設定や展開の詰め合わせで、昔の作品のように手続きが長い訳でもなく、サクッと始まってサクッと終わるのかというと本筋の方は長そうで現代にお話を作るのって大変だね。

『となりの吸血鬼さん』
吸血鬼少女と少女が出会うことで始まるキャッキャウフフでドラやらQ太郎よろしくな同居ものの亜種って感じが気軽に見られる作品な印象。

『SSSS.GRIDMAN』
世界を守るヒーローのあれやこれやといった感じで、現代を舞台に色々厳しい展開も待っていそうな悲壮な雰囲気が漂うのが何とも。まあ、グリッドマンのイケボが全部持って行くから良いんじゃないかな。

『ゴブリンスレイヤー』
ゴブリン死すべしって感じで、ゴブリンが殺されるべき存在であり、慈悲や甘さが招いた全てを知るゴブリンスレイヤーの過去を想像させる。分かりやすいけど、爽快さとは縁遠い感じかな。だけど、見ちゃう。そんな不思議な魅力のある作品かな。

『学園BASARA』
獲物や攻撃方法的なものを加味してのサッカー部と野球部に始まり、キャラの設定やら色々を上手く織り込んで学園ものに落とし込んでいて見られるものに仕上げてある辺り流石だなと思った。

『BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~』
幕末にイケボ志士と恐ろしくお手軽な作品なんだけど、存外考証がしっかりしていて見られる辺りが良いね。

『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』
史実のジャンヌなら最後は悲劇が待っているんだけど、それを前提にジルやら錬金術を織り交ぜたって感じなのか、妙に設定の壮大さを売りにしているんだけど、細かい部分の説明が雑でチョロインやらを盛り込んでくるから、恐ろしく安い滑った作品に見えてしまって勿体無い。大筋でメインヒロイン一筋の主人公の男気に惚れるヒロイン達ってこの上なく分かりやすい作品なのだから、もう少しやりようがあるんじゃないかな。

『アニマエール!』
誰かを応援するチアを頑張る女の子達を応援するって感じの作風。初心者が訳あり経験者やらの人集めしてから一定の結果を残すまでの経過と結果のよくある構成かな。

『ガイコツ書店員 本田さん』
主人公のガイコツを筆頭に本屋の裏側を極端なデフォルメキャラで描いてあって案外面白い。

『蒼天の拳REGENESIS 第2期』
あれから数年経ち穏やかに暮らすエリカの元に再び危機が訪れ、北斗の宿命の闘いに繋がっていくって感じで、お手軽なのか重厚なのか分からない感じで気軽に見られて良い。

『ゴールデンカムイ 第2期』
放送だけ分割といった感じで、話の時系列も演者の演技も間が空いて飛んでいる印象はなく、変わらずに続いていくようでホッとした。

『走り続けてよかったって。』
役はこれからデビューしていく専門学校生で挫折は描かれなさそうではあるが、地方から出てきて最初のメイン役作品が当たらずに辞めかけたことがある演者をチラホラ配置しているだけあって夢一杯でもどこか引き締まった印象を受けた。

『風が強く吹いている』
足の速い万引き犯を捕まえて、仲間に引き入れるって展開が、いくら駅伝部のためとはいえ癖が強過ぎる。常習犯だったら、1回反省して終わりとは行かないし、何か釈然としないものを抱えて頑張る仲間みたいな話を展開されてもちょっとね。他の部員全員訳ありみたいな変則なら、もっと最初から仕掛けを見せて行くと思うので、そういう感じでもないんじゃないかな。

『人外さんの嫁』
OPの方が本編かと思わせる長さだけど、OPと合わせてモフモフした訳の分からない人外との結婚が決まったって分かりやすい第1話らしい構成は流石。

『CONCEPTION』
選ばれし男女が交わることで世界が救える異世界に飛ばされたぞ。という、設定が頭のネジが数本外れた気軽な感じで酷過ぎる。まあ、ケガレとか交わると星の子がとか初っ端からチュートリアルにしても狙い過ぎて酷くて笑える。まあ、本番って訳でもないだろうから、肩透かしでギャグの体なんだろうな。

『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』
ワナビー兄が大好き過ぎる妹の作家としての才能と替え玉になることを通して、向き合うのか向き合わないのか分からない匙加減でいつも通りのヒロイン沢山のコメディを繰り広げていく。苦悩とかそういう方向性が皆無だとお手軽作品の設定亜種でしかないのでちと雑な印象。

『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』
Bからだけど1話で活躍していたし言う程無気力少年かとは思うけど、ゲーム原作だけあって先達のドラクエ3やSAGA2よろしくの旅するお父さんに対して旅立つ息子に今風の可愛い妖精やら小動物枠のモンスターを絡め、モンスターを癒す主人公の珍道中を描いていく中々に王道の作品に思えた。

『からくりサーカス』
しっかりした作品だけど、速度感が昔の期限未定枠向きな感じで、深夜枠の期限を区切った構成の条件と折り合いが悪そうかなと。もっとナレーションをばんばん使って説明していく実直な昔気質な作りの方が、養殖の熱い作品の型に押し込めてしまって滑る心配がなくなって良いんじゃないかな。まあ、林原さんと小山さんの時点で多少の粗さを補ってくれる芝居が期待出来そうなので自分は楽しめそうだけどね。

『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』
あの地獄のベルゼブブ様がって感じで、女体化すれば何でもござれなお手軽感の作品。あまりお手軽さを逆手に取って見せる何かはなさそうなので波風の立たなさを楽しめるならありか。

『おとなの防具屋さん』
何がおとななのかと問われるとエロ目線を茶化していく大人の好きな作風とでもいおうか、別に真剣に見てどうこうする作品でもないので、演者の掛け合いの緩い雰囲気が気に入ったのならありかな。

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』
早気、要はイップスの類になった主人公が、再び弓道と向き合っていく再起の話。弓道の作法やらの説明含めて丁寧過ぎない程度に1話で収めてあって、かつ数話で手軽に取り戻すような感じもないので、物語として冗長過ぎない程度にしっかり描いたら綺麗に仕上がりそう。得られる上がりの割に、とても繊細な釣り合いの中にあって難しそうな印象の作品。
『じょしおちっ!~2階から女の子が…降ってきた!?~』
絵柄的にも一昔前のOVAよろしくなエロアニメって感じでギャグとエロの組み合わせで、2階から落ちてきた女の子に限らず女の子に好かれてみたいな分かりやすい展開で誰を選ぶでもなく話らしい話もない作品だった。まあ、流し見する分には軽い分ましかな。

『すのはら荘の管理人さん』
色々管理されちゃって、絵柄と演者に比して古臭い表現だけどムフフな要素で股間に訴えかける分かりやすい作りで、嫌いな人にはとことん嫌われそうだけど、俺は楽しかったぞ。

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』
お手軽なお話だけど、脇役のキャラクターの座組が案外豪華で活躍させるための工夫も感じられた。どこを張るのかしっかり緩急が付けてあって、分かりやすい構成を引き立てていたと思う。

『ちおちゃんの通学路』
ゲス要素ありのドタバタ作品で、ちょっと昔の懐かしい香りと今風の絵柄と演者の組み合わせで、最後のNGシーン集風の要素も組み込んで上手いこと作ってあるなと思った。

『はたらく細胞』
学習漫画的な良さとアニメ的な見応えとが同居していて特別面白いって訳でもないんだけど何だか見てしまう。たぶん定期的に見ても楽しめるだろう。うん、学習漫画だな。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』
スマフォの知識だけで会戦を、死線を何度も生き抜くってのは説得力がないな。土台が脆い砂上の楼閣、異世界ものらしく、また異世界に戻りたいかということで終わったが、ここまで誰も祝福しないように思える物語も中々ない。

『あそびあそばせ』
ギャグはテンポが重要だが、3本立て構成で区切ることで綺麗に機能していたと思う。キャッキャしていて気軽に見られて少し笑える。

『京都寺町三条のホームズ』
ホームズならモリアーティがお相手とばかりに居る訳で、その立ち位置の坊主とのいけずの京都人らしい訛りの効いた会話が何だか楽しかった。骨董を絡めた事件の真贋と見極めで進んでいく構成も良かった。

『オーバーロードIII』
歯切れというかテンポが今一つ悪くて、~編みたいな原作の構成に妙に拘った尺で1期のようなサクサクと粋っている連中を片付けていく展開と違い、逆に主人公が粋ってゆっくりとした展開と相まって爽快感が失われてしまっていた。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』
幽奈を含めたゆらぎ荘のお色気要員達のお約束感で人情物だけじゃ立ち行かない少年誌の辛さみたいなものが垣間見えて、それでも同じ位にコガラシの男気が際立っていて力強い作品だった。

『信長の忍び~姉川・石山篇~』
栄光に満ちている部分が目立つ中での苦しみを味わうことになる戦いを描いていただけあって、去り行く背中への寂しさと最期を思うと複雑ではある。ここまで来たら信長の最期までアニメ化して欲しいものだなと。

『僕のヒーローアカデミア 第3期』
ちょっと先輩が厳しさを味わって、それじゃこの先通用しないぞって後輩に言う感じが基本なんだけど、学生気分にしか見えないってのがこの作品の弱点よね。殺し合いの只中に放り込まれる筈なのに死なない前提の危機感の無さしか感じさせないから、個別の構成では気にならない部分が今後の大きな展望みたいなナレーションが入る度に違和感として襲ってくる。惜しいって感じで見ている作品。

『MAJOR 2nd』
あんまり捻くれていないので気軽に見られたし、最後あんな感じになったけど希望を感じさせる構成にしてあって、2期があってもホッと見られそうな安心感があった。

『こねこのチー ポンポンらー大旅行』
またまたなチー達の日常を描いてから、コッチの大旅行と選択でもって〆る構成。居場所の持つ力とそこでの日常が続いていくことへの愛おしさを感じさせて良かった。

『若おかみは小学生!』
おつかい行ったり何やかんやで過去の番組であったが、子供が一生懸命頑張る姿ってのは娯楽足りえる。幽霊達との繋がりを通して温泉街を盛り上げていこうとする細腕繁盛記と健気さを落とし所に持ってくるのが良かった。

『シュタインズ・ゲート ゼロ』
あの中二病全開の演技を抑え、大人になって未来を受け入れようとする演技と溜まりに溜まったものが、集束しようとする未来への抗いと合わさって再び舞い上がるって構成は良かったと思う。まあ、前作に時間軸として繋がることや前作と比べて先の展開が読めてしまうってことが仕掛けの弱さに繋がってはいるんだけど、ちゃんと仕掛けではない部分で勝負する構成になっていたので満足感はある。

『ルパン三世 PART5』
ようやってくれた。ルパンという存在をネット時代の更に先のAIやシステムによって追われる側になった古典作品としてメタ的に捉えた話を通し、今後も続くものとして過去作を踏まえて再定義した傑作。仲間としての関係。相棒としての関係。複雑な男女を超えた関係。好敵手としての関係。今後のネット時代に消費されていく作品としての関係。その全てに答えて娯楽に仕上げてあって大満足。

『フルメタル・パニック!Invisible Victory』
この作品のアニメ化タイミング含めたミスリルやウィスパードという存在に対する今更ということに対して答えがあるのかと思ったが、何か今一つ煮え切らないものがあった。ミスリルが散り散りになって、『あしたのジョー2』の前半みたいなの見せられてもね。その後の展望見せて続くで分割なのか知らんが切る位ならアニメ化せんでもよろしいんとちゃいますか。

『ハイスコアガール』
何かこうゲーセンの熱気が中心だったのは最初の方だけで、主人公の熱意に比して物語の中心は三角関係に集約されていて、格ゲーの感度の鋭さに対して鈍い感じで、OVAが前提の構成で終わり方としてもまとまっていない感じで、散らかっているのが感じの良さにも繋がっていなくて何か寂しいものがあった。物語としてはOVA次第かな。

『つくもがみ貸します』
何か釈然としない終わり方だが、要はつくもがみよりも女心の方が複雑だったということになろうか。時代が変わろうとも事件云々と同じ位色恋の噂話が大好きなんだろうな。当事者性が薄いと娯楽として弱いのと、オッサンはそんなに色恋が好きじゃないって点を差し引くとどうなんだろうね。
『軒轅剣 蒼き曜』配信
http://xuanyuansword.net/

『転生したらスライムだった件』BS11 : 10/01(月) 24:00~
MBS : 10/02(火) 27:30~
http://www.ten-sura.com/

『宇宙戦艦ティラミスII』サンテレビ : 10/01(月) 26:00~
BS11 : 10/01(月) 26:30~
http://www.tiramisu-anime.com/

『あかねさす少女』読売テレビ : 10/01(月) 26:29~
http://akanesasushojo.com/

『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』BS11 : 10/02(火) 24:00~
MBS : 10/02(火) 26:30~
http://dabudeka.com/

『ソラとウミのアイダ』サンテレビ : 10/03(水) 24:00~
BSフジ : 10/04(木) 24:00~
http://soraumi-anime.com/

『RErideD-刻越えのデリダ-』サンテレビ : 10/03(水) 25:30~
BS11 : 10/05(金) 23:00~
http://rerided.com/

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』ABCテレビ : 10/03(水) 26:15~
BS11 : 10/06(土) 23:30~
http://ao-buta.com/

『ゾンビランドサガ』サンテレビ : 10/04(木) 24:00~
BS11 : 10/04(木) 24:30~
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『グラゼニ シーズン2』 : 10/05(金) 22:30~
https://www.bs-sptv.com/gurazeni/

『火ノ丸相撲』BS11 : 10/05(金) 23:30~
サンテレビ : 10/05(金) 23:30~
http://www.hinomaru-zumou.com/

『抱かれたい男1位に脅されています。』BS11 : 10/05(金) 24:00~
サンテレビ : 10/06(土) 25:00~
KBS京都 : 10/06(土) 25:00~
http://dakaretai-1st.com/

『やがて君になる』サンテレビ : 10/05(金) 24:30~
KBS京都 : 10/05(金) 24:30~
BS11 : 10/05(金) 25:00~
http://yagakimi.com/

『とある魔術の禁書目録III』BS11 : 10/05(金) 24:30~
MBS : 10/06(土) 27:38~
http://toaru-project.com/index_3/

『おこしやす、ちとせちゃん』KBS京都 : 10/05(金) 25:35~
http://vap.co.jp/chitosechan/

『うちのメイドがウザすぎる!』KBS京都 : 10/05(金) 25:40~
BS11 : 10/06(土) 27:00~
サンテレビ : 10/08(月) 24:00~
http://uzamaid.com/

『寄宿学校のジュリエット』MBS : 10/05(金) 25:55~
BS-TBS : 10/06(土) 25:00~
http://juliet-anime.com/

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』テレビ大阪 : 10/05(金) 26:10~
http://yamato2202.net/

『色づく世界の明日から』MBS : 10/05(金) 26:25~
BS-TBS : 10/06(土) 25:30~
http://iroduku.jp/

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』MBS : 10/05(金) 26:55~
BS11 : 10/05(金) 25:30~
http://jojo-animation.com/

『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ Season2』読売テレビ : 10/06(土) 17:30~
http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/

『ラディアン』NHK-Eテレ : 10/06(土) 17:35~
http://www.nhk.or.jp/anime/radiant/

『となりの吸血鬼さん』サンテレビ : 10/06(土) 22:00~
BS11 : 10/07(日) 23:30~
http://kyuketsukisan-anime.com/

『ソードアート・オンライン アリシゼーション』BS11 : 10/06(土) 24:00~
MBS : 10/06(土) 24:00~
http://www.swordart-online.net/alicization/

『SSSS.GRIDMAN』BS11 : 10/06(土) 25:00~
MBS : 10/06(土) 26:08~
http://gridman.net/

『ゴブリンスレイヤー』サンテレビ : 10/06(土) 25:30~
BS11 : 10/06(土) 25:30~
http://www.goblinslayer.jp/

『学園BASARA』BS-TBS : 10/06(土) 26:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/gakuen_basara/

『BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~』BS-TBS : 10/06(土) 26:30~
http://www.tbs.co.jp/anime/BAKUMATSU/

『RELEASE THE SPYCE』MBS : 10/06(土) 26:38~
BS11 : 10/07(日) 25:00~
http://releasethespyce.jp/

『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』サンテレビ : 10/07(日) 23:30~
BSフジ : 10/08(月) 24:00~
http://ulysses-anime.jp/

『アニマエール!』BS11 : 10/07(日) 24:00~
http://animayell.com/

『ガイコツ書店員 本田さん』BS11 : 10/07(日) 24:30~
サンテレビ : 10/07(日) 25:30~
KBS京都 : 10/07(日) 26:10~
http://gaikotsu-honda-anime.com/

『ひもてはうす』BS11 : 10/07(日) 24:45~
http://himotehouse.com/

『蒼天の拳REGENESIS 第2期』サンテレビ : 10/08(月) 24:30~
KBS京都 : 10/08(月) 24:30~
BSフジ : 10/08(月) 24:30~
http://www.souten-regenesis.com/

『ゴールデンカムイ 第2期』BS11 : 10/08(月) 25:00~
読売テレビ : 10/08(月) 25:59~
http://kamuy-anime.com/

『走り続けてよかったって。』BS11 : 10/08(月) 26:40~
http://hashiyoka.com/

『風が強く吹いている』読売テレビ : 10/08(月) 26:59~
BS日テレ : 10/09(火) 24:00~
http://kazetsuyo-anime.com/

『人外さんの嫁』BSフジ : 10/09(火) 23:55~
https://jingaisan.com/

『CONCEPTION』BS11 : 10/09(火) 25:30~
http://conception-anime.com/

『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』KBS京都 : 10/10(水) 25:35~
サンテレビ : 10/10(水) 26:00~
BS11 : 10/12(金) 27:00~
http://imo-imo.jp/

『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』BS11 : 10/11(木) 23:30~
KBS京都 : 10/11(木) 25:00~
http://www.mercstoria.jp/

『からくりサーカス』BS11 : 10/11(木) 24:00~
https://karakuri-anime.com/

『狐狸之声』ニコニコ : 10/11(木)(木) 25:10~
http://kitsune-no-koe.com/

『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』BS11 : 10/13(土) 24:30~
http://beelmama.com/

『おとなの防具屋さん』BS11 : 10/14(日) 22:54~
https://ganma.jp/g/anime/otonabougu/

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』NHK総合テレビ : 10/14(日) 24:10~
http://tsurune.com/

『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』BS11 : 10/15(月) 25:30~
http://senran2.tv/

『イングレス』関西テレビ : 10/23(火) 25:55~
BSフジ : 10/24(水) 24:00~
http://ingress-anime.com/

『叛逆性ミリオンアーサー』BS11 : 10/25(木) 23:00~
サンテレビ : 10/25(木) 26:00~
http://hangyakusei-anime.com/
『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』第1話
新たなる契約者、新たなるここたま、新たなる物語。全ては物を大切にする心の賜物。骨董品店を営む祖父の影響で古い物に対する思いいれのある主人公と、骨董と同列に並べ置かれる新しい玩具。普通の部屋ならまだ分かるが、質感を同列に並べて違和感なく処理するのに相応の自信がないと出来ない芸当に思えるので流石。EDの歌も何だか好きになれるし、パントニオさんが凄く気になるぞ。
『かみさまみならい ヒミツのここたま』
物を大切にする心のこころちゃんとここたま達が織り成すお話は、ほんわかしていて、ちょっとした事件程度の色々もあったけどひとまずおしまい。
いつまでも続く訳ではないんだけど、この作品の思い出を大切にしてあげたら、それはこの作品という物を大切にしている。この作品の目指していたことの体現なんじゃないかな。
『じょしおちっ!~2階から女の子が…降ってきた!?~』
折れない鉄の意思を股間に持つ主人公でなければ2階から降ってくるを受け止めることはできまい。18禁OVA全盛期のようなデザインに貧弱過ぎる無理筋のお話をエロだけで押し切る潔さ。これぞ男の子向けよのう。

『中間管理録トネガワ』
キャスティングと演出が寂しいー。(カビラ)ナレだけでも気に障るのに、引っ張る程の展開でもないのにカイジの説明やったり日常業務見せたりでさっさと利根川の世界を見せんかい。

『すのはら荘の管理人さん』
おっぱいがでっかい。おっぱいがやわらかい。おんなのこがいっぱい。おとこのこのどきどきがいっぱい。すばらしい。

『BANANA FISH』
銃の出回っている国は危ないなって印象しかなかった。別に余所の国のマフィアとか、ウィットなやり取りもなきゃ癪な虫みたいな存在。

『ISLAND』
不思議の島で色々啓示なのかタイムリープの記憶なのかがあって、世界を救いたいけどヒロインも助けたいそんな感じかな。別に秘密が分かって相反する程度なので申告ぶらずに気軽に流せばいいんだけど、たぶんそういう作品じゃないよね。そういうので感動みたいなのしたことないから分からん。

『バキ』
演者の布陣が素晴らしい。無茶苦茶な死刑囚が大集合してバキ達とバトるけど、演者の格があるからなんか風格も出ててその辺の座組が上手い。

『はねバド!』
大会で大敗と大勝した二人のその後の競技への取り組みと対比が部活ものとして和解や協調から切磋琢磨へと繋がっていく物語の物語の盛り上がりに作画が呼応すれば良いのだけど、序盤のどうでも良い試合や練習で本気出してて最後まで走りきれるか心配になるし、緩急としてそれはどうなんだという疑問もある。

『ヤマノススメ サードシーズン』
気軽に山登り出来ちゃう体力の見せ方は気になるけど、和気藹々と辛い山登りを楽しんで登り切った頂から見る素晴らしい景色と作品を走りきって完成させることに対し、最後まで視聴完走する達成感が呼応してくるのが良い所なんだと思う。

『千銃士』
取って付けた闘いと銃から生まれた偉人の霊がってスマホゲーかな。茶番と分かって作って分かっている感で楽しめる作品って訳でもなく、変に真面目にやる必要あるのかな。

『Back Street Girls』
性転換したやくざのアイドルユニットの出落ちものか。別段仕掛けや工夫で攻めている感じはないが、気軽に見れる範囲で楽しめたら良いんじゃないかな。

『夢王国と眠れる100人の王子様』
女性向けも異世界転生とか救世の波が来ているのね。夢魔的な存在の悪夢攻撃からイケメン引き連れて世界を救うのだって感じ。案外細かい部分の繋がりや展開がしっかりしているので綺麗にまとまっていたら楽しめそうかな。

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』
ゲームのアバターの魔王キャラに意識が入ったままで転生した。魔王だけど異世界なので一人で色々やらないと行けないので、人柄が自然と出てて、魔王のロールプレイが異世界転生の色々と合わさって意外と楽しめそう。

『殺戮の天使』
びっくりする位のテンプレで如何にもな中二病感のあれやこれやが敷き詰めてあって、出来のあれさも相まって馬鹿映画的な楽しみ方をするのなら十二分に満足出来そう。そういう作品を語らう場や仲間が居るのなら是非この作品を味わい尽くすべき。

『ちおちゃんの通学路』
テンション高めのギャグものって感じか。気楽に見られるので悪くなささそう。

『はるかなレシーブ』
競技初心者の入門から始まる展開で、行き詰った経験者や2人で闘う競技の絆が対比されていく感じかな。ビーチバレーなので水着のサービス要素があるけど、どちらかというと競技者の姿を描く作品として真に迫りそうな兆しもある。パッと見からすると何があるか意外と分からんもんだね。

『ゾイドワイルド』
相棒ゾイド誕生やら敵の小賢しいやり口とか、細かい所を整えて来ているんだけど、仲間になりそうな一団の所属人数が多いので冒険の雰囲気が薄れそうな気がするんだが大丈夫なのかね。

『はたらく細胞』
体内の細胞を擬人化して見た目と演者で個性を付与する中々に映像作品向きの題材。学習漫画的知ることの楽しさもあって、何より主人公の花澤さんの個性で差別化に成功している辺りが流石だなと。

『音楽少女』
アイドル舐めんなとか、別に思いいれもないし、特になりゆき以外のドラマ性もなく、新人の快演や怪演もなく、十把一絡げの賑やかな感じだけを楽しむ作品。ぼーっと眺めていられるならあり。

『七星のスバル』
デスゲームと知らずにMMOでの死が現実の死に繋がってしまった最強小学生が、何年かしてまた似たようなゲームに参加するみたいな話。まあ、悲壮感出しているけど、政府は無能で証明完了な事案で死を弄ぶだけにしか見えない展開はお話の都合以外に思うことがなかった。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』
異世界だか過去だかの古代世界をスマホ知識でハックせよ。元の世界に居る本命一筋の癖に今居る世界の娘さん方の純真を弄んでいるように見えるから、好感は持てませんな。

『あそびあそばせ』
若手の女の子3人で賑やかに遊ぶ数本立てギャグ系をメインの上手い訳でもないんだけど癖になる感じと合わせて眺めていられるならありかな。

『邪神ちゃんドロップキック』
テンポの問題なんだろうけど、フルの尺だと癪に障る間延び。そういうポンコツさも含めて雑魚感を眺めるのが好きならあり。

『悪偶 -天才人形-』
儀式のえぐさが、価値観を共有していない国の原作なんだろうなと思わせる。ホラーなんだけど、グロというか酷さが許容出来るかどうかで見続けるかどうか分かれると思う。演者の布陣が悪くないので、余計に酷さを演技が強調してしまうので難しい所。

『Phantom in the Twilight』
大雑把にロンドンで吸血鬼みたいな悪霊退治屋カフェのイケメンと留学生の少女が絡むってことは分かった。座組は頑張ったんだろうけど、そういう属性が好きな女性狙いのゲームの宣伝かなって程度にしか興味の湧かない悲しさ。細かい違いから漂う本格の香りが大好きなオッサン向けじゃないね。

『京都寺町三条のホームズ』
骨董屋の兄さんが謎解きするって感じで『ギャラリーフェイク』を人間模様から謎解きに寄せたような印象で結構気に入った。謎さえ解けて気持ちよく見られるように作ってあれば、人が死ぬってのは舞台装置でしかないから、人死にのない謎解きの方がより本質に迫っていて好き。人が死んだから犯人を突き止めて罰を受けさせるために解決する方が動機付けや必要性の手続きが楽なので、面白さのための質の要求水準は高いけどね。

『プラネット・ウィズ』
座組の意図は分かるんだけど、ロボットアニメを通して伝統的に描かれてきた日本的なものの本質に迫るものは感じられなかった。何かよく分からんSF設定があって異能やロボが動くから闘う。ほんで、意志の力はどこって感じ。動機付けになる設定は追々開示されていくんだろうけど、エヴァだって後追いの細かい設定抜きに男気と義務感で搭乗する所から始まっているんだから、いい加減斜陽になったジャンルの自覚を持って最初から全開で行こう。意志は時間を掛けた煮込みが必要なので天ぷらみたいに後載せで食感を楽しもうとするのは難しいよ。

『アンゴルモア元寇合戦記』
中位の高校程度の歴史の授業では振れられることもない元寇の裏で活躍したアウトロー達の闘いの物語って感じか。歴史ものって学習漫画的な知的好奇心への刺激と秘史感の中二病への刺激が織り交ざって独特の空気を醸成するよね。

『深夜!天才バカボン』
六つ子が当たったから今度はバカボンって感じか。そんなことしなくても普通にバカボンのリメイクって結構楽しめたんだけど、時代ですな。

『オーバーロードIII』
続きがあるのは良いが、話の中心がどこにあるのかと時間の配分によるかな。雑魚がはしゃいで〆られるとかハック的な所が一番面白いから早めに頼むよ。

『天狼 Sirius the Jaeger』
ヴァンパイアハンターIN明治って感じで、新政府の帝都で蠢く悪鬼羅刹共を刈るって感じ。やっと味方同士の対立ではなく明確な敵との対立で始まる作品を作るようになったのね。そのまま行けるなら結構面白くなるんじゃないかな。

『ハイスコアガール』
彩色は髪のハイライト以外でいつものJC感のある色合いはなく鮮やかさは低いが暗くない画面。本物を思わせるゲームの映像に合わせた質感の統一でとても良い。ゲーセン黄金期にゲーセンや駄菓子屋含めてアーケードに出入りしていた世代には堪らんものがあるね。

『ハッピーシュガーライフ』
頭のネジが2、3本飛んでいる狂気の主人公を演者の力で映像化して押し切る。実に素晴らしい。好みに合って楽しめるかは別だけどね。

『ぐらんぶる』
大学入学を機にいとこの家に居候することになった主人公が、大学のウェーイ系ホモソーシャルなダイビング部に巻き込まれてなドタバタ。体を動かす系のウェーイは苦手で全一目指すとか目標が見えてこないから難しいかな。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』
安直なドタバタラブコメかと思ったが、申し訳程度の霊能力者設定で男気を見せるのに活かすところがイカす。

『少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト』
宝塚音楽学校とガラスの仮面のニコイチかと思ったが、謎空間バトルの脱落みたいな要素を盛り込んで、演出のためも演出作品なんだなと全開で見せる辺り好感が持てる。大した謎でもないのに仰々しく引っ張って白けるより、最初に見る人を篩いにかける方が誠実ではある。俺は落ちるよ。

『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』
事件から始まって体の色んな所が疼き出す。事件に巻き込まれて謎が広がってドーンなんだけど、座組だけ整えた感じで真柱としての本筋が何がしたいのか見えてこない。なので、東京が舞台だけに情報バラエティの流行と一緒でそれどうせ東京の方限定の話でしょって冷めちゃう感じ。

『つくもがみ貸します』
古道具屋の揃った損料屋に集まったつくも神を使って事件を解決していく形式か。要はレンタル屋ってことね。でも、時代感を大事に作ってあるのなら自由よりは勝手とかもっと言葉の選択があると思うんだけど、その辺甘いかな。江戸時代を現代漫画ファンタジー的につくも神のキャラクター性で押し切る作品ならアニメ化でそれ位は遣って退けないでどうする。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』
この作品でも、終局への道筋がない以上、時間が来たので敵が倒されて平和が戻ったとさとその後の彼女達みたいな所へ落ち着くしかなかったか。本格的にアニメはこれからみたいな未来ある若手やらを導入して色々一新した作品にしたかったんだろうけど、規定の中盤の折り返し前後の追加戦士と新必殺技辺りが一番盛り上がって、最後尻すぼみになって儀式的に敵ボス倒して終わりの域を出ようとしなかったので挑戦的な感じが全くなくて残念だった。マスコットキャラは可愛かったよ。でも、結局玩具が陳腐化して放送媒体が一杯あるから、再放送に対応して一応ワゴンで安く買い与える玩具としての選択肢に残る程度にはお別れしないようにして結果を出さなければならないシリーズは難しいね。

『ポプテピピック』
色々実験的な試みだったと思うけど、結局は第1話の演者の組み合わせが一番面白かった。そういう意味でもどこから見ても分かりやすい出落ち作品だったと思う。

『キリングバイツ』
エロとバイオレンスは相性抜群なんだけど、そんなにエロい訳でもないし、バトルに魅力がある訳でもないが、Cパートのギャグパートの雰囲気と命懸けの体の茶番が出来ていたと思う。

『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』
正直2クール必要だったのかという中盤からの間延びが酷かったが、如何にもなマッチョイズムを体現した主人公が珍しくて良かったと思う。

『斉木楠雄のΨ難 第2期』
新キャラも増えつつ、話の規模も拡大していって、何本立てかを超能力で流していく感じで気軽に見られて楽しめた。

『弱虫ペダル GLORY LINE』
部活と思って見るから色々気になるのであって、何かよく分かんない全国大会と思えば、色々気になるものも気にならなくなってきた。勝ちたいんやな連中が勝負を通じて男同士でじゃれあっているだけだもんね。一応、構成は少年漫画らしいので、見せ場もそれなりにあるし、行ける所までアニメ化すれば良いんじゃないかな。

『七つの大罪 戒めの復活』
順当に強過ぎる敵が出てきて、修行や天賦の才で十戒()な感じで蹴散らしていく構成。『ドラゴンボール』が本当に好きなんだなと好感が持てる実直な作りで結構楽しめた。

『カードキャプターさくら クリアカード編』
さくらさんになっても可愛くて、なのに最後まで初々しさが残っていて、大人になっていく過程で日々高まっていく魔力に惹かれるが如く集まっていくカードと、それを取り巻く色々な謎の片鱗だけ見せて、これで終わりって感じの所で終わって、どう考えても第2シリーズ待ちであって欲しい。

『多田くんは恋をしない』
日本のフィクション空間に『ローマの休日』を顕現させたって感じで、モラトリアム的学生時代と期間限定の留学との相性抜群の構成だったと思う。ただ、落ちがどうしても気になってしまった。まあ、現実の王女様だって仕様もない兄さんに引っ掛かるご時勢からするとそんなもんかなという気もするけど、そこで現実っぽさを追求したからとて面白くなるかとは別だね。モラトリアムだけど、その時が来るまで楽しもうENDが一番しっくり来たように思う。

『ヒナまつり』
昼下がりの『よしもと新喜劇』よろしくの極道人情喜劇が楽しかったんだけど、明らかに女の子キャラと演者で売ろうとする方向性と齟齬が見て取れて、そういう邪な思惑と心温まる人情とは相反するんだなと思った。作品は抜群に面白かっただけに難しいね。

『鬼灯の冷徹 第弐期 その弐』
社会風刺パロを挟みつつ小慣れた構成で落ちも付けて流していく感じは相変わらず健在で気軽に楽しめて良かった。

『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』
前のシリーズと比較はしないように考えていたんだけど、流石に最終局面でクラシックを使ったら、初めから使っとけやと思ってしまって辛い。長い話だから途中で終わるのは分かっていたけど、続きが映画公開ってのは寂しくなるな。

『ピアノの森』
圧倒的才能に支えられた森のピアノが世界を席巻する手前までで一旦終わり、最終話にコンクールでの演奏に1話掛ける構成を持ってきたが、それまでの話で1曲全部をきっちり引ききって見せることもなかったのに、急に何曲も演奏ばかりが続く面白味のない構成で、結局はその演奏が受け入れられていく、あるいは素晴らしいものだと感じさせる物語が見せ所なんだなと思った。圧倒的才能設定でも、実際の演奏の良し悪しなんて大して分からないまま時間と共に過ぎ去っていく映像媒体だとそのへん難しいね。まあ、2期があるので物語として完結までが描かれるだろうからそれ次第かな。

『食戟のソーマ 餐の皿 遠月列車篇』
美味しいものが食べられたら、それを提供するのはどこでも誰でも関係ない。結局そこに行き着くのだろうが、絶対に負けられない闘いの構図にしてしまったら、舞台だけ壮大になって結果に新鮮味がないではないか。連載って辛いね。

『ゴールデンカムイ』
宝の地図を示す刺青を巡る三つ巴の殺し合いと、合間に繰り広げられるギャグとのバランスが上手くて結構好きだった。2期決定みたいだけど、こういう作品は最後までみたくなるから、尺が足りるのかが気になるね。

『ヲタクに恋は難しい』
幼馴染への家族にも似た感情と、恋人に対する感情との違いがタイトルのそれなんだろうけど、お互いに好きあっていて充実していて何が不満なんだろうなって感じだった。そういうフィクション特有のものに対する手に入らない青春に対する渇望にも似た何かを喚起させるのが売りなんだろうかね。女の人が相手だとそういうオッサン向けの現実を見ろ系作品も許される不平等が改めて浮き彫りになったなと。

『メガロボクス』
結局『あしたのジョー』である必要性があったのかは難しい所だが、50周年記念作品として企画が立った以上は現代作品として綺麗にまとめてあったと思う。ふいに漂ったギアを外したチャンプの死相と全力で燃え尽きそうなジョーとの壮絶な打ち合いからの結末が、泪橋を逆に渡ることもなく笑顔と希望に溢れている現代的な姿でリメイクの甲斐があったんじゃないかな。

『3D彼女 リアルガール』
余命だか転校だかで期限の区切られたヒロインと鈍感主人公とが繰り広げるあれやこれやが鈍感さ過剰で一々癇に障る。本質的にはオタク趣味を持った普通の兄ちゃんなので、変に擦り寄ってくんなよにわかがって感じで同属嫌悪を誘発するのかね。どんなによく作ってもそこがファンタジーの粋を出ないから辛い。

『蒼天の拳REGENESIS』
前の冗談みたいな作画のことを思うとCGになったけど、元々の原作の男同士の絆を中心とした話を中心にしっかりまとめたって感じかな。続きがあるのかないのかって所で終わったけど、恐らくパチの素材なんだろうし肩肘張らずに楽しめたから良いかな。

『グラゼニ』
こういっては何だが、落合息子さんもM・A・Oさんも、上手い方だが主役としてこれぞという代表作になる華のある声ではない印象の声だ。そんな座組みから放送枠まで、華より実を取ったこの作品らしいともいえるものだった。それにしても、ヒロインの登場が放送終了間近という『ダンクーガ』もびっくりの展開から2期発表とマイペースに行くもんだなと驚いたがどこか嬉しい。

『ハイスクールD×D HERO』
お約束というか、折角アニメ化したんだから、区切りの付く所までは見せるよという良心的な構成だった。リアスとイチャイチャできるまでの流れは見せたので、この後の終局までは流石に勢いもないしもう無理だろうから義務的であっても責任を果たそうとする姿勢に好感は持てた。キャラデも変わって主人公も強さの限界を超えるのが当たり前になっているので、敵役を倒す作業感で別作品みたいに感じるのは仕方ないね。
『じょしおちっ!~2階から女の子が…降ってきた!?~』ニコニコ
https://joshiochi.cf-anime.com/

『中間管理録トネガワ』ニコニコ
http://www.tonegawa-anime.com/

『すのはら荘の管理人さん』ニコニコ
BS11 : 07/05(木) 23:00~
http://sunoharasou-anime.com/

『BANANA FISH』関西テレビ
http://bananafish.tv/

『ISLAND』サンテレビ : 07/01(日) 23:30~
http://never-island.com/

『バキ』サンテレビ : 07/01(日) 25:00~
KBS京都 : 07/03(火) 24:30~
http://baki-anime.jp/

『はねバド!』関西テレビ : 07/01(日) 25:55~
http://hanebad.com/

『ヤマノススメ サードシーズン』読売テレビ : 07/02(月) 25:59~
BS11 : 07/02(月) 26:30~
http://www.yamanosusume.com/

『千銃士』サンテレビ : 07/03(火) 24:00~
BS11 : 07/03(火) 26:30~
https://noble.marv.jp/anime/

『Back Street Girls』MBS : 07/03(火) 27:00~
http://backstreetgirls-anime.toeiad.co.jp/

『夢王国と眠れる100人の王子様』サンテレビ : 07/05(木) 24:00~
BS11 : 07/05(木) 24:30~
http://yume-100-anime.com/

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』サンテレビ : 07/05(木) 26:00~
http://isekaimaou-anime.com/

『殺戮の天使』サンテレビ : 07/06(金) 23:30~
KBS京都 : 07/06(金) 24:30~
BS11 : 07/06(金) 27:00~
http://satsuriku.com/

『ちおちゃんの通学路』サンテレビ : 07/06(金) 24:00~
KBS京都 : 07/07(土) 25:30~
BS11 : 07/09(月) 25:00~
http://chiochan.jp/

『はるかなレシーブ』KBS京都 : 07/06(金) 25:40~
サンテレビ : 07/07(土) 25:30~
BS11 : 07/07(土) 27:00~
http://www.harukana-receive.jp/

『ゾイドワイルド』MBS : 07/07(土) 06:30~
https://anime-zoidswild.jp/

『はたらく細胞』BS11 : 07/07(土) 24:00~
MBS : 07/07(土) 26:38~
https://hataraku-saibou.com/

『音楽少女』BS11 : 07/07(土) 25:00~
http://ongaku-shoujo.jp/

『七星のスバル』BS-TBS : 07/07(土) 25:30~
http://7subaru.jp/

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』BS11 : 07/07(土) 25:30~
http://hyakuren-anime.com/

『あそびあそばせ』KBS京都 : 07/08(日) 23:30~
BS11 : 07/08(日) 25:00~
サンテレビ :07/08(日) 25:30~
http://asobiasobase.com/

『邪神ちゃんドロップキック』BSフジ : 07/09(月) 24:00~
サンテレビ : 07/09(月) 25:30~
http://jashinchan.com/

『悪偶 -天才人形-』サンテレビ : 07/09(月) 24:00~
KBS京都 : 07/09(月) 24:00~
BS11 : 07/09(月) 24:00~
http://aguu-anime.com/

『Phantom in the Twilight』BSフジ : 07/09(月) 24:30~
http://phantowa.com/

『京都寺町三条のホームズ』テレビ大阪 : 07/09(月) 26:05~(初回は26:10~)
http://kyototeramachi-holmes.com/

『プラネット・ウィズ』BS11 : 07/10(火) 24:00~
MBS : 07/10(火) 27:30~
http://planet-with.com/

『アンゴルモア元寇合戦記』サンテレビ : 07/10(火) 24:30~
KBS京都 : 07/11(水) 25:05~
BS11 : 07/13(金) 25:00~
http://angolmois-anime.jp/

『深夜!天才バカボン』テレビ大阪 : 07/10(火) 25:35~
http://shinya-bakabon.com/

『オーバーロードIII』MBS : 07/10(火) 26:30~
BS11 : 07/11(水) 24:00~
http://overlord-anime.com/

『天狼 Sirius the Jaeger』BS11 : 07/12(木) 23:30~
http://sirius-the-jaeger.com/

『ハイスコアガール』BS11 : 07/13(金) 24:30~
MBS : 07/13(金) 26:55~
http://hi-score-girl.com/

『ハッピーシュガーライフ』MBS : 07/13(金) 25:55~
MBS : 07/14(土) 27:08~
http://happysugarlife.tv/

『ぐらんぶる』MBS : 07/13(金) 26:25~
BS-TBS : 07/14(土) 24:30~
http://grandblue-anime.com/

『ゆらぎ荘の幽奈さん』BS11 : 07/14(土) 23:30~
サンテレビ : 07/14(土) 25:00~
KBS京都 : 07/14(土) 25:00~
http://yuragisou.com/

『少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト』BS-TBS : 07/14(土) 25:00~
MBS : 07/14(土) 27:08~
https://revuestarlight.com/

『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』BS11 : 07/15(日) 24:30~
サンテレビ : 07/16(月) 24:30~
KBS京都 : 07/16(月) 24:30~
http://lord-of-vermilion.com/

『つくもがみ貸します』NHK総合 : 07/22(日) 24:10~
http://tsukumogami.jp/

『ざんねんないきもの事典』NHK-Eテレ : 08/06(月) 09:50~
08/06~08/10 09:50~09:55
08/13~08/17 09:30~09:35
https://fanworks.co.jp/news/20180620_zannen/

『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』アニマックス : 09/03(月) 19:00~
https://mahouritsu.com/
『カードファイト!! ヴァンガード』
変な力とか抜きに再構成した話でライバル達と全一目指して熱く楽しくファイトするんだろうかね。正統派リメイクって感じで、森川にすら貫禄が付いていて驚いた。

『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』
目玉の親父さんをどうしても思い出してしまうけど、こういうのもありか。現代っぽさがより増した感じで、とりあえず鬼太郎が見られるなら良いかな。今度は打ち切りじゃなくて、ちゃんと最終回を迎えてくれたら言うことない。

『ニル・アドミラリの天秤』
大正が数年延びたという設定が、何となく和洋折衷だけど自然光を意識してか画面に華やかさがない。女性向けっぽいイケボ大集合で画面に華がないのはオッサンには辛いギャグやで。

『ウマ娘 プリティーダービー』
擬人化した馬が競馬するんだけど、騎手が居なくて周りを取り巻く人間模様でドラマに深みが出るような展開はなさそう。百合展開でその辺誤魔化すんだろうけど、ライバルって感覚を失くしてしまうと競技の盛り上がりも無くなってしまうからその辺どうなんだろうね。

『宇宙戦艦ティラミス』
出落ち系。笑えるのかと言われるとそうでもない。短編なので趣味が合えばかな。

『ガンダムビルドダイバーズ』
格好よいプラモを組み立ててバトルに有利に働いて勝つってのを通して友情だとか気持ちよさを提供する。そこに見映えが良いから説得力が増す。説得力が増すから見映えが増す。益々もっての連鎖反応が楽しくなる。そういうのがビルドシリーズの良い所でしょ。お話の流れや規模に対して劇伴と画面が煩過ぎる。そういうお手前のお上手感が見たいんじゃなくて、面白い話を盛り上げる演出として見たいんだよね。変に労力を割くよりも、ガンプラの見映えを増すための小技紹介とか薀蓄をさりげなく挟むとかの方がずっと手軽で良さそう。

『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん 第3シリーズ』
褒められて照れつつ格好付けて無理するゴマちゃんが可愛い。見守るみんなの図式でメインキャラの再顔見せもしつつ、おかえりって感じで嬉しくなる。

『かくりよの宿飯』
宿飯はじめました。妖怪の見える少女が、祖父の借金のかたに売られるが、祖父仕込の飯の腕で頑張る細腕繁盛記系か。まあ、祖父がちゃらんぽらんみたいだけど和彦さんなので、多くは言うまいて。

『キャプテン翼』
翼君の事故で無傷だったけど、頭はおかしくなったって感じのサッカーが楽しくて仕方ない姿と、若林君の全部止めてやるよの圧倒感は凄いな。懐かしいからってのもあるけど、小学生編はしっかりしていてその後に続くものもあって楽しめそう。

『多田くんは恋をしない』
某国のお姫様の日本旅行に少年が絡んでな展開。要は変則的に『ローマの休日』の様式と日本のアニメの様式を組み合わせたって感じか。お手本通りの転校生で〆る第1話。主人公の写真趣味と青春の1枚が噛み合うはずで座組も良好。『月刊少女野崎くん』で結果を出したチームだけあって表面的には再構成的な要素に目が行くが、『ローマの休日』なら秘密と信頼が根底にあるのでしっかりと根の張った作品になりそう。

『こみっくがーるず』
トキワ荘的な女性漫画家が集まったって感じか。何かこう状況設定だけで結局ワチャワチャする女の子を眺めるだけで、情熱みたいなものは感じられなかった。

『イナズマイレブン アレスの天秤』
世界5分前説的なゲーム脳で考えた設定を恥ずかしげもなく披露する辺りは流石。ただ、作中ですら設定の整合性が取れていなさそうなのをサッカーって素晴らしいって設定だけで作画を整えて押し切るってのが全く変わっていなくて首を挿げ替えただけですな。

『あっくんとカノジョ』
邪険に扱っているけど、その実は好き過ぎってのが本人に気付かれそうな程駄々漏れってのは、ツンデレの亜種としちゃあ気軽に流し見するにこういうのもありかなと。

『重神機パンドーラ』
地球がヤバイ。で、救えそうかってのが、全然見えてこないけど、何かお上手に設計したロボとで闘って画面の作り込みで見せる系。ロボとか作画を見せるのが目的の内はロボットアニメの復権は遠そう。こだわりの設定でなくとも、守りたい気持ちとそれを実現出来るロボを大事にすることで愛着が湧いて勝つから納得出来る。愛は無敵ってのはテレビアニメ開始以来の温故知新でっせ。

『魔法少女 俺』
出落ちで全部押し切る作品なんだけど、演者含めて座組はしっかりしている印象で好みは分かれそうだが好感が持てる。息切れしたっていいじゃないか、出落ちだもの。

『信長の忍び~姉川・石山篇~』
続きが見たいと思っていただけに、来てくれて嬉しい。信長を出す以上は最期まで見たいよね。

『ヒナまつり』
893と少女の組み合わせに超能力が加わって的確なツッコミの数々に、大人の汚さと折り合わせて演者の力も上乗せして綺麗に緩いのかきついのか分からないお父さんスイッチで低空長打に仕上がりそうな感じ。器の大きさを感じさせる演者の力量と動かせるアニメーターを集めての日常芝居が成せる技ですな。

『僕のヒーローアカデミア 第3期』
回想込の新しい展開への幕間といったところで、敵の雑魚なのに粋がっている感じとか物語の都合で生かされている感が相変わらず弱みだなと。

『MAJOR 2nd』
第1話というよりは第0話って感じで前シリーズのキャラのその後を振り返りつつ、2世としていじけてしまう流れから復活までの次回予告って感じか。相変わらずいけずな感じの奴ばっか出てくるのは変わらないな。でも、ドラマが要求すればそれに応える連中ばかりだから、ほぼ全員ツンデレと思えば可愛いものさ。

『PERSONA5 the Animation』
反逆とか脱出がテーマみたいな感じだけど、構成が分かりにくくて、王道の構成に反逆してみたのかな。現代から過去回想に入った流れが流し見だと切れていないように見えて気持ち悪かった。

『鬼灯の冷徹 第弐期 その弐』
取り立てて面白い訳でもないが、豆知識と作中設定で綺麗に組み立ててあって、気付いたら1話終わっている感じ。昔ながらのファミリー向けアニメを思わせてホッとする。

『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』
全体的に頑張ってはいると思ったけど、ここぞという場面で、演者の経験云々はこの際抜きにしても、やっぱオケの音楽ってのが使えた前のアニメは奇跡の中にあったんだなと思わされた。画面とか設定とかをより先の時代になって構成し直したとしても音響しょぼいと話にならないのが辛いね。壮大な雰囲気には壮大な音楽が必要なんじゃないかな。

『こねこのチー ポンポンらー大旅行』
チーが帰ってきただけで嬉しいぞ。金魚のヒララに夢中になる一家を構って欲しくてワチャワチャするチーが子供のようで可愛い。次回からは黒いのも登場して、チーを見守る図式が強化されるし、子供を暖かく見守るって図式は素晴らしいね。

『若おかみは小学生!』
事故で両親を亡くした小学生の主人公が、祖母の旅館で生活を始めて、幽霊やら周りの皆に励まされての若女将を目指す細腕繁盛記系とな。不憫で可愛そうから、一人前として扱われるまでの変化とか、きっとそういう所が売りなんだろう。

『ピアノの森』
ショパンコンクールから始まってOP代わりに1曲演奏するところからクレジットを載せて始まる。挨拶代わりにピアノの演奏と作画に対する自信をこれでもかと見せ付けてくれる。展開もやや駆け足ではあるが、必要以上に溜めた所で、毎回ピアノの演奏で発散が起こるのだから、これ位の勢いで流すのも良いと思う。EDで今後の印象的であろう場面を使って、冒頭の場面から逆算で今後の展開を喚起させる演出も好み。

『食戟のソーマ 餐の皿 遠月列車篇』
どっちもどっちな闘いだけあって、挑む情熱とかそういうものを押してくるんだけど、浮ついて見える辺りが過去の料理作品の焼き増しを超える何かを提示出来ていない証左でもあって新しい展開の始まりなのに少し寂しい気持ちになった。

『Caligula ‐カリギュラ‐』
とりあえず、誰かの頭がおかしい世界ってことは分かった。魅力的でもないし、何がしたいのかも良く分からないが、お金を使わせたいのが目的なだけの原作ものだとこういう感じはままある。

『ゴールデンカムイ』
不死身の日本兵とアイヌ少女の不思議な関係と北海道を舞台とした埋蔵金伝説が成立する明治時代の設定が結構面白そう。

『ルパン三世 PART5』
再放送で慣れ親しんだ山田ルパン一味から、2回目のテレビシリーズにしてやっと栗貫ルパン一味になったって印象で、現代的なネットやSNSの実況要素を抑えて、ルパンらしさを追求する構成がそれを引き立てていると思う。これは楽しい。

『ハイスクールD×D HERO』
前のシリーズからかなり間が空いているのでどんな話だったか忘れたが、要は大魔神的溜めて放つな王道火山噴火作品に滑りを加えた作品だったなと思い出す0話の構成は良かったと思う。

『鹿楓堂よついろ日和』
和菓子屋の兄ちゃんがイケメン揃いで物語が始まらない系。何か唸らせるような薀蓄すらもないってのはオッサンには辛い。

『シュタインズ・ゲート ゼロ』
当たり役の『デスノート』から、『ポケモンBW』と前作『シュタインズ・ゲート』によって一気に演技の幅が広がった感のある宮野氏の諦めから黒歴史扱いしている元中二病患者感をさらっと新規話数の再構成も振り返りもなくぶっこんで来る辺り、ファンへの誠意なのか弾切れなのかで今後の展望に大きく影響しそう。上手くやることで、科学は人の幸せのためにあるを体現出来れば、再びの栄光もあるかもね。

『ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -』
メタ言及するキャラが居て、ファンタジー世界なのかゲームの世界の話なのかが踏ん切りが付かない。その割にギャグが面白いかというとそうでもなく、テンポの良さや繰り返しギャグで攻めてくる感じなんだろうけどギャグは難しいね。

『ひそねとまそたん』
自衛隊員が訳の分からない怪物と闘わされるんだけど、あんまりやる気がないのに周囲が強制したのがどうとか責め合いをするのを見ると、この世界はそんなに危機でもないな。真面目に防衛やる気なら万全を尽くして欲しい。

『奴隷区 The Animation』
奴隷化させる装置の現実味が薄いを差し引いても、それを許容する世界の危うさみたいなのが感じられないので大したことない。テロリストが上手いこと自爆要員を調達するのとかに使いそうな割に平和だからね。

『ヲタクに恋は難しい』
メタ視で自分のオタク属性を客観視した体だけど、社交的な人らが不幸がっているだけに見えた。仕事があって暮らせていて友達がいて遊びも含め打ち込める何かがあるのは十分幸せなんだよ。アニメという時間の掛かる趣味を軸とした自分とは別種で不幸病の人らの話ですな。

『フルメタル・パニック!Invisible Victory』
ミスリル最期の闘いを思わせるテッサの兄との邂逅から、会長の引退といよいよ物語も最期が近付いてきたって所か。宗介の選択を含め、この作品が積み上げてきたものが試されるといった所か。

『メガロボクス』
何周年記念作品として『あしたのジョー』を退廃した現代に持ってきたって感じで、アウトローはこう描くんだぞってお手本を示しているかのような丁寧で引きも綺麗な王道の第1話。劇伴が一々格好よくて溜まらんね。

『レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~』
ビッグベンから始まって、安楽椅子のあの人を思わせる名探偵の娘の事務所を勘違いして来訪した流れから、迷探偵と紙一重のお約束の展開。喋る犬役の小杉さんの渋さ、若手からベテランまで配役が光る。古畑よろしくのメタいライトアップで引くAパートがゲームのお手軽な謎解き展開のチュートリアルを思わせて、CM明けのBパートで一見ずれた推理披露で抽象画なタッチになってからのボケボケかと思いきや推理が繋がって謎が解かれていく。謎そのものではなく謎が解かれていく過程と解かれた後に解かれていく心を見せて行く、それも登場したキーワードから繋げて考えれば想定していた通りの構成なのが良いね。ゲームもそんな感じで楽しいんだろうなと思わせる。

『3D彼女 リアルガール』
如何にも漫画的な設定と見せ方ながら、ヒロインがどこまでが嘘なのか分からない態度と背景で、個人的に難しいと思っている「きまぐれ」が表現出来ていたと思う。不思議と嫌いじゃないのは、そういう所も含めて「きまぐれ」なあの作品を少女漫画からオタク方向へ寄せて組み直したような感じがするからか。まあ、如何にも少女漫画な力技の設定と美術の色が薄めなの合わさって強調されるキャラの掛け合いが癪に障りそうな気もするけどね。
『宇宙よりも遠い場所』
探検隊に参加して南極という極限の地に色々な物を探しに行く女子高生達のお話。一昔前の成長物語の通過儀礼を性別変えて画面映えしたって感じで、母親が最後を遂げた地ってのがあるとどうしても感傷的な部分が見え隠れして、素直に冒険に憧れる少年のお話みたいには行かないので可もなく不可もなくといった印象でした。

『ラーメン大好き小泉さん』
ラーメン大好きな小泉さんに触発されて小泉さんとラーメンが大好きになっていくアニメ。出落ちの部類に入るのだろうが、「ラーメン大好き小泉さん」のアイキャッチのハミングが耳に心地よくて温かいラーメンで心も温まる。流し見して楽しめる良い作品だったと思う。

『サンリオ男子』
サンリオキャラが可愛いから、それを好きな男子もどことなく可愛くて、でもホモ臭いという訳でもなく、推しキャラを語り合ったり、ピューロランドに行ったり、最後は文化祭で創作劇までやり遂げる。少年特有の茶化されてキャラものから離れる過程で祖母とも離別してしまった主人公が、本当の意味で打ち解けて可愛いもの好きの仲間を得る話。良かったと思う。

『三ツ星カラーズ』
上野の街を守る仕事のような遊びのような子供の独特な感覚でのあれこれ、それを見守り巻き込まれ相手してあげる周りの大人達の優しさと天真爛漫なカラーズの面々との関係がとても素敵だった。お花見で今まで出会った大人達が再登場し、暖かく接してくれて、優しくて、思い出を振り返りつつ、全部可愛くて、宝物のような時間がそこにあった。

『りゅうおうのおしごと!』
最年少竜王が調子を崩したどん底で、将棋に一途だった昔の自分を思わせる才能豊かな少女に弟子入りを懇願され、他にも色々な出会いを通し師匠として恥じない将棋を指そうと己の内から湧き上がる情熱で奮起して立ち直りつつある中、羽生さんを思わせる最強の挑戦者との7番勝負で3連敗で再び打ちのめされてまた奮起する。
男の子なら絶対心躍る必勝の筋書きが、出会いによる外的動機で再び立ち上がる演出にして、取っ付きやすくするために女の子を沢山出しているだけなのに、小学生は最高みたいな内輪受けをぶっ込んで勝負を蔑ろにすると恐ろしい程に熱の引いた作品に仕上がって見えた。アニメ化は難しいのう。

『オーバーロードII』
アインズの目的が不明瞭なままに、リザードマン達の右往左往を描くのが長くて疲れた序盤。セバス活躍編に移ってからは、1期目同様の小物が粋って凹られる方式で気持ちよく狙いも分かりやすくてテンポも良くて楽しめた。続編ありきな構成が気にはなったが、小悪党を凹れる力があって凹るって感じは異能の才があったらテロリスト闘いそうなオタクの願望を綺麗に反映していて相変わらず上手いなと思った。

『ダメプリ ANIME CARAVAN』
どこかずれていてダメなのを真面目にやって笑いにする。日常に溢れているおかしさから来る笑いの基本に忠実でいて、ここぞでは決めてイケボ。昔ながらの凄腕の二枚目半の亜種みたいなものかな。一貫して真面目に変をやろうとする姿勢は好感が持てて面白かった。

『博多豚骨ラーメンズ』
一見してオサレ系に属するかと思われたが、蓋を開けてみれば妹教のお兄ちゃんの林、兄のようにそれを見守る馬場、草野球含め何だかんだでつるんで行くことになる面々、絶対負けないんだけど絶対負けない前提の茶番みたいなことはほぼなくて、命懸けでギリギリなこともありつつ仲間の力もあって切り抜けて行く感じ。ノリの良い劇伴で確かにオサレなんだけど、会話の掛け合いも含めて気に入って見られた。妹を守るお兄ちゃんは最強なんだけど、守りきれなかった十字架を背負った万能ではないって匙加減が調子乗った感を薄めた要因だと思う。まあ、しれっと妹が生きてて殺し屋になって現れそうな感じもする辺りの雰囲気も好きだった。

『ミイラの飼い方』
不思議生物であるミーくん達キャラが全部可愛くて、飼い主になる少年少女が色々困難を抱えならがも、当たり前に隣に寄り添って暮らしていく様。不思議生物同士のほぼ無声で所作と効果によって感情表現と意思疎通を見せて心温まる作品に仕上げてあったのは流石。ずっといっしょって良いよね。

『魔法使いの嫁』
愛し合いされているけど、過去の傷がそれを素直に受け入れられない二人の関係がタイトル通りに名実共に魔法使いの嫁となるまででまとめてあった。まあ、ウーパー君みたいな脇のキャラデが全部可愛いとはいえ、カップリングが強固に決まっていて恋愛に関しての鞘当要素がほぼない以上、話を引っ張る程に牽引力が低下して行った印象。

『まめねこ』
2匹の子猫に猫だと思っている犬が加わって、彼らを取り囲む世界の優しさが心に沁みた。

『3月のライオン 第2シリーズ』
OPからしてもそうだが、曇りのち晴れな感じで、重い話を中心にこれまでの過去からの変化とこれから先の未来への歩みを感じさせる構成になっていた。いつもの見たことある演出も手癖ではなく、いじめ絡みの重い話の重さを散らすために機能する演出として盛り込んでいて、細かい内面描写は原作の台詞回しと演者頼みで黒子に徹してあって、1期よりも強みを活かしてタイアップさえも奇跡的に噛み合って素晴らしかった。

『ドラゴンボール超』
露骨な絆推しで勝つとか、ちょっと違うと思うわ。力の大会もこの作品も始まる前が一番ワクワクした。まあ、ヤムチャの野球回とか日常回が昔みたいに面白かったからこれはこれでアニメ化の甲斐があったとは思う。
デュエル・マスターズ!』テレビ大阪 : 04/01(日) 08:30~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/dm2/

『ゲゲゲの鬼太郎 第6期』関西テレビ : 04/01(日) 09:00~
http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/

『ニル・アドミラリの天秤』サンテレビ : 04/01(日) 23:30~
BSフジ : 04/03(火) 24:00~
http://nilad-anime.com/

『ウマ娘 プリティーダービー』BS11 : 04/01(日) 24:00~
関西テレビ : 04/01(日) 25:55~
http://anime-umamusume.jp/

『キャラとおたまじゃくし島』NHK-Eテレ : 04/02(月) 10:15~
https://www.nhk.or.jp/school/cara-tama/

『ベイブレードバースト 超ゼツ』テレビ大阪 : 04/02(月) 17:55~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/beyblade/

『パズドラ』テレビ大阪 : 04/02(月) 18:25~
http://anime-pad.com/

『宇宙戦艦ティラミス』サンテレビ : 04/02(月) 26:00~
BS11 : 04/02(月) 26:30~
http://www.tiramisu-anime.com/

『ガンダムビルドダイバーズ』テレビ大阪 : 04/03(火) 17:55~
BS11 : 04/07(土) 19:30~
http://gundam-bd.net/

『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん 第3シリーズ』NHK-Eテレ : 04/03(火) 18:45~
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=gomachan

『東京喰種:re』サンテレビ : 04/03(火) 24:00~
BS11 : 04/03(火) 26:30~
http://www.marv.jp/special/tokyoghoul/

『かくりよの宿飯』BSフジ : 04/03(火) 24:30~
KBS京都 : 04/06(金) 26:10~
http://kakuriyo-anime.com/

『キャプテン翼』テレビ大阪 : 04/03(火) 26:05~
BSジャパン : 04/09(月) 24:30~
http://ball-ha-tomodachi.com/

『アイカツフレンズ!』テレビ大阪 : 04/05(木) 18:25~
http://www.aikatsu.com/friends/

『多田くんは恋をしない』BS11 : 04/05(木) 23:00~
サンテレビ : 04/05(木) 24:00~
KBS京都 : 04/05(木) 25:00~
http://tadakoi.tv/

『こみっくがーるず』BS11 : 04/05(木) 23:30~
関西テレビ : 04/05(木) 26:25~
http://comic-girls.com/

『イナズマイレブン アレスの天秤』テレビ大阪 : 04/06(金) 17:55~
BSジャパン : 04/12(木) 17:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/inazuma2018/

『あっくんとカノジョ』ニコニコ : 04/06(金) 22:30~
http://akkun-kanojo.jp/

『重神機パンドーラ』BS11 : 04/06(金) 23:30~
MBS : 04/07(土) 27:38~
http://www.project-pandora.jp/

『魔法少女 俺』サンテレビ : 04/06(金) 24:30~
KBS京都 : 04/08(日) 23:00~
http://magicalgirl-ore.com/

『Lostorage conflated WIXOSS』BS11 : 04/06(金) 24:30~
http://lostorage-wixoss.com/

『信長の忍び~姉川・石山篇~』KBS京都 : 04/06(金) 25:35~
BSフジ : 04/10(火) 23:55~
http://nobunaga-no-shinobi.com/

『ヒナまつり』KBS京都 : 04/06(金) 25:40~
BS11 : 04/07(土) 27:00~
サンテレビ : 04/08(日) 24:30~
http://hina-matsuri.net/

『魔法少女サイト』MBS : 04/06(金) 26:25~
BS-TBS : 04/07(土) 24:30~
http://mahoushoujyo-anime.com/

『僕のヒーローアカデミア 第3期』読売テレビ : 04/07(土) 17:30~
http://heroaca.com/

『MAJOR 2nd』NHK-Eテレ : 04/07(土) 17:35~
http://www.nhk.or.jp/anime/major2nd/

『ありすorありす』サンテレビ : 04/07(土) 22:25~
http://alice-or-alice.com/

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
BS11 : 04/07(土) 24:00~
MBS : 04/07(土) 27:08~
http://gungale-online.net/

『PERSONA5 the Animation』BS11 : 04/07(土) 24:30~
MBS : 04/07(土) 26:08~
http://p5a.jp/

『鬼灯の冷徹 第弐期 その弐』サンテレビ : 04/07(土) 25:00~
BS11 : 04/07(土) 25:00~
KBS京都 : 04/07(土) 25:00~
http://www.hozukino-reitetsu.com/

『LOST SONG』サンテレビ : 04/07(土) 25:30~
KBS京都 : 04/08(日) 23:30~
BSフジ : 04/11(水) 24:00~
http://lost-song.com/

『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』BS11 : 04/07(土) 25:30~
MBS : 04/07(土) 26:38~
http://gineiden-anime.com/

『こねこのチー ポンポンらー大旅行』テレビ大阪 : 04/08(日) 07:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/chissweet2018/

『若おかみは小学生!』テレビ大阪 : 04/08(日) 07:14~
http://www.waka-okami.jp/

『キラッとプリ☆チャン』テレビ大阪 : 04/08(日) 10:00~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/
ロゴがプリキュアかと思ってドキッとしたぞ。

『ピアノの森』NHK総合 : 04/08(日) 24:10~
http://piano-anime.jp/

『食戟のソーマ 餐の皿 遠月列車篇』BS11 : 04/08(日) 24:30~
http://shokugekinosoma.com/

『Caligula ‐カリギュラ‐』BSフジ : 04/09(月) 24:00~
読売テレビ : 04/09(月) 26:29~
http://caligula-anime.com/

『蒼天の拳REGENESIS』サンテレビ : 04/09(月) 24:30~
KBS京都 : 04/09(月) 24:30~
BSフジ : 04/09(月) 24:30~
http://www.souten-regenesis.com/

『デビルズライン』BS11 : 04/09(月) 24:30~
サンテレビ : 04/09(月) 25:30~
KBS京都 : 04/10(火) 24:00~
http://devilsline.jp/

『ゴールデンカムイ』BS11 : 04/09(月) 25:00~
読売テレビ : 04/09(月) 25:59~
http://kamuy-anime.com/

『妖怪人間ベム -HUMANOID MONSTER BEM- & 俺たちゃ妖怪人間G』BS11 : 04/09(月) 26:00~
http://youkainingen-bem.com/
2006年版アニメと2017年10月に放送された短編FLASHアニメのリニューアル版

『ルパン三世 PART5』読売テレビ : 04/09(月) 26:59~
日テレプラス : 05/18 21:30~
http://lupin-pt5.com/

『ハイスクールD×D HERO』サンテレビ : 04/10(火) 24:30~
KBS京都 : 04/10(火) 24:30~
BS11 : 04/11(水) 24:00~
http://www.haremking.tv/

『あまんちゅ!~あどばんす~』BS11 : 04/10(火) 24:30~
http://amanchu-anime.com/

『立花館To Lieあんぐる』BSフジ : 04/10(火) 24:56~
http://tachibanakan-anime.com/

『鹿楓堂よついろ日和』KBS京都 : 04/11(水) 23:00~
http://rokuhoudou-anime.jp/

『Cutie Honey Universe』BS11 : 04/11(水) 25:00~
http://cutiehoney-u.com/

『Butlers~千年百年物語~』KBS京都 : 04/11(水) 25:05~
サンテレビ : 04/11(水) 25:30~
BS11 : 04/13(金) 25:00~
http://www.butlers-anime.com/

『シュタインズ・ゲート ゼロ』KBS京都 : 04/11(水) 25:35~
サンテレビ : 04/11(水) 26:00~
BS11 : 04/13(金) 23:00~
http://steinsgate0-anime.com/

『ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -』ABC朝日放送 : 04/11(水) 26:15~
BS11 : 04/12(木) 24:00~
http://lastperiod.jp/

『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』テレビ大阪 : 04/11(水) 27:10~
http://boueibu.com/hk/

『ひそねとまそたん』BSフジ : 04/12(木) 24:00~
http://hisomaso.com/

『奴隷区 The Animation』BS11 : 04/12(木) 25:00~
http://doreiku-anime.com/

『ヲタクに恋は難しい』関西テレビ : 04/12(木) 25:55~
http://wotakoi-anime.com/

『妖怪ウォッチ シャドウサイド』テレビ大阪 : 04/13(金) 18:25~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/youkai-watch-ss/

『フルメタル・パニック!Invisible Victory』サンテレビ : 04/13(金) 23:30~
BS11 : 04/13(金) 27:00~
http://fullmeta-iv.com/

『されど罪人は竜と踊る』BS-TBS : 04/14(土) 23:30~
http://www.tbs.co.jp/anime/sareryu/

『メガロボクス』BS-TBS : 04/14(土) 25:00~(第1話のみ23:00~/第2話同日25:00~)
http://megalobox.com/

『レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~』関西テレビ : 04/15(日) 06:30~
https://www.layton-anime.jp/

『3D彼女 リアルガール』BS日テレ : 放送予定
http://www.3dkanojo-anime.com/

『カードファイト!! ヴァンガード』サンテレビ : 05/05(土) 22:30~
KBS京都 : 05/05(土) 22:30~
BS11 : 05/05(土) 23:00~
https://anime.cf-vanguard.com/
最初のシリーズのリメイク?別時間軸への分岐?
『宇宙よりも遠い場所』
南極を目指す女子高生の話。色々な過去があるんだろうけど、冒険とかそういう山っ気と女の子の相性はあまりよろしくないが、今回は3人なので何とかなるかもね。

『ゆるキャン△』
1人キャンプな主人公が出会いから巻き込まれて女子高同士で色々キャッキャする系。薀蓄を明夫ナレにさせることで何だか得した気分になるし、細かい描写も頑張っているので案外見られるかも。

『ラーメン大好き小泉さん』
ラーメンが大好きな小泉さんと仲良くしたいクラスメイトの女の子とのワチャワチャを見守る感じ。場面転換で流れるハミングとか雰囲気が良いね。

『グランクレスト戦記』
チュートリアルって感じの説明尽くしの1話。女導師と契約してな妄想が捗りそうな状況だけど、身近な者達の幸せを望むのは選ばれるのに相応しいだけの要素も踏まえてあってしっかりしている。画面映えもしているし、演者も揃えてあるのでキャラが出揃ったら面白くなりそう。ただ、今の1クール時代の速さに着いて来られる内容かどうかだけは気掛かり。

『刀使ノ巫女』
女の子と刀は分からんでもないが、学園とか真剣を使って生き死にのあるのかないのかが不明瞭な模擬戦みたいなのが現実感なさ過ぎて、肉体鍛錬のない華奢にしか見えない宿命を背負ったアニメのキャラデで説得力がない。逃避行での引き自体も分からんでもないが、全体を通して描かれる物語がなさそうで場当たり的に闘いが連続して行くでもなく、刀や剣術や言葉遣いが頑張っているだけにちぐはぐな印象を持った。

『七つの大罪 戒めの復活』
改めてキャラが可愛いってのは良いなと思った。中々7人揃わんけど、後付で設定付け足して増し増しになってから合流する感じかな。スカウターまで出てきて分かりやすくインフレするだろうね。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』
斜陽のジャンルが一周回って親子で平和を守るという原点回帰で来た。新幹線がテーマだけあって展開も早いし、子供の搭乗適合者達に対し大人が大人としての役割を果たそうとしていく作品だと強く打ち出してあって、ロボが起動して敵と対峙する引きで楽しめそう。

『スロウスタート』
色々あって高校受験浪人した主人公に友達が出来て仲良くなっていく日常を描いていく。そういうのは女の子でないと成立しないと思うので良いんじゃないかな。

『ポプテピピック』
クソアニメオブザイヤー受賞確定の間違いなくクソアニメ。まあ、それを逆手に取ってやりたい放題で楽しい。ほとんど同じ内容を別の演者が演じるって形式が舞台とかラジオドラマっぽくて、声オタならより楽しめるぞ。勿論、物語を楽しみたい人にはオススメ出来ない。

『サンリオ男子』
可愛いキャラクターグッズとおばあちゃんとの思い出を軸に、可愛いもの好きの男子の日常を描いていく。何、顔が良ければ大体何が好きでも成立するさな内容に、おばあちゃんとの思い出と影が加わるだけでお話も見られるようになっていて良かった。サンリオキャラ可愛いもんな。

『カードキャプターさくら クリアカード編』
帰って来たんだなと。あれから随分経っただけに作中でも時間が経過していることがより感慨深い。年齢不詳のキャラ以外は全員少し年を取った演技になっていて、デジタルになってもしっかりしている美術がそれを引き立てる。

『刻刻』
日常から一転しての誘拐展開の胸糞から時を止める能力で解決するのかと思ったが、そうでもなく敵の能力者が早速崩してくる。梅津さんのキャラデは良いがチンピラが粋がってて胸糞悪い。

『citrus』
純情ギャルと黒髪奔放お嬢様のギャップ系。お嬢様が反抗期って感じで影で奔放に振舞う様が見所なんかね。あんま情が見えてこなかったからその辺よく分からない。

『三ツ星カラーズ』
小学生3人組の伝統が女の子になって蘇った。ジャンルを問わず仲良し3人組とそれを見守る大人達の優しさ。大人になってみると周りの大人のキャラが作品を盛り立てていることがよく分かって優しい気持ちになれる。

『りゅうおうのおしごと!』
ラノベメソッドって感じでヒロイン沢山ぶっ込むために色々難しい所はあるんだけど、基本的には主人公が女の子に癒されて闘う男として成長して行く系なので大丈夫かな。棋士の世界は女流との差がどうしてもあるので、弟子が可愛い小学生女子ってのが自分のライバルになりそうな弟子を育てる最年少竜王よりも合っている。

『からかい上手の高木さん』
声がデカ過ぎるけど叱られるのは主人公だけという感じが何ともいえないが、基本的に可愛いヒロインに翻弄される主人公のキャッキャを見てたらそんなに気にはならなくなるけど、内容的にはミニ枠の方が向いてそう。

『弱虫ペダル GLORY LINE』
初日のゴールへと向けた闘いから再開する。回想を挟みつつ、進んで行くが、やっぱ指導者不在なのが気になる。でも、EDがバンドになっていて学園祭の体なんだろうけど、順調にキャラ受け作品になっていることを考えると、指導者の大人が雑味であってないからこそ受けているんだろうなと。

『学園ベビーシッターズ』
学園で教職員の子供を有資格者不在で預る危うさとか、気になる部分はあるけどそこは話の都合で曲がっても良い。可愛い子供と色々ある少年主人公や大人が加わって見せる物語が本筋。

『オーバーロードII』
新たなる闘いの序章って感じで一通りこれまでの展開を振り返りキャラを出しつつ、今後の闘いを予感させる。

『ダメプリ ANIME CARAVAN』
ファンタジー世界でもっともらしい設定と地位を用意しておいて、可愛い主人公に色々寄って来る方々系作品。王子が馬鹿でダメってだけで1話を引っ張るのは大したもので、この後にほぼ必須の見直すことへのしっかりした流れ。小国ながらも才覚溢れる王と妃の組み合わせが案外しっかりしている。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
無感情戦闘少女だかロボだかがほだされていく系か。周りの優しさが感動みたいなことなんだろうが、感情の爆発でもなければ物語の本筋には既視感しかないので難しいかな。

『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』
デスマーチの結果死亡して異世界転生な感じ。デスマーチ描写にまだまし云々言われるだろうけど、過労死ラインで働くこと事態が本来異常であるべきなので異世界転生という異常と噛み合って丁度良いかもね。パラメータが限界突破している上に、主人公が大人なだけに気楽にハーレムする作品ってのも難しそう。画面がぼんやりした印象だと余計にね。

『メルヘン・メドヘン』
文字が発明されるより前の口伝で伝えられてきたものを記録する。それが本なのだ。って口伝関係ないやん。地の文のあれな感じを若手に読ませるから説得力もないセンスの開幕でファンサービス作品は流石に震えるぞ。当然、何だかんだと理由付けはするが、キッズ枠の魔法学園で押し切ってしまう様と比べるとくどさが目に余る。設定という錦を着込み過ぎ。

『ハクメイとミコチ』
森の精の2人の女の子のお話。御伽噺のような、それでいて悪意や苦難はなく、日常の中で愉快に穏やかに暮らしていく。一緒に暮らし始めて、来客用のカップが割れて専用カップを買おうとか、そういう程度の出来事だけど小さな積み重ねで心が温まる。傑作として語り継がれる程の仕上がりとなるかは分からないけど、終わってみてどこか別れが寂しい。そんな作品になる気がする。

『だがしかし2』
15分枠になったのでテンポの良さが増した。駄菓子の持つ値頃感そのままな雰囲気と相まって良い感じ。

『覇穹 封神演義』
大々的な処刑場面とか前のアニメ化を思うと割とシリアスな作品だったんだなと。でも、倒すとか言って至近距離まで肉薄して一撃も加えないってのは作品の都合であって手緩く見えていかんね。160人だか殺されて、ギャグとシリアスのバランスを取るのは難しいね。

『博多豚骨ラーメンズ』
職業殺し屋が跋扈する福岡。ロケランが押収されたニュースやネットの乗りの印象で修羅の街扱いされているのをそのまま設定に持ち込んだって感じで、でも職業殺し屋の粋がっている感じがどうにも気になるのも想定通りで、バッティングセンターが出てきてタイトル的に草野球感でもあるのかと思って楽しみにしていた部分が無さそうなのだけは分かった。

『BEATLESS』
ロボ少女という人工物の作為に宿る本物で勝負する系。現状の人間ぽさのないロボにすら愛着を感じる現状からすると、同様に振舞う主人公がその信頼を勝ち得る点で、特に目新しさはないが手続はしっかりしている。破壊行為して平気な感情が壊れている同類との闘いと同居ものとの匙加減次第では軽く見られそうではある。

『キリングバイツ』
気弱だけど良い人な主人公の下に裏バトル専門の戦闘少女がやってきて同居することになってなお色気ありバトルありな作品。古臭いと見るか王道と見るかは見る人次第。俺は結構好き。

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』
未来世界でロボに乗って闘う候補生の主人公が、鬼っ子って感じのヒロインに見初められることで特異なロボの搭乗者になる。まあ、肝心のロボが変形前の方が好みなの以外は既視感あれど王道にまとめた作品ではある。

『ミイラの飼い方』
ミイラのミーちゃんの可愛さが全て。永遠不滅の肉体への回帰を考えたミイラですら可愛いキャラへと昇華させる文化の力を見た。

『斉木楠雄のΨ難 第2期』
短編の詰め合わせでテンポがよく、斉木君のテレパシーツッコミが繰り広げられて、たまに笑えて終わってみるとちょっと寂しい。そういう作品の印象が変わらないままで新しいシリーズが始まったらちょっと嬉しい。

『Fate/EXTRA Last Encore』
アヴァンからAパートの冒頭の授業風景や移動中の会話が何かテンポ悪い。よく分からない学園もので命が軽い世界観とか、テーマも見えてこないのに中途半端に見覚えのあるキャラが出てくるのが気持ち悪い。誰も抜けないエクスカリバーを抜いたことでセイバーと契約したって感じか。結局どんな世界観かは分からないけど、気持ちの悪い世界だということは分かった。

『まめねこ』
子猫兄弟の中から色々合って選ばれた2匹の心の声系の作品。子猫が可愛いくてミニ枠よろしくなので大体大丈夫。

『働くお兄さん!』
グサッと来る働くあるあるを動物擬人化でまとめてあって、ミニ枠の尺で気軽に見られるのが良い。

『HuGっと!プリキュア』
女の子は最強。お母さんは最強。この二つを組み合わせたぞ。今回はそんなテーマ。異世界からの赤ちゃんとマスコット小動物の組み合わせがクッソ可愛い。今回は仲間もさっさと揃って子育てが主軸になるんだろうね。可愛い、護る、強い。これぞ古典からの伝統。
『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』
最後の同窓会がそんなに前作のアニメが盛り上がった印象もないので白けた。要は何か全体的に緩い感じと戦闘で頭使って闘うのが齟齬になっていた感じ。可愛い女の子がそんなにエロくもない見せ方でワチャワチャしても股間に来るものがない。状況と台詞と演者の技量でそこを股間に訴えるのが、たぶん赤松作品の強みを活かした作りと思う。

『Infini-T Force』
何かお姉ちゃんの人生をヒーローが救うってのを見せられても寂しいよ。救われたいのは少年の心を持ったオッサンなんだよな。つまり、オッサンは若い子を助けて導く大人になることで救われろ系だったということ。

『お酒は夫婦になってから』
Theミニ枠で、ご馳走様でしたって感じ。不思議と嫌味な感じがしないってのが良かった。

『食戟のソーマ 餐の皿』
大体この作品は不味い料理出して喜ぶ主人公親子が重宝される印象が悪いのが全て悪い。料理会を美食だけで満たすとか、メシマズに悩む家庭料理会の人達の血の涙を知れ。この作品のシリアスは全部リアクションとかのギャグのための布石だから、そこを料理に情熱を持ってひた向きに頑張る料理人の主人公の体で作ったら白けるんだよね。

『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』
色んな国、色んな人達との数日での出会いと別れ、前作が主人公の演者が声優デビューの頃だけあって、思い入れが透けてくるような良い芝居していたんじゃないかな。色んな国があったけど、作者の思い入れの国も含めどれも独特の余韻があって良かったと思う。

『ブレンド・S』
そりゃドSの可愛い子と心が通い合ったら幸せに決まっておるじゃろう。

『鬼灯の冷徹 第弐期』
毎回細かいパロネタがある位で特段面白いという訳でもない気軽に見られる作品。OPは前の方が良かったと思っていたら最終回に持ってきたりと、2期は分割2クールでちょっと嬉しくなる仕様。

『血界戦線 & BEYOND』
短編一杯で、毎週世界の危機と闘うって感じだった。最後に前作ボスが出てきたのは嬉しいが、全体を通した大いなる敵の存在ってのはあった方が楽しめるなと気付かされた。

『ネト充のススメ』
ネットでいつでも繋がれるはずなのに、一度別れた人と再び繋がることの難しさと嬉しさ。そんなに面白い仕掛けもないんだけど、そういう暖かさに満ち溢れた作品ってだけで十分見られるんだから、人の心を動かすのもまた人なんだよなと。全ての演出は物語のためにある。原点回帰、温故知新の作品でした。

『ラブ米 -WE LOVE RICE- 二期作』
毎回際どいパロや語呂合わせの連続を短編でテンポよく見せて、最後は炭水化物抜きダイエットに警鐘を鳴らして社会派のネタも取り込んで何だかんだで良かった気にさせて浪漫飛行で〆る。浪漫飛行で〆たら何でも良いの一点突破は流石。名作に名曲あり、名調子ありの温故知新。

『アニメガタリズ』
アニメ語りが楽しいのはよく知っているが、この作品を見てマジガタリするオッサンに共感してくれるような女の子はおらんって現実に対し、作品としての回答がファンタジーオチってのはどうなんだろうな。存外悪い作品でもないが、あの作品この作品ってネタ元が変に分かる分だけ、話題に上がらんマイナー作品好きには何か空盛り上がりに見えた。

『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』
真っ当に振舞えば可愛いを最後に持ってきて、それがあるから全体的に滑り過ぎな展開も許せる。若手の演者に酷い台詞でセクハラする作品として演者頼みで押し切ろうとするのも、根底にちょっと歪ながらも可愛い子とのボーイミーツガールがあるから悪くなかったと思う。

『いぬやしき』
人知を超えた力を手に入れ人間でなくなった男の対比が肝なんだろうけど、やっぱ大量虐殺なんて画面で見せられたら後味すっきりせんわな。若い方の演者が聞き取りにくいのもそれを後押しした。

『将国のアルタイル』
前半の有能()な展開から一転して、大軍での会戦に突入してからは気持ちの良い勝ちっぷりで悪くない。いのちだいじにな主人公だけど、助けられないものは助けられないって展開だけで随分真剣な雰囲気になるもんだと感心した。いよいよ帝国との全面戦争かって所で引きなことだけが残念。大国同士の全面戦争に発展するようなでかい話をぶち上げたら終わりまで見たくなる。

『ボールルームへようこそ』
動きが必須だけど切れや決め溜めもある題材だけに、止めの使い方で発展させてきた技との親和性は高かったんじゃないかな。まあ、もうちょっと動かしてくれたらって思う場面も結構あったけど、マガジンメソッドなので素地が良いから何だかんだで見られた。原作が溜まったら続きが見たいね。良い作品なら尚更完結して何ぼ。

『妖怪アパートの幽雅な日常』
主人公の価値観と合わないキャラの描き方が敵意や悪意を感じさせるので、良い奴の体で話を進められても腑に落ちなかった。先生だけは良かったけどね。

『魔法陣グルグル 新シリーズ』
原作の地の文に相当するツッコミは薄くなったけど、毎回テンポよく話が進んで完結が約束されているだけで存外楽しめた。毎回笑いたいんじゃなくて、完結が見たいオッサンになったってことね。

『Fate/Apocrypha』
戦闘向きで知名度の高い英霊は既に他のアニメ化の際に使ってしまっているので、名前は知っているけど逸話の詳細まで詳しくは知らない程度の英霊ばかりで仕掛けがあっても気付きにくく、やや華のない面子ではあったがテーマ性に重きが置かれていた。英雄の持つ、多くの人に慕われて人中にあっても抱く孤独と神や人の愛に見放された悲劇的な最後。それらを借りて繋ぎ合せて作られる物語。そんな作為を人工生命体のホムンクルスのジークという作為を通して描き、英霊として人としてのありようへと切り込んでいく。物語を36分類で表したシェイクスピアまで居たんだから、作為を意識して作っていた筈だ。序盤を牽引するモードレッドの傲慢不遜な印象でジークの物語へと変遷して行くまではイライラさせられたが、最後の煙草の火が命の蝋燭の比喩だったり、英霊も生前の人であった頃に持っていた小さな願いに気付かなかったりする人間性が垣間見られて序盤の印象が和らいだ。終わりの地での日本刀と西洋剣の交差を背景にしたスタッフロールは和魂洋才といった印象で、世の東西を問わず借り集められた英霊達の闘いの終わりと融合を表していた。そんな壮大な物語にあって、文武に優れた者でも求めるものは他者による承認、それが愛を正面から叩き付けて行く結末。『Fate/Zero』じゃ狂人だったジルさんも愛に救われたしね。結局、自分は戦闘の迫力よりも題材とそれに合わせた意図で牽引される作品が好きで記憶に残っていくんだろうな。

『Just Because!』
何か色々掛け違いがあったけど、最後は収まる所に収まって終わりって体だけど、主人公程器の出来ていないオッサンにはドキンちゃんみたいなキープ扱いされるのは見てて辛かったし、同じ体で後輩ちゃんをキープしていた主人公も十分クソ野郎に見えた。友達と森川さんは良い感じでそこがどうなるかだけが気になって最後まで見たし満足はした。滅多にない青春で嫉妬と後悔を誘発するのは邪教。
『宇宙よりも遠い場所』BS11 : 01/02 23:30~
MBS : 01/09 27:00~
ニコニコ
http://yorimoi.com/

『ゆるキャン△』サンテレビ : 01/04 24:30~
KBS京都 : 01/04 25:00~
BS11 : 01/04 25:30~
http://yurucamp.jp/

『ラーメン大好き小泉さん』BS11 : 01/04 25:00~
MBS : 01/06 26:38~
http://ramen-koizumi.com/

『グランクレスト戦記』BS11 : 01/05 24:00~
ABC朝日放送 : 01/10 26:45~
http://grancrest-anime.jp/

『刀使ノ巫女』MBS : 01/05 26:55~
BS11 : 01/07 25:00~
http://tojinomiko.jp/

『七つの大罪 戒めの復活』MBS : 01/06 06:30~
http://www.7-taizai.net/

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』MBS : 01/06 07:00~
http://www.shinkalion.com/

『カーニバル・ファンタズム セレクション』BS11 : 01/06 24:00~
MBS : 01/09 27:30~
http://typemoon.com/

『スロウスタート』BS11 : 01/06 24:30~
関西テレビ : 01/11 26:25~
http://slow-start.com/

『ポプテピピック』BS11 : 01/06 25:00~
ニコニコ
http://hoshiiro.jp/

『サンリオ男子』MBS : 01/06 26:08~
http://sdan-anime.com/

『カードキャプターさくら クリアカード編』NHK-BSプレミアム : 01/07 07:30~
http://www.nhk.or.jp/anime/ccsakura/

『アイドリッシュセブン』KBS京都 : 01/07 23:00~
サンテレビ : 01/07 24:30~
BS11 : 01/09 24:00~
http://idolish7.com/aninana/

『続 刀剣乱舞-花丸-』BS11 : 01/07 24:00~
関西テレビ : 01/07 25:55~
http://touken-hanamaru.jp/

『刻刻』BS11 : 01/07 24:30~
http://kokkoku-anime.com/

『citrus』サンテレビ : 01/07 25:00~
BSフジ : 01/09 24:30~
http://citrus-anime.com/

『三ツ星カラーズ』BS11 : 01/07 25:30~
サンテレビ : 01/08 23:30~
KBS京都 : 01/09 24:00~
http://mitsuboshi-anime.com/

『バジリスク ~桜花忍法帖~』サンテレビ : 01/08 24:00~
KBS京都 : 01/08 24:00~
BS11 : 01/08 24:00~
http://basilisk-ouka.jp/

『りゅうおうのおしごと!』サンテレビ : 01/08 24:30~
KBS京都 : 01/08 24:30~
BSフジ : 01/08 24:30~
http://www.ryuoh-anime.com/

『からかい上手の高木さん』読売テレビ : 01/08 25:59~
BS11 : 01/09 25:30~
http://takagi3.me/

『あしたは土曜日』読売テレビ : 01/08 25:59~
BS11 : 01/09 25:30~
http://takagi3.me/
『からかい上手の高木さん』アニメ内アニメ?

『弱虫ペダル GLORY LINE』テレビ大阪 : 01/08 26:05~
ニコニコ
http://yowapeda.com/

『学園ベビーシッターズ』サンテレビ : 01/09 24:00~
BS11 : 01/09 24:30~
http://gakubaby-anime.com/

『オーバーロードII』MBS : 01/09 26:30~
BS11 : 01/10 24:00~
http://overlord-anime.com/

『ダメプリ ANIME CARAVAN』KBS京都 : 01/10 23:00~
BSフジ : 01/10 24:00~
サンテレビ : 01/10 24:30~
http://damepri-anime.jp/

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ABC朝日放送 : 01/10 26:15~
BS11 : 01/11 24:00~
http://violet-evergarden.jp/

『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』BS11 : 01/11 24:30~
サンテレビ : 01/13 25:00~
http://deathma-anime.com/

『恋は雨上がりのように』関西テレビ : 01/11 25:55~
http://www.koiame-anime.com/

『メルヘン・メドヘン』BS11 : 01/11 26:00~
http://maerchen-anime.com/

『ハクメイとミコチ』BS11 : 01/12 23:00~
サンテレビ : 01/12 24:30~
KBS京都 : 01/12 25:30~
http://hakumiko.com/

『だがしかし2』サンテレビ : 01/12 23:30~
BS-TBS : 01/13 25:30~
http://www.tbs.co.jp/anime/dagashi/

『たくのみ。』サンテレビ : 01/12 23:45~
BS-TBS : 01/13 25:45~
http://www.tbs.co.jp/anime/takunomi/

『覇穹 封神演義』サンテレビ : 01/12 24:00~
KBS京都 : 01/12 24:00~
BS11 : 01/12 25:30~
http://tvhoushin-engi.com/

『博多豚骨ラーメンズ』BS11 : 01/12 24:30~
http://hakatatonkotsu-anime.com/

『BEATLESS』MBS : 01/12 25:55~
BS-TBS : 01/13 24:00~
http://beatless-anime.jp/

『キリングバイツ』MBS : 01/12 26:25~
BS-TBS : 01/13 24:30~
http://killingbites-anime.com/

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』BS11 : 01/13 23:30~
ABC朝日放送 : 01/13 26:29~
http://darli-fra.jp/

『ミイラの飼い方』BS11 : 01/13 25:00~
http://www.tbs.co.jp/anime/miira/

『斉木楠雄のΨ難 第2期』テレビ大阪 : 01/16 25:35~
http://www.saikikusuo.com/

『Fate/EXTRA Last Encore』BS11 : 01/27 24:00~
MBS : 01/30 27:30~
http://fate-extra-lastencore.com/

『HuGっと!プリキュア』ABC朝日放送 : 02/04 08:30~
http://www.toei-anim.co.jp/tv/hugtto_precure/
今度のテーマはお母さんかな。

『まめねこ』ニコニコ
http://mameneko.club/

『働くお兄さん!』ニコニコ
http://hataoni.jp/

『銀魂 銀ノ魂篇』テレビ大阪 : 2018/01 25:05~
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gintama/
『鬼平』
1時間ものとしてお決まりのある時代劇の構成からすると30分は尺が短く感じることもあったが、田中さんの音楽が緩急を付けていたので上手いこと見られたと思う。

『ID-0』
身体性を失ってなお残った人間の個としての部分に焦点を当てるのが狙いだったのだろうが、やっぱ主人公が少女じゃ谷口作品お得意の男の対比が活きてこない。結局そのまま物語が宇宙規模なのに狭い人間関係で完結してしまっていて、宇宙時代を舞台にした意味がなかった印象。谷口監督の得意かつライフワークは男の対比。企画屋はそこんとこ分かった上で起用せい。

『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』
ニーナとシャリオスの関係と前作のファバロとアーミラの関係を対比させようとしたのは良かったと思うが、如何せん前作キャラが出てきたというのに言葉足らずだけで2クールを引っ張っては魅力が出せていないではないか。世界がどうとか愛がどうとか、それだけで2クール引っ張るのは無理。1クールにして次回予告で遊び気味なバハソウルのギャグ短編でも配信した方が楽しめたと思う。

『THE REFLECTION WAVE ONE』
世界観の説明にしても作品全体の色調も含め覇気がなかったなと。1クール引っ張って『ファイトクラブ』落ちとか野郎ならまだ分かるけど、姉ちゃんでそれはねえな。新しい何かが作りたかったんだろうかね。今一つ来るものがなかった。

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